モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「男鹿半島4月」の目次

2023年05月11日 | 男鹿半島4月

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて二年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数の多いカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。


(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)

男鹿の福寿草山は二輪草海に変わっていた。(2022年4月28日)

今年も男鹿毛無山でシラネアオイ探し。(2022年4月28日)

New 久々に男鹿真山(2023年4月23日)

男鹿毛無山はもはやシラネアオイ期。(2021年4月21日)

初めての男鹿真山(2017年4月21日)

New 今年の二輪草海はいかに。(2023年4月20日)

New 男鹿はシラネアオイが最盛期みたい。(2023年4月20日)

男鹿五社堂で花探し(2019年4月18日と5月4日)

(`◇´)県外さ出るな。んだら男鹿さ。(2020年4月16日)

New 福寿草山は二輪草海へ変化中。(2023年4月10日)

New 陽春の男鹿毛無山はいかに。(2023年4月10日)

今年三度目の男鹿毛無山(2022年4月9日)

男鹿はもうカタクリ期。(2021年4月3日)

今年二度目の男鹿・渓谷編(2022年4月2日)

今年二度目の男鹿・福寿草山編(2022年4月2日)

今年二度目の男鹿・五社堂編(2022年4月2日)


2022/04/28 シラネアオイ白花



2021/04/03 五社堂前のカタクリ



以上。



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久々に男鹿真山(2023年4月23日)

2023年05月04日 | 男鹿半島4月

4月20日の男鹿毛無山(こちら)の次は、日を置いて同じ男鹿の真山に登った。
何故この山に登ったのか。
23日は昼近くから自身が参加しているグループのイベントが真山神社近くで開催される。
折角行くのだから、真山に登ろうと思い、
真山神社にはイベント開始時間より三時間ほど早く7時頃に到着した。

このお山、山頂へは毛無山から縦走して何度も行ってるが、
真山神社から登ったことはまだ一度しかなかった(最初はこちら)。

なまはげ大橋から見た男鹿三山。真山は右側のピーク。



登山口は真山神社参道ともろ重なっていた。




石段を登る。この木彫りの船は何だろう。

 



この杉並木の道、
鎌倉幕府三代将軍実朝公が暗殺された鶴岡八幡宮の参道シーンを勝手に想像。

木のかげになまはげが隠れていそうでちょっと怖かった。

神社参道が終わると登山道になり、最初に目に入った花は地味なエンレイソウだった。




これは咲き終わったフクジュソウ。

 

                                         トリカブトとオシダの芽出し。


これはルイヨウボタンの芽出しとユキザサの蕾。

 



ご覧の通り、このお山、花はさっぱりだった。

中腹で見かけた花たちを列挙する。

キブシ



ナガハシスミレ



ミチノクエンゴサク
 

                                          キクバオウレン(実)


ミヤマカタバミ


これは生育中のミヤマカラマツ。
奥羽山系では高山植物なのに男鹿や出羽丘陵では低山にも現れる。

 


この真っ白スミレは何だろう。

詳しい御方から、テリハタチツボスミレの白花品種ではないかとのアドバイス。




山頂に到着。

真山山頂近くの神社兼展望台
 
                                                                                                                                    山頂付近にいっぱい生えていたタチカメバソウ


真山は男鹿三山では唯一山頂まで行ける山(本山と毛無山は自衛隊のレーダー基地なので立ち入り不可)。

また片側(東側)だけだが、展望も好い。
しかし今日は晴れてるのに度重なる黄砂の影響か、遠くは見えなかった。

山頂からの秋田湾の眺め。



山頂からの寒風山の眺め。視程が好ければ、森吉山も見える。



山頂近くにいっぱい生えていた草だが、これはタチカメバソウだった。

この植物、ムラサキ科のキュウリグサの仲間。
五月以降はご覧のように奇麗な白花を咲かせるが、実は下山後、意外な形でまた遭遇した。

参考までにタチカメバソウの花。昨年5月7日、七座山で撮ったもの。



下山後、真山神社近くであるイベントがあり、最後に男鹿の山菜料理がふるまわれた。
その中にとても歯触りの良い和え物があったが、それがこのタチカメバソウだった。
この植物を山菜として食べたのは生まれて初めて。それ以前に食べられるものとは今まで知らなかった。


以上。

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今年の二輪草海はいかに。(2023年4月20日)

2023年05月02日 | 男鹿半島4月

(本頁は「男鹿はシラネアオイが最盛期みたい」の続きである。)

五社堂から降りた後、別場所の福寿草山/二輪草海を訪ねてみた。
「/」としたのは、季節の推移とともにメインの花の種類が変化するからだ。
前回(4月10日)来た時、フクジュソウは終わっていたのに、
ニリンソウはまだほとんど咲いてなかった(こちら参照)。

今日はどうだろうか。




今頃の毛無山はシソ科の花を多く見かける。
その代表は前頁「男鹿でシラネアオイ三昧」で取り上げたラショウモンカズラだが、
他にピンク花のオドリコソウも多く、海岸沿いに群生している。
この福寿草山/二輪草海の場合は、
更にややこしく、初めは帰化植物のヒメオドリコソウが多く、
それが途中で日本在来種のカキドオシに変わる。

ヒメオドリコソウとカキドオシ。
 


そしてオドリコソウに変わって行く。




福寿草山/二輪草海の山林に入ると、あとはオドリコソウばかりだった。

ここはムラサキケマンも多かった。この植物は在来種だが、人臭い場所でよく見かけるように感じる。

ニリンソウとムラサキケマン



ムラサキケマン



今度はケシ科が続く。

ミヤマキケマンとミチノクエンゴサク
 
                                        ミヤマキケマンとツボスミレ


ツボスミレ



フクジュソウが咲いた後に混じる葉っぱは
アオヤギソウ。

 

                                             シャク


(ニリンソウの次の)覇者シャクも咲き出していた。

ここにはニリンソウの群生地がある筈だが、今年はどうしたんだろう。
ほとんど咲いてなかった。
昨年、咲き過ぎたので、今年は裏年、休養中なのだろうか。
二輪草の海を探して奥地に行く途中で見かけた他の花たちを。

キジムシロ



キジムシロをアップで。



タニギキョウ他
 

                                        ミツバベンケイソウ(生育途中)

ホソバノアマナ



二輪草の海を探して更に奥地に入ってみた。

今日この場所は自分独りだろうと思っていたら、後から私のような爺さんがやって来た。
風貌は知的で痩せていた。fb友のO氏だった。
爺さん二人で、少し奥に進んだら、あった。あった。今年唯一、二輪草の海だった。










二輪草の海を写真で表現するのは難しい。
このシリーズ、最後は渓谷になった場所に立ち寄ってみた。

男鹿の渓谷



オオカメノキ



シラネアオイ




シラネアオイが再登場し、ミヤマカラマツも現れた。

ミヤマ・・・は高山植物かと思っていたら、出羽丘陵や男鹿では低山の渓谷に普通の植物だった。

ミヤマカラマツとヒトリシズカ
 


以上。

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男鹿はシラネアオイが最盛期みたい。(2023年4月20日)

2023年05月01日 | 男鹿半島4月

男鹿毛無山には4月10日に来たばかり(記録はこちら)なのに、
4月20日もまたやって来た。

鵜ノ崎海岸から毛無山を望む。



五社堂の参道、999段の石段を望む。



五社堂の参道脇に、前回はニリンソウが咲いていたが、
今回は早くも終わっており、

代わりに咲いていたのはラショウモンカズラだった。
それは濃い青紫のでかい花で、参道にニュッと突き出すように咲いていた。
名の由来は蔓のように伸びた茎がかずらのようであるのと、
平安時代の武将、渡辺綱が羅生門で切り落とした鬼女の腕に花の形が似ていることから、
ラショウモンカズラと和名が付いたとか。

迫力のある花だ。日本で咲くシソ科としては最大だろうか。

ラショウモンカズラの花
 


五社堂



スミレ類は前回(4月10日)と較べるとだいぶ少なくなっていたが、
五社堂境内にはタチツボスミレが残っていた。

タチツボスミレ



この日の五社堂ルートのメインはシラネアオイとキバナイカリソウだった。
どちらも前回、来た時、咲き出したばかりだったが、そろそろ最盛期のようだ。
いつも遅れて咲くシラネアオイの白花にも会えるかもしれない。


シラネアオイとキバナイカリソウ



シラネアオイだけ



 


白花シラネアオイは道端には無かった。
もし有ったらたちどころに盗掘されるだろう。
今回は藪漕ぎして数株見つけた。


シラネアオイ白



シラネアオイ白
 


キバナイカリソウと他に見た花たち。
秋田にはただのイカリソウは無く、キバナイカリソウばかりだ。

キバナイカリソウ



 


ナツトウダイ
 


フデリンドウは通常、明るい芝生や草地でよく見かけるが、
ここでは広葉樹林の下草。コバルトに輝く宝石が転がってるようだった。

フデリンドウ


フデリンドウ
    



こちらは白くなよなよと・・・

ホソバノアマナ
 


ホソバノアマナは秋田では男鹿でしか見たことが無い。
男鹿は植物の種類が豊富なところ。
秋田ではここだけ、あるいは国内ではここだけという種類も幾つかある。

今年の二輪草海はいかに。」に続く。

以上。

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福寿草山は二輪草海へ変化中。(2023年4月10日)

2023年04月23日 | 男鹿半島4月

(本頁は「陽春の男鹿毛無山はいかに。」の続きである。)

五社堂ルートを毛無山の中腹まで登り、下りた後に、福寿草山にも寄ってみた。
ここは先月21日はフクジュソウがいっぱいだった(記録はこちら)。
なお昨年の四月下旬は二輪草の海に変わっていた(記録はこちら)。
今年は季節の進行がとても速い。
さっき五社堂の参道脇ではニリンソウが咲き出していた。
もしかしたらこちらでも咲き出しているかもしれない。

期待に胸を膨らませ行ってみた。すると・・・







部分的には咲いていた。しかしまだパラパラだった。

ニリンソウ
 

                                           フクジュソウの実

奥の方の二輪草海



他のスプリングエフェメラルはどうなったか。
この場所は何故かカタクリやキクザキイチゲが少ない。




代わりに多いアズマイチゲやキバナノアマナは終盤モード。

アズマイチゲ
 

                                            キバナノアマナ


今が盛りで多いのはチノクエンゴサクだったが、いかんせん地味で目立たなかった。

ミチノクエンゴサク



ミヤマキケマンは数はすくないが、大柄でよく目立つ。
生態的にはスプリングエフェメラルに含めるべきか。


ミヤマキケマン
 
                                           ホソバノアマナ


ホソバノアマナの開花は遅く、今回やっと咲き出したばかりだった。

これはニリンソウ同様、スロースタートのスプリングエフェメラルか。

スプリングエフェメラルとは呼べない花たちを幾つか。

ナツトウダイ



ここにはネコノメソウが比較的多かった。

ネコノメソウ
 
                                                                                                                                                         生育中のオドリコソウ


これはミミナグサだろうか。




ここにはスミレ類も多かった。
しかしさっきの五社堂ルートとは別のスミレ類ばかりだった。
ニリンソウの茂みの中で咲いていたのは・・・




ヒカゲスミレかと思ったが、
葉の表は褐色なので、タカオスミレ、ハグロスミレのいずれかとなる。
問題は裏面の色を褐色と見なすか、緑と見なすか。前者ならばタカオ。後者ならハグロとなるようだ。




ここにはオオタチツボスミレも多かった。




これもオオタチツボスミレか。
 



右上はタチツボスミレだろう。

ツボスミレ



シラネアオイも少しだけ見かけた。




以上。

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