東大情報学環教授らが5年ごとに実施している「日本人の情報行動」調査で、自宅のパソコンを使ったインターネット利用時間は20代以上の各年代で伸びている一方、10代は減少していることが分かったそうだ。10代の自宅PCでのネット利用時間は1日に12.8分で5年前より5分あまり減少し、60代に次ぐ低さとなった。利用の内容は主にYoutubeなどの動画だという。10代のネット利用は携帯(66分)が中心で、加えて、テレビゲームやDVD、携帯ゲームなどに時間を分散していることが背景にあるという。●対象者全体ではネット利用時間は大幅に増え、趣味や娯楽の情報取得に利用するメディアはインターネットが5年前から倍増して36%でトップとなり、テレビ(約30%)、雑誌(18%)を逆転したそうだ。1日のメディア利用時間で最も長いのはテレビだが、5年前に比べると、10代で25%、20代でも11%短くなったという。 ⇒ http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201012110318.html