モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

真夏の鳥海山・滝の小屋から。後編(2021年7月31日)

2021-08-14 | 鳥海山/南面

(本頁は「真夏の鳥海山・滝の小屋から。前編」の続きです。)

雪渓登りが終わった後は、薊坂の本格的な地面登りが始まる。
坂の取りつきの標高は約1870m、めざす伏拝岳山頂が約2120mなので、

標高差はわずか250mほどだが、これが (´π`;)年寄りにはけっこう厳しい。
今日のような下界猛暑日には地獄の坂道を這いあがるようなものだった。

二度目の上陸地点には新鮮なチングルマが。



ハクサンオオバコ                                 鳥海山固有種チョウカイアザミ
 


少し登ると、コバイケイソウの群生が現れた。




コバイケイソウの群生。



コバイケイソウは鳥海山の多くの場所では七月の中旬頃までに花が終わっていた(例えばこちら)が、
この場所は雪消えが遅かったようで今が盛りだった。

この斜面にはセリ科も多かった。同定の難しい群だが、いつまでもほにゃららら~では済まされない。
今回、少し気合いを入れて、名前を調べてみた。

ハクサンボウフウ                                    イブキゼリモドキ
 



花だけ見ていると、全く見分けがつかない。上の二枚は隣り合って咲いていたものだ。

なお今回、特に多く咲いていたのはイブキゼリモドキだった。
花は地味だが、まだ未開花が多かったミヤマセンキュウやハクサンボウフウなど同じセリ科の葉っぱの間から、
巧妙に花茎を伸ばして咲いており、識別がとても面倒だった。

イブキゼリモドキをもう一枚                          イブキゼリモドキの葉だけ
 


ミヤマセンキュウも多かったが、花の咲いているものはまだ少なかった。
葉は羊歯のような細かく裂け、ふわふわした感触だ。この種類は秋田では低山にも多い。

ミヤマセンキュウ                                ミヤマセンキュウの葉と蕾
 



薊坂のアザミはチョウカイアザミではなく、ウゴアザミが多かった。

チョウカイアザミ(写真は本ページ冒頭二列目)は坂には少なく、もっぱらその下の雪渓の縁で生育の真っ最中だった。

ウゴアザミに集るアサギマダラ。



ミヤマダイモンジソウ                              オンタデとハクサンフウロ
 


ハクサンフウロ単独で。                             ミヤマアキノキリンソウ
 


さっき登ってきた雪渓を振り返る。




御浜方面を望む。
雲間からちらっと鍋森と鳥の海(右)が見えた。




伏拝岳の稜線が近くなったら、シラネニンジンが多くなってきた。




シラネニンジン                                   オクキタアザミの蕾
 



シラネニンジンもセリ科なので花は他のセリ科と同じ。パセリやニンジンのように細かく裂けた葉で識別する。
オクキタアザミの群生も有った。もうすぐ咲きそうだ。この花が咲くと、鳥海山も秋だ。

今回の鳥海山登山は、はなから山頂(七高山、新山)に行くつもりはなかった。
山頂部に特有の三種類の花を撮ったら、個人的な花のノルマは一応達成とし、下山しようと思った。

行者岳から新山、七高山を望む。



チョウカイフスマ



イワブクロ




ノルマ花の一つ、イワギキョウは今回、花付きがイマイチだった。
時期的なものなのか、日照り続きのせいなのかよくわからない。

イワギキョウ                                     このトンボはオニヤンマのようだ。
 



ミヤマコウゾリナとヨツバシオガマ古花。バックはシラネニンジン。




最後に下山時の雪渓を4シーン。
登る時とはまた別の表情を見せていたので敢えて報告を。













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真夏の鳥海山・滝の小屋から。前編(2021年7月31日)

2021-08-12 | 鳥海山/南面

真夏の鳥海山にはいつも秋田側からばかり登っているので、今回は山形側、滝の小屋から登ってみた。
このルートは山頂までの距離が短く、雪渓区間が長いので、
私のような足弱、花囚われ人(=花の撮影でさっぱり先に進まない登山者)でも割とスムーズに山頂部に行くことが出来る。

(秋田側、鉾立から登ると、途中の御浜の前後で花が多く、景色も好いのでつい撮影に夢中になり、
タイムアウトで山頂部はいつも断念せざるを得ない)。

しかも真夏にこのルートをほとんど歩いたことが無かった。今回は真夏のこのルートの花の状況を確認する機会としよう。

朝5時頃、大台野から鳥海山を望む。



今回の非合法マップ




秋田市自宅を午前3時ちょっとすぎに出発、登山口の滝の小屋入口駐車場には5時半頃到着。


滝の小屋入口駐車場から鳥海山を望む。




この駐車場、いつもならガラガラなのに今日はほぼ満杯だった。
既に一つ手前、下の駐車場も埋まり始めていたが、
柿の種号はちっこいクルマなので何とか上の駐車場に挟まることが出来た。
ここの標高は1200m、山頂との標高差は1000mとちょっと。個人的には今年初の標高差1000m超の登山になるか。

登山開始は5時45分、滝の小屋までは20分程度で着くが、このルートでは唯一、林の中を歩く。

滝の小屋まで林の中を歩く。                           白糸の滝(朝バージョン)
 


小屋から先は川のようになった道を進む。
これは雪解けで増水しているせいで、秋になれば普通の登山道に変わる。
ほどなく白糸の滝に接近するが、早朝は逆光と日陰でよく見えなかった。
一応、
下山時に見た写真も添付しておくが、その時もまた日陰になっていた。

白糸の滝(午後バージョン)



後でわかったことだが、この滝の水や登山道の川状態はこれから登る河原宿の先の大雪渓から誕生したものだ。

なおこの日は団体登山者が多く、ご覧のように切れ目なく、登山者の行列が出来ていた。
いつの間にか団体さんの中に紛れ込み、一員のふりをして登って行った。

この登り方はクマ除けとペース維持のためにときどき使う手法だ。

滝の手前を掠め、わずかの間、水平移動すると、旧・湯の台ルートと合流、八丁坂の登りが始まる。
初めは灌木が茂って、視界が好くないが、登るにつれて草原が多くなり、庄内平野や滝の小屋方面の眺めが開けて来る。
小さな祠の手前あたりから、花の種類も量もぐんと増える。
今は薄青のハクサンシャジンや黄色のトウゲブキがメインで、
場所によってセリ科の白やクルマユリの朱橙も混じり、見ごたえのあるお花畑が展開する。
八丁坂の標高は1400mから1500mくらいだから、鳥海山としては最も低所にあるお花畑と言えるだろう。
どこかで見たことのあるような花風景だと思ったが、どこかとは同じ鳥海山の御浜付近や焼石岳の姥石平あたりか。
いずれにしろ北アルプスや北海道大雪山あたりでは見ない花風景だ。

八丁坂のお花畑。トウゲブキ、ハクサンシャジンが多く、クルマユリもちらほら。



八丁坂のお花畑。セリ科が多い場所。前面にシラネニンジン。右奥の丈の高いのはエゾノヨロイグサか。




ハクサンシャジン                                     クルマユリ 

 


エゾノヨロイグサ                                   ミヤマトウキ
 


ヤマハハコの小群生


シラネニンジンが多い箇所。






鳥海山の姿が見えてくると八丁坂が終わり、平坦な笹原の中を進むようになる。

河原宿の標高は約1550m。小屋跡地で団体さんたちは休憩に入った。
密を避けるため、私はほとんど休まずに独りで雪渓登りを始めた。

いよいよ雪渓だ。まずは大雪路。




アイゼンを装着中。



アイゼンを履き、歩き出したら、突然霧が湧き出て来た。




霧の中なので、涼しくて歩きやすいかと思うと決してそうでもない。

岩を見つけ、休憩中。



そうこうしているうちに団体さんの先頭集団が。




大雪路上部にて。右上に小雪路が見える。




あとでわかったことだが、大雪路と小雪路の雪渓はまだ繋がっていた。

下からはそれがわかりにくいので、皆、雪渓の融けた緩斜面にいったん上陸?する。
そこではあちこちで新鮮な花が咲いていた。
黄色い絨毯のような花が有った。ミヤマキンポウゲかと思ったら、ミヤマキンバイだった。

ミヤマキンバイの花筵




ミヤマキンバイ                                       ヨツバシオガマ
 


その奥にはミヤマキンポウゲも咲いていた。




このルートは鉾立ルートに較べるとニッコウキスゲが少ない。

ニッコウキスゲ                                     ハクサンチドリ
 


チングルマの実



アオノツガザクラ



小雪路に突き当たったので、再び、アイゼンを履き、雪渓を斜めに登る。

小雪路と仙ヶ洞



二度目の上陸地点から薊坂が始まる。

後編」へ続く。


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滝の小屋から鳥海山へ。(2019年7月6日)

2021-07-08 | 鳥海山/南面

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしてアップ。その後、内容を少し改め、再アップしたものである。)


鳥海山はいつも秋田側の鉾立や祓川から登っているが、今回は山形側の湯の台、厳密には滝の小屋から登ってみた。

このルートは今まで真夏から秋にかけて、それも途中の河原宿までしか歩いていない。
夏の初め頃にどんな花が咲いているのか興味があったので、今年は既に6月12日にアタック
しているが、
その日は滝の小屋手前、雪による通行止めで断念、今回が二度目のアタックとなった。
今日は夜明け前から晴れており、下界からも鳥海山本体が見えていたが、何故か中腹の滝の小屋付近にだけ雲がかかっていた。

庄内平野(八幡町付近)から夜明けの鳥海山を望む。


滝の小屋入り口の駐車場
 



八丁坂入り口付近から来し方を振り返る。滝の小屋と渡渉点、雪渓が見える。




八丁坂(標高1300~1530m)はミヤマナラなどの低木にびっしりと覆われた斜面で花も適度にあり、見晴らしも良好。
しかしここは晴れていたら、暑くてしんどい場所だ。今日は雲で日差しが遮られていたので消耗することはなかった。

ここに多い花は・・・

ウラジロヨウラク



マルバシモツケ                                 ハクサンシャクナゲとミヤマヘビノネゴザ? 
 


他にはウラジロハナヒリノキやヨツバシオガマが多く、
ミヤマハンショウヅル、ハクサンフウロ、ニッコウキスゲも少しだけ咲いていた。

河原宿(標高、約1540m)が近づいたら、急に平らになり、
雲も晴れて、ドーンと目の前に鳥海山本体が現れた。




ここで今回の非合法マップ。



河原宿から先は雪渓歩きになった。

このルートが(鉾立ルートに較べ)花が少ないと感じるのは、雪渓に覆われているせいだろう。
今頃の時期だとルート全体の約三分の一が雪渓歩き。登りは久々にアイゼンを履いた。

雪渓際の登り。 
 
                                                                      雪渓際で見つけたコシジオウレンとニッコウキスゲの芽出し。


雪渓終点に到着。

こちらの斜面に咲く花は八丁坂のそれとは少し違う。

ベニバナイチゴ 



ベニバナイチゴの花をアップで。



雪渓が終わった地点から伏拝岳山頂までの斜面を「薊坂」と呼ぶが、アザミ類はまだ咲いてなかった。

ミヤマキンポウゲ                                                                                            キバナノコマノツメ
 


月山



大雪渓や庄内平野を見下ろす。




鉾立ルートとの合流点、伏拝岳が近づくと、笙ヶ岳や鳥の海が見えて来る。




やっと伏拝岳。ここで鉾立(外輪山経由)ルートと合流。
外輪山の一角、伏拝岳から先は、秋田側の景色がワーッと開けてくる。

千蛇ヶ谷の雪渓と稲倉岳 



新山など山頂部もよく見えて来た。

新山と七高山。右手前は行者岳。
 


外輪山の稜線に上がると、花の種類はガラリと変わる。

イワカガミ(とアオノツガザクラ) 


イワギキョウやチョウカイフスマは咲き出したばかり。  イワブクロはまだ蕾。

イワギキョウ                                  チョウカイフスマとイワブクロ(蕾)
 


ホソバイワベンケイとミヤマキンバイは下の八丁坂、薊坂にもいっぱい有ったが、花は既に終わっていた。

今は山頂部がちょうど花盛りだった。

ホソバイワベンケイ



この日、山頂部で咲いている花で最も印象に残ったのはイワウメだった。

イワウメとミヤマキンバイ



イワウメ
 



ややピンクがかった花も有った。

外輪山の内壁にはうっすらと白くなるほどイワウメが咲いていた。
こちらはこれ以上、近寄ることは叶わず。




新山の残雪には竜のような紋様が。




新山山頂をクローズアップ。                                                                  
外輪山の最高峰、七高山(2229m)山頂。
 


今回、新山山頂には登っていない。代わりに帰り、支峰の月山森に登った。


今回の滝の小屋ルートでは、御浜や長坂道に多いハクサンイチゲ(こちらが見当たらなかった。

更に物足りないなと思ったら、チングルマも見てなかった。
ただしチングルマは有る筈だと下り道でちょっと探索。すると河原宿の月山森寄りの場所にいっぱい咲いていた。

チングルマ。そろそろ花が終わり気味の株。



鳥海山の南西側に月山森という小ピーク(標高1650m)がある。
昨年の秋に一度、登っているが、今回も立ち寄ってみた。
花は期待してなかったのだが、山頂はヨツバシオガマの小さなお花畑になっていた。

ヨツバシオガマの小さなお花畑。バックは鳥海山本体。



7月9日、横手実家に行ったら、富士山型の鳥海山が見えた。




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絶景!紅葉の鶴間池(2008年10月18日)

2020-11-06 | 鳥海山/南面

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

鳥海山にはシシ神様(宮崎駿アニメ「もののけ姫」に登場)の住んでるような処が少なくとも二箇所はある。

ひとつは獅子ヶ鼻湿原。こちらは鳥海山の北面に位置し、行政区分上は秋田県にある。
もうひとつは南面に位置し、(行政区分上)山形県にある鶴間池(つるまいけ)だ。
この池はもののけ姫のアニメが世に出るずっと以前から気になっていた。
かつて山歩きしていた当時(1980年代)、鳥海山外輪山の高みから見下ろす機会が何度かあったが、
遠く山形県の八幡町(現・酒田市)から廻らないと入れない場所で、
当時は歩く距離も半端でなかったことから、ずっと行けないままでいた。

2008年10月18日の早朝5時半、ふと思い立って私は鶴間池に向かった。

鳥海高原ライン(鳥海公園青沢線)と呼ばれる立派な舗装道路を湯の台から滝の小屋入口に向かう途中、
たぶん一箇所だけ鶴間池を見下ろせる場所(展望所。クルマは数台置ける)がある。
この場所の標高は約1000m。

下の鶴間池は手の届きそうな位置に見えるが、200m近い標高差を下らなければならない。





非合法マップ



午前8時ちょうど。道標に従い、いざ出発。

はじめは明るく気持ちのいいブナ林だが、たぶん二次林だろう。



 
数分してブナの梢の切れ目から鶴間池が見え隠れするようになる。
この付近を「のぞき」と言うらしい。




更に進むと、鳥海山の本体がドンと望めるようになる。
上の方は穏やかな山容だが、下半身は随分と険悪な様相。




まもなく自らも険悪な下半身つながりの斜面を下って行かねばならぬ運命となる。

 


でも安心。岩場はうまく避けているし、急な斜面(ずっと続く)には鉄梯子やロープが切れ目なく整備されている。

このところしばらく晴天が続いているので、坂道は乾いており、何回転んでも泥んこになることはなかった。
シシ神様の配慮に感謝しよう(雨の日は知らんぞ)。

まだかまだかと思っていた急坂が終わった途端、突然、こんな風景が目の前に開けた。

しばし無言で池の上下の風景を愉しむ。





 


岩山の間のキレット(凹地)には春、立派な滝がかかるらしい。
その名はマタフリの滝。
(マタフリの滝が見られる記録はこちら





こんなに立派な岩山なのに名前は無いようだ。







岩山の連なりを右に辿って行くと、
自らがクルマを置いて来た展望所に人が立っているのが見えた。

 





シシ神様が踏み歩いた草叢みたい。 

とにかく此処は静かだった。

こんなに素晴らしい天気で紅葉真っ盛り、
しかも休日(土曜日)だと言うのに、私が居た約3時間のうちに出会ったニンゲンはたった4人だけ・・・
(クマさんのう〇ちは有った)。

鶴間池周辺のブナ林を散策してみた。




 


 





 




そろそろ帰らなくちゃ。




あんなに綺麗に映っていた鳥海山や紅葉の影がおぼろになっていた。

地元の詳しい人の話では、どんなに天気が安定した日でも、昼が近づくと、鶴間池にはさざ波が立つようになる。
私の知らぬ間に、シシ神様が池を渡って行ったようだ。

当然だが、帰りは登りとなる。

 


「のぞき」から今一度、鶴間池を覗く。





今度は春、新緑の頃に来てみたい。


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鳥海山南面・草紅葉紀行(2018年9月28日)

2020-10-06 | 鳥海山/南面

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。

鳥海山の奥座敷、千畳ヶ原の草紅葉を無性に見たくなった。

下の写真は以前、鉾立コースの御田ヶ原付近から眺めたものだが、オレンジっぽいモフモフに覆われた場所が千畳ヶ原だ。

2014/09/27 御田ヶ原付近から千畳ヶ原上部を望む。



この草原は鳥海山本体の南西斜面に有り、よく行く鳥の海(鳥海湖)から下って行く方法も有るが、

今回、9月28日は南側、滝の小屋(山形県側)から入ってみる。




天気予報では晴れなのに、いざ着いたら、お山の上半分はしっかりと雲に包まれていた。


滝の小屋入り口付近。



既に草紅葉が始まっていた。 
歩き出してほどなく雨がバラバラと降ってきたので、雨ガッパを着用。
すると日が射して来て暑くなったので、雨ガッパを脱ぎ・・・と(-_-;)今回は慌ただしい。


ガスにけむる白糸の滝                                                                                  実のでかいナナカマドに遭遇。
 


ウラジロナナカマドだろうか。葉の裏を確認しないでしまった。
 

八丁坂を登っている間は雨が止み、時おり日も射した。
灌木の紅葉が適度に綺麗だった。




ミヤマナラのオレンジタイプ紅葉。                                                               ミヤマナラの紅色タイプ紅葉。

 



たぶんミネザクラ




ウラジロハナヒリノキの紅葉はワインカラーだった。




いろんな紅葉ミックス                           ミヤマキンバイの草紅葉
 



河原宿(小屋跡)から先は湿原の木道歩きが続く。




帰りにもまた報告するが、ここにはいろいろな種類の草紅葉が有った。

まずはチングルマ。

チングルマの大株 



この株は赤の発色が特に良かった。 




ハクサンフウロ                             ワインカラーの草紅葉はシロバナトウウチソウ。
 


千畳ヶ原直前の幸治郎沢に立ったら、

「なっ(;゚Д゚)なんじゃ。こりは!」と驚くほどの険悪な沢、と言うよりも崖だった。

幸治郎沢を上から見下ろす。




写真だと上下の感覚が分かりにくいかもしれない。 

更に強風とガスが押し寄せ、先がマッタク見えない。雨も強くなって、岩がツルツル滑り、危ないったらありゃしない。
50メートルほど下ったところで降参!!
今回、千畳ヶ原まで降りるのは断念したが、
後で聞いたら、この沢は鳥海山の一般ルートでは最悪の場所で滑落事故も多いそうだ。

千畳ヶ原まで降りるのは断念したものの、
折角ここまで来て勿体ないと近くの月山森(1660m)の山頂に陣取り、晴れ間を待ってみた。

防寒具は着ていたが、依然として風は強く、{{{゚◇゚;}}}ガタガタ震えながら待つこと一時間。
ガスの晴れ間に二瞬だけ、千畳ヶ原が見えた。


月山森山頂からちらりと見えた千畳ヶ原・その壱。
 


月山森山頂からちらりと見えた千畳ヶ原・その弐。
 



いかがなもんだろうか。
シックな色合いに焦げた草紅葉らしきものを遠く望んだだけで今日は良しとしよう。

その後は月山森の斜面に広がる湿原を散策。

ホンの数十メートル歩いただけなのに、不思議だ。こちらは無風だった。
今回、千畳ヶ原には行けなかったが、草紅葉はこちらで十分堪能できた。

ボタ池。 




先ほど、チングルマの大株の有った付近に差し掛かる。




河原宿まで戻って来たら、雲が割れて、この日初めての青空が。




折角なので、付近の草紅葉を見て歩く。




日光を浴びたイネ科・草紅葉の色合いは格別だ。




真夏を思わせるような入道雲。


 

残り花、エゾオヤマリンドウ
 



鳥海山も次第に姿を現わして来た。


河原宿から。


 


帰りの八丁坂下りで見た紅葉を幾つか。

めんこい祠の近くに白っぽい草紅葉を見つけた。




白い草紅葉を見るのは初めてかもしれない。

イネ科の白い紅?葉
 



登山口の滝の小屋まで下山したら、鳥海山の御姿がはっきりと・・・。

滝の小屋付近から見た鳥海山

 



貝型雪渓



今日は天気に翻弄された一日だったが、好い色合いの草紅葉を満喫できた。
その後は鶴間池を見下ろして、帰宅の途につく。

鶴間池



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