お菓子時々パン日記

LAで製菓学校を卒業後、オランダ、ロンドン等を経て今は名古屋在住です。
私の作るお菓子やパン、その他色々の日記です。

BK111 ~3日目~ フランスパン・チバッタ

2005年12月07日 | CSCA

今日の授業は

・Baguette (French Bread)
・Ciabatta

でした。

Ciabatta は、Sponge Method でした。
ちょっと調べてみたら、普通に作る Straight Method と比べて、

  • ボリュームが出てソフト。特に砂糖の配合量が15%以上の場合はその特徴がよくでる
  • 老化が遅い
  • 酸味、酸臭が強く旨みが少ない

などの違いがあるそうです。
たしかに、ボリュームは出た気がしますね。これには砂糖は入っていないのですが。

出来上がった Ciabatta はこんな感じです。



Ciabatta は、イタリアのパンで、イタリア語でスリッパという意味だそうです。
この写真の方がスリッパっぽく見えるかな?



かなり大きいです、これ。長さが40センチ近くあります。
ところどころくぼんでいるのは、焼く前に指でぽこぽこ押したからです。

Baguette は、こんな専用の型を使って焼きました。
成型したら、この型に載せてから二次発酵します。

オーブンに入れる前に、Flour Wash してからクープを入れました。

結構、ちゃんとフランスパンらしく見えますよね?
材料は、普通の Bread Flour, Salt, Fresh Yeast, Water のみなんですけど、なんででしょう。
やっぱり型のおかげかな?

Baguette と同じ生地で、Epi も焼きました。



Egg Wash したものと、Flour Wash したものです。
Epi って初めて作ったのですが、意外と簡単に成型できるものだったのですね。
はさみで切り込みを入れて、生地を左右に開いていくだけでした。
今度は自分でベーコンエピとか焼いてみたいなあ。

他にも同じ生地でこんなのも焼いてみました。

昨日仕込んだサワー種には、今日は2ozずつの水と粉を加えました。
加える前の状態はこんな感じです。

ぼこぼこと泡が出てきているのがわかりますね。
表面には、なんか液が浮いてました。



でもこれは、昨日しぼった葡萄のジュースが浮いてきてるだけかな?

それにしてもこのコースでは、毎日毎日、本当に大量のパンを焼き、そして家に持ち帰ってくることになります。
お菓子の日とパンの日と、交互に授業があればいいのになー。

午後のSanitation の前に、生徒会(?)主催の、Holiday Mixer というのが開かれているというので、ちょっとのぞいてみました。
ケーキやクッキーが並べられ、赤い飲み物(飲んだけどなんだか分からず。人工的な味でした・・)が配られてました。
授業があったので、もらってきて教室で食べたのですが、チョコレートケーキ、甘すぎなくておいしかったです。
お昼ごはん代わりにしちゃいました。

Sanitation の授業は、言われていたとおり、食中毒による傷害・死亡事件の裁判劇でした。
やだなやだなと思っていたんですけど、なんだか意外と面白かったです。

私と同じ Prosecutor (検察官)役の人が4人いたんですけど、そのうちの1人の人が上手に仕切ってくれて、私も一応役割をこなせたし、ほっとしました。
でも今度の授業は、また小テストがあるそうです・・。
しょうがないけど、週末に勉強するのやだなー。

 



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