フルートとヴァイオリンと通奏低音のためのこのトリオソナタでは、バッハは「王室のテーマ」を実際に完全に演奏するのではなく、それをほのめかしたそうだ。第1楽章のベースラインは単なる示唆を与え、一方、第4楽章の半音階的ラインは特徴的な半音を思い出させるそうだ。間違いなく「王室のテーマ」がエレガントに織り交ぜられたパートの中で本当の”aha”の瞬間として聞こえるのは第2楽章においてのみであるそうだ。 ⇒ Sonata a traversa, violino e continuo from Musikalisches Opfer – Bach (bachvereniging.nl)
Trio Sonata from Musikalisches Opfer BWV 1079 | Netherlands Bach Society
(関連:2021/4/17マイブログ)