モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「和賀山塊」の目次

2022-03-08 | 和賀山塊

(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)

やっと和賀岳(2018年10月21日)

真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。後編。(2019年7月26日)

真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。中編。(2019年7月26日)

真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。前編。(2019年7月26日)

薬師岳でニッコウキスゲを見た。(2018年7月9日)

岩手や仙北の白いお山紀行(2018年3月7日)


2018/10/21 薬師岳山頂から和賀岳を望む。



2018/07/09 薬師平のニッコウキスゲ群生。


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やっと和賀岳(2018年10月21日)

2021-10-28 | 和賀山塊

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイク、更に写真を入れ替え、再アップしたものである。


和賀岳は自宅(秋田市)から直線距離で約50キロと近場にある山だが、ずっと未踏だった。

秋田側からアプローチする真木林道が2015年夏以降、豪雨災害とその復旧工事のため、
実質的に通行止めになっていたのが、主な理由だが、
再び通行できるようになったのは2017年11月だった。
今年になり、7月9日にチャレンジしているが、
この日は途中で体調が悪くなり、薬師平のあたりで撤退している(記録はこちら)。

もし体調が良くて行けたとしても、小杉山から先の登山道は刈り払い不十分で藪がひどかったようだし、
この日は午後から天候も急変した。

初心者でしかも単独行の私には、止して正解だったかもしれない。

fb友達の倉田さんから、
8月末以降、小杉山から先の登山道の刈り払いが始まるので、秋になったら歩きやすくなるでしょう。
とわざわざご連絡頂く。

2018/09/21 大仙市刈和野付近から見た和賀山塊のシルエット。 



9月21日は近くの真昼岳に偵察?登山。
10月18日はまたまた近くの女神山に行ったが、帰りに和賀岳の姿を間近に見て、いよいよ・・・
との意思を固める。

2018/10/18 岩手側、旧沢内村から眺めた和賀岳。



というわけで、10月21日、ついに登ったわけだが、
今回は秋田側、甘露水から入り、4時間10分程度(休憩時間込み)で山頂に到達した。

これだと手持ちガイドブックに載ってるコースタイムとあまり変わらない。
私の場合、写真撮影もあり、いつも通常のコースタイムの1.5倍以上はかかっているのだが、
今回は登り始めてすぐ、日本200名山をあと8峰で達成という75歳男性(群馬にお住まい)と偶々一緒になり、
その方のペースに合わせて歩いている。
また気温が低く、夏の時のようには消耗しなかったし、
時期的にも花が少なく、撮影で長く足止めになるようなこともほとんど無かった。

今回、写真は1000枚ちょっと撮っているが、私にしては珍しく速いペースで登ることが出来た。

非合法マップ


ブナ台付近のブナ林
 


薬師岳の上りは延々とブナ林の中を歩く。

高度が上がるに従い、紅葉に突入。稜線近くでは早くも落葉が始まっていた。

滝倉、避難小屋跡付近のブナ林                                                                   倉方付近のブナ林 
 


倉方を過ぎるとほどなく、右側がガレ場になった稜線に変わり、展望が開ける。

倉方の少し先のガレ場から薬師岳方面を望む。この山は薬師岳ではなく前衛だった。




タテヤマウツボグサ(残り花)                                  ガレ場から南側、真昼岳や女神山(左の三角ピーク)を望む。 



薬師岳山頂手前から突然、目の前に和賀岳が現れる。

素晴らしい眺めだが、和賀岳はまだまだ遠いお山だなと感じる。



左の形のいいのは小鷲倉で、和賀岳山頂は右奥の高み。 




やっと薬師岳山頂。

ここまで来るのに二時間と少し。和賀岳山頂までのちょうど中間くらいだろうか。

薬師岳山頂(1218m)                                                薬師岳山頂から南西側を振り返る。
 
 

仙北平野(横手盆地)の眺め




今日は鳥海山が割とよく見えた。




紅葉真っ盛りの白岩岳を望む。
 



薬師平を過ぎると、草藪がひどくなる。
和賀岳が再び見えるようになったと思ったら、前衛の小鷲倉(1354m) だった。



小杉山から小鷲倉への稜線は南側の展望が素晴らしい。




小鷲倉への登りは見かけ通り、けっこうしんどかった。
小鷲倉から和賀岳山頂を望む。 




小鷲倉まで登っても和賀岳はまだ遠い。

しかしその先の稜線からの眺めは素晴らしいものだった。

小鷲倉から北側の眺め。




秋田駒ヶ岳



羽後朝日岳



田沢湖



新たな眺めに驚嘆しつつ、稜線を歩く。

左に羽後朝日岳、右奥に岩手山。 

   

南側の眺めが少し変わってきた。和賀川の新たな源流部が見えて来た。



和賀川源流部




山頂が間近になってきた。



山頂は思った以上に平坦だった。


しばし岩手側の眺めを。

岩手山。前列の山は左から大荒沢岳、畚岳。




岩手山の前列の山々は左から
大荒沢岳、畚岳、沢尻岳、根菅岳。根菅岳の奥に姫神山も見える。


手前は高下岳。その奥の列は左から箱ヶ森、赤林山、南昌山、東根山など。最奥の列、右側には早池峰山、薬師岳など。


山頂で一時間近く休憩したので、そろそろ下山しよう。ルートは来た道と全く同じ。
山頂から小鷲倉方面を望む。



 

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岩手や仙北の白いお山紀行(2018年3月7日)

2021-03-11 | 和賀山塊

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

今年(2018年)二月の秋田は天気が良くなかった。
まともに晴れたのは鳥海山を見に行った2月2日(こちら)くらいか。

この冬の秋田地方は降雪量が多く、横手の累積積雪量は10mを優に超えたとか。
三月になっても曇りや雪続きだったが、3月7日、やっと晴れた。
貴重な晴れの日は久しぶりに県境を越えて岩手県雫石へ。
今回はそこから帰る途中に見えた岩手山や県境に聳える山々の雪姿を列挙してみる。

2018/03/07 小岩井農場から見た岩手山。






岩手山は奥羽脊梁山脈の中軸から太平洋側に外れているせいか、積雪量はあまり多くないようだ。
それ以前に、傾斜がきつすぎて雪が付着しにくいのかもしれない。

岩手山から西に続く山並みは裏岩手連峰とも呼ばれる。




ここで参考マップ。




折角なので網張温泉まで行き、西を望むと白いナメクジのような山が見えた。

網張温泉付近から見た烏帽子岳(乳頭山)と小乳頭(右側)。



網張温泉付近から見た笊森山(1541m)。その手前の屏風のような山の上が千沼ヶ原になっている。




秋田駒ヶ岳は見る角度によって大きく姿を変える。
岩手(赤渕付近)から見るとベゴ(牛)が寝そべってるような感じだが・・・

赤渕付近から見た秋田駒ヶ岳。



県境を越え、秋田側(旧・田沢湖町)からだと、颯爽とした馬のような姿になる。


旧・田沢湖町から見た秋田駒ヶ岳。




田沢湖町の南の方に見える屏風のような山塊は朝日岳。




2018/03/07 羽後朝日岳・部名垂(へなたれ)沢上流部付近。




朝日岳の山名は全国各地にある(一般的には山形県の朝日岳が有名)。
区別の意味で、こちらを羽後朝日岳とも呼ぶこともある。
下界から見ても立派な山で山頂部には高山植物も豊富だ(奥羽山系では五指に入る)が、残念!!
登山道は整備されていない。

この山の部名垂(へなたれ)沢の上流部付近の地形は、
個人期には奥穂高岳と前穂高岳の間にある吊り尾根に似た風景だなと思っている。


参考までに、穂高連峰の吊り尾根を。

1992/07/28 河童橋と穂高連峰
 



角館から美郷に向かって仙北平野を南下して行くと、
北の方に見える秋田駒ヶ岳は丸っこい姿になる。

2018/03/07 左は秋田駒ヶ岳。右奥に見える三角形の山は岩手山。



東の方向には真昼山地の山々が、屏風のように並んでいる。
北側から眺めて行くと・・・

平野からいきなり聳えるのは白岩岳(1177m)や小滝山。




その少し南、奥まった場所には和賀岳(1439m)と薬師岳(1218m)。




更に少し南、平野からいきなり聳えるのは大台(814m)。それ以外の山名同定は怪しくなる。




その南には真昼岳が連なる。

仙北平野から見るその冬姿は神々しく、とても1000m程度の低山とは思われない。




有名な『青い山脈』の舞台は、もしかしたら和賀岳から真昼岳にかけての真昼山地ではないかと言う説を
以前、こちらで提唱させて頂いたが、今回もそんな思いを強くした一日だった。

本頁のカテゴリーだが、岩手山から真昼岳までの複数のカテゴリーにまたがるため、
どこに入れるべきか迷った。

写真枚数では、和賀岳やその近くの山々が多いので今回は「和賀山塊」とさせて頂いた。

【追記】
今日(3月11日)は特別な日でした。
それなのに今日は朝から(今年になって実質的には初めての登山で)男鹿毛無山に行ってまいりました。

といっても山頂部はまだ雪が残っているので、中腹まで。山麓にある五社堂に参拝し、気持ちばかりですが、
被災地の復興を祈願、犠牲になられた皆様に哀悼の意を表してまいりました。
昨年の三月は五社堂で確かコロナ退散を祈願しております。
私の祈りや願いはなかなか聞き届けてもらえませんが、めげないで続けます。




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真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。後編。(2019年7月26日)

2020-07-29 | 和賀山塊

(本頁は「真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。中編。」の続きです。)

山頂には12時半到着。今回は甘露水登山口から6時間と少しかかった。昨年秋の四時間半とはえらい違いだ。
和賀岳山頂は、噂には聞いていたが、お花畑だった。特に北側は花の密度が高かった。

何だか天気が急速に怪しくなって来た。
冒頭で「この日の天気は晴れ時々曇りで午後から雨・・・山頂まで持ったら儲けもんだ。」
と述べたが、その通りになった。
南側、真昼岳の方向から黒い雲が張り出して来たので、山頂では休憩無しで花の撮影だけ行なう。

和賀岳山頂北斜面のお花畑
 

バックの山は大荒沢岳、畚岳、沢尻岳、根菅岳など。


トウゲブキも咲き出していた。




ニッコウキスゲは一週間前くらいが盛りのようだった。



ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)                                                                           ハクサンフウロとハクサンシャジン
 

ウスユキソウとネバリノギラン

 

ウスユキソウとムカゴトラノオ
 

和賀岳山頂で一番、期待していたのは、
ムカゴトラノオ。この花、地味だが、秋田ではここだけの珍しい花。

ムカゴトラノオ                                                                                           ノギラン(前列)とネバリノギラン(後列) 
 

本格降雨直前の小鷲倉。
 


撮影後、パラパラ雨が降って来た。雨具を着込んだら、蒸れて汗びっしょり。

カメラはリュックに仕舞いこんだので早く歩ける。下山はちょうど三時間。上りの半分以下の時間で済んだ。
なおこの日の登山者は私も含めて二名だけだった。




前編で端折ってしまった薬師岳ブナ帯の花を報告して終わりとします。


ヤマブキショウマ                                                                                    トリアシショウマ

 


タマガワホトトギス




タマガワホトトギス



エゾアジサイ




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真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。中編。(2019年7月26日)

2020-07-27 | 和賀山塊

(本頁は「真夏の薬師岳と和賀岳のお花畑。前編。」の続きです。)

薬師岳のお花畑は同時期の鳥海山や秋田駒、焼石など他の花名山とかなり違う雰囲気だった。
ヤマルリトラノオや後出のイブキトラノオなど穂花が多いせいだろうか。名前のわからないセリ科やイネ科も多かったが、
北東北で一般的なヨツバシオガマは見かけなかった。
なお同じ場所は半月くらい前まではニッコウキスゲの花の海になっていた模様(昨年7月9日の記録はこちら)。


小鷲倉、和賀岳山頂をバックにセリ科。

 




イブキトラノオが多くなって来た。



イブキトラノオが特に濃い場所



イブキトラノオ                                                                                           イブキトラノオ 

 

バックは薬師岳 


バックは真昼岳                                                                                           ムツノガリヤスだろうか。
 


薬師平を過ぎたら、途端に花が少なくなった。

かわりに背丈と同じくらいのノガリヤス類がびっしりと繁り、道に被さっているので実に歩きにくい。
しかし既に三時間もタイムオーバーしているので、和賀岳山頂まで行くとしたら、のんびりしてられない。
フォースを信じて、水泳ぎならぬ「草泳ぎ」の感覚で草を掻き分け進んで行くが、下り坂になると足先に地面が無くてよろけることしばし。


ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)



オオバギボウシ                                                                                         他にはタムラソウ(蕾)が多かった。
 


小杉山を過ぎたら、登山道が刈り払いされており、歩きやすくなった。

今までの遅れを取り戻すべくピッチを上げる。ε=ε=へ(+´π`;)ノ
花は少ない。時おり立ち止まって薬師岳を振り返る。



   
クルマユリ                               ノギラン
 

この山には低山性のノギランが多かった。高山でよく見かけるのに高山植物図鑑に載せられない植物のひとつだ。
自分の行った範囲では、真昼岳や焼石岳、朝日連峰の山頂部でも多く見られた。

今回は小鷲倉の登りがとてもしんどく感じられた。よって昼飯は予定を早め、小鷲倉山頂で手早く済ませる。
そこから先、昨年秋に来た時は山々の展望がとても良かった(記録はこちら)のだが、
今日は雲が多く、鳥海山はもちろん、岩手山や秋田駒、早池峰などの名峰は望めなかった。
かろうじて近場の羽後朝日岳が見えた程度。

羽後朝日岳 


この辺りから南側、和賀川源流部の眺めが良くなる。何やら東北離れした風景が展開する。

行ったことは無いが、日高山脈の峰や谷ってこんな感じだろうか。




稜線に花はあまり多くなかった。

イブキトラノオかと思ったら、シロバナトウウチソウだった。


シロバナトウウチソウ                                                                                オニアザミ?

 

   
このアザミはオニアザミだろうか。東北の高山にはこのタイプのアザミが多い。 

他にはイワオウギを見かけたが、まだ蕾だった。

和賀岳山頂部が見えて来た。



タカネアオヤギソウ                                                                                    トウゲブキ
 


南側にはまた別の源流風景。



ミヤマホツツジ                                                                                           オオバツツジ

 
 

オオバツツジは先日、乳頭山で一本だけ、それも生まれて初めて見たが、この山域にはいっぱい有った(薬師岳の南面でも見た)。

もうすぐ山頂。振り返ると、小鷲倉が随分と遠くなってる。



山頂近くにはニッコウキスゲがパラパラと咲き残っていた。

 


12時半、やっと山頂。

後編」へ続く。


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