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フィナンシャル・タイムズの2011年予想

2011-01-04 | つぶやき
興味ある予測をいくつか拾ってみる。●「中国のバブルははじけるか?」バブルはない。資産価格と食糧価格のインフレは深刻だが、11年には抑制されるだろう。中国の農村部が成長の推進役として台頭、2.5~3億人もの判断力のある消費者集団が新しく生まれてきたことは新しい1章の書き出しだ。●「南北朝鮮の再統一は?」最も望ましいが、有り得ない。韓国政府にその意欲が見えないし、中国が北朝鮮を批判せずに経済支援を続けている。中国政府は統一された南北朝鮮に米軍が駐留する状態を受け入れられないようだ。●「ウィキリークスの力は続くか?」yes、but独占的な勢力ではなくなるだろう。二番煎じの暴露サイトが増えつつあり、競争が生まれている。11年のどこかで二番煎じに追い越されるだろう。●「ヒッグス粒子は見つかるか?」欧州合同原子核研究機関(CERN)の世界最強の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)と米フェルミ研究所の世界2番目に強力な加速器(テパトロン)を合わせれば11年の間に必要なだけの衝突を記録できるだろう。そうすればヒッグス粒子の存在を探知するか、或いは存在を否定することはできるだろう。もし、後者の場合は物理の論理的枠組みが完全に吹き飛んでしまうため、探知成功を予測しておく。●「ヨーロッパの社会不安は悪化するか?」ほぼ確実にyes。10年12月には緊縮財政を背景として欧州各地で暴力的なデモが相次いだ。引き締めの空気は11年に悪化し、広がるだろう。ギリシャとアイルランドをはじめ、ポルトガルとスペイン、もしかしたらイタリアとベルギーも、そしてイギリスでも。フランスではサルコジ大統領の政治手法が不人気なことに加え、12年の大統領選が近づいてることで社会不安は高い確率で起り得る。 ⇒ http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20110104-01.html

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