紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草、秋苗の育苗(続)

2017-04-04 14:11:59 | 薬草栽培

 「秋苗(越冬苗)のポット移植その後」
 ポット替えを終えて、10日後に長らく保って来た緑が変化して来た。
 2週間目には、本葉が枯れて来た。
 
 昨年は、3月中にロゼット状の葉が枯れ、新芽に入れ替わっている。
 何とか発芽時の緑を翌年も継続してと生育をと考えたのだが・・・・・。
 ポット替えの前に既に、新芽を出す苗も出て来た。


 新芽に変わって生育して行く方が根の生育には良いのかもしれない。
 前回投稿記事のトップ写真をよく見ると、根の地上部との境に小さく
 新芽が見える。



 この小さな新芽が大きくなるに従って茎が入れ替わる。



 移植後の秋苗であるが、根元の新芽が大きくなると、上部の本葉は枯れてくるであろう。


 この姿には驚くが間もなく新芽が出てくる。葉が枯れただけで根は生きている。


 数日後には新芽に入れ替わった。


 新ポットで根の生育がスタートした証拠であろう。
 新芽の葉と茎が更に紫根を大きくしてくれる筈である。


    「しんぱいを きぼうにかえる しんめかな」
コメント
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