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前奏曲とフーガ ト長調(BWV541)

2020-10-28 | つぶやき

バッハの長男のヴィルヘルム・フリーデマンは父親のレッスンで20歳の頃にはオルガン奏者とチェンバロ奏者として既に有名であったが、どこのオルガン奏者のポストを得るかが唯一の問題であったそうだ。1733年にドレスデンのゾフィー教会で新しいシルバーマン・オルガンのためのポストができたとき、バッハはこの作品の新しいコピーと同じ紙に申請書を書いたそうだ。この前奏曲とフーガは理想的なオーディション曲をなすため、即ち、名人芸的で、軽快で、最初から最後までエネルギッシュでさらに完全にトレンド(i.e.イタリア様式)にのっていたため、これは偶然ではなかったという。ヴィルヘルム・フリーデマンはこの曲で素晴らしい印象を与え、オーディションに合格し、ドレスデンに12年以上留まったそうだ。 ⇒ https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-541/

Bach - Prelude and fugue in G major BWV 541 - Winsemius | Netherlands Bach Society