モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

遥かなる千沼ヶ原。2(2014年9月15日)

2022年10月03日 | 乳頭・千沼ヶ原

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイク、再アップしたものである。

(本頁は「遥かなる千沼ヶ原。1」の続きです。)


笊森山の山頂に到着したら、
東側に千沼ヶ原が俯瞰出来るようになった。
多くの皆さんは乳頭山をめざしていたが、私は原をめざし、約170mを一気に駆け下りて行く。







途中で見かけた花や木。

ミヤマリンドウ



オオカメノキ(ムシカリ)の紅葉




やっと千沼ヶ原・・・。

此の地の標高は約1370m。
ちなみに歩き出した秋田駒八合目が約1300mだから、 (´π`; 僅か70m程度しか高くなっていない。
しかし1500m超の笊森山を越えて来たので、けっこう歩いたように感じる(コースタイムは三時間半)。

奥の山は左から源太ヶ岳、三石山 1466m。







湿原越しに岩手山を望む。

 



奥の方に進んでみる。
ミツガシワの生えている池塘。
背景の山は今、駆け下りてきた笊森山。 







草紅葉のあんばいが好くなって来た。




千沼ヶ原の奥の方はなだらかな三角山(1418m)の針葉樹林に縁取られ、
北欧のような風景が広がっている。







草紅葉はこんがりと焼き上がっていた。




赤味の強いところはキンコウカが優占。




 



東には大きく岩手山。

 


ミヤマアキノキリンソウ 

 
                                        コバギボウシやサワギキョウ 



いくら素晴らしい景色だと言ってもいつまでも此処(千沼ヶ原)に居られるものではない。
そろそろお暇しよう。

 



千沼ヶ原隣の雪田性草原。ここは遅くまで雪が残り、花が咲いている。

奥の山は左から、八幡平 1614m、大深岳 1541m、源太ヶ岳、三石山 1466m、大松倉山 1408m。


 

登りはしないが、隣の乳頭山にもご挨拶。

乳頭山 1473m。アップで見ると、乳頭山の山頂部は岩壁そのもの。



再び笊森山に登り返す。
途中、振り返ると、乳頭山が遠くなって行く。




笊森山から先はロング&ワインディング・ロードを引き返す。
めざすは湯森山と秋田駒。




キンコウカの草紅葉とエゾオヤマリンドウ



帰りはさすがに誰にも会わなかった。

私のように千沼ヶ原だけで同じ道を往復する人は稀なのだろう
(みんな乳頭山を越えて乳頭温泉の方に降りて行った)。

登山基地のアルパこまくさに降りたら、日も暮れかかっていた。

田沢湖方面を見下ろす。奥の富士山型は鳥海山。
 


以上。


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遥かなる千沼ヶ原。1(2014年9月15日)

2022年10月01日 | 乳頭・千沼ヶ原

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイク、再アップしたものである。

千沼ヶ原は乳頭山の近くにある本格的な高層湿原だが、
どのルートを辿っても三時間くらい歩かなければならない。

足弱の年寄りにとっては、「♪遥かな尾瀬、遠い空」的存在だが、
今年は一念発起、9月15日に秋田駒ケ岳八合目から往復してみた。
さいわい天候にも恵まれ、素晴らしい山岳風景と草紅葉を満喫出来た。







秋田駒八合目(標高約1300m)から歩き出すと、
一旦下り、ゴマフアザラシのような笹森山を登らなければならない。

笹森山 1414m
 


笹森山に登ると、これから向かう先の風景が開けて来る。

右から湯森山 1472m、笊森山 1541m、そして左端が乳頭山 1473m。千沼ヶ原は笊森山のかげに有る。


ゴマフアザラシのようなお山が連なるが、(´π`; どうしても目はツンと尖った乳頭山に行ってしまう。

乳頭山 1473m の奥は左から、八幡平・茶臼岳 1578m、大深岳 1541m、三石山 1466m。 


振り返ると、どっしりと秋田駒ケ岳 1637m 。



湯森山の登りはちょっとしんどい。
そのくせ山頂からの眺めはイマイチ。
ところが少しだけ岩手側に進むと、雄大な景色がワーッと開けてくる。

左は笊森山、右奥は岩手山。下の湿原が熊見平。



雫石盆地や盛岡方面の眺めが素晴らしい。

雫石盆地を見下ろす。遠く左には早池峰山。



またまたオッパイじゃない乳頭山。

乳頭山 1473m。



湯森山から熊見平に降りる途中、咲き残っていた花たち。

ヤマハハコ
 
                                                                                               ウメバチソウ


エゾオヤマリンドウ
 



以降はしばし初秋の熊見平を。

熊見平より宿岩、笊森山を望む。


 

熊見平の池塘。 








草紅葉の正体は
キンコウカだ。
この草は日光に対し、特定の角度でパッと紅く輝く。
少し歩くと紅は褪めてしまうので、写すためにわざわざ後戻りする。
これを繰り返しているのでなかなか先に進まない。

 今日の熊見平は青空が素晴らしい。ふだんの山歩きでは空をあまり写さないが今日は特別だ。




宿岩から来しかた(湯森山方面)を振り返る。




目の前には笊森山の登りが・・・





手前には草紅葉とエゾオヤマリンドウ。彼方には早池峰山。

 



笊森の山頂にはなかなか辿り着けない。 (´π`; 性懲りもなく来し方をまた振り返る。

熊見平、湯森山、秋田駒が重なって見える。


 

(´π`; 依然として笊森山のダラダラ登りが続く。




それでも新鮮な紅葉に励まされながら歩いていると、

 低木林はいつのまにかハイマツの樹海?へと変わっていた。




這い性の針葉樹はもう一種、
ミヤマネズ(ヒノキ科)も有った。

 


やっと
笊森山の山頂。頂標には標高1541mと書いてある。この日の山行きの最高点だ。

笊森山の山頂に到着したら、東側に千沼ヶ原が俯瞰出来るようになった。




遥かなる千沼ヶ原。2」へ続く。


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コメント (7)
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カテゴリー「乳頭・千沼ヶ原」の目次

2022年03月05日 | 乳頭・千沼ヶ原

(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)

グレートフラット・大白森(2016年10月16日)

紅葉期の乳頭山と千沼ヶ原。【帰り】(2016年10月2日)

紅葉期の乳頭山と千沼ヶ原。【行き】(2016年10月2日)

初秋の乳頭山。後編。(2019年9月17日)

初秋の乳頭山。前編。(2019年9月17日)

遥かなる千沼ヶ原。2(2014年9月15日)

遥かなる千沼ヶ原。1(2014年9月15日)

平ヶ倉稜線を行く。(2)ミヤマコゴメグサ編。(2019年8月26日)

平ヶ倉稜線を行く。(1)イワテシオガマ編。(2019年8月26日)

「山の日」は乳頭山へ。(2016年8月11日)

七月中旬の笊森山・千沼ヶ原。(2019年7月15日)

七月中旬の乳頭山に咲く花は・・・。(2019年7月15日)

初夏の笊森山と千沼ヶ原。(2018年6月16日)

初夏の乳頭山に咲く花は。(2018年6月16日)


2016/10/02 乳頭、笊森稜線から岩手山を望む。


2014/09/15 千沼ヶ原


2016/10/16 大白森山頂台地から岩手山方面を望む。 


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グレートフラット・大白森(2016年10月16日)

2021年10月21日 | 乳頭・千沼ヶ原

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。写真を加え、再アップ。)

乳頭山や秋田駒に登ると南八幡平の樹海の中に空母、あるいはカッパ禿のように山頂が平らな草原になっている山が見える。
いつか訪ねてみようと思う一方で、途中のブナ林でクマさんに遭ったらどうしよう
とも思っていた((-_-;)今年春、この山域でクマさんに遭遇している)。


2016/10/02 乳頭山に登る途中から見た大白森。バックは森吉山。
 


大白森 




10月16日は紅葉シーズンの日曜日でしかも晴天。

こういう日ならば登山者も少しは居るだろうと思い、大白森に行くことにした。
結果として(私の登っている間に)団体さんや大型犬を連れた夫婦も含め、30名近い登山者が切れ目なく登っていたので
クマさんの脅威もなく、世にも不思議な山上草原の眺めとブナの紅葉を満喫出来た。


 


登山口は有名な乳頭温泉郷の中でも人気の鶴の湯温泉。




温泉手前の鶴の湯神社から登山が始まる。
神社を過ぎると、広い林道を少し歩き、再び登山道、杉林やカラマツ林が続く。

「金取坂」という意味深な名称の急な上り坂を越えたら、いよいよ紅葉が始まっていた。







ブナの林も色づき出していた。

 


乳頭山や蟹場温泉への分岐点まで来たら、

これから先はブナ林の稜線歩きとなる。
稜線歩きだから、快適かと思うと、そうではない。
下写真の登山道などは草が生えているものの、ズボズボで底なし沼のようだった。




この稜線はぬかるみが多いと聞いていたので、ゴム長も携え、途中で履き替えした。

何故か弘進ゴムの長靴

 

ちょっと長い登りがあるが




それを過ぎたら、アオモリトドマツが混じり出し、けっこう広い湿原が・・・




いつの間にか小白森の間っ平らな山頂に来ていたのだ。

小白森の山頂(1144m)から秋田駒ヶ岳を望む。



マルバマンサクの紅葉



再び、アオモリトドマツやブナ林に突入。

 


おっ。少し開けて来たなと思ったら、

あっという間にこの光景。

東側、八幡平南部や岩手山を望む。



少し歩くと、真っ平らになった。
山座同定を試みる。




これがグレートフラット・大白森の山頂?なり。

西側は平原のみ
(厳密には森吉山が有るが、この日は何故か靄に包まれていた)。 



北側は茫漠とした八幡平。中央の凸部はもっこ岳。




曲崎山と八幡平、もっこ岳 







この先は樹林帯となる。

東側をアップで。池塘はここ一箇所のようだ。

岩手山と三ツ石山の重なり



左から小乳頭山、乳頭山、笊森山



南側は。

秋田駒ヶ岳 

 




西の方は空と草原のみ。




季節的にも湿原に咲いている花は皆無だった。

初夏の頃に咲いた花の名残を。

チングルマ                                       ヒメシャクナゲ
 


秋田には他にも平坦な山頂を持つ山が幾つかある。その多くは広大な湿原になっている。

他に登ったのは、田代岳虎毛山など。 

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コメント (4)
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紅葉期の乳頭山と千沼ヶ原。【帰り】(2016年10月2日)

2021年10月09日 | 乳頭・千沼ヶ原

(本頁は「紅葉期の乳頭山と千沼ヶ原。【行き】」の続きです。)

千沼ヶ原の眺めを少し。

バックは源太ヶ岳(1545m)や小もっこ山、三ツ石山(1466m)



バックは八幡平から源太ヶ岳への連なり









バックに岩手山



バックは高倉山(1409m)と三角山(1418m)






千沼ヶ原は奥へ進むと右側に笊森山が見えてくる。

笊森山(1541m)



奥に横たわる平らな森は三角山。
このような風景、本州では尾瀬を除けば珍しい風景だと思う。

三角山(1418m)






キンコウカの草紅葉と池塘



バックは再び岩手山



今回は此処で折り返すことにする。

再び名無しの小湿原。光線の角度が違うので、【行き】に見たものとは印象が異なる。




乳頭山に再挑戦。




乳頭山に登る途中からの眺め。

バックは八幡平(1613m)や茶臼岳(1578m)。



バックは茶臼岳(1578m)、大深岳(1541m)、小もっこ山(1467m)。



手前の点々紅葉は小乳頭山だ。

バックは三ツ石山(1466m)。



三ツ石山は本州で一番早く紅葉する山だ。そのみごとな紅葉は ⇒ こちら

再び乳頭山頂から。
何故か、午後の乳頭山頂は人でイッパイになる。
これは秋田駒や八合目方面から縦走してきた登山者がここで休憩するからだ。

乳頭山頂の岩場と岩手山。




奥に森吉山、中ほどに小白森、大白森の連なり、手前に田代平と田代山荘。



下山開始。田代山荘が近づいてくる。
河童ハゲの山は大白森。次は可能ならば、草紅葉のあるうちに大白森に行ってみたい。




田代山荘脇の池で小休止。今日、二回も登った乳頭山を振り返る。




エゾオヤマリンドウの咲き残り                            ナガボノアカワレモコウの咲き残り
 



湿原越しに秋田駒ヶ岳



田代平から乳頭温泉(孫六温泉)への降り口では、田沢湖に入水するような錯覚を覚える。

いろいろな山や登山道があるが、湖への入水感覚を体験できる処はそうはないと思う。




孫六温泉は近い。バックは秋田駒ヶ岳。




孫六温泉



いつも孫六温泉から登山させてもらっているが、まだ入水いや入浴したことがない。

この次はきっと・・・。

下山後は田沢湖の西岸を掠めて帰宅。たつこ姫像の付近から見た東の山々を。




秋田駒や乳頭山から田沢湖はよく見えるが、その逆もまた真なり。

 
「大白森」へ続く。


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