観察月日 2022 1.9.晴 10℃
観察場所 山北町 玄倉
下界の新型コロナ感染症拡大を気にしながら西丹沢まで
上って来ると、ダムの向こうに真白の富士、その上にはウ
ルトラマリンの濃い青空が広がっていた。日本では、瑠璃と
言えば仏教での七宝。ヨーロッパでは“青い宝石”それは、海
の彼方からやって来たという意味でウルトラマリン。これか
ら作られた顔料は、最上の青と言われている。
地上に敷き詰めた落葉には霜が降り、雪の名残が残ってい
た。ミツマタの蕾も膨らみ、フランネルの生地に包まれている
が春の来るのを待っているのを感じる。“ビジターの裏庭にあ
るシモバシラの霜柱を身に行こう”と裏手に回るが、例年見ら
れる造形的な霜柱ではなく、崩れた形で、中には氷の板状の
物があった。今冬の気象状況を反映したのであろうか。
ダム沿岸を行く林道を歩く。「あの! 揃って伸びている植
物はなんですか?」の質問の声が聞えた。
見ると、崖側の背丈より高い位置がテラス状に成っていて、
若緑色の細い茎が素状よく空へ真すぐ伸び目を引く。「それ
、”ヤマブキ“ですよ」
Rさんの声がして「茎が若緑でしょ」と続けた。 茎にある“冬
芽と葉痕”は、熊本城を築いた“加藤清正の長い兜”を、連想
できるかどうか?ルーペで覗いて見ては!
野鳥は、カンムリカイツブリ・マガモ・ホシハジロ・カワウ・エ
ナガ・ヤマガラ・コゲラ・トビ・ハイタカ・クマタカ・オシドリ40~50羽
マガモとオシドリは混群で泳ぎ、飛び立ち、等の行動が見られた。
ウルトラマリンの青空が広がっていた。
落ち葉の上には・・・・・。
フランネルを来たミツマタは・・・。
変形した 霜柱・・・・。
林道へ出る。 「あの植物は」・・・・。
ルーペで見たら 「なるほど・・・・・・・」 ほんとかな?。
マガモ と オシドリ が 飛び立つ・・・・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます