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トッカータ 二長調(BWV912)、ニ短調(BWV913)、ホ短調(BWV914)

2019-10-03 | つぶやき

7つあるバッハの手鍵盤のみで演奏されるトッカータ(BWV910~916)はバッハの初期の作品に属するそうだ。
●トッカータ 二長調(BWV912)は7つの中で最も人気があるそうだ。それは非常に演劇的で電気的という。即興的に感じられるオープニング、表現力豊かなレチタティーヴォ、嬰へ短調の珍しいキーのアダージョ。アダージョはフーガと考えられているが、哀悼歌のようなものでもあるそうだ。 ⇒ https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-912/
●トッカータ ニ短調(BWV913):バッハのハープシコードのための最初のトッカータかもしれないこの作品は独創的で感動的な名手であるが、無謀なまでに気まぐれと説明できるそうだ。バッハはリューベックへの旅行の際に有名なブクステフーデの演奏を聴いて音楽的可能性の限界を探ることを啓発され、戻った直後にこの作品を書いたらしい。冒険的なプレリュードが2つの独奏的なフーガを生み、それを物憂いアダージョで中断する。 ⇒ https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-913/
●トッカータ ホ短調(BWV914)は7つの中で最も短く、印象的なモチーフで始まるプレリュード、優雅な二重フーガ、気まぐれなアダージョ、そして鮮やかなフーガの4部で構成される。最後のフーガはイタリアの匿名作品(ナポリ音楽院所蔵)によく似ているそうだ。バッハはしばしばイタリアの協奏曲をアレンジし、イタリア人から時折フーガのテーマを借用したが、フーガ全体を採用することはなかったそうだ。しかし、多分逆で、匿名のイタリア人がバッハからフーガをコピーしたか、或いは、両方の作曲家が失われたオリジナルに基づいて作品を作ったと考えられるそうだ。 ⇒ https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-914/

Bach - Toccata in D major BWV 912 - Cuiller | Netherlands Bach Society
Bach - Toccata in D minor BWV 913 - Henstra | Netherlands Bach Society
NEW Bach - Toccata in E minor BWV 914 - Jacobs | Netherlands Bach Society


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