モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

春の鳥海山北東山麓ドライブ2nd(2023年4月28日)

2023年05月16日 | 鳥海山逍遥

会社リタイア以降、秋から春にかけての早朝に、
鳥海山の北東山麓をドライブし、鳥海山を眺めることが病みつきになった。

季節が秋から春なのは鳥海山の雪姿が素晴らしいから。
本来なら真冬も走りたいのだが、この季節の秋田は天候が悪く、
鳥海山は月に一度見えるかどうか。
しかも道路は雪道、場所によっては冬季通行止めになるので走るのを遠慮している。

早朝に行くのは晩秋、初冬にはモルゲンロートに遭遇することが多いから。
また太陽の角度から、このルートからの鳥海山は朝が見えやすく、
午後は逆光になり、見えにくい。

前説はこれくらいにして、4月28日は、
4月2日(記録はこちら)に続いて、
今年二回目の鳥海山北東山麓ドライブを行なった。

日の出の頃、由利本荘市前郷付近(L)から。この日はモルゲンロートにはならなかった。




約30分後、矢島町付近(B)から。




そのまた約30分後、猿倉山あい(C)から。




猿倉集落(D)から。







雪が何となく黒っぽく見えるのは、この春、何度も襲来している黄砂のせいだと思う。

また30分後、最奥の集落、百宅(E)から。
なお現在、百宅集落はダム工事のため、住民は全て撤去したとのこと。




百宅からのアップ。ここは鳥海山が最も富士山型になるポイントだ。




笹子峠(F)から。今回のルートとしては最も南。




序でなので笹子峠(F)から丁岳




笹子峠から甑山。




羽後町牛ノ沢地区(G)から。




この後、西側に八塩山が見えるようになる。




朝8時頃から八塩山に登山開始。

9時半頃、八塩山山頂台地(H)から鳥海山を望む。




参考までに今回の撮影ポイントのマップ。




マップには横手実家(十文字町)(J)が載っている。
前日の27日、横手実家に行ったら、鳥海山が見えた。




実家付近から見た鳥海山は角度的には百宅に近いので富士山型になっている。
保呂羽山(K)から最近見た鳥海山はこちら


「八塩山は花がいっぱい」に続く。

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春の鳥海山を由利本荘のあちこちから(2023年4月2,4日)

2023年04月12日 | 鳥海山逍遥

秋田地方は3月末から晴天が続いている。
初めのうちは黄砂の影響もあり、霞んでいた。
3月28日は近場からのみ鳥海山が見えたので、庄内やにかほから眺めて来た(記録はこちら)。
4月2日はクリアーに晴れ、約70km離れた我が家の二階からもハッキリと鳥海山が見えた。
これは勿体ないと思い、家人を連れ、
由利本荘市の山麓までひとっ走り、近くから眺めて来た。

由利本荘市前郷(マップではL)から。







このポイントは秋田市とほぼ同角度の鳥海山が見える場所だ。
拡大すると手前の山の上に風車が見えたのはちょっと残念だ。

参考マップ



由利本荘市矢島(マップではB)から。







由利本荘市猿倉の上(マップではC)から。










由利本荘市猿倉集落(マップではD)から。







猿倉集落は秋田県では鳥海山頂に最も近い人里だ。ここからは鳥海山のほぼ全体が望める。

由利本荘市百宅(マップではE)から。




百宅から望む鳥海山は形が富士山に最も近いように感じる。
ただ迫り出した前山で裾野が隠れているのは残念だ。

秋田市郊外から。
撮影は朝ではなく昼に帰宅してからなので、少し見えにくくなってしまった。




秋田市自宅(二階)から。
撮影は朝ではなく昼に帰宅してからなので、少し見えにくくなってしまった。




4月4日は横手市との境界にある保呂羽山、その南にある八塩山の山頂部からも眺めているが、
残念、鳥海山頂部には霞が出ており、あまり好い眺めとはならなかった。

が、一応、報告しておく。

保呂羽山(マップではK)から。




八塩山(マップではH)から。




以上。

コメント (4)
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庄内とにかほから鳥海山を望む。(2023年3月28日)

2023年04月06日 | 鳥海山逍遥

3月28日は今年初めての庄内行きとなった。
第一目的はとある山に登って雪割草を見ることだったが、
さいわい晴天に恵まれ、鳥海山がよく見えたので、
そちらの方も可能な限り、見て歩くことにした。

早朝、酒田市升田地区(下のマップではA)から。




升田集落は庄内地方では最も鳥海山頂に近い人里だ。

したがってここから望む鳥海山はでかい。ほぼ真南の方角から見た姿となる。




参考マップ



続いてとある山の山頂(参考マップではB)から。




ここもほぼ真南からの方角になるが、升田から見た姿とは印象が少し異なる。

この山の山頂にいる間はこの日の鳥海山としては唯一、雲が湧いて絡んでいた。

酒田市中村付近(参考マップではC)から。




ここは山あいの低地だ。偶々、道を走っていたら、限られた範囲から上半身だけが見えた。


酒田市八幡町のファミリーマート(参考マップではD)から。
鳥海山が見えるコンビニは数多いが、ここは最も優れたビューポイントだと思っている。




山頂部をアップ。




西鳥海山の馬蹄形カルデラ内や笙ヶ岳を望む。よく見ると、溶岩ドームの鍋森がわかる。




遊佐町月光川河川敷(参考マップではE)から。
ここは映画おくりびとのロケ地としても知られる。




笙ヶ岳方面をクローズアップ。




遊佐町丸子付近(参考マップではF)から。




山頂部をクローズアップ。左側のゴツゴツしたのが最高峰新山。




県境を越えて、にかほ市上浜駅近くのローソン(参考マップではG)から。
ここから望む鳥海山はとてもユニークな格好だ。
左端に突き出したのは稲倉岳。この山が突き出して見えるのは、ここだけかもしれない。







にかほ市奈曽大橋(参考マップではH)から。







ここまで北上すると、典型的なにかほ鳥海に変わる。

先ほど突き出ていた稲倉岳が鳥海山本体に収納されたようになる。


以上。

コメント (2)
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カテゴリー「鳥海山逍遥」の目次

2022年12月20日 | 鳥海山逍遥

(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)

鳥海山十二景(どれがお好み?)

晩秋の North East 鳥海(2021年11月30日)

New 晩秋、二度目の鳥海山逍遥と八塩山登山(2022年11月28日)・・・カテゴリー「東光山・八塩山」と共用。

観るだけの鳥海山(2019年11月27日)

New 晩秋の鳥海山逍遥と八塩山登山・前編(2022年11月12日)

New 2022年新雪期の鳥海山逍遥(10月25,26日、11月1日)

雪化粧の鳥海山逍遥。(2020年10月28日)

New 合歓の木鳥海(2022年7月30日)

五月の鳥海山にアプローチ(2020年5月26日)

New 晩春に鳥海山を一周・山形編(2022年5月25日)

New 晩春に鳥海山一周・秋田編(2022年5月25日)

New りんご鳥海と水田鳥海など。(2022年5月9~17日)

New North East 鳥海山・2022陽春(4月24日)

New 南と西から見た鳥海山(2022年4月11日)

North East 鳥海山(2021年4月11日)

新庄から見た月山と鳥海山(2015年4月上旬)

West Side 鳥海山(2021年4月1日)

庄内から見た鳥海山 (2020年3月30日)

New 三月になって初めて見た鳥海山(2022年3月10日)

鳥海山二変化(2015年2月、にかほと十文字から)

真冬の鳥海山と他のお山(2016年2月12日)

今年初めての鳥海山(2021年1月26日、猿倉から)

この冬に見た白いお山まとめ(2019年12月、2020年1月、2月)


2021/04/11 猿倉から望む鳥海山



2018/02/02 上浜から望む鳥海山


以上。

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観るだけの鳥海山(2019年11月27日)

2022年12月11日 | 鳥海山逍遥

(本頁は2020年1月16日に初回アップ、今回は再アップです。)

鳥海山は11月23日、八塩山からよく見えなかった(記録はこちら)が、

11月27日の朝、山麓から仰ぎ見る機会が有ったので、一応、記録として残しておく。
まずは夜明け直前、由利本荘市矢島町から。



手前の田んぼは真っ白だが、これは雪でなく、霜のせい。
ちょっと待っていたら、山頂部が薄赤く輝き出した。




こういうのを山岳用語では「モルゲンロート」と言うようだ。
その後、旧・鳥海町栗沢に向かう。
ここからは鳥海山の裾も含めた全体が見える。

 

直根(ひたね)まで行くと、鳥海山はグンと近くなる。
その反面、前山が迫り出すので裾の方は見えなくなる。



折角来たので、さらに奥地の百宅(ももやけ)集落入り口まで行ってみた。
この地は、升田(山形県)と並んで鳥海山山頂に最も近い人里だが、将来はダム湖に沈む運命にある。
ここから望む鳥海山はたぶん最も端正な富士山型ではないかと思う。
ダム工事が本格的に始まれば、今までのように気安く来れるかどうかわからないので今のうちに見ておく。

 

 

百宅からの帰り、猿倉の入り口から見た鳥海山。
ここはダムに沈むわけではないので、いつでも来れる。手前の林にはまだ紅葉が少し残っていた。

 

鳥海山は日本海側にあるため、冬場は雲を被っていることが多い。
よって今頃の時期、その姿を拝むことはなかなか難しい。

余談だが、今年(2019年)最後にまともな鳥海山を見たのは、12月2日だった。

2019/12/02 秋田市郊外から。手前に秋田新幹線こまち。


以上。



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