紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2023日本ムラサキ・種子の採取(続)

2023-10-07 20:18:44 | 日本ムラサキ栽培
「種子の採取・選別に追われる日々」
盛夏の日々は何処へやら、日は短くなり風も寒さを感じさせる。
神無月を迎えて最高気温は20°C以下、最低気温も10°C以下の日々となった。


本格的に種子の採取作業に入る。主幹の最初の3分枝をカット。
多くの分枝が下から競う様に生育している。


種子の選別の第1段階。完熟と思われる黒色・灰色種子と未熟種子と思われる緑の種子に選別。
バット内には、主に萼片と花弁のゴミくらいである。


右上に集めた種子・緑の種子がまだ混在しているので、選り分けて移動。

翌日 朝には、黒みが消えて灰色、白色の種子となる。

バットの左側に選別したグリーンの種も一変して、同じ様な白色の種子となる。
勿論、一緒にはできない。別の容器に集めて、次の選別プロセスで判断が出るだろう。


かなりスッキリした畝の様子である。まだ、先端に花1輪の枝を残してある。
上2段の通しの支柱は、不要となった。この連休中には、種子採取終了となろう。
次の作業は、紫根の収穫である。10月中には終える予定。

「手間かけて 選びし種は 誰の手に」

紫根の収穫が終われば・・・このブログ投稿も終える事になる。
 「老いた身に 追加いちねん われ忘れ」

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