モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

初めての藤里駒ヶ岳と岳岱ブナ林(2018年10月13日)

2021-10-24 | 秋田県北の山

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイク。更にレイアウトを少し変更、再アップしたものである。

数年前から山歩きを再開し、秋田県内の主だった山はほぼ登った。
と言いたいところだが、実はまだ抜けが有った。

県北部にある藤里駒ヶ岳と田代岳だ。
この方面は一昨年、昨年と人食い熊が出没したので、立ち入りを遠慮していた。

が、今年は出たとの報道をほとんど聞かなくなった。
そろそろ行ってみるかと、10月13日(土曜日)に藤里駒ヶ岳、続けて14日(日曜日)に田代岳行きを決める。

 
藤里駒ヶ岳(1158m)。本写真は、2018/10/14、田代岳山頂から撮影。

 

今回、歩いた黒石沢コースの登山口は駒ヶ岳の裏側、青森との県境近くに有るので、
秋田市から行くと思った以上に遠かった(秋田市を4時半に出発。高速を使わず、登山口には7時ちょっと過ぎに到着)。
それでも林道の終点までしっかりと舗装されていたのには驚いた(ただし林道は道幅が狭いので交叉には要注意)。
登山口駐車場には県外ナンバーが既に一台有った。
乗員らしき人に湿原で追いつくと、物々しい装備に大型カメラ三脚を担いだ若者たちだった。

聞くと、昨日からツキノワグマの撮影に来ているが、残念ながら会えてないとのこと。



北側、田苗代湿原から望む藤里駒ヶ岳は

山と言うよりも森のような感じ。湿原の標高が既に800m近いのだから当然か。

田苗代湿原と藤里駒ヶ岳(1158m) 



早朝の湿原には朝もやが立ち込めていた。



田苗代湿原は今、紅葉が真っ盛り。

台風の影響か葉を落としている木が多かったが、(-_-;)文句は言うまい。
紅葉の撮影をしていたら、後からやって来た登山者数名に追い抜かれる。
これだけ登山者が居たら、今日はクマの心配は無さそうだ。

田苗代湿原周囲の紅葉






 





湿原を縦断し、旧コースの尾根を登る。尾根なのに沢のような登山道にちょっと戸惑う。

沢のような尾根道                                      山頂標。
 


登山口との標高差は400m弱なので意外とあっけなく山頂へ。

狭い山頂は登山者でいっぱいになった。
眺めは山頂より少し南に進んだ稜線の方が良かったので、そちらに陣取ることにした。

山頂から白神岳方面を望む。



山頂から北側直下を望む。



山頂から岩木山方面を望む。右のピークは尾太岳(1084m)だろうか。



一時間待っても岩木山の雲は取れそうになかった。
そろそろ降りようか。下山は新コースを歩いてみる。

駒ヶ岳東斜面


 
新コース下山途中から振り返ると、駒ヶ岳はなかなか険しい表情になっている。
同じ山でも見る角度によっていろんな表情があるものだ。

新コース下山途中から駒ヶ岳を振り返る。



更に下ると、ブナ林が素晴らしい。

 


手前の紅葉はオオカメノキ 



ホオノキ 



下山して再び湿原に寄ってみる。木道にはハイカーが大勢居た。

昼頃、登山口駐車場に戻ったら、クルマがびっしり。大型バスまで停まっていたのにはビックリ。
今時の藤里駒ヶ岳、クマの心配は無用のようだ。


帰る途中、岳岱(だけだい)のブナ林に立ち寄ってみた。
正式名称は岳岱自然観察教育林。
ここの標高は約620m、紅葉にはまだ早かったが、いろいろな生育ステージや面白い形のブナを愉しむことが出来た。

芋虫状になったライオン?!



ライオン?!を少し引いて撮ると・・・                                                                                               400年ブナ
 


キリンとかブロントザウルスなどの四つ足動物が
う●ちしている様を連想(´π`;)☆\バキ。




これはあまりにもあられもない姿に見えたので、(-_-;)公表すべきかどうか迷った。



 
こちらは上品にオーケストラの指揮者?



これは何?
                                                                   ギンリョウソウモドキの実 
 


続けて、翌日の田代岳へ。


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釣瓶落峠は絶景だった。岳岱もなかなか。(2020年10月27日)

2020-11-12 | 秋田県北の山

(本頁は「男鹿で見た紅葉、人面蜘蛛、薊畑。」の続きです。)

10月27日の朝、男鹿の隠れたる紅葉ポイントで偶然会った友人から、

「男鹿の紅葉を見たら、次は騙されたと思って釣瓶落峠へ行きなさい。今日明日が勝負です。」と言われ、

半信半疑のまま、その日のうちに行ってみたら凄いのなんのって。

の場所はこうだった。




此処は秋田県北の藤里町と青森県西目屋村との県境。
地図で見ると、白神山地でもかなり奥まった場所という感じ。

それでも男鹿から一時間半も走ったら行けるとたかをくくっていたものの、実際は二時間以上かかった。
理由は太良(だいら)峡谷沿いに走る道路の狭さ。
一応、舗装してあるものの、一車線なのだ。

この日は何故か対向車がやたらと多く、お互いに待避所までバックして譲ったり譲ってもらったり。
これを少なくとも十回以上繰り返し、到着したら正午になっていた。
途中の渓谷沿いの紅葉も素晴らしかった。しかし・・・
いかんせん道が狭くてやたらと停めるわけにも行かず、今回は撮影を見送った。

峠が近づいたら道幅が広がり、やっと停めて撮影出来るようになった。
しかし紅葉としては凡庸な感じ。







そしていよいよ峠の一番高いかなと思うあたりに差し掛かった途端、
見えたのが、冒頭写真と以下の風景。




 





 


これは200年以上昔の謎のトラベラー・菅江真澄も見たとか見ないとか。

ワっ( ̄π ̄;ワタシ自身としてはここ40年くらいの間で見た中では最も壮絶な紅葉だった。

県境トンネル付近の斜面も壮絶だった。




 


県境のトンネルを抜け、青森県側に抜けたら、凡庸な紅葉風景に戻っていたので、
一キロくらい下ったところで引き返した。

紅葉を見終わったら、青空なのに雨がパラパラと降って来た。


その後、雨脚は強くなる一方だった。
次に予定していた岳岱(だけだい)に行くかどうか迷ったが、折角来たのだからと向かってみる。
するとラッキー!!
岳岱(だけだい)到着とほぼ同時に雨は止んでくれた。

ここには藤里駒ヶ岳の登山の帰りに三回ほど立ち寄っている(こちら)が、紅葉時期に来るのは今回が初めて。
なおこちらの紅葉はブナonly、傾斜の緩い斜面なので先ほどの釣瓶落峠のそれとは全く雰囲気が違う。







400年ブナ。どなたかが何年経ってもこの木は名前が変わらないと仰っていたが、

言われてみればその通り。400年ブナの名がついてから、既に40年以上経っているようだ。

400年ブナ                               指揮者のようなブナ
 


上右のブナの木を私はいつもオーケストラの指揮者に見立てている。
ベートーベンの田園交響曲が流れて来るような雰囲気だ。




 


ブナと羊歯




ブナと岩石の共同生命体



 


柿の種号はブナ紅葉に擬態してるようだ。


釣瓶落峠、岳岱の帰りに道路端にある滝に寄ってみた。

滝入口の鳥居                              峨瓏の滝

 


峨瓏の滝と書いて、「がろうのたき」と読むそうだ。




今日(10月27日)は登山はしてないが、
随分といろんな素晴らしいものを見た一日だった。



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初めての田代岳(2018年10月14日)

2020-11-01 | 秋田県北の山

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。

田代岳は秋田県北を代表するお山のひとつだ。

数年前、山づいてから、本来なら早々に登るべきお山だったが、いまだに果たせてなかった。
理由はクマさん。一昨年、近隣の鹿角市で人食い熊が現れ、複数の方が犠牲になられた。
田代岳に人食い熊は現れていないが、それ以降、「県北の山はクマさんが怖い。」
とのイメージが染みついてしまい、寄り付かない状況が続いていた。

がそれではいかん。(`◇´) そろそろ行ってみようと思い、密かに某有名山岳ガイドさんに相談してみる。
すると10月14日、団体登山イベントが有るのでその一行に紛れて登ってみるのはいかが。とのアドバイス有り。

前日(2018/10/13)、藤里駒ヶ岳山頂から見た田代岳。記録はこちら



いよいよ10月14日。

日頃の行いがよかったのか、この日の秋田県北地方はみごとな秋晴れになった。
大館市早口付近から県道に入り、北上するが、山瀬ダムから先は狭い砂利道になり、それがえらく長い。

すごい山奥にロケット燃料燃焼試験場が有り、荒沢登山口はそのすぐ手前に有った。
団体さんの後を追うべく、独り登山道を歩いて行く。

非合法マップ。今回歩いたルートは黄破線。



荒沢登山口
 


少し歩くと登山道は沢登りになる。岩がツルツル滑ってけっこう難儀した(沢を迂回する道も有った)。

三合目・ブナ岱のあたりから平坦なブナ林になる。
紅葉はこの辺りから始まっていた。

三合目・ブナ岱



五合目から先、登山道脇に、モノレールが突然現れて吃驚。

このモノレールは、なっ( ̄π ̄;なんと山頂まで続いていた。荷物運搬用トロッコが走るみたいだが、一体何故?
この辺で団体さんの一部に追いつき追い越す。
聞くと、この方々は先頭集団で、この後からも続々いらっしゃるとのこと。

トロッコ用のモノレールが出現。                 ブナの紅葉
   


歩き出してから約二時間。

ずっと続いていたブナ林が突然終わり、目の前に広大な湿原が開ける。
登山道も木道に変わった。




木道を進むと、次々と池塘が現れる。

池塘から田代岳山頂を望む。



笹原の斜面を登って山頂をめざす。
振り返ると、池塘を散りばめた湿原の眺めが素晴らしい。







いよいよ山頂。例のモノレールは山頂まで駆け上がっていた。

                                  田代岳山頂避難小屋 

 


山頂では避難小屋の工事が行われていた
(工事は10月29日に終了し、以降、小屋が使用出来るようになったとのこと)。

謎のモノレールは工事の資材を運搬するために使われていたものと判明。
山頂は人で溢れていたので、少し先の方に移動してみる。

すると白神山地の山並みが素晴らしい。

西側、白神山地南部の眺め。

 


白神山地全体の地図も無く、山座同定は困難だったが、この山だけはすぐ分かった。

前日登ったばかりの藤里駒ヶ岳。記録はこちら。 



白神岳方面の眺め 




北側に岩木山が大きい。




南西、男鹿方面の眺め 。




晴天に恵まれ、素晴らしい展望だったが、南側と南東側は太陽が有る関係か、逆光気味で見えづらかった。

湿原を見下ろす。奥の山々は十和田湖の外輪山。 


山頂で昼餉の後、湿原を少し回ってみる。
池塘の水は真っ青だった(晴天の証拠)。





 

八甲田連峰




岩木山を入れた湿原風景。










このお山、半夏生の日(7月2日頃)には山頂神社で例祭が催されるとのこと。

その時期、湿原には花が多いとも聞く。可能ならばまた来てみたいものだ。


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新緑の藤里駒ヶ岳(2020年5月30日)

2020-06-03 | 秋田県北の山

(本頁は「白神山地・二ッ森に絶景を見た。」の続きです。)

二ッ森から下りたらまだ朝の8時半だった。これだともうひと山登れるな、今日は天気も好いし、
もう一度、別山から岩木山を眺めてみるかと
隣にある藤里駒ヶ岳(1158m)にも登ることにした。
このお山、地図で見ると二ッ森のすぐ東隣、直線で12キロ程度しか離れていない。

ところが、クルマで行くとなると、ずっと南の方を迂回するので、藤里駒の黒石沢登山口までは約二時間かかった。
よって登り始めたのは11時頃から。

二ッ森山頂から見た藤里駒ヶ岳


一応、マップ。今回は湿原から旧コースを登り、新コースを下りて来た。


田苗代湿原から見た藤里駒ヶ岳は山と言うよりも森という感じ。



疎らだが、湿原にはミズバショウが咲いていた。

ミズバショウ                                                                                           エゾノリュウキンカ
 



旧コースの登り道に花は少なかった。

エンレイソウ                                                                                           オクエゾサイシン
 

タケシマラン


コヨウラクツツジ                                                                                 ムラサキヤシオ
 

山頂が近づくと、白神岳や向白神岳が見えて来た。

白神岳や向白神岳の山並み


これは小岳かな。バックは白神岳。



その左側にアタマが二つに分かれたお山が見えたが、これこそ朝に登った二ッ森だった。

二ッ森


稜線に出たら田代岳。




その左に遠く八甲田連峰。



山頂に着いたらやっと岩木山が見えて来た。

藤里駒ヶ岳山頂から見た岩木山



その姿はさっき二ッ森から見たものより、ちょっとマイルドな感じ。

三度目の登山でやっとその姿を拝むことが出来た。



なお隣のアタマの黒い山が気になる。後で調べたら、尾太(おっぷ)岳(1084m)と知る。

黒いのは針葉樹が生えているせいだろうか。針葉樹の種類は何だろう。

尾太(おっぷ)岳


追記。友人のYukihiro Narita氏から、尾太岳の針葉樹はコメツガだと教えて頂く。

東斜面を覗き込む。



南側の眺め

素波里ダム湖



男鹿半島




森吉山



鳥海山や八幡平も見えたが、二ッ森から見たのとほぼ同じだったので省略。

東斜面のダケカンバ                                                                                   ヒメイチゲ
 

イワナシ


山頂部に花は少なかった。他にはイワカガミの蕾が少し。

下りは新コースを使う。途中から駒ヶ岳の東側の姿が見えるが、ご覧の通り、凄い面相だ。
山形県境にある神室山を彷彿とさせるものがあった。






過去二回の登山でこのコースはよく整備されているとの印象だったが、今回はひどかった。



特に下半分が残雪や倒木で登山道が見えなくなっていた。倒木は雪崩のせいだと思うが、かなりひどかった。
まるでゴジラが暴れた後のような有様で、これを修復するはタイヘンだなと思った。

 


今回、駒ヶ岳本体には花が少ない印象だったが、山麓の岳ノ岱でサンカヨウの群生に遭遇した。

岳ノ岱で見たサンカヨウ


タチカメバソウ



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長走風穴に花を訪ねて。(2010年5月~8月)

2020-04-09 | 秋田県北の山

本ブログを始めて約三ヶ月。アップしているのは昔の山歩き記事ばかりだが、
当初、設定したブロクのカテゴリーを一通り、埋めるまでの期間はこのような古い記事が続くことをどうかご容赦願いたい。
本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。

秋田県大館市にある長走(ながばしり)風穴は標高160~180m程度の低地なのに、高山植物が群生している不思議な処。
大館市には(当時)本業でたびたび行く機会が有ったが、2010年は何故か数回にわたって風穴を訪ねていた。
折角なのでそのまとめレポートを作成してみた。

まずは春、五月中旬の様子。



今咲いてる黄色花はバラ科のコキンバイ。この花は高山植物ではない。
低山のブナ林でときどき見かけるが、こんなにいっぱい咲いている所は他では見たことが無い。




それではどのような高山植物があるのか。
例えばゴゼンタチバナ、コケモモ、ベニバナイチヤクソウなどは通常、亜高山帯~高山帯に生育する植物で、秋田のような北日本でも標高1000~1400mくらいの高さまで登らなければ見られない。またナンブソウやオオタカネバラに至っては、秋田県内ではここでしか見られない。

それらが何故このような低地、しかも幹線国道7号線からわずか十数歩のところに生えているのか。
ここ(長走風穴)では真夏、外気温が30℃を越えるような時でも、5~6℃の冷気が吹き出している。
その吹き出し口付近では寒すぎて普通の植物は生育できないが、高山植物なら耐えられる。
この場所は、かつて寒冷な時代に低地まで降下した高山植物、北方系植物の残留基地、シェルターとなっている。

この風穴の成り立ちだが、長走風穴の案内ホームページ(2010年当時)によると、
「崩壊した岩石が堆積して出来た風穴の為、内部に無数の隙間があり、冬の間、山の下から、上に冷たい外気が送り込まれ、氷を作り、夏に冷えた空気が下に流れ出ている」
と言う説が有力だ。 

五月中旬。 春はサクラとツツジから。

 

ムラサキヤシオツツジ 


林の縁にスミレのマットを見つけた。たぶんタチツボスミレの仲間だろう。 

(○´ε`〇) こんな場所でオニギリを食いたい。しかしここはヘビさんがよく日向ぼっこしてる場所なので要注意。

風穴とは関係ないが、この地のエンレイソウには白い花弁のあるものが多い。 

ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)


はるか昔、来た時はオキナグサやヤマシャクヤクも見たが、今回は会えなかった。たぶん盗掘されたんだろう。



6月上旬に訪ねたら、花は少なくなっていたが、この時期にだけ咲く貴重な花が有る。
 
ゴゼンタチバナとナンブソウ

 

ナンブソウ Achlys japonica (メギ科)は日本特産で、しかも北海道と東北地方北部のごく限られた場所にしか産しないと言う貴重な植物(近縁種は北米西部に産する)。
花は花弁もがくも無く、見栄えはしないが、三つに割れた葉はユニークでわかりやすい。 



他に見た花。

                                    スズラン                                                                    これは巨大スズラン、いやオオナルコユリだろうか。
 

野生のスズランは秋田では極めて珍しい。



六月中旬に来たら、名花オオタカネバラが咲いていた。


オオタカネバラの
花は思ったよりも小ぶりで疎らだった。




風穴倉庫


風穴倉庫とは市の案内ページによると、「風穴現象を利用した倉庫で、天然のクーラーとして利用し、現在の冷蔵庫や保冷庫のような使われ方をしていた。」、また「昔は7個ほどの風穴倉庫を、主に農作物の保管などに利用。」とのこと。
実際入ってみると、真夏以外は {{{゚◇゚;}}}ガクガク 寒すぎ。クーラー冷えの感あり。


地味な花だが、重要な高山植物を幾つか。

コケモモとスノキの仲間(ウスノキかオオバスノキのいずれか。実がならないと識別困難)

ミネヤナギ(ミヤマヤナギ)



ヤマオダマキ。これは高山植物ではない。
   




六月下旬にも寄ってみた。
高山植物エリアの様子は上旬来た時と変わっていない。風穴の冷気で植物の老化がフリーズしてるような感じ。




ゴゼンタチバナ




        ベニバナイチヤクソウ                       クモキリソウ
 


オオナルコユリ(?)は私の背丈よりでかくなっていた。





ι(´Д`υ)アツィー真夏こそ、風穴がその真価を発揮すべき時。 

真夏の長走風穴は、涼を求める人たちで大賑わいだが、それも「長走風穴館」や隣接する風穴倉庫まで。
花を見るため、額に汗して、いや全身汗まみれになって斜面を登る人は稀と言える。
この時期、確かに花は少ない。しかし時たま咲いているのはみごとな花ばかり。

7月下旬。ヤマユリ。

 

濃い緑の中、よく目立つ朱色はクルマユリ。

 

クルマユリもヤマユリも風穴に特有な花ではない。
が、この場所には比較的多かった。草刈りの際、残すよう指示されているのだろうか。



8月中旬に訪ねたら、見慣れぬ樹の花と実に出くわす。 

 

左上はけっこう綺麗なツツジ科だった。

当初、ミヤマホツツジ Cladothamunus bracteatus かと思ったが、
花柱(めしべ)があまり曲がらないことから、低山性のホツツジ Elliottia paniculata としておく。
右上は先に「スノキの仲間(ウスノキかオオバスノキのいずれか。
実がならないと識別困難)」としておいたが、
今回、赤い実が確認できたので、ウスノキ Vaccinium smallii と確定。 

こちらはオオタカネバラの実。



花はハマナスに似ているが、実の形は随分と違う。この後、実はもっと赤くなる。 


上の方に行ったら、早くも秋の気配が・・・ 

 

左上はエゾリンドウ。
他の低山では9月以降に咲くが、ここでは高山同様、開花が早い。  
右上はヤナギラン。
開花している株はごく少数だった。
長走風穴は秋田でヤナギランの見られる数少ない場所のひとつだが、
今年は暑すぎるのか花はさっぱりだった。

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