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オルガン・コラール BWV678

2020-10-21 | つぶやき

「これぞ聖なる十戒」というタイトルのオルガン・コラールで、バッハのクラヴィール練習曲集Ⅲに含まれる。この曲集の中心には、ルター派のミサと教理問答に関連するいくつかの巧妙なコラール編曲があり、この第2グループでは、ルター派教理問答の6つの部分(宗教の原理)がそれぞれペダルありと無しのバージョンで提示されるという。それはあまり知られていないルターの「十戒のコラール」で始まるそうだ。それは5つのフレーズのメロディーであり、バッハは単純なカノンで10に倍増するそうだ。この作品は全体として、純粋に技術的なことより、暖かく牧歌的な雰囲気を醸し出していることは注目に値するという。
●クラヴィール練習曲集
バッハはライプツィヒで1731~1741年の間に4部構成のクラヴィール練習曲集を出版したそうだ。作曲は非常に多様であり、タイトルはそうでないことを示唆するが、演奏するのは難しかったという。第1部(1731年)は6つのパルティータ(BWV825~830)を含み、第2部(1735年)はイタリア協奏曲(BWV971)、フランス風序曲(BWV831)を含み、第4部(1741年)はゴールドベルク変奏曲(BWV988)を含む。最大の第3部(1739年)は唯一、オルガンに捧げられたものであり、主にコラール編曲、或いはルター派の讃美歌に基づくオルガン前奏曲を含む。バッハは各コラールの2つのバージョン(大きなオルガン用と小さなオルガン用)を作成したそうだ。 ⇒ https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-678/

Bach - Dies sind die heil'gen zehn Gebot BWV 678 - Smits | Netherlands Bach Society