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ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調(BWV1049)

2020-10-15 | つぶやき

この作品では、バッハは意図的に協奏曲の形式をあいまいにしているという。即ち、本当のソリストはリコーダとヴァイオリンのどちら? 特にリコーダに関する限り、役割はあいまいだという。厳粛な第2楽章ではリコーダが明らかにソリストであるが、第3楽章ではソリストとアンサンブルの間の通常明確なコントラストを意図的にあいまいにしているという。そしてこの混乱を強調したいかのように第3楽章をフーガとして開始し、そして、協奏曲形式の特徴的な要素に関する演奏は適切に破壊的で境界をぼかす方法で終わりに引き寄せられるという。●1735~46年の間に、バッハはこの作品をチェンバロ協奏曲(BWV1057)に編曲したそうだ。 ⇒ https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-1049/

Bach - Brandenburg Concerto No. 4 in G major BWV 1049 - Sato | Netherlands Bach Society

●参考まで、チェンバロ協奏曲第6番(BWV1057)も以下に引用する。(AoBでは未だアップされていない)

Johann Sebastian Bach, Harpsichord Concerto no. 6, BWV 1057

(関連:2019/10/6マイブログ