お菓子時々パン日記

LAで製菓学校を卒業後、オランダ、ロンドン等を経て今は名古屋在住です。
私の作るお菓子やパン、その他色々の日記です。

タルトタタン

2007年11月29日 | タルト


Tarte Tatin

小嶋ルミさんのレシピでタルトタタンを作りました。ラデュレのレシピをアレンジしたものだそうです。

学校で習ったタルトタタンはりんごを焼いている途中で生地をかぶせて仕上げるものでしたが、これはりんごと生地を完全に別に焼き上げます。りんごをよく冷やしてから食べる直前に生地に載せるので、生地はさっくさく。大きく作って切り分けるのもいいですが、こういう風に1人分ずつ小さく作るのも可愛いですね~。

バニラアイスを添えたいところなのですが、うちには無かったのでホイップクリームを載せました。グロゼイユも飾ってみたら、なんだか雪うさぎっぽく見えませんか?

ルミさんレシピのアップルパイも作ってみたいんです。またりんごを買ってこなくちゃ。


ガトーバスク

2007年11月28日 | 焼き菓子


Gâteau Basque

昨日焼いたガトーバスクをカットしてみました。

ガトーバスクはフランスとスペインにまたがるバスク地方のお菓子で、カスタードクリームの他にはバスク地方の特産であるチェリーを入れたタイプもあるそうです。今回はカスタードクリームと栗の渋皮煮を入れて焼きました。でも渋皮煮、もっとたっぷり入れればよかったです。ちょっとケチってしまいました。

生地にはアーモンドパウダーも入り、バターたっぷりでクッキーとケーキの間のような感じです。クリームに近い場所はしっとりと、端の方はざっくりと、クリームや渋皮煮のラム酒の香りもあって美味しかったです。紅茶じゃなくてコーヒーがよく合う気がします。

でも私、ガトーバスクって食べたことないんですよね~。学校でも習わなかったし。これでいいのかなあ。本物はどんな風なのか知りたいです。フランスに行けば食べられるかな?


happyさんのマカロン

2007年11月27日 | お店のお菓子


Macaroon

先日ショートケーキを作って下さったhappyさんが、今度はマカロンを販売をされるとのことで楽しみにしていました。左から、柚子、フランボワーズ、胡麻、抹茶、カルピス、の5種類です。和の味を中心に、ということで考えられたそうですが、抹茶や胡麻などは思いつきやすいとして、カルピス!というのがアイデアですよね~。

そうそう、全然関係ありませんが、オランダではどこのスーパーでもヤクルトが売られています。カルピスは日系スーパー以外ではまだみかけたことがありません。ヤクルトは牛乳やヨーグルトの棚あたりに普通に並んでいます。あの小さい入れ物が1パック7,8本入ってたしか3ユーロ(500円位)。結構高いです。日本だといくらくらいなのかなあ。

マカロン、こんな素敵なパッケーキで手渡してもらいました。どれも美味しくて、10個もある、と思っていたマカロンがあっという間に無くなってしまいました。

私も上手にマカロン作れるようになりたいです。最近作っていないし、新しいオーブンでも作れるように練習しないと~。

ガトーバスクを焼きました。しばらく置いたほうが美味しくなるようなので、まだカットしてません。明日かあさってあたりに食べてみる予定。中にはラム酒入りのカスタードクリームと栗の渋皮煮が入っています。楽しみ♪


ベリーのショートケーキ

2007年11月26日 | ショートケーキ


Strawberry Cream Cake

ずいぶんとブログの更新をさぼってしまってすみません。
おかげさまでようやく家の中が落ち着いて、お菓子作りをする余裕も出来てきました。ちょっと前に、お菓子作り頑張ります!と書いておいて全然頑張れなかったのですが(・・・)、でも今度は本当に出来そうです。作りたいお菓子もたくさんあって困る位だし、こちらの材料で楽しみながら作っていきたいと思います。

久しぶりのお菓子作りはやっぱりショートケーキ!と思って今日仕上げたものです。焼き菓子も好きですが、ショートケーキは仕上がりが華やかで作るのも楽しいですね♪

写真ではよく分からないですが、下の段にはイチゴのスライスを、上の段にはラズベリージャムを、それぞれクリームと一緒にサンドしました。単にイチゴが足りなかったからで、だから飾りもイチゴは無しです。こちらの乳脂肪が少ない生クリームにちょっと手こずっていたのですが(泡立ててもゆるくてすぐぼそぼそになる)、色々試してみてだいぶましになってきたかな~。

オランダは日がとっても短くなってきました。朝の7時はまだ真っ暗だし、車の窓ガラスには薄く氷がはってしまいます。夏の熱いロスではとてもチョコレートケーキや重い焼き菓子など作る気になれませんでしたが、今なら濃厚なケーキに熱いコーヒーや紅茶がとても似合いそう。明日は何を作ろうかな~。


Krasnapolsky Hotel のティールーム

2007年11月15日 | お店のお菓子

happyさんとランチに行って来ました♪この日が決まってから、とても楽しみにしていたのです。お菓子の受け渡しでお会いしたことはあったのですが、ゆっくりお話出来たのは今回が初めて。ほぼ初対面だし緊張する・・・と思っていたものの、実際にお会いしたらとーっても楽しくてあっという間に午後が過ぎてしまいました。

ランチはダム広場から歩いてすぐの場所にあるチャイニーズレストラン。お店に向かう途中はまだちょっと緊張していたせいか?お店の名前は覚えていません。広めの店内でゆっくりできたしおいしかったので、今度happyさんに名前を伺っておかなくては。

オランダ在住の先輩として、またもちろんお菓子の先輩としても色々教えて頂き(というより、私が質問攻め?にしてました・・・)話し込んでしまい、気がついたらもう3時過ぎ。お店を出て次はダム広場に面して建っている Krasnapolsky Hotel のティールームへ連れて行ってもらいました。落ち着いた雰囲気でダム広場が見渡せて気持ちのいい所です。

カフェラテ(オランダ語ではKoffie Verkeerd、間違ったコーヒーという名前です)をオーダーしたら、お菓子が色々ついてきました♪カフェで飲み物を頼むと、大抵の場合クッキーが1枚添えられてくるのですが、こんなに色々あるのが初めて。たしか、これで4ユーロでした。

ここでもおしゃべりに夢中で、気がついたらもう窓の外は真っ暗。楽しい午後を過ごし、幸せな気分で帰宅しました。

happyさんが注文販売されているお菓子は大人気で、お忙しい中会う時間を作ってもらうのは恐縮だったのですが、でもお会い出来て本当によかったです。また遊んで下さいね~♪


ガトーショコラ

2007年11月13日 | 焼き菓子


Gâteau au Chocolat

久しぶりにチョコレートを使ったお菓子を作りました。チョコレートを溶かしただけでキッチンにいい香りが広がって幸せ。そこにバニラも入れたのでさらにいい香りです♪

本当はこの前作った渋皮煮を入れて栗入りガトーショコラにしようと思っていたのですが、焼く前の生地の状態がどうも良くないように思えて。なんか分離しちゃってるっぽかったんですよね~。初めて使うレシピだったのでちゃんと作れた自信がなく、失敗生地に貴重な渋皮煮を使うなんて勿体無いわ、と栗は冷蔵庫に戻しとりあえず生地だけは焼いてみることにしました。

出来上がって粗熱を冷まし、端っこを切って味見してみると、ちゃんとおいしい・・・。明日になれば生地が落ち着いてもっと良くなるだろうし、これなら渋皮煮入れて焼けばよかった、と後悔中の私です。

それにしても、日に日に寒くなるオランダです。最近は最低気温が2℃位。風も結構あるので体感温度はもっと低い気がします。晴れていると思ってもさーっと曇ってすぐに雨が降って来ることも多く、折りたたみ傘は必携。家の中はセントラルヒーティング&床暖房でぽかぽか快適なので、つい外出が億劫になってしまいます。冬の間、引きこもらないようにしないと・・・。


Unlimited Delicious のチョコレート

2007年11月12日 | お店のお菓子


Raspberry Chocolate

アムステルダム市内を散策中、行ってみたいと思っていたチョコレート屋さんがあったので入ってみました。Unlimited Delicious というお店で、あまり広くはありませんがチョコレートやケーキがショーケースに並べられ、イートインできるスペースもあります。

今回はショーケースを一目見て気に入った写真のチョコを含めいくつかボンボンを買いました。ピンクのボールが並んでいて可愛いですよね、これ♪ボールの中はヘーゼルナッツで、ホワイトチョコの中はラズベリー風味のガナッシュです。見た目だけじゃなくて、買った中では味もこれが一番好きでした。

店内ではヴァローナのチョコレートやココアも販売していました。クッキングクラスもあるようなのでそちらも気になります。

ショックなことがありました・・・。いつも使っているデジカメ、何故か突然壊れてしまったのです。使いやすくて気に入っていたのに。バームクーヘンの写真からは一代前のデジカメを使っています。でもこちらも完全ではなくて、使えるのが家の中限定なんですよねぇ。不便です・・・。


ドイツのバームクーヘン

2007年11月10日 | お店のお菓子


Baumkuchen & Stollen

ミュンヘンに行った夫が、お土産にバームクーヘンとシュトーレンを買ってきてくれました。本場のバームクーヘン、食べてみたかったので嬉しい~♪

Kreutzkammというお店の物で、1825年創業の老舗だそうです。こちらに日本語で紹介されているページがありました。

真ん中の穴が大きいです。小さめのタイプだからかな?このお店では量り売りのようで、バームクーヘンは35ユーロ(約5,600円)/Kgだそう。高級お菓子ですね~。これは10ユーロ位でした。

焼き色が薄くて年輪がよくわかりません。しっかりとした食感でちょっとぼそっとしています。本場のバームクーヘンはこういうものなのかな?ホイップクリームを添えて食べると良さそうです。ドイツでは法律でバター以外の油脂やベーキングパウダーは使用禁止とか、材料の割合についても色々決められているそうです。

日本にバームクーヘンを伝えたのは、あのユーハイムの創始者であるカール・ユーハイムさんという方だそう。ここに日本でのバームクーヘンの歴史が紹介してありました。日本のバームクーヘンはやっぱり日本人向けにどんどんアレンジされているのでしょうね~。ドイツではそれ程ポピュラーなお菓子では無いようです。

シュトーレンは思っていたような味で甘さもちょうどよく美味しかったです。クリスマス時期のお菓子だし、自分でも作ってみようかな。

ソーセージも買ってきてくれたので、今夜はそれでビールと一緒に夕食です。楽しみ♪


モンブラン

2007年11月08日 | マロンのお菓子


Mont Blanc aux marrons

土台はダクワーズ生地、そこに渋皮煮を乗せ、生クリームを絞り、最後にマロンクリームをぐるぐると絞り出しました。やっぱり絞りが難しいです。がたがたです。ぷつっと切れちゃってる箇所もあるし。普通においしかったとは思うのですが。

まだまだまだまだ練習要なので(去年も同じ事を言ったような気もします・・・)、まだあと何回か作ってみようと思います。


happyさんのショートケーキ

2007年11月06日 | お店のお菓子


Strawberry Cream Cake

ずっと前からHPやブログを拝見していたhappyさんにショートケーキを作って頂きました♪

happyさんはパリのコルドンブルーを卒業後、パリやオランダのお菓子屋さんで修行を重ね、今はオランダのご自宅でお菓子の注文販売をされています。私はオランダに引越しが決まる前から(多分CSCAに入学する前にコルドンブルーについて色々調べていていた頃から)、happyさんのブログにはよくお邪魔していたのですが、まさか自分が同じ国に住むようになり、そしてhappyさんのお菓子を実際に目の前にする日が来るとは・・・。感激でした。

スポンジの間にはクリームとイチゴがたっぷり。ふわふわで口溶けがよく、いくらでも食べられてしまいそうです。夫と2人なので、と我が侭を言って小さいサイズにして頂いたのですが、やっぱり普通サイズでお願いすればよかったかな~。

この日は曇り空だったので窓際で撮影しました。

こちらも以前happyさんに作って頂いたモンブランです。ショートケーキと同じように甘さ控えめの優しい味で美味しかったです。


マロンロールケーキ

2007年11月05日 | ロールケーキ


Chestnut Roll Cake

明日からはお菓子作り頑張ります!って言ったわりに簡単な物しか作っていません・・・。マロンのロールケーキです。

生地はこの前パンプキンロールを作った時の残りを冷凍しておいたビスキュイで、上に乗せた渋皮煮は作ったものですが、クリームには買ってきたマロンクリームを使ったのであっという間に出来ちゃいました。

折角時間をかけて渋皮煮を作ったんだし、マロンクリームもまだあるので次はモンブランかな~。


オランダのお菓子、トンプッシュ

2007年11月04日 | お店のお菓子

先週はすっかりブログの更新をさぼってしまいました・・・。何故か分からないのですが、なんとなくお菓子作りをする気力が無くてほとんど何もしてません。でもでも、明日からは頑張ります!栗の渋皮煮だけはようやく作ったので、何を作ろうかな~と考え中です♪


Tompouce

こちらはオランダの伝統的なケーキ、tompouce です。スーパーのケーキコーナーやパン屋さんなどあちこちで見かけるこのピンク色のお菓子が気になっていたのですが、FIGAROのアムステルダム特集でトンプッシュという伝統的なお菓子だということを知り、そこに紹介されている老舗のケーキ屋さんに行ってきました。

Van Avezaath Beune というお店で、創業1882年。店内にはチョコレートがたくさん並んでいました。もちろんケーキもたくさん。このピンクのケーキ以外にもオランダのケーキが食べたいのだけど、とお店の方に相談してもうひとつ写真の奥にあるお菓子も買いました。さっき気がついたのですが、フィガロに載っている2種類のケーキもこのふたつでした。

ピンクのtompouce は2枚のパイ生地にカスタードクリームと生クリームがたっぷりはさまれています。ミルフィーユに似ていますね。表面のフォンダンがとっても甘いけど、クリームたっぷりで美味しい♪もうひとつのケーキは、バナナ入りのエクレアのようなもので、こちらもクリームたっぷりでした。

オランダではカスタード系のものや生クリームに人気があるように思えます。どこのスーパーにも vla (フラー)という名前のクリーム状のデザートがたくさん並んでいるし、ケーキにも生クリームたっぷり。プリンも色んな種類があります。もちろん他にも食べたことのないお菓子がたくさんあるので、少しずつ試していくのが楽しみです。