(本頁は「秋田県南の山を全部?見る。」の続きである。)
例年冬場、鳥海山は見えにくいものだが、
今年は暖冬で晴れる日が多く、秋田市からもちょくちょく見えているように思う。
天気予報では2月17,18日は晴天とのこと。
折角の機会なので、17日はしばらく行ってなかった山形県新庄を訪ね、
普段見ぬ角度から鳥海山を眺めようと思った。
早朝、金山町付近(A)で見え出した鳥海山
鳥海山はまもなく霧に包まれて見えなくなったが、
月山はよく見えた。
昼近く、新庄からの帰り道では霧が晴れて鳥海山もよく見えるようになった。
新庄市の西側、仁田山が近づくと、同じ場所(B)から首をちょっとずらすだけで両山が見える。
こんな贅沢な山の眺めは国内にはそうはないだろう(詳細は「新庄で山を見た。」)。
金山町から北、湯沢市北部までの区間は丁山地や出羽丘陵があるので
鳥海山は見えにくくなるが、
湯沢市の山あい、中村集落付近(C)からちょっとだけ見える。
湯沢市より北はずっと平野なので鳥海山はどこからでも見えるが、
今回は十文字町と増田町の境界付近(D)から眺めた。
翌18日は当初遠出しないつもりでいたが、
朝、自宅二階から鳥海山が見えたので考えが変わった。
昔から「春に3日の晴れなし」と言われるが、
今年の二月は珍しく17,18,19と三日連続で晴れとなった。
冬の秋田では春以上に珍しいことなので、
18日は家内を連れて由利本荘の奥地まで鳥海山を見に出かけることにした。
最初に停まって見たのは由利本荘市前郷の手前(E)から。
次は矢島町の近く(F)から。
猿倉(G)は鳥海山に最も近い人里のようだ。
折角来たので、最奥の人里、百宅(H)にも行ってみた。
例年ならば百宅の道路の両側の積雪は大人の背丈ほどになるのだが、
今年は暖冬なので膝の丈よりも低かった。
再び、猿倉を掠めてグリーンラインを走る。
花立牧場付近で遠く北東に白い山々が見えた。
左から秋田駒ヶ岳、岩手山、和賀岳だった。焼石岳も見えたが、省略。
桃野と谷地沢間の直線道路(I)から。
にかほ市上坂(J)から。
ここでは以前も水田鳥海を見た(こちらの頁、10枚目写真)が、
真冬の今頃にも見るとは夢にも思わなかった。
それほどまでに今年二月は暖かかったんだろう。
最後ににかほ市長岡付近(K)から。
翌19日も晴天となった。
この日は外出しなかったが、気温が上昇し、秋田市では20.1℃。
これは二月としては新記録だったらしい。
以上。
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