鳥海山の上半分は山形なれど・・・あぅぅ(つдi) 秋田県民(の南半分)にとっては心のよりどころと言えるお山だ。
個人的にはその姿を観るだけでも、パワーをもらえるようで、ときどき近くに見に行ったり、登ったりしている。
五月の鳥海山は残雪で真っ白、ただし登っても花は皆無なのでまだ無理に登ろうとは思わないが、
下界の緑や水を張った田んぼとのコントラストも佳く、麓から逍遥するには最高のシーズンかもしれない。
このお山は秋田市から75キロも離れているが、天気が好ければ真南の方角にこのように見える。
2020/05/23 秋田市郊外から。
ちなみに自宅二階からも見えるが、電線が多くてズタズタ、惨憺たる姿だ。(T_T)
2020/05/05 自宅二階から。
五月の天気の好い日にもっと近くからちゃんとした鳥海山を眺めたいと思っていたが、
5月26日にそのチャンスが訪れた。
この日は朝5時半頃、自宅を出発。7時頃、(由利本荘市)矢島町郊外に到着し、鳥海山を眺め始める。
2020/05/26 矢島町郊外から。
なお本日、撮影したポイントは下のマップを参考にされたし。
次いで旧・鳥海町の栗沢地区へ移動。
人家がほとんど入らず、より富士山らしくなった鳥海山を満喫する。
2020/05/26 栗沢地区から。
2020/05/26 栗沢地区から。右奥に支峰の稲倉岳。
折角なので、近くに有った千本カツラも見学。
その後、田植えを終えたばかりの水田に逆さ鳥海を見い出す。
2020/05/26 栗沢地区から。
下半分のアップ。
この日の最奥の地は百宅(ももやけ)地区。
ここは近い将来、ダム湖に沈む。鳥海山頂に最も近い人里、そして鳥海山が最も富士山型に見える場所。
ただし前山のせいで、裾野が見えないのが残念。
2020/05/26 百宅地区から。
この日のラストは猿倉地区から。
2020/05/26 猿倉地区から。
上半分のアップ。
この山は積雪量が多く、真夏でも雪渓が残ります。また初雪も早く、秋の田んぼから新雪姿を望めることもありますよ。
鳥海山は山形の庄内から見た姿が有名ですが、東側、特に秋田県南から望むと富士山型になります。
この姿は秋田県人の宣伝下手もあり、あまり知られてないようです。
ところで今日も男鹿へ行って来ましたが、今日はパトロール当番ではないので、
自身の興味の趣くまま、ヤマシャクヤクや野生ランの探索に徹して来ました。
後で報告します。またお付き合い頂ければ幸いです。