モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

晩秋の荒れ庭(2020年11月7~20日)

2020-11-22 | ガーデニング/夏秋

ここ数年、園芸ガーデン熱が冷め、山ばかり行っているので、うちの庭は荒れ放題だ。
荒れた感じがもろなのはツルウメモドキ。
(`◇´)こんな木はけっして植えるもんじゃない!!
もし生まれ変わってまた庭を作るならゼッタイ植えない!!


ツルウメモドキはマユミの木に絡ませている。右下に蔓が少し写っている。ウメモドキは左下に。

2020/11/07


ツルウメモドキを絡ませているマユミの実



ツルウメモドキ。これはならず者。




何故ならず者なのか。

蔓は伸びるスピードが速く、あっという間に支柱にしている樹木を覆ってしまうが、もっと怖ろしいのは根っこだ。
うちの庭の地下はほぼ全域、ツルウメモドキの根っこで占領されている。
とんでもない処から芽を出し、僅か数日で30センチくらいまで伸びる。放っておくとタイヘンなことになる。
種子の発芽にも悩まされている。

ウメモドキ。これは良い子。




いち早く紅葉したのはコマユミ。これも良い子だ。




スズランノキ。これは優等生。何故なら生長が驚くほど遅いのだ。植えて20年近くなるが、背丈は2m程度。
しかし今年の紅葉は腑抜けた色合いだ。本来ならもっと濃い紅、ワインカラーなのに。




今年は連日の降雨で紅葉が進まないうちに落葉した。

うちの荒れ庭のいいところをどっかり占領しているのはススキ(斑入り品種)だ。
夏場は白斑が涼やかで行儀もいいのだが、
秋になって穂花が出て来ると緊張感が失せてしまう。
よって風雨で倒れて、横に広がるようになる。
冬場、その上に雪が降ったら更にみっともないので、雨の晴れ間を見て刈り取った。

2020/11/07 刈り取り直前



刈り取り後。奥の紅葉はスズランノキ。



ススキだけで70リッター用のゴミ袋が二ついっぱいになった。
ススキは仮に園芸品種でも猛烈に増え広がるものだ。うちでははみ出さないように大鉢に植えたまま庭に埋めている。
その状態で既に四半世紀。まことに強靭な植物だと思う。

ならず者、ツルウメモドキだが、数日後、二階の窓から見て、唖然とした。
こんなにも繁っていたとは!! なお絡ませている木はマユミ。それを完全に覆っていた。

2020/11/13




中旬になったら冬植物マンドラゴラ第一号が咲き出していた。
この品種(他にも有るので仮に「第一号」としておく)は一見、セントポーリア(イワタバコ科)みたいで可憐だが、
こちらはナス科の猛?毒植物。

ハリーポッターなどにはよく出て来るが、人間界で植えてる人はあまり居ないようだ。

2020/11/13




マンドラゴラの花をアップで。
葉はでかいが花は小さく2センチ程度。開花期間はホンの二、三日なので見逃すことも多い。




この仲間は晩秋から真冬にかけて咲き、実をつけ、春になると枯れて休眠する。そして秋になるとまた復活する。

こんなことをうちでは十年以上も繰り返している。

ネリネ・ボーデニーが先月末から咲いている。何故か今年は花色が淡い。気象のせいだろうか。

2020/11/19




珍しく晴天になった日のツルウメモドキ。

2020/11/19




葉は完全に落ちてしまったが、実は健全だ。晩秋の花の少ない時期、貴重な存在と言える。
根っこは憎たらしいが、抜かずに置くか( (´π`;)今更抜きようも無いが)。

・・・とこれで終わりにしようと思ったが、
今朝、朝刊を取りに玄関を開けた途端に目に入ったのは・・・

2020/11/20



黄色いのはフウチソウ。その上に野村カエデの紅葉が。
昨夜来の強い雨で一気に落葉してしまった。このカエデはうちの庭木では最も遅く紅葉する。
従ってうちの庭紅葉はこれで全て終わった。
これからの秋田は時雨空が続き、そのうち白いものが落ちてきて長い冬に突入する。


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気まぐれリコリス(2020年8月~9月上旬)

2020-09-10 | ガーデニング/夏秋

うちの荒れ庭の片隅で今年もリコリスの仲間が咲き出した。

今朝(2020/09/10)は久々の雨で濡れ姿。




昨日の朝(2020/09/09)の様子。

 


種名はリコリス・スプレンゲリ。中国原産で花の色合いから「ムラサキキツネノカミソリ」とも呼ばれるようだ。

同じ場所で八月下旬には別のリコリスが咲いていた。

2020/08/27

 


種名はリコリス・インカルナータ。
やはり中国原産で何故か「タヌキノカミソリ」とも呼ばれる。
個人的には赤いキツネノカミソリがタヌキでこちらの方がキツネっぽい感じがする。
しかし「赤い狐に緑の狸」という格言?があるくらいだから、キツネノカミソリは赤なのか。

これらは25年前、家を建てると同時に植えこんだリコリス類の一部だが、

開花は気まぐれでどちらもまだ三、四回くらいしか花を見たことが無い(葉っぱは毎年出しているようだが・・・)。

ところで、昨年と一昨年は同じ場所でほぼ同時期にまた別のリコリスが咲いていた。


2018/08/23



2019/08/25



白っぽい方はオフホワイト、薄青い方はブルーパール。
どちらも出自のはっきりしないリコリスながらも、
この二品種はほぼ毎年のように咲いている。
ところが今年は咲かなかった。どうしたんだろう。

今年の秋田は七月から八月お盆過ぎまでずっと雨続きで、それ以降は昨日まで猛暑日照りが続いている。
この異常気象のせいで咲かなかったのか、だとするとスプレンゲリ、インカルナータの二種は異常気象の時だけ咲くのか。
いずれにしろ定かではない。
同じ場所にはまだ別の種類も植わっている。それはまだ一回しか花を見たことが無い。
はたして生きてるうちに見られるものかしら。リコリスの開花メカニズムはどうなってるのだろう。


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梅雨時の庭花(2020年6月下旬~7月上旬)

2020-07-08 | ガーデニング/夏秋

例年、梅雨時は庭花が少なくなる。
秋田地方は空梅雨の年も有るが、今年はしっかり梅雨空が続いている。
それでも今のところ水害等は免れている(災害に遭われた皆様、お見舞い申し上げます)。
雨続きのせいか花の咲き具合はあまり宜しくない。

ホタルブクロ



或る方から、ホタルブクロは暴れるのでけっして地植えしてはならないと注意されたが、

うちの庭では暴れるどころかすぐに枯れてしまう。かわりに他の花が植わっている鉢に侵入、
元の花を駆逐して鉢の中で増えている。

なんかカッコウみたいな生態だが、そのまんま咲かせている。


ホタルブクロ                             スイセンノウ
 



スイセンノウは酔仙翁と書き、濃いマゼンタやほろ酔い加減に紅くなった色合いが一般的だが、

うちの庭では純白ばかりが繁茂している。酒好きの庭主人とは違い、スイセンノウは素面ばかりになってしまった。


ナツツバキ




ナツツバキの花は白と決まっているが、うちのものは咲いているうちに仄かに紅をさすことが多い。
皆さんのお家のものはどうだろうか。

次は一見、タチアオイのようだが、アルセア・ルゴサという別種。
3m近くまで生長する年も有るが、今年は2mに満たない。

今年は春、根元にヒナゲシのタネを蒔いた。
今頃になり、咲き出しているが、残念、雨に打たれてさっぱり見栄えがしない。
雨の多い年、この手の一年草は難儀する。




カラー。
品種名は「ピカソ」というらしい。

 


こちらの品種名は不明。一般的な黄色花だ。
どちらも鉢に植えっぱなし、冬場は室内で避寒するが、毎年よく咲いてくれる。

 


カラーの花を見ると、いつもミズバショウを連想する。
同じサトイモ科なのでつくりは同じ。しかし両方の写真を並べて見るとやはり違う。

2020/06/22 月山のミズバショウ。




高山ではニッコウキスゲが咲くシーズンだ。

2020/07/03 森吉山のニッコウキスゲ。



それの代用品?としてうちではヘメロカリスを数品種植えている。
が、今年のヘメロカリスはパッとしない。

庭のヘメロカリス `ステラ・デ・オロ'



理由は
6月中旬の生育期、近所の野良猫が葉の茂みを寝床にしてしまったせいだ。

2020/06/15




他のヘメロカリス。

 

毎年対応に苦慮している凶悪なアブラムシが今年は発生していない。
それは雨続きのせいだろう。


この小さな草はヒメヤブラン。十数年前に導入した。

花は地味だが、グランドカバー(雑草塞ぎ)として重宝している。







盛夏の庭の主役、アガパンサスだが、今年は異常に蕾の出が悪い。

こんなことは今までに経験したことが無い。どうしたんだろう。




ちなみに昨年はこうだった。2019/07/21撮影。




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いにしえの秋冬庭(2016年9~12月)

2020-03-20 | ガーデニング/夏秋

本ブログを始めて約二ヶ月。当初、園芸植物やガーデニングについてブログ上ではあまり語らないつもりでいたが、
春になり、庭先で何かしらの花が咲き出すようになると、そうも行かないようだ。ブログにも慌てて「ガーデニング」のカテゴリーを追加してしまった。
カテゴリー立ち上げに当たり、昔の園芸ガーデニングの様子を少しばかり報告させて頂く。
なお本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。


9月以降の私はまた山が忙しくなって来た。
特に中旬以降は実家慰問(母の介護)とともに紅葉の追っかけが始まったので、土日祝日はほとんど家に居なかった。
よって自庭での園芸ガーデニング活動は何もやっていない。それでも年末になったので秋以降の花たちをレトロスペクティブに並べてみた。
まずはヒガンバナ。 

2016/09/25


                                    ヒガンバナ                                                                                   
リコリス・スプレンゲリ
 

ヒガンバナには不吉なイメージをお持ちの方もいらっしゃるようだが、
秋田では墓地や畦道には無いので珍しく、わざわざ球根を買って庭のあちこちに植えこんでいる。
青が混じった不思議なピンク色のヒガンバナ(リコリス・スプレンゲリ)は何故かうちの庭に懐いてくれない。
不思議と横手
実家では元気でよく増えているので開花するとわざわざ見に行っている。

リコリス・スプレンゲリ 2016/09/09 



葉の無い花が続く。

コルチカム・白花八重咲き。2016/10/11

 

       コルチカム・シリシカム                       ブルビネ・フルテスケンス
 
                                                                                                                               (´π`;)こちらは葉があった。 


その他の秋花

ニコチアナやサルビア・コクシネアなど。2016/09/25

 

アキチョウジ。2016/10/17



あっ( ̄π ̄; この花はたしか・・・

ボリジ(ルリヂシャ)。2016/10/05

 

ボリジは6月の庭にも咲いていたが、
こちらはその時のこぼれダネから咲いたもの。
一年に二回も咲くとはマッタク予想してなかった。なんか儲かったような気分。

なお背景の赤は・・・
 

スズランノキ Oxydendrum arboreum の紅葉。2016/10/30
 



結局、ボリジは雪に潰されるまで咲いていた。

ボリジ。2016/11/13                                                                                                           ネリネ・ボーデニー。2016/11/13
 


ピンクのヒガンバナ(リコリス)のような花は今年新しく導入したネリネ・ボーデニー。

秋田では地植えでも越冬するようだが、今年は念のため鉢に植えてみた(冬場は風除室に格納予定)。


秋の庭木(蔓もの)

ツルウメモドキ。2016/11/06


これは庭にはゼッタイ植えてはいけない木だった。
 

ディープな山野草系

クサヤツデ。これでもキク科。2016/11/21
 


                                  クサヤツデ全体図                                                         
      カエデ `野村'、フウチソウ、ギボウシ他
 



落葉も進み、草も刈られ、庭は寂しくなる一方だ。

2016/11/21
 


11月21日。鉢物の一部を風除室に格納する。

ネリネ・ボーデニーとこれから咲くマンドラゴラ。
 

上右は風除室内の様子。
ヤグルマギクだけは一応、タネを蒔いた。

11月23日。ついに初積雪。

2016/11/23

 


12月上旬、マンドラゴラが咲き出す。

マンドラゴラ 一号。2016/12/03
 



雪は降ったり融けたりの繰り返し。




クリスマスが近づくと、コトネアスター(ヤナギバシャリントウ)がクリスマスカラーに変身。

ヤナギバシャリントウ。2016/12/16 



このクリスマスローズは今年もクリスマス前から開花していた。

クリスマスローズ。2016/12/25



てなわけで、 (´π`;)2016年の秋以降はマッタクの手抜き庭だった。


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いにしえのサマー・ガーデン(2016年七、八月)

2020-03-19 | ガーデニング/夏秋

本ブログを始めて約二ヶ月。当初、園芸植物やガーデニングについてブログ上ではあまり語らないつもりでいたが、
春になり、庭先で何かしらの花が咲き出すようになると、そうも行かないようだ。ブログにも慌てて「ガーデニング」のカテゴリーを追加してしまった。
カテゴリー立ち上げに当たり、昔の園芸ガーデニングの様子を少しばかり報告させて頂く。
なお本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。


夏場はガーデニングがしんどい季節。年によっては旱で水道代が家計を圧迫することもあるが、
多くの場合は蒸れて、鬱蒼と草木が茂り、やぶ蚊の巣窟となるので、春や秋のように庭に出ることはほとんど無くなる。
イングリッシュ系のガーデンならば、ブルーのデルフィニウムやカンパニュラなどを林立させる時期かもしれないが、高温多湿の日本(本州以南)では土台無理な話。
それでもうちの庭では何がしかの花か咲いている。先月末から次々と咲き出しているのはヘメロカリスの類。
これは元々、原産が日本や東アジアなので夏場の高温多湿には耐性がある。


2016/07/09
 

                            ヘメロカリス `乙女心'                                         下の方の青花はカンパニュラ・サラストロ Campanula `Sarastro' 
 

乙女心は十数年前からある品種だが、気息奄々だったので、今年春に別場所に移植してみた。
すると夏には息を吹き返してくれた。

今年の春、珍しくカラーの球根を買った。
その時のラベルは白花(苞)品種だったが、いざ咲いたら紫だった。

 

カラー Zantedeschia
友人によると「ピカソ」という品種ではないかとのこと。

 

アルセア・ルゴサ
 

アルセア・ルゴサ Alcea rugosa(Russian Hollyhock)。
一見タチアオイに似ているが、 別種で葉の切れ込みが深く、背丈も半端でなく高い。今年は2.5mを越えた。
 

中旬になると、アガパンサスが咲く。
この花、暑い年も涼しい年も咲くのはいつも決まってこの頃なのだ。

2016/07/13


         2016/07/13                              2016/07/17
 

2016/07/17


2016/07/17
 

        ビロードモウズイカ                     リシマキア・キリアータ `ファイヤークラッカー'
 

ビロードモウズイカは植えたわけではない。
近所の空き地から飛んできて勝手に生えたもの。以前、そのままにしていたら、猛烈に増えたので、
撮影後、抜き捨てた。


リシマキア・キリアータ `ファイヤークラッカー' Lysimachia ciliata `Firecracker'は主に暗赤色の葉を鑑賞する植物だが、今頃の季節になると黄色い花を下向きに咲かせる。生育旺盛で地植えするとあっという間に庭中に広がってしまう。

こちらもよく増える植物。
2016/07/24


ヒメヒオウギズイセン、モントブレチア、クロコスミアといろいろな名があるようだ。
安易に導入したことを悔やむ植物のひとつ。

モントブレチアという植物名は、検索したところ、
「英名(旧属名)からで、フランスの作出者Victor Lemoineが植物学者Coquebert de Montbretに捧げたもの。」
とあった。

アガパンサスの奥に立つ黄色い花はウイキョウ(フェンネル) 。

2016/07/24  ウイキョウ
 

ウイキョウ(フェンネル) は
うちの庭にやって来て20年。
借家時代からカウントすれば四半世紀。長命な草だ。

                       オニユリ                                                                            ロニセラの実
 

7月29日。
梅雨明けの日に白い紅蜀葵(モミジアオイ)が咲いた。

 

モミジアオイ Hibiscus coccineus 。紅蜀葵なのに白い。


八月の秋田はずっと旱続き。

2016/08/21


      ルドベキア・トリロバ(タカオ)                      Solanum pyracanthum
 


ルドベキア・トリロバ(タカオ) は咲いたままドライフラワー化していた。

八月も末近くなってやっと新鮮な花が咲いた。今年の夏リコリスはこれだけだった。

リコリス・オフホワイト Lycoris `Off White'
2016/08/22 



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