紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2023日本ムラサキ・種子の採取(続々)

2023-10-14 20:19:17 | 日本ムラサキ栽培
「種子の選別に追われる日々が、まだまだ続く」」
最高気温は20°C前後、最低気温10°C以下の日々となったが日本ムラサキの緑は余り変化は見られない。
里山の畑で栽培していた頃は葉の黄変が見られたが、まだまだ休眠への様子は見られない。
霜が来てからであったろうか?


直上して沢山の種子を付けた分枝を、ほとんど切り取ったので、そそとした姿になった。

まだ、分枝によっては種子の採取ができそうである。完熟を待って残さずに取りたいものだ。

ちなみに、少々気になった事がある。茎の根元は2ヶ月前8月の頃と余り変化がない。
太さは、約10mm で2mm 程太くはなったが木質化する程にはなっていない。
紫根の生育状況は不明だが、今まで里山の畑では、木質化した株元の印象が残っている。


日々、半日・2時間作業分の分枝をカットして、種子を落とし集めていた。
種子の乾燥も進み、今週は傷んだ種子の選別作業に移る。これは種子との睨めっこで、目が疲れる。
容器をわずかに傾けて転がる種子の様子からも、選別できるのだが・・・。


数知れぬ種子、1粒1粒との睨めっこには変わりは無い。
篩で一気にポンとはいかない。目ザルも使ってみたが、メッシュサイズが中々合わない。
結局は、手製の用具を作る事になる・・・。
次の作業、紫根の収穫は 霜が来る1ヶ月先の11月中になりそうだ。

 「たねのおと きいてききわけ めもつかれ」

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2023日本ムラサキ・種子の採... | トップ | 2023日本ムラサキ・種子の選別 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本ムラサキ栽培」カテゴリの最新記事