モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「月山/羽黒口」の目次

2024年08月24日 | 月山/羽黒口

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。

当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)


New 月山弥陀ヶ原で草紅葉を。(2014年9月21日)

初秋の月山(羽黒ルート)展望紀行。(2017年9月1日)

New 2024年8月9日、羽黒口からの月山3

New 2024年8月9日、羽黒口からの月山2

New 2024年8月9日、羽黒口からの月山1

久しぶりの月山の花3(2014年8月2日)

久しぶりの月山の花2(2014年8月2日)

久しぶりの月山の花1(2014年8月2日)

羽黒ルートから月山へ。後編(2016年7月23日)

羽黒ルートから月山へ。前編(2016年7月23日)

月山のクロユリはどうなった。(2015年7月5日)



2016/07/23 弥陀ヶ原のオゼコウホネ



2016/07/23 月山・羽黒ルートから鳥海山を望む。 



以上。

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2024年8月9日、羽黒口からの月山3

2024年08月23日 | 月山/羽黒口

(本頁は「・・・羽黒口からの月山2」の続きである。)

手持ちの月山登山マップ(昭文社・山と高原地図)を見ると、
八合目から月山山頂までの所要時間は約3時間と記載されていたが
私は今回、約4時間かかって9時頃に山頂付近に至った。
元々足が遅いうえに花の撮影でどうしてもこうなってしまう。
その後、昼飯時間も入れて11時近くまで山頂部のあちこちの花を見て回った。
山頂部は広く平らで花の種類、数も多いのでここでも時間を食ってしまう。

北側から霧の山頂部を望む。

 


(右上)チングルマの花は終わり、実に変化中。

アオノツガザクラの咲き残り



ウズラバハクサンチドリの咲き残り
 


(右上)ハクサンボウフウ


一時だが、霧が少し晴れて月見ヶ原が見渡せた。
手前の白花はハクサンボウフウ。




エゾシオガマ



山頂部にもハクサンフウロが多い。




ミヤマキンポウゲが混生。



ミヤマキンポウゲ



山頂部を南側から望む。




一瞬だが霧が晴れた。奥は月山神社。

 


(右上)山頂神社近くでオニヤンマに遭遇。

私は登山中、虫除け用のオニヤンマを帽子に装着して歩いているが、
このオニヤンマはウゴアザミに掴まったまま、私が近づいても逃げなかった。
よく見たらカメムシかイナゴのようなものをバリバリ音を立てて食事中だった。

キオン



ミヤマセンキュウ
 

(右上)ハクサンシャジンとハクサンフウロ


山頂の南側には広大な風衝草原が広がる。
初夏はハクサンイチゲやミヤマウスユキソウなどのお花畑だったが、
今はハクサンイチゲがまだパラパラと咲いている。




主役と言えるほどでは無いが、ハクサンシャジンも多かった。







草丈が特に低くなった風衝地に行くと、

小さな白い花が撒き散らされたように咲いている。




これはミヤマコゴメグサだ。
ハマウツボ科の半寄生植物で一年草だと聞く。
他の花との混生状態を少し続けてみる。

左下と右上の白い花はハクサンイチゲ、全体に多い広葉は不明。




左上からウメバチソウ、ミヤマウスユキソウ(葉)、ミヤマリンドウ。




中ほど上にミヤマリンドウとミヤマウスユキソウ。ミヤマコゴメグサと一緒の葉はガンコウランか。




ネバリノギラン、ミヤマリンドウと混生。右上にミヤマアキノキリンソウ。




以上。

 

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2024年8月9日、羽黒口からの月山2

2024年08月21日 | 月山/羽黒口

(本頁は「・・・羽黒口からの月山1」の続きである。)

八合目から一時間以上登り、一の岳の脇を過ぎると霧が立ち込めて来た。
新たに出て来た花はハクサンイチゲ(咲き残り?)とトウゲブキだった。




ハクサンイチゲ
 


(右上)トウゲブキ


トウゲブキは日本アルプスには無く、月山あたりより北の東北地方高山や北海道に現れる。
分布の南限とも言える月山でこの花はハクサンフウロやハクサンイチゲと混生しているのが特徴的だ。

花の密度が高くなって来たと思ったら、仏生池に到着した。
ここまで来るのに優に二時間かかっている。
花が多くなって撮影のため立ち止まることが多くなった。

トウゲブキの多いエリア



その向かいはハクサンイチゲやハクサンシャジンがびっしりだった。




仏生池の前にはドッキリするほど鮮やかな色の衣装を付けたお地蔵様と風車が。




ここで一旦、修験者の一行に追いついたが、私は花の撮影で立ち止まったのでまた離れてしまった。

仏生池の先はトウゲブキの他に黄色い花のキク科が多かった。

キオン
 


(右上)ミヤマアキノキリンソウ。左上の白いセリ科はイブキゼリモドキ。


ウサギギク
 


(右上)ネバリノギラン

この先はハクサンイチゲやハクサンシャジンが多かった。

ハクサンイチゲ



ハクサンシャジン



ハクサンシャジンの白花



ハクサンフウロが群生する草地に到着した。




この場所には低木のミヤマホツツジも多かった。地味な花だが、一斉に咲くと見ごたえあり。




ハクサンフウロ



ハクサンフウロにタテヤマウツボグサも混生。




タテヤマウツボグサ



この一角を過ぎると大峰の稜線上に出る。

少数だがトウヤクリンドウを見かけた。

 



この花が咲くのは東北では月山と尾瀬燧ヶ岳だけと聞く。

風衝地にはミヤマウスユキソウの古花がいっぱい有った。




ミヤマリンドウ



ミヤマトウキ
 


(右上)ヤマハハコ



以上。

羽黒口からの月山3」へ続く。

 

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2024年8月9日、羽黒口からの月山1

2024年08月20日 | 月山/羽黒口

月山にはこのところ南側の姥沢からの入山が多かったが、
今回は北側の羽黒山側から入ってみた。
このルートを歩くのは約七年ぶりか(前回はこちら)。
暑い時期なので早い時間帯に登山を済ませようと思い、
今回は秋田市自宅を午前2時に出発した。
しかし月山は遠いものだ。
羽黒口八合目駐車場への到着は約三時間後の午前4時50分だった。
それでも朝早いので駐車場はガラガラ、十数台しか停まってなかった。

羽黒口八合目駐車場の様子



5時10分頃、登山開始。

登山道は初めは弥陀ヶ原湿原の中を通る。
湿原には花がほとんど無かった。
南側に小さく見える月山は山頂部に雲がかかっていた。




北側には池塘越しに鳥海山がかすんで見えた。




無量坂の緩い坂道を登り、振り返ると鳥海山が浮き上がって見えた。




湿原から無量坂にかけて、花は思ったよりも少なかった。

コバギボウシ
 


(右上)イワショウブ


シロバナトウウチソウ
 


(右上)
シラネニンジン


坂道の草藪に絡まっていたのは
ツルリンドウ。




無量坂の途中から、月山を望む。




今日は山頂部に雲が懸かっている。
それが取れることを念じつつ、一の岳に向かう。
振り返ると鳥海山。こちらも山頂に薄雲が懸かって来た(この日、見えたのはこれが最後だった)。




花はずっと少なかったが、一の岳の山頂が近づいたら、ニッコウキスゲが咲いていた。




アザミも多くなって来た。

このアザミはナンブタカネアザミ。

 


「ナンブ」という名なのに南部(岩手県)ではあまり見ない。

月山や朝日連峰など山形県の山で多く見かける。
丈は50センチ程度とあまり高くならず、草地に疎らに生える傾向が有る。
棘は鋭く痛いので触らない方がよい。




次のアザミはウゴアザミ。

 


こちらのアザミは丈が高く、通常1mを越えて、密な群生を作る傾向が有る。

ウゴアザミの密な群生(山頂の神社近く)



アザミが出たのでウゴアザミの花にやって来たアサギマダラを。




登りの時は早朝だったので飛んでなかったが、下山時(午後1時頃)に遭遇した。

他に見た花たち。

ハナニガナ
 


(右上)ミヤマコウゾリナ



マルバシモツケ



クロヅル
 


(右上)キンコウカ

以上。


羽黒口からの月山2」へ続く。

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月山弥陀ヶ原で草紅葉を。(2014年9月21日)

2023年10月05日 | 月山/羽黒口

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

月山は今年8月アタマに山頂まで行った(こちら)が、
今日(9月21日)は山頂には行かず、中腹、主に八合目周辺と五合目付近を彷徨ってみた。




朝7時頃、羽黒口八合目から歩き出したら、弥陀ヶ原の木道は霜が降りてツルンツルンだった。

(朝、異様に早いのは秋田市を午前4時に発ったおかげ。理由は八合目の駐車場がすぐ満車になるから。)

 
                                           エゾオヤマリンドウ


花はエゾオヤマリンドウが少し残っている程度、

当てにしていた湿原越しの鳥海山も雲の通り道になっており、よく見えなかったが、
弥陀ヶ原の草紅葉は好い塩梅だった。

キンコウカが濃い場所。




弥陀ヶ原越しに月山主稜線を望む。













北東側を眺めると、新庄盆地は雲海に覆われていた。




奥の山並みは葉山。




8月アタマに来た時(こちら参照)、うっかり見逃してしまったオゼコウホネ。




 (´π`; 花は終わってた。
来年こそ、必ず・・・。

近くの雪田地帯に足を踏み入れたら




イワイチョウの黄葉がおみごと。




ミヤマリンドウ




これはイワショウブか。

 


右上はシロバナトウウチソウ。
この株はいち早く紅葉していた。

このあたりはまだ緑色だ。

 


奥へ進むと、なっ( ̄π ̄;なんとまだ雪が残っていた。




彼方の新庄盆地はまだ雲海に覆われたまま。




無数の銀色にはためく植物は






チングルマの実だった。

アナと雪田の女王、ヒナザクラがまだ咲いていた。



雪田の女王様を見るのはおそらくこれが今年最後になるだろう。

今回は早々に帰路につく。
順当なら立谷川の流れの向こうに鳥海山が見える筈だが・・・



今日は雲をかぶったまま、一度も見えなかった。

山麓の林縁に咲いていた地味なソデ植物たち。

クロバナヒキオコシ




カメバヒキオコシ




また来年、今度は初夏に来てみようと思う(⇒2015年7月5日)。

以上。

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