モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

春の岩谷山登山(2022年4月20日)

2022-04-29 | 太平山/春、夏

4月20日は朝、保呂羽山に登った後、
午後から秋田市郊外にある低山、岩谷山(366m)に登っている。

行く途中、太平山の連峰が美しかった。




このお山、以前は南山麓の砂子渕集落から直登していたが、
傾斜が急でけっこうしんどかった(以前の登山記録はこちら)。

南山麓の砂子渕集落から見た岩谷山。山頂の岩峰、ブナの木を記憶されたし。



今回は裏側のユフォーレから登ってみた。
こちらのルートは傾斜も割と緩く、道もよく整備されており、楽だった。

花は以前、南面を登った時はシュンランくらいしか見てなかったが、今回のルートもほぼ同様だった。

シュンラン
 

                                             スミレサイシン


この山にはまわりの山に多いカタクリやイチゲなどスプリングエフェメラルが全く無かった。
またオオイワウチワの葉はいっぱい有るのに、花が全く咲いてなかった点は不思議だ。

ショウジョウバカマ
 

                                             オオイワウチワの葉


山頂からは太平山(奥岳)が間近に望めた。



太平山(奥岳)1170m



このお山、木の花は豊富だった。

オオバクロモジ



マルバマンサク
 

                                              タムシバ

タムシバ



ブナの梢を見たら花のようなものが付いていた。




後で調べたら、これは雄花だった。




山頂から南に少しだけ進むと、展望所がある。そこは山麓から見えた岩峰の上だった。

岩峰から南側を望む。


岩峰から南側を望む。



そこからの南側の眺めは壮絶だ。
ここからは鳥海山も見えるが、
この日は午後になったら、かすんでしまい、よく見えなかった。

山頂にブナの大木
 

                                            ブナの洞


下山してから、山麓でトウゴクサイシンの青軸素心を見つけた。
実物を見たのは今回が初めてだった。

トウゴクサイシンの青軸素心



トウゴクサイシン(普通タイプ)

 

                                        山麓で見つけた猛毒植物ハシリドコロ


以上。

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太平山の春姿(2022年4月3日)

2022-04-06 | 太平山/春、夏

山と言えば、いつも鳥海山ばかりなので、たまには太平山を。
しかも超短く。

太平山全体



中岳から奥岳まで。



奥岳(1170m)。山頂に太平山三吉神社奥宮がある。



太平山地最高峰、白子森(1179m)



こちらは以前、春に奥岳に登った際の山頂からの眺め。
きつい山なので、今年は登るかどうか何とも言えない。




以上。

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カテゴリー「太平山/春、夏」の目次

2022-01-07 | 太平山/春、夏

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて二年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すのに、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数の多いカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の頁作りを行いますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)

太平山にセンジュガンピを見た。(2019年7月10日)

ヒメシャガを見に太平山の途中まで。(2020年6月9日)

ヒメシャガの咲く頃、太平山へ。(2016年5月28日)

567退散祈願、太平山三吉神社奥宮参拝。2(2020年5月24日)

567退散祈願、太平山三吉神社奥宮参拝。1(2020年5月24日)

約30年ぶりの太平山(2016年5月8日)

平成最後の昭和の日は太平山(2019年4月29日)

筑紫森と岩谷山ダブル登山(2018年4月17日)


2020/05/24  太平山奥岳山頂から秋田市方面を望む。



2020/06/09  ヒメシャガ




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平成最後の昭和の日は太平山(2019年4月29日)

2021-04-30 | 太平山/春、夏

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)


4月も中旬になったら、太平山の雪姿が美しくなって来た。

4月14日、下界(秋田市和田)から見た太平山地の山並み。左端は前岳と中岳、右奥に白子森(太平山地最高峰)。



4月14日、太平山の核心部分。
今回、最初に登った宝蔵岳は剣岳のかげに隠れて見えない。



太平山は自宅のすぐ近くに聳えているが、幾つか理由が有ってあまり登っていない。

今回、今頃登ったのは、昨年11月、山納めの名目で登った際(関連頁はこちら)、
宝蔵岳の登り口斜面にイワウチワの大群生を見つけ、
春の開花を見に来ようと思っていたからだ。

今回の非合法マップ。



そろそろイワウチワが咲いてるだろうと思い、平成最後の昭和の日、4月29日に決行。

旭又駐車場にクルマを置き、テクテク歩いて、宝蔵岳コースへの分岐へ。
急斜面を登り始めたら、イワウチワはすぐ現れた。
しかし花は御覧の通り。


厳密にはオオイワウチワ 



イワウチワの最盛期は終わっていた(一週間くらい前が見頃だったのか)。

中腹の貴景勝杉 



それでも貴景勝杉(今回、私が勝手に命名)のある辺りまで登ったら、
やや新鮮なものがあったが、
既に群生地は抜けており、パラパラとしか咲いてなかった。
今回はイワウチワの開花調査が目的なのだから、それを見定めたら、おとなしく下山すればよかった。
しかし、この日は稀に見る晴天。アイゼンも一応、担いでいたので、更に上を目指すことにした。

中腹のブナ林より上は雪がびっしり。
雪は締まって歩きやすかったが、日陰地の急斜面は滑落しそうでちょっと怖かった。
稜線に出たら、剣岳の左に鳥海山が見えた。

中腹のブナ林                                 宝蔵岳稜線と剣岳
 


宝蔵岳稜線から鳥海山。



鳥海山の左には月山も見えたが、写真には写らなかった。
月山が見えるほどの好天だったので、これは勿体ない。更なる展望を求めて、奥岳まで登ることにする。

宝蔵岳から弟子還岳と奥岳を望む。



眺めは素晴らしかったが、目の前の雪庇は怖かった。

ただし難所と言われる弟子還の岩壁はすっかり雪が取れており、安全に通過することが出来た。

弟子還岳                                                                                       弟子還岳の鎖場 
 


弟子還岳から北の方を望むと・・・。

白神山地西部の山々。白神岳、向白神岳など。



藤里駒ヶ岳と岩木山。
 



弟子還岳から奥岳山頂方面を望む。
 



雪庇に気をつけながら、ナントカ奥岳山頂に到着。

奥岳山頂



鳥居の間から男鹿半島を望む。

 


奥岳山頂からの展望を今少し続けてみる。

西側、太平山の連なりと秋田市方面を望む。
右手前から弟子還岳、左に寄って宝蔵岳、剣岳、鶴ヶ岳、また右に寄って中岳、前岳と連なる。



南の方は、鳥海山の他に月山、神室山、栗駒山、和賀山塊も見えたが、メリハリが無く、写真にならなかったので省略。


東側の眺め。




右に秋田駒ヶ岳。左は笊森山。




左奥に岩手山、右に乳頭山、笊森山。



北東方向。

左奥に森吉山、右奥に白子森(太平山地最高峰)。



森吉山



結局、この日は秋田を取り囲む四辺の山々はほぼ全て、更に県外の名山まで展望できた。
こんなによく見える日は珍しいと思う(と思ったが、後に7月10日、登った時はもっとよく見えた。⇒こちら)。

名残惜しいけど、そろそろ下山だ。

マルバマンサクと馬場目岳



マルバマンサク



下山はポピュラーな御手洗ルート(旭又コース)を選択。

最初は好かったのだが、七曲りの急斜面あたりで雪が腐っていてズブズブの上に、スリップが停まらない。
一気にブナ帯まで滑り落ちる。さいわい怪我はなかったが、傍目からは完全な滑落に見えたことだろう。
下りでも面倒くさがらずにアイゼンを履くべきだったと猛省。

ブナ帯上部急斜面から、男鹿半島方面を望む。



御手洗上部の綺麗なブナ林



ブナの根開き                                   御手洗の地蔵さん 
 


雪は御手洗の地蔵さんの下までびっしり残っていた。

その下からあやめ坂にかけては、まだ新鮮なイワウチワが見られた。

厳密にはオオイワウチワ



オオイワウチワの蕾                              ヒメシャガの芽出し(あやめ坂付近)
 


こちらの群生の規模は小さいが、個々のイワウチワを見るなら、これでも十分かもしれない。

宝蔵岳ルートのイワウチワ群生はいつかまたチャレンジしよう。
今回、紆余曲折はあったものの、私の平成最後の山は太平山ということになった。

国民の森から仁別までの間の渓流沿いでは春紅葉が始まっていた。

カツラの新葉が逆光で浮き上がって見えた。




モウズイカの裏庭(トップ)へ。

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太平山にセンジュガンピを見た。(2019年7月10日)

2020-07-11 | 太平山/春、夏

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。

太平山(1170m)はもろ地元のお山なのに夏場に行ったことがなかった。

南側、河辺町から眺めた太平山。今日登る宝蔵岳は剣岳の陰になり見えない。2019/07/16撮影。


行かなかった理由は二つほど有る。

ひとつは標高が低くて、高山植物はほとんど無さそうな雰囲気。夏場はどうしても花が多い他の高山を優先してしまう。
もうひとつの理由は、このお山、カモシカなど獣が多いせいか、夏場はヤマビルが発生し、
以前、それを知らずに入山して血が止まらなくて散々な目に遭ったことがある。
しかし有る筋から、この山の稜線にはセンジュガンピとイブキトラノオが咲くとの情報を入手した。
両方とも格別珍しい植物ではないが、秋田には少なく、特に前者は難儀な山、神室山の山頂付近を除けばまだ見たことが無かった。
後者(イブキトラノオ)は県内では真昼岳と薬師岳、県外近場では白神岳で見たきりだ。
太平山に両方があるならばそれにこしたことはない。夏場に登って確認してみようと思った。
ヤマビルに対しては、忌避剤入りのスプレーもスパッツも準備した。
晴れが続いた後は出現も少ないだろうと、一週間近く晴れが続いている(この年は空梅雨)7月10日に決行。

今回の非合法マップ


旭又からの歩き初めは杉の植林地がしばらく続く。
少しでも早く稜線をめざそうと、宝蔵岳コースを選択。ここはいきなりきつい登りから始まる。

杉林の小道                                                                                                    宝蔵岳コース、最初の急登。
 
 

宝蔵岳コースの登りは最初少ししんどいが、登るにつれて二箇所ほど緩いところがある。
前半は天然スギ、後半はブナ林が延々と続くので、花は少なく、有るのは樹木ばかり。

毎度おなじみの貴景勝杉。
 


スギの怪木の次はブナの原生林。

ブナ林                                                                                                      ツルアリドオシの花
 
 

稜線に出て、弟子還岳が見えるようになると、

弟子還岳
 


何か珍しい花でも咲いてないかと期待したが、今咲いていたのは、

弟子還岳の鎖場                                                                                              高嶺の花?、コメススキ
 


じみ~なコメススキ程度だった。

他に見たのはヤマブキショウマ、ミヤマカラマツ、ミヤマトウキ、終わり間近のウラジロヨウラク、アカモノなど。

弟子還岳の岩場を越えた時点で花は特筆すべきものはなかったが、稜線からの展望は素晴らしかった。
鳥海山は春来た時も見えた(記録はこちら)が、今回はそれ以上。
左側には県境を越えて月山も見えたし、秋田の南東端にある栗駒山も。

剣岳、中岳などの太平山主稜線と左奥に鳥海山。

 

鳥海山、左奥に月山。
 

弟子還岳から奥岳、旭岳(左奥)を望む。


弟子還岳と奥岳の間の鞍部を過ぎようとしたら、

笹薮の中に見慣れぬ白い花が咲いていた。それがセンジュガンピだった。

センジュガンピ
 

センジュガンピ


更に近くにはイブキトラノオも有った。

イブキトラノオ                                                                                       山頂南面のイブキトラノオ。手前の枯れ花はニッコウキスゲ。
 
 

奥岳山頂に到着。



奥岳山頂から南側を見下ろすと、急斜面にちらほらとオレンジの花が見えた。

南側の雪崩?斜面
 


急斜面を駆け下り、確認したところ、それは終わり間近のニッコウキスゲだった。

                                      こちらはタカネアオヤギソウかと思ったが、
ニッコウキスゲ                             暗色の花ばかりなので、タカネシュロソウか。
 


今回、この急斜面に有った花を列記すると、

ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、タカネシュロソウ(タカネアオヤギソウ)、オオバギボウシ、カラマツソウ、クガイソウ、ヒトツバヨモギ、クロバナヒキオコシ、オオイタドリ、アカモノ、タニウツギなど。
それらにセンジュガンピとイブキトラノオも少し混じっていた。
この斜面は太平山には珍しく雪崩斜面のようで、高木が育たず、低木やササ、広葉草本に覆われている。

ところが、旭又から御手洗を経て登頂するメインルート沿いにはこういった斜面は皆無。
ほとんどがブナをはじめとした高木やササに覆いつくされている。
太平山に高山植物が少ないと言われる理由がわかった。

折角、山頂まで来たのだから、山頂からの眺めを少し。

遠く栗駒山
 

遠く岩手山と秋田駒ヶ岳


下りは御手洗を経由して旭又へ。

こちらの樹林帯に花は何も無く、森の緑に染まりそうになったが、たまにはこんな山歩きもいいかと・・・。


ハリブキの実。

赤くなっていたのはこの株ばかりだった。                                                         御手洗の地蔵様
 
 

あやめ坂で見つけた「ぶじかえる」
 


なお恐れていたヤマビルに今回は全く吸いつかれなかった。えがった。えがった。


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