アンドロメダ座の方角に地球から約2.8億光年の距離にある超巨大楕円銀河「3C66B」の中心に、約500年後に衝突する2つのブラックホール(BH)があることを国立天文台と名古屋大学、岐阜大学の研究チームが発見したそうだ。質量は太陽の8億倍と12億倍で、お互いの距離は0.02光年(1900億km;BH自身の半径の50倍)で急速に接近しているという。宇宙の年齢137億年からすると500年は直前に相当する。これまでに見つかっている2つのBHの最短距離は約0.3光年で、衝突は約70億年後とされていた。今回の発見はブラックホールが衝突を繰り返して大きく成長し、巨大銀河を形成していくとする説を裏付ける有力な観測結果という。 ⇒ http://www.asahi.com/science/update/1201/TKY201012010175.html、
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E1E2E2E4E48DE1E2E3E3E0E2E3E29180EAE2E2E2
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