モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「焼石岳/夏」の目次

2024年06月22日 | 焼石岳/夏

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)

晩夏に焼石岳リベンジ3(2022年8月29日)

晩夏に焼石岳リベンジ2(2022年8月29日)

晩夏に焼石岳リベンジ1(2022年8月29日)

晩夏の焼石岳を下る。後編(2017年8月27日)

晩夏の焼石岳を下る。前編(2017年8月27日)

焼石岳は真夏も花が多かった。2(2017年8月6日)

焼石岳は真夏も花が多かった。1(2017年8月6日)

焼石岳のお花畑は霧の中・後編(2022年8月5日)

焼石岳のお花畑は霧の中・前編(2022年8月5日)

花の焼石岳・真夏の陣。後編(2021年8月5日)

花の焼石岳・真夏の陣。前編(2021年8月5日)

New 焼石岳・暑中登山3(2023年7月29日)

New 焼石岳・暑中登山2(2023年7月29日)

New 焼石岳・暑中登山1(2023年7月29日)

真夏の焼石岳に絶景を見た。(2018年7月27日)

アヤメの咲く頃、焼石岳に行ってみた。(2017年7月14日)

焼石岳のイエローガーデン(2017年7月8日)

初夏の焼石岳。東成瀬ルート・後編。(2018年6月23日)

初夏の焼石岳。東成瀬ルート・前編。(2018年6月23日)

久々の焼石岳お花畑。(2017年6月17日)

花の焼石岳・初夏の陣。後編。(2021年6月10日)

花の焼石岳・初夏の陣。前編。(2021年6月10日)

New 2024年6月6日、焼石岳4(天国の花園)

New 2024年6月6日、焼石岳3(鳥海山を見るまで)

New 2024年6月6日、焼石岳2(銀明水の前後)

New 2024年6月6日、焼石岳1(まずは中沼と上沼)

焼石岳花紀行(2019年6月4日)



2019/06/04 姥石平のお花畑。バックは焼石岳。



2017/07/08 焼石沼付近のお花畑。バックは三界山。



以上。

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2024年6月6日、焼石岳4(天国の花園)

2024年06月18日 | 焼石岳/夏

(本頁は「・・・焼石岳3(鳥海山を見るまで)」の続きである。)

姥石平に戻ったら、12時近くなっていたのでここで今日の昼飯。
その後は東焼石岳まで往復し、下山することにした。










歩き出してすぐの花園。

天国ではこのような花が咲いてるのだろうか。
しばし花の集団美を堪能する。







 


姥石平から東焼石岳にかけてはハクサンイチゲが多い。




次に目立つのはミヤマシオガマ。




この花、東北では早池峰、羽後朝日、焼石、舟形山、月山と分布が限られる。

花色は鮮やかなマゼンタだが、
焼石では白花やツートンカラーも見られる。







ユキワリコザクラが少ないながらも見られた。

 

(右上)ユキワリコザクラ、ミヤマシオガマ、ミヤマキンバイの混生。


東焼石岳の山頂が近づくと、ミヤマキンバイが多くなるように感じる。




イワカガミとミヤマキンバイ
 


(右上)キバナノコマノツメ


チングルマも少し有った。




ムシトリスミレも咲き出していた。




東焼石岳山頂から南側、横岳方面を望む。




山頂から東へ少し下がると六沢(むざ)山や経塚山が見えたが、

今日はここで引き返すことにした。




北を望むと、遠く秋田駒ヶ岳から岩手山が並んでいた。




南本内岳。




西を望むと、西焼石岳の右に遠く鳥海山。
相変わらずアタマしか見えない。




こちらは神室連峰と微かに月山。




ハクサンイチゲのお花畑。バックは横岳。




中沼登山口に下りたら16時半だった。
今朝は6時半にスタートしたから、ちょうど12時間も歩き回ったことになる。
脚力の低下を痛感した。写真も撮り過ぎだ(今年初の900枚突破)。
これから秋田市に戻ったら、高速を使っても19時か。

帰りに県境手前から焼石岳(左端)と横岳が見えた。




今日は素晴らしい景色と花をありがとう。

体力的にはしんどかったが、今年で一番の花紀行となった。


以上。

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2024年6月6日、焼石岳3(鳥海山を見るまで)

2024年06月17日 | 焼石岳/夏

(本頁は「・・・焼石岳2(銀明水の前後)」の続きである。)

銀明水の上から始まる灌木帯の登りはしつこく長いが、
左側に池塘が現れると傾斜が緩くなる。
その後また灌木帯に入るが、今度は行く手に焼石岳が見えて来る。




ほどなくして右側に東焼石岳や六沢(むざ)山も見えて来る。

この見晴らしのいい場所は七月に来るとヒオウギアヤメが咲いているが
今回は何も咲いてなかった。

東焼石岳



六沢(むざ)山



小川を渡渉し、少し登ると

右手奥に天竺山と経塚山の重なりが見えてくる。
その左奥に聳えるのは早池峰山だ。




横岳



ここまで来ると姥石平は目の前だ。

涸れ沢のような場所を進むと、姥石平の分岐点に着く。
今回は鳥海山を早く見たいので、分岐点では休みを取らず、
泉水沼を過ぎて、横岳焼石岳の鞍部を目指す。
姥石平の分岐点から焼石岳を望む。




泉水沼から焼石岳。




泉水沼越しに東焼石岳を望む。




(横岳と焼石岳の)鞍部は目前だ。




鞍部から焼石岳山頂側に五分間ほど登る。ここから西側の壮大な眺めを愉しむ。

ここからの眺めは焼石岳山頂よりも素晴らしいと思う。
だから今日は此処までだ。
北西に聳えるのは西焼石岳。




鳥海山はそのすぐ左側に見えるはずだが・・・
今日は雲間からアタマだけ出していた。




全体の姿が見えなかったのは残念。
それでもねんねこぼぼこの雪形が見えたから好しとしよう。

焼石岳西面に広がるカール状の地形を眺める。
手前の台形の山は柴沢山。




カール状地形の眺め。




カール状地形の左側を望む。奥には東山、さらに奥には虎毛山や泥湯三山など。
栗駒山は左の横岳のかげになって見えない。
焼石山頂まで登れば現れるが、光線の加減で見えにくいことが多い。




先にも言ったように今日は此処までだ。

今日はこの後、東焼石岳まで行くので焼石岳山頂はパスさせて頂く。
東側を望むと、真下に泉水沼と姥石平。奥に胆沢平野の散村が見えた。




今回は横岳に向かう登山道の通行止めが解除になっていた。

久しぶりに横岳と焼石岳の鞍部のお花畑を散策してみた。




ユキワリコザクラとミヤマシオガマの混生が素晴らしい。




ユキワリコザクラを前面に。
 

(右上)ミヤマシオガマをメインに。





再び混生。右の黄色はミヤマキンバイ。




姥石平分岐に戻って、ハクサンイチゲ。




姥石平分岐付近のお花畑と焼石岳。




再び参考マップ。




以上。

・・・焼石岳4(天国の花園)」へ続く。

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2024年6月6日、焼石岳2(銀明水の前後)

2024年06月16日 | 焼石岳/夏

(本頁は「・・・焼石岳1(まずは中沼と上沼)」の続きである。)

上沼から数えて三つめの湿原でつぶ沼コースと合流する。
ここは残雪が多く、6月に訪ねるといつも雪の壁をどう攻略するかで悩むところだが、
今年は残雪が少なかったので簡単にクリアーできた。

つぶ沼コースと合流点の残雪



残雪の中からミズバショウのモヤシが・・・




この前後で見かけた木の花。

タムシバ



ムラサキヤシオ



オオカメノキ



草花は依然としてシラネアオイが多かった。




他には・・・

サンカヨウ



ミヤマカタバミだろうか。




同じ場所には薄いピンクの株も混生していた。

花のサイズは大小さまざまだったが、葉の形や茎の基部の様子などから
この付近のカタバミ類はコミヤマカタバミと判断した。

 

(右上)ツバメオモト


やがて湿原の奥に横岳の姿が見えるようになる。
ここまで来ると銀明水は眼と鼻の先だ。




銀明水のシンボル?、ダケカンバの大木。
此処から先の焼石は高木が急速に少なくなる。

 


(右上)ミヤマキンポウゲ


銀明水ではいつも水を補給し、ゆっくりと休憩している。

ここまでの所要時間は長くなる一方だ。
今回は(登山口から)二時間半もかかった。脚力の衰えを痛感。

銀明水の斜面の残雪



銀明水のすぐ上から横岳を望む。




ミズバショウの群生



ミズバショウ



ショウジョウバカマ



そうこうしているうちに銀明水上部の大残雪(雪渓?)の下端に到着。

ヒナザクラがキャピキャピと咲き出していた。




 


銀明水上部の大残雪(雪渓?)を上から見た。

遥か彼方に胆沢平野の散村も見えた(下山時、14時半頃撮影)。




胆沢平野の散村をアップで。

この景色は午前中の登りの時にも見ているが、
光線の角度のせいだろうか午前中は見えにくい。
いつも午後、下山時に撮った方を貼っている。




歳のせいだろう。

銀明水の上から姥石平の入り口までの長い斜面の登りはとてもしんどくなった。
手持ちマップのコースタイムでは一時間10分となっているが、
ここ二年はその倍近くかかっている。
この区間、秋は紅葉が素晴らしいが、それ以外の季節は灌木帯なので
日差しが強い半面、
視界は効かず、年寄りにはとてもハードな区間だと思う。

この斜面で見た花は少なく、
シラネアオイ以外は、
オオバキスミレ、ミヤマスミレなどを少し見た程度。

オオバキスミレ



ミヤマスミレ



前日縁あって巨大な秋田蕗を見ている(こちら)が、
このフキノトウもアキタブキだと思う。




以上。

・・・焼石岳3(鳥海山を見るまで)」へ続く。


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2024年6月6日、焼石岳1(まずは中沼と上沼)

2024年06月15日 | 焼石岳/夏

初夏6月に焼石岳に行くのは2021年(記録はこちら)以来だ。
初夏の焼石岳山頂部のお花畑はとても素晴らしい。
それは国内でも屈指の花風景ではないかと思っている。




また焼石岳は山頂部からの山岳展望も素晴らしい。

ところが不思議と初夏に鳥海山がまともに見えたためしがない。
今回は花の他に鳥海山も見たいと欲を出してやって来た。

秋田市自宅を午前3時10分頃に出発。
4時半過ぎに横手実家付近を通過したら、
鳥海山が見えていたが、山頂に雲が懸かっている。




焼石の山頂に着く頃には雲が完全に取れていることを祈り、東成瀬村に入る。

東側の焼石岳は上半分が雲に隠れていたが、
こちらも登山する頃には晴れることを祈りつつ、
国道342号線、397号線と乗り継いで東進、
県境の大森トンネルを抜ける。
胆沢ダム湖(奥州湖)にかかる橋から奇怪な猿岩と栗駒山を眺める。




栗駒山は今日は焼石の上からは見えないかもしれない

(横岳のかげになり見えにくい)ので、
今のうちに眺めておく。




石渕トンネルを抜けてすぐ尿前林道の悪路を走る。

約20分間ノロノロ走って、6時丁度に中沼登山口へ到着。
着いて吃驚。駐車スペースがもはや数台分しかなかったのだ。
山支度しているうちに駐車場は満杯になり、路駐が出始めた。
初夏の焼石は混みあうと聞いていたが、
平日木曜でもこんな有り様だとは思ってもみなかった。
今回は駐車と同時に自車にちょっとしたトラブルが有った。
取説を取り出したり悪戦苦闘したため、
出発が少し遅れ、6時40分頃から登山開始。




中沼までの登山道は雑木林や一部カラマツの植林の中を進む。

小さな上り坂が6回くらい現れる。写真は確か最後の坂だ。

 


(右上)ツクバネソウ

いつ来てもこの道はうす暗く花は少ない。
今回咲いていたのはズダヤクシュ、ツクバネソウ、ウゴツクバネウツギくらいだった。

ウゴツクバネウツギ



私の脚では45分かかって中沼に到着。

朝の中沼はいつも凪いでいて鏡面風景がみごとなのだが、
今日は微風が有って水鏡にはならなかった。
しかも横岳の稜線にはまだ雲がまとわりついていた。




上に着く頃には完全に雲が取れていることを祈りつつ、先へ進む。

(下山時の16時には雲が完全に取れていたので一応掲載しておく。)




中沼の奥の湿原の方から中沼を望む。




ここの湿原にはいつも花が多いものだが、今回はリュウキンカの花が少しだけ残っていた。

なお一緒にミズドクサも生育している。




ブナ林を挟んで10分くらいで上沼に到着。




ここの湿原にはコバイケイソウやミツガシワが多い。

コバイケイソウは咲き出したばかりだった。

 

(右上)ミツガシワ


ハクサンチドリ

 

(右上)ハクサンチドリの白花


上沼の湿原が終ると、
渓流のようになった登山道がしばらく続く。

年によっては激流になっていることもあるので
焼石岳にはゴム長を穿いて登る人が多い。
今年は雪解けが早く進んだせいか、水は今まで登った中では一番少なかった。
道の両側にはシラネアオイやショウジョウバカマが多かったが、
前日までの雨で花が下ばかり向いていたので撮影は断念。

渓流の中にオオバミゾホオズキやエゾクロクモソウ?、
ミヤマカラマツなどの芽出しを見つけた。

オオバミゾホオズキ


エゾクロクモソウ?
 


(右上)ミツバオウレン



突然、湿原が始まった。




中沼では終わり気味だったリュウキンカがここでは新鮮だった。

リュウキンカ



小さな黄色い花も一緒に咲いている。




こちらはツルキツネノボタン。

青森から長野、山梨までのブナ帯水湿地に生え、比較的希少とされるが、焼石には非常に多かった。




以上。

2024年6月6日、焼石岳2(銀明水の前後)」に続く。

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