モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

風雅舎の記憶(2003年6月29日)

2021-02-13 | ガーデン紀行・本州

本記事は自ホームページの旧記事(2003年頃作成)をブログ用にリメイクしたものであるが、新たに後日談を書き加えている。

風雅舎の存在は1993年、BISES ビズ誌(当時の誌名は、私の部屋ビス)で知った。

当時の私は園芸づいて三年目くらい。自らのスタイルや方向性を模索している真っ最中で、
そういう時に出会ったBISES ビズ誌のインパクトは強烈だった。
それを機にRHSJ(英国王立園芸協会日本支部)に入会、英語を読めないのに洋書を取り寄せて勉強したり、

種子の海外通販にチャレンジしたりと、私のGライフの中では、最もワクワクo(^-^)oした時期だったと言える。
ところが、いざ向こうの植物を植えるとうまく育たん。
英国と日本では、気候はもちろん園芸を取り巻く文化や思想も大きく違うことに気付き、
挫折を感じ始めた時期でもあった。

それでもワーッと花の咲く「いんぐり庭」は素晴らしい。そのスタイルを基調としつつも、
日本いや秋田の気候や風土に合った庭を作ってみたい。
出来たら、(`◇´)これが私の庭だーっ!と言えるようなものを作り上げたい。

風雅舎がビス誌で連載していた「花の庭を作ってみよう」の記事は、
そういった私に多くのヒントを与えてくれる数少ない情報源だった。




早いものであれから十年もの歳月が経った。
今回(2003年6月28,29日)、
兵庫県の庭どころ花どころを当時のガーデン友、
安西さんやMさん夫妻と一緒に廻る機会を得たが、そのトリ、6月29日の午後に立ち寄ったのが風雅舎だった。


 
「花の庭を作ってみよう」                                 風雅舎入口の
ビロウドモウズイカ
加地一雅 郁代・著、婦人生活社・刊 


ここでは入口にビロモウの犠杖兵が立っていた。
この珍妙な帰化植物は北国特有のものだと思っていたのだが、
今回の旅行では、西国でも頻回に見かけた。
スモークツリーは入園者の頭にかぶさるようにピンクの煙を放出していた。
植花夢や伊予田邸にも立派なものがあったが、こちらで代表させて頂く。




庭園に入ると、最初に出迎えたのは、ハルシャギク。
ワイルドな草姿が心地よい。 




メインガーデンにはユーフォルビアの大株が。

これは Euphorbia characias でいいのかな。バックのモデルはMさんの旦那。




シダレヤナギの下には小さな池があり、見慣れぬ水草が植わっていた。
ナイフのような形をした葉はミズカンナだ。


ミズカンナの繁み                               シラサギスゲ
 


ミズカンナ Thalia dealbata は米国原産。所属するクズウコン科は熱帯に分布の中心があり、

日本には自生していない。同科のカラテア Calathea は観葉植物として有名。
シラサギスゲ(シューティングスター)Rhynchospora colorata は中米原産。
カヤツリグサ科としては珍しく虫媒花と聞く。
 

芝生の縁に少し湿った一画があり、そこには白い鳥をイメージする草花があしらわれていた。
ハンゲショウ Saururus chinensis 。こちらは鶴か白鳥をイメージ。日本原産で、ドクダミ科。 










この一画は「ブリリアント・ガーデン」と呼ぶのだそうだ。

どこかで聞いたことのあるような名前だが、それはさておき、白を基調としたシックなコーナーだ。
ベンチの陰にちょっと面白い植物を見つけた。

メリアンツス・マヨール Melianthus major (ミツバナ科)。
イングリづいたばかりの頃、洋書で見て、面白い植物だなと思った。
花はさておき葉の形や質感が気になる。南アフリカ原産で寒さに弱いらしく、秋田では無理だろうと諦めていた。
通販等でも見かけたことは無い。今回、ここで初めて遭遇した。

メリアンツス・マヨール。葉に触るとピーナッツのような香りがした。



ワイルドオーツの大株。                          細道の入口に立つビロモウ犠杖兵
 


ワイルドオーツ Chasmanthium latifolium(流通名:宿根コバンソウ)は私もすぐ自庭に導入した
(2020年時点でまだ残っている)。 

ワイルドオーツの繁みを過ぎると、陰ぐりの世界(ウッドランド)に入って行く。

青黒い葉のセージ。上の黒っぽい葉はフォレストパンジー。



下草は主に羊歯や日本の野草などが使われていた。
薄暗い林の中に、スポットライトが当たったように明るい葉の植物を見つけた。
キンミズヒキ属
Agrimonia の黄金葉品種かな(あとで私も導入)。
 

ウッドランドの中でもひと休み出来る。                                                        黄金葉のキンミズヒキ
 



コンテナもさり気なく。

青葉のHostaと燻し銀のHeuchera
 



風雅舎のガーデンは植花夢のように広大ではなかった。
外から見ると、あれっ (´π`;)と思うくらいコンパクトなのだ。

しかしいざ中に入ると、これがけっこう広く感じる。庭を広く見せる工夫や遊びが随所にあった。
当初、私は(`◇´)ドバーッと花の洪水的ボーダーガーデンをイメージしていたのだが、それは間違いだった。
「花の庭を作ってみよう」から既に十年、経っている。ここには成熟した大人のガーデンがあった。

植花夢と同様、ここも園芸ショップが併設されている。

ガーデン入口から売店内を望む。
 


トケイソウの花

 



と言うより、こちらはショップの方がガーデンよりも広かった。

植花夢や山本地区ショップ同様、秋田では売ってない珍しい種類がいっぱい。
ねえ(*^o^*)買って!の誘惑を振り払うのにどれほど難儀したことか。


上右の紫葉の植物(低木?)はうっかり名前をメモしそびれてしまった。
小さな白い実がついていた
(シラタマミズキ・シベリアンパールだろうか)。
木で囲った池は初めて見た。 




泡正しくも極めて充実した二日間だったが、残念だったことがふたつ。
ひとつはこれだけ数多の園芸店やナーセリーを廻ったのに、
何一つポット苗を買うことが出来なかった点だ。
その理由は私自身、四国での幽閉?がまだ一ヶ月続くから。

仮に買ったとしても、どうやって秋田に送るのか。
送っても、植える場所は無いし、ひと月もビニポットのまま、家人がメンテできるものやら。

まあ私の烏賊心を刺激した植物の多くは安西さんやM夫妻が買ってくれたようなので、しかる後に・・・(´π`;)☆\バキ
もうひとつは風雅舎ではオーナーの加地さんに会えなかったこと。この日は不在だった。


後日談(1)
その年の10月、岩手のガーデン友達から、加地さんが岩手にいらっしゃって、講演を行うとの連絡が入った。
講演会場は盛岡市だったので、私も家内を連れて拝聴させて頂く。その後の懇親会にも参加させて頂き、
初めて面会が叶った。




講演の翌日、(2003年)10月19日、土樋ガーデン見学に同行させて頂く。




土樋ガーデンは何度も見ているが、
素人のお庭としては日本一、美しいお庭だ!。詳細は ⇒ こちら


後日談(2)
それから14年。なんということかーっ。(つдi) 2018年1月、加地さんの訃報を知った。
関連のurlはこちら
謹んでご冥福をお祈りするとともにいま一度、感謝申し上げたい。


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コメント (6)
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「植花夢」マニアック植物紀行・後編

2021-02-09 | ガーデン紀行・本州

(本頁は2003年6月8日「植花夢・・・前編」の続きです。)

コテコテ色葉の喧騒に疲れたなら、木陰の椅子で少し休もう。




瀟洒なパーゴラを見つけた。

 


(向かって)右の動物は? 反対から見たら、(^0_0^) ブーちゃんだった。

絡まっている蔓はキウィーの斑入りだそうだ( 実まで斑入りだとか。なんでそこまで凝るのか?!)。
 

近くの地面を覆っていた見慣れぬグランドカバーはPotentila(キジムシロ属)の一種。
花は小さくとも、みごとなヤマブキ八重だった。




カラーとホスタ(ギボウシ)が植え込まれた一画。





カラーはオランダカイウ Zantedescia aethiopica
白い中斑のギボウシはHosta ‘Night before Christms’ 。外斑の品種名は不明。

 


林の縁や通路脇では、上右写真のように球根性のオキザリスをよく見かけた。

この植物は西日本では雑草化する傾向があるが、
花が綺麗なだけにどう扱うべきか苦慮している方も多いのではなかろうか。

ところで、この棘のある斑入り葉はアザミだそうだ。

続いてイングリッシュではなく、陰ぐり湿ガーデンを訪ねてみる。
園内には結構うす暗い林もあった。その入り口で明るい色の羊歯を見つけた。



羊歯の種類はクジャクシダ Adiantum pedatum やクサソテツ Matteuccia struthiopteris
青葉のホスタがポイントになっている。
 

暗い林を降りて行くと、小さな流れがあり、その奥にはグンネラ様が鎮座。

 
 


右上、筒状の植物は有名な食虫植物サラセニア。赤紫の葉はトウオオバコの銅葉品種。
下の方でうねっているのはラセンイ。
 

名前のわからない水草たち。右上はホタルイの仲間 Scirpus cernuus か。

 



花弁が細く千切れたホタルブクロ。
「ビューティフル・トラスト」や「白糸の滝」などの名前で流通しているが、
元は朝鮮半島原産のCampanula takeshimana




みごとな斑点を散らしたプルモナリアの園芸品種。隣にヘレボラスの残花が。




木陰の斜面で見つけたホイヘラの一種、Heuchera 'Amber Waves'
銅葉は珍しくないが、黄金葉を見たのは初めてだった(がその後、けっこう普及した)。
 




私の好きな青系コリダリスがこんな南国で、しかも地植えで咲いているとは!



コリダリス・フレクシオーサ Corydalis flexuosa

中国四川省原産で、栽培は難しいと聞くが、ここでは元気。しかもこんなに大株になっちゃって。
 

コリダリスに近いケシ科をもうひとつ。
アメリカケマンソウ Dicentra formosa の群生。



ほんの一二株、鉢や庭に植わっているのは今までも何度か見かけたけど、
こんなに大量に咲いてるのは初めて。しかも葉の青味が綺麗だった。 

いろいろ巡っていたら、南洋のジャングルか西部劇風の庭に迷い込んでしまった。
何やら無国籍映画を見てるような気分だ。




ピンクの壺とバショウ
 

 

睡蓮の浮かぶ池を見ると、反射的に私は「あっ。モネの庭だ。」と呟いてしまう。



コウホネの花はふつう黄色だが、ここには赤も有った。
ホンのちょっとしたところにも園主の遊び心が感じられる。
 

一見、アルプスメドウ風。ヤグルマギクやスカビオサが咲き乱れる一画。







迷いに迷って入り口近くの噴水ガーデンにやっとたどり着いた。




斑入りのオギに銅葉のHeuchera のコントラストが素晴らしい。

黒っぽい花の変なナデシコ Dianthus barbatus nigrescens 'Sooty' も見つけた。
当時はこの花、流行りだったのか、関西のあちこちで見かけた。

名残惜しいが、帰りのバス時間も近づいたのでお暇しよう。ここには必ずまた来ようと思う。

結局、ここには6月28日と7月13日にも来た。
いずれもあいにくの雨降りで当時のガーデニング仲間たちとのオフ会も兼ねていた。
そのため写真はほとんど撮っていない。


7月13日、雨中の植花夢



あれから十年以上経ったが、植花夢はどうなっただろう。

検索してみら、まだ続いてるようだ。⇒こちら
えがった。えがった。


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「植花夢」マニアック植物紀行・前編

2021-02-08 | ガーデン紀行・本州

またまた古くて個人的な話で恐縮だが、
2003年の私は会社都合で五月下旬から二ヶ月間、四国阿波の地に幽閉?の身になった。

折角行ったので(休日は無理に秋田に帰省せず)、西国の花どころ(ガーデンや植物園など)を巡って歩いた。
ただし一番目に訪ねるべきガーデンは兵庫県の「植花夢」(うえるかむ)と心に決めていた。

ガーデン植花夢の中心エリア


(本編の写真はリバーサルフィルムを専用スキャナで取り込んだもの。発色がイマイチだがご寛容願いたい。)

ここの園長、若生真理(わかいきしんり)氏には、
一昨年の春、拙著書・モ本=「モウズイカのガーデニング狂時代」を数十冊も買って頂いた恩義があった。
まずはそのお礼を直に申し上げたかった。




植花夢の場所は、あの煌びやかな都市・宝塚市の郊外と聞いていたが、
地図を買って確かめたら、すっ (´π`;)すんげえ山奥。

2003年6月8日、実際に行ってみたら、徳島から宝塚までは高速バスや阪急電車を乗り継いで
2
時間ちょっとだったが、それから先が凄かった。
JR福知山線に乗り換えた途端、風景が一変。国境を連想させるような長いトンネルを幾つか越え、
鉄橋を渡った先のトンネルの中に武田尾(たけだお)の駅があった。

ちょうど上越線の土合駅を降りて、 (´π`;)ワタシは登ったことは無いが、谷川岳をめざす登山者になったような気分。
通常、駅の周辺には少なくとも一、二軒の人家があるものだが、ここには山と渓谷しか無かった。



携帯も通じない。バス停はあるにはあった(植花夢の看板はあった)が、ほんとにバスは来るのだろうか。
もしかしたら猫バスだったりして・・・(何故かホンモノの飼い猫を見かけた)というような場所だった。
その時の私の心細さは下の写真からも察し頂けるかなと思う。
(i i)いくら待ってもバスは来ない。
あとで時刻表を読み違えたことに気付き、結局、ここで1時間を潰した。

近くのつり橋から武田尾駅の方を望む。                   じゃんご花が咲き乱れる立派なお屋敷
 
 


バス到着時刻が近づいたら、私以外にもお客さん(子連れの若いご婦人達が数名)が現れたのでひと安心。

やって来たネコバスじゃない普通のバスは大きな渓谷(武庫川?)から離れると、
暗い林に覆われた狭い坂道をくねくねと駆け上る。

いったいどこに連れて行かれるものやら、不安が更につのって来たが、
やがて周りの風景は平らになり、畑や田んぼ、そして人家も現れてきた。

「境野切畑口」というバス停で下車(私以外のお客さんも大多数がここで降りた)。
小さく「植花夢」と書かれた看板に導かれ歩き出すと、
スイセンノウやヒルザキツキミソウなどのじゃんご花が咲き乱れる立派なお屋敷を過ぎ、
竹林の奥に進んだら、そこに植花夢はあった。早速、入ってみるべ。

植花夢の正面入口

 


ショップの入口で最初に見たのは巨大な狛犬のようなグンネラ。
「ほんの数日前に来たばかりなんですよ。」と店員さん。

 
入口の巨大なグンネラ                            門番のような巨大モウズイカ


店内に入ったら、立派なヒゲをはやした老人(^m^)が居られた。

さっきの店員さんが、「この方が若生園長です。」と紹介。
モウズイカのお遊び名刺を差し出し、いつぞやのモ本ご購入のお礼を述べる。

(^m^)ヒゲ爺さんいわく、
「ああ。あの時のね。午後からは○○先生のアジサイの講習会もあるし、君も参加したまえ。
写真もドンドン写して、バンバン宣伝してね・・・」。


売店から望んだ庭の第一景。WELCOMEのベンチの後にはアリウムやジギタリスが。



左側には色々な花や葉が乱舞するボーダー。モウズイカの丈は2メートル超。

 


右側には超巨大なマグノリアが。
マグノリアの葉はバショウのように大きく、花の径は40センチにも達していた。
 

黒っぽい葉のセージを見つけた。名称は Salvia lyrata 'Purple Knockout' でいいのかな。


 


フィールドポピーやセージ類が咲き乱れる。

 



ここのガーデンには秋田では見たことも聞いたこともないような植物がいっぱいあった。

色の使い方、植物の選び方など、とても勉強になった。
「ここは日本の園芸植物の実験場だ、ここで生き残るものは日本のほとんどの場所で通じる。」
などと、若生
園長が訥々と(関西弁)で語る園芸論には共鳴することが多々あった。

午後の○○先生の講習会(テーマは主にアジサイや斑入り植物)も楽しかった。
園長と講師の先生の掛け合いは夢路いとしこいしの漫才を彷彿とさせた。
私は帰りのバスの関係もあり、全部聴けなかったのは返す返すも残念だった。
それでは皆さん。さよな(´π`;)☆\バキ

失礼。植花夢探険記はまだまだ続きがある。
次はマニアックなカラーリーフの真髄に迫りたいと思う。

植花夢の敷地の大部分は樹木に被われている。
通常なら林の中は、陽が遮られるので、薄暗く静かになるものだが、
ここは逆に明るく、しかも賑やかな気分になる。
それは何故だろ?

理由は樹木や下草の葉色にある。
通常、葉の色は「緑」と相場は決まっているものだが、ここに限っては白か黄の斑が入った葉、
或いは全体が
シルバー、ゴールド、コッファー(銅)、青シルバー、赤、黒紫などの葉しか出入りを許されていない。
横井政人先生曰く「カラーリーフ」、奥峰子女史曰く「フォーリッジ・プランツ」
( モウズイカ曰く「色葉」(´π`;)☆\バキ)の世界なのだ。

でも、ここはイロハの単なる展示場、見本園ではない。
このレベルになったら、とっくにそれを通り越し、マニアック植物の大洪水だった。
場所によっては、普通の緑の葉を探すのに苦労するほどだった。

当初、名称不明の常緑色葉。




植物にやたらと詳しい友人の陽介さんに聞いたら、
Cleyera japonica ‘Tricolor’
(和名はサカキ)ではないかと言われたが、
あとで園の関係者でこれまた植物に詳しいポンさんに確認したところ、正解とのこと。
冬には赤く色づくそうだ。


こちらは普通の緑かなと思ったら、
えらく微妙な斑入りだった。
木の正体はユリノキ
Liriodendron tulipifera ‘Aureomarginatum’ 。

 


色葉の交響曲

 

奥の黄金葉ヒノキは、ニオイヒバのサンキスト Thuja occidentalis ‘Sunkist’。
とても良い柑橘系の香りがあるそうだ。    


続いて黒葉の面々。
左はリシマキア・ファイヤークラッカー。右上、メギ。右下、ブロンズフェンネル。

 



よくもまあ。こんなに色葉を集めたもんだと、私はカンドーした~っ。そして・・・アキレた~っ。

近頃、黒っぽい葉が砒素かに注目されている。
中でも、フォレパンことフォーレスト・パンジーの人気が沸騰しているようだ。
これは、グッドセンスなネーミングのせいもあろうが、
消費者の期待を裏切らない葉色も貢献している(生長しても色褪せの度合いが少ない)。

その正体は、マメ科の低木、アメリカハナズオウ Cersis candesis の一品種。
秋田ではまだ珍しく、有っても非常に高価なので、
私自身は持っていないが、機会があったら(大苗が破格値で売りに出てたら)是非導入したい代物なり。

フォーレスト・パンジー単独                            ジギタリスと。
 



フォーレスト・パンジーと斑入りのイタドリ



後編」へ続く。

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リアルタイム・ラベンダー(2020年6月23日)

2020-06-23 | ガーデン紀行・本州

このところ山に行く時は自分だけ、単独行だが、今日は (´π`;)罪滅ぼしに・・・と家内を連れて出かけた。
場所は千畑のラベンダー園。秋田市の自宅から車で一時間と少し。
今年はコロナの影響で売店やイベントは一切なし。単に見せるだけ。
今日は平日、しかもオープンしたてなのにけっこうな人出だった。理由は今朝の地元紙に載ったせいだろう。
何を隠そう。自分もその口だった(´π`;)☆\バキ。

バックは真昼岳。







一応、家内を連れて行った証拠として・・・









白いラベンダーはここで見い出された新品種「美郷雪華」。

 










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憧れの土樋ガーデン(3)ウッド、シェード&ウィンドウガーデン。

2020-04-15 | ガーデン紀行・本州

(本頁は「憧れの土樋ガーデン(2)有色領域。」の続きです。)

土樋さんの凄いところは、裏山の雑木林をウッドランド・ガーデンにしようと頑張ってらっしゃること。 



手前はミズキの巨木。

 

さしあたっては、下草を刈り、カタクリのタネを一所懸命蒔いてる。
やがてはスプリングエフェメラルの花筵にしたい・・・

 


とのことだが、
「(^o^;)カタクリより先にテンナンショウが出てますね。」と言ったら、

 「(^_^;)ホントはこの植物、抜きたいのだけど、気持ち悪くて触るのも嫌なので・・・。
カタクリの球根は、片っ端からネズミに食べられてしまうので、(つ‐T)いつになったら、花筵になることやら・・・」。





芝生の向こう、玄関付近はシェード(日陰)・エリアになっていた。

シェードガーデンの一部。



ギボウシ以外の白っぽい葉はアエゴポディウム・ポダグラリア 'バリエガータ' Aegopodium podagraria 'Variegata'。
これは日なたでは増えすぎて困るが、この場所では大人しくしてますとのこと。
この場所、春の間はヘレボラス(クリスマスローズ)が頑張っていたようだ。 

トロリウス(キンバイソウ) Trollius の仲間。

 

冬に取り寄せたという青ケシ(メコノプシス)が
暑さにも負けず開花中。

これはソノウサイシン Heterotropa fauriei var. serpens だろうか。渋い素材も多い。



ロドゲルシア Rodgersia の一種と
シャクヤク。

 

右上は日本原産のロドゲルシア、
ヤグルマソウ  Rodgersia podophylla

こちらは山野草ズダヤクシュの仲間、
ティアレア 'スプリングシンフォニー'  Tiarella 'Spring Symphony'。



他にも紹介し切れないくらいいろんな山野草系が植わっていた。

なお土樋ガーデンは、春は球根花に覆われると聞く。
それはシェードや有色、ホワイトのエリアもそうなのだと聞かされて俄かには信じられなかった。
スイセンなど球根花の見苦しく枯れた葉っぱは、今の時期は宿根草や一年草の繁みにうまく隠されていて見えないとのこと。
 広い場所にただ植えりゃ(苗を置きゃ)良いってもんじゃない。この御方の計算能力、いやコーディネート力というかプロデュース力は凄い!!


庭巡りが終わった後、サンデッキで一息入れながら望む花や庭、そして遠景は、絵画のように美しかった。







セイヨウカノコソウやシダルセア(手前の白い穂花)                      セイヨウカノコソウのアップ。

 




タネから育てたというデルフィニウム越年花。 ホワイトレースフラワーが微風に揺れる。

 


デルフィニウムが越年するとは!!
同じ東北、ほぼ同緯度なのに秋田では無理だ。これはたぶん・・・ヤマセの影響で夏が涼しいせいだろう。




右隅にちょろちょろ写っているのは、バイカウツギ。 




♪ハア 電線も無え。看板も無え。自動車もそれほど走って無え( ̄も ̄;)☆\バキ

もちろん無粋な隣家の壁面も無いし、生活臭にも煩わされない。こんなに広く無垢な田園風景を見渡せる個人ガーデンが他にあるだろうか。少なくとも本州では稀有・・・。 

えらく長居してしまった。
そろそろお暇しよう。土樋さん。ありがとうございました。

土樋ガーデンから、絶えず南の方に見えていた山並みは奥羽山脈の秘境、和賀山塊だった。
左は高下岳(1322m)、真ん中辺はモッコ岳(1278m)、右の雪が光っているのが朝日岳(1376m)だろう。






土樋邸を振り返る。

左隅に岩手山がある。ということは、このお屋敷は南西の方角に開けていることになる。
 

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