モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

グレートフラット・大白森(2016年10月16日)

2021-10-21 | 乳頭・千沼ヶ原/秋

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。写真を加え、再アップ。)

乳頭山や秋田駒に登ると南八幡平の樹海の中に空母、あるいはカッパ禿のように山頂が平らな草原になっている山が見える。
いつか訪ねてみようと思う一方で、途中のブナ林でクマさんに遭ったらどうしよう
とも思っていた((-_-;)今年春、この山域でクマさんに遭遇している)。


2016/10/02 乳頭山に登る途中から見た大白森。バックは森吉山。
 


大白森 




10月16日は紅葉シーズンの日曜日でしかも晴天。

こういう日ならば登山者も少しは居るだろうと思い、大白森に行くことにした。
結果として(私の登っている間に)団体さんや大型犬を連れた夫婦も含め、30名近い登山者が切れ目なく登っていたので
クマさんの脅威もなく、世にも不思議な山上草原の眺めとブナの紅葉を満喫出来た。


 


登山口は有名な乳頭温泉郷の中でも人気の鶴の湯温泉。




温泉手前の鶴の湯神社から登山が始まる。
神社を過ぎると、広い林道を少し歩き、再び登山道、杉林やカラマツ林が続く。

「金取坂」という意味深な名称の急な上り坂を越えたら、いよいよ紅葉が始まっていた。







ブナの林も色づき出していた。

 


乳頭山や蟹場温泉への分岐点まで来たら、

これから先はブナ林の稜線歩きとなる。
稜線歩きだから、快適かと思うと、そうではない。
下写真の登山道などは草が生えているものの、ズボズボで底なし沼のようだった。




この稜線はぬかるみが多いと聞いていたので、ゴム長も携え、途中で履き替えした。

何故か弘進ゴムの長靴

 

ちょっと長い登りがあるが




それを過ぎたら、アオモリトドマツが混じり出し、けっこう広い湿原が・・・




いつの間にか小白森の間っ平らな山頂に来ていたのだ。

小白森の山頂(1144m)から秋田駒ヶ岳を望む。



マルバマンサクの紅葉



再び、アオモリトドマツやブナ林に突入。

 


おっ。少し開けて来たなと思ったら、

あっという間にこの光景。

東側、八幡平南部や岩手山を望む。



少し歩くと、真っ平らになった。
山座同定を試みる。




これがグレートフラット・大白森の山頂?なり。

西側は平原のみ
(厳密には森吉山が有るが、この日は何故か靄に包まれていた)。 



北側は茫漠とした八幡平。中央の凸部はもっこ岳。




曲崎山と八幡平、もっこ岳 







この先は樹林帯となる。

東側をアップで。池塘はここ一箇所のようだ。

岩手山と三ツ石山の重なり



左から小乳頭山、乳頭山、笊森山



南側は。

秋田駒ヶ岳 

 




西の方は空と草原のみ。




季節的にも湿原に咲いている花は皆無だった。

初夏の頃に咲いた花の名残を。

チングルマ                                       ヒメシャクナゲ
 


秋田には他にも平坦な山頂を持つ山が幾つかある。その多くは広大な湿原になっている。

他に登ったのは、田代岳虎毛山など。 

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コメント (4)
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紅葉期の乳頭山と千沼ヶ原。【帰り】(2016年10月2日)

2021-10-09 | 乳頭・千沼ヶ原/秋

(本頁は「紅葉期の乳頭山と千沼ヶ原。【行き】」の続きです。)

千沼ヶ原の眺めを少し。

バックは源太ヶ岳(1545m)や小もっこ山、三ツ石山(1466m)



バックは八幡平から源太ヶ岳への連なり









バックに岩手山



バックは高倉山(1409m)と三角山(1418m)






千沼ヶ原は奥へ進むと右側に笊森山が見えてくる。

笊森山(1541m)



奥に横たわる平らな森は三角山。
このような風景、本州では尾瀬を除けば珍しい風景だと思う。

三角山(1418m)






キンコウカの草紅葉と池塘



バックは再び岩手山



今回は此処で折り返すことにする。

再び名無しの小湿原。光線の角度が違うので、【行き】に見たものとは印象が異なる。




乳頭山に再挑戦。




乳頭山に登る途中からの眺め。

バックは八幡平(1613m)や茶臼岳(1578m)。



バックは茶臼岳(1578m)、大深岳(1541m)、小もっこ山(1467m)。



手前の点々紅葉は小乳頭山だ。

バックは三ツ石山(1466m)。



三ツ石山は本州で一番早く紅葉する山だ。そのみごとな紅葉は ⇒ こちら

再び乳頭山頂から。
何故か、午後の乳頭山頂は人でイッパイになる。
これは秋田駒や八合目方面から縦走してきた登山者がここで休憩するからだ。

乳頭山頂の岩場と岩手山。




奥に森吉山、中ほどに小白森、大白森の連なり、手前に田代平と田代山荘。



下山開始。田代山荘が近づいてくる。
河童ハゲの山は大白森。次は可能ならば、草紅葉のあるうちに大白森に行ってみたい。




田代山荘脇の池で小休止。今日、二回も登った乳頭山を振り返る。




エゾオヤマリンドウの咲き残り                            ナガボノアカワレモコウの咲き残り
 



湿原越しに秋田駒ヶ岳



田代平から乳頭温泉(孫六温泉)への降り口では、田沢湖に入水するような錯覚を覚える。

いろいろな山や登山道があるが、湖への入水感覚を体験できる処はそうはないと思う。




孫六温泉は近い。バックは秋田駒ヶ岳。




孫六温泉



いつも孫六温泉から登山させてもらっているが、まだ入水いや入浴したことがない。

この次はきっと・・・。

下山後は田沢湖の西岸を掠めて帰宅。たつこ姫像の付近から見た東の山々を。




秋田駒や乳頭山から田沢湖はよく見えるが、その逆もまた真なり。

 
「大白森」へ続く。


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紅葉期の乳頭山と千沼ヶ原。【行き】(2016年10月2日)

2021-10-08 | 乳頭・千沼ヶ原/秋

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

10月1日は秋田駒だった(こちら)が、
一旦、秋田市自宅に帰り、翌10月2日は乳頭温泉から日帰りで千沼ヶ原に行って来た。

当然だが、途中の乳頭山には一日に二回登った。
その折に見た紅葉や山岳風景があまりにも素晴らしかったので、今回は二回(行きと帰り)に分けて紹介させて頂く。

10月1日、湯森山から見た乳頭山。



乳頭山は8月11日、山の日(記録はこちら)と同様、乳頭温泉のひとつ、孫六温泉から登る。

6時30分、スタートで 乳頭山頂には8時40分に到着。

今回の非合法マップ



途中のブナ林はまだ緑のまま。今日は私以外にも登山者が居た。

乳頭山のブナ林                                        アオモリトドマツ
 



針葉樹林帯に突入すると、紅葉がちらほら目につくようになる。

田代平から乳頭山を望む。



田代平を過ぎ、いよいよ乳頭山の登りにさしかかる。




少し登って、来し方を振り返ると・・・

奥に森吉山、中ほどに小白森、大白森の連なり、手前に田代平と田代山荘。



もうすぐ山頂。秋田側の景色が開けてくる。

秋田駒ヶ岳と田沢湖(鳥海山のおまけつき)。



秋田駒ヶ岳のアップ。手前に笹森山が重なっている。



もろ山頂。岩手県側の景色が一気に開ける。

乳頭山山頂と岩手山



鞍掛山と姫神山



高倉山の上に早池峰山



南には大きく笊森山



乳頭山を降りて、千沼ヶ原へ向かう。

右に乳頭山。左は秋田駒。



ウスユキソウの残花                                 ホソバイワベンケイの紅葉
 



ミヤマキンバイの草紅葉



ミヤマキンバイがこんなに赤く色づくのは珍しいと思う。

ミネカエデの紅葉



途中、綺麗な紅葉にしばし釘付けになってしまう。

バックは笊森山。



紅葉を前景にした岩手山も素晴らしい。










岩手山のどアップ。



鞍部の秋田県側にある小さな湿原。名称は不明。大昔の火口跡か。










針葉樹林帯に突入したかと思ったら、千沼ヶ原に到着。




【帰り】へ続く。


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初秋の乳頭山。後編。(2019年9月17日)

2020-09-19 | 乳頭・千沼ヶ原/秋

(本頁は「初秋の乳頭山。前編。(2019年9月17日)」の続きです。)

乳頭山山頂からの展望を継続中。
次は南西側。田沢湖と秋田駒ヶ岳。

秋田駒ヶ岳と田沢湖。




鳥海山も小さく写っているがわかりにくい。

南側、和賀山塊をアップで。




笊森山はでかい。




南東には早池峰山。




やっと・・・岩手山。

乳頭山山頂と岩手山。
 



山頂からの眺めはこれでひと区切りとし、今日はこれから小乳頭の方に行ってみようと思う。

乳頭山山頂から小乳頭方面を望む。



バックの山は左から、大深岳、源太ヶ岳と小畚山の重なり、覘標(てんぴょう)ノ台、三ツ石山、大松倉山。 

山頂を南に少し下りたら、タテヤマウツボグサがまだ咲き残っていた。

                                    タテヤマウツボグサ
 



分岐点を小乳頭側に進む。

この先、見えるものは岩手山ばかり。

岩手山

 



ウメバチソウ                                                                                               アオモリアザミ(オオノアザミ)
 


岩手山山頂部。 



小乳頭の山頂に行く道は見つからなかった。最後に三ツ石山を間近に見てUターンする。
三ツ石山の山頂付近はうっすらと赤いようなそうでもないような・・・。 

三ツ石山



今度、見えるのは乳頭山ばかり。岩手ではこの山を烏帽子岳と呼ぶそうだ。

乳頭山(烏帽子岳)と秋田駒ヶ岳(左奥)



近寄ると、モフモフした草紅葉。

乳頭山(烏帽子岳)と草紅葉 



乳頭山(烏帽子岳)と池塘 



草紅葉の中で赤味が強いのは、キンコウカと判明。


乳頭山(烏帽子岳)とキンコウカの草紅葉
 



キンコウカの草紅葉とエゾオヤマリンドウ。                                             エゾオヤマリンドウ。手前は薄色花。
 

 

この日、二度目の乳頭山山頂。

山頂岩場から田沢湖。
 



二度目の登頂の際は、秋田駒のすぐ右に鳥海山も見えた。




帰り途に見た
田代平。

午後の田代平・草紅葉 




田代平のラストは田沢湖に入水するかのようだ。




今回の山行きで期せずして、珍植物イワテシオガマに遭遇した。
今年はこの植物をどうしても見たくて、先月末に岩手側から平ヶ倉の稜線を登り、千沼ヶ原まで行っているが、
生育場所まで歩いて二時間以上かかった(記録はこちら)。
今回はそんなに難儀しなくても、低いところにうじゃうじゃ咲いていたが、花は終了寸前だった。
来年からは主にこちらを見に行くことにしよう。

イワテシオガマ。長い茎を50センチ~1mも横に伸ばし、先に花をつける。 



根生葉はシダのようだ。                                                                                     穂花のアップ 
 



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初秋の乳頭山。前編。(2019年9月17日)

2020-09-18 | 乳頭・千沼ヶ原/秋

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。

乳頭山には9月にまだ行ったことが無かったので、17日に行ってみた。
なお近くの千沼ヶ原にはちょこちょこ立ち寄っているので、今回は割愛し、乳頭山だけを目いっぱい愉しむことにした。


田代平山荘付近から乳頭山を望む(下山時に撮影)。

 


今回も孫六温泉から入山、山頂を極めた後は岩手県側、小乳頭の山頂手前まで行き、来た道を戻る。
帰り道、田代平では少しだけ北側に寄り道してから下山した。


非合法マップ。今回、歩いたルートはオレンジ破線。


 

温泉から約一時間、ブナの樹林帯の中を歩く。
今日はこのコース、ワタシ独りだけのようだ。クマさん、どうか現れないでね。

途中のブナ林
(写真は下山時撮影したもの。登りの時は終始逆光だった。)

 


ねじくれたブナの枝にヤドリギ                      ブナの根っこ道

 



季節柄、ブナ林内に花は皆無。

キノコと木の実が少しだけ有ったが、いずれも有毒だった。

シロタマゴテングタケ                         ツルシキミ



樹林帯の坂道を一時間半ほど登ると、道が突然、平ら(木道)になり、田代平の湿原が始まる。

このコースはこの解放感がたまらなく好きだ。今日は天気も好く、秋田駒や近隣の山々もよく見えた。
樹木の紅葉はまだごく一部だったが、湿原では既に草紅葉が始まっていた。


田代平から秋田駒ヶ岳を望む。

 


草紅葉。赤いのはキンコウカのようだ。

 



田代平にはちょっと変わったワレモコウの仲間が生えている。

これは以前、10月に来た際、気付いたのだが、今回はその最盛期に当たっているようなので
もう少し詳しく観察してみる。

ナガボノアカワレモコウ?
 


ここには東北の高山に多いシロバナトウウチソウも生えている。

一応、花穂が直立し、上の方から咲くようなので、シロバナトウウチソウとしたが、もしかしたら、ナガボノシロワレモコウかもしれない。
場所によっては、赤穂と白穂が混生したり、中間的な色合いのものも見かけた。

シロバナトウウチソウ ?                                                                              赤穂と白穂の混生
 
 


オオカメノキ(特別早く紅葉したもの) 




他には今の時期、ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)とエゾオヤマリンドウも多い。


ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク) とエゾオヤマリンドウ 




エゾオヤマリンドウの群生。
 



リンドウに見とれて歩いているうちに、いつの間にか山頂。


乳頭山の南岩壁                                                                                              乳頭山山頂
 

 

今日はとても眺めが好い。まず北側を眺めると・・・
やや西寄り、森吉山の方角。

田代平、大白森越しに森吉山
 



焼山の方角。

倉沢山、曲崎山越しに焼山 


 
八幡平の方角。




大深岳の方角。


大深岳と源太ヶ岳の連なり。左奥に茶臼岳。

 



後編」へ続く。


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