モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「トロピカルプランツ」の目次

2022-03-11 | トロピカルプランツ

(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)


東南植物楽園5完(地味植物)

東南植物楽園4(羊歯、椰子、芭蕉)

東南植物楽園3(水辺に憩う)

東南植物楽園2(トロピカルな花)

東南植物楽園1

大間越と生態系温室(2022年3月9日)

温室で寒をしのぐ。(2月6日はドンベヤ。3月5日は・・・)

ホンの少しトロピカル/2016年1月、雪へのボヤキと温室花。










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大間越と生態系温室(2022年3月9日)

2022-03-10 | トロピカルプランツ

たまにはリアルタイムに近い話題を。

今年の冬は雪がひどかった。例年ならば三月上旬の秋田市はとっくに雪が無い筈なのに、

今年はまだ数十センチの厚さで滞留している。
自家用車は2月11日、新車に替わっている(こちら)が、
雪が多く、生活道路の除雪もなかなか進まなかったため、自宅近所スーパーや病医院までしか運転出来ていない。
ひと月近くなるが、秋田市の外にはまだ一歩も出ていない。

そろそろ市外に出かけてみたいものだ。
天気予報では、3月9日の秋田地方は曇りだが、青森は晴れとのこと。
秋田でも北の方ほど好い天気のようだ。

もしかしたら県境を越えた(青森県深浦町)大間越ではフクジュソウが咲いているかもしれない。
というわけで、今日は北の方へのドライブになった。
能代市を過ぎたら、予報通り、空は青くなっていた。
北側には白神山地の主峰、白神岳と向白神岳が白く輝いて見えた。

能代市郊外から見た白神岳(左)と向白神岳(右)



八峰町から見た白神山地前衛。







県境から艫作崎方面を望む。




白神川の橋から白神岳を望む。山頂の建物はトイレか。



大間越に到着。
しかし残念。フクジュソウ生育地の神社境内はまだ厚い雪に埋もれていた。

 


大間越はもろ海に面しており、いつもならば積雪は少ない処だが、
今年はここも雪が多かったようだ。

結局、今回、大間越ではフクジュソウは見られなかった。
残念だが、しょうがない。
過去の咲いていた時の記録はこちら

フクジュソウならば、帰り道で男鹿に立ち寄って見て行こうかなとも思ったが、
今日の男鹿はどんより曇り空なので、たぶん開花してないだろう。
仕方ないので、帰り道の途中、大潟村にある生態系公園の温室に寄ってみた。
ここに寄るのは6年ぶりだ。
以前はドンベアやヒスイカズラなどが咲いていた(2016年の記録はこちら)が、今日はどうだろう。
花はあまり多くなかったが、幾つかを報告してみる。

生態系公園



ホンコンドウダンツツジ



ホンコンドウダンツツジの原産は中国の東南部や香港。常緑性で花は蝋細工のようだった。

ホンコンドウダンツツジ
 

                                           ヨウラクツツアナナス

右上のヨウラクツツアナナスの原産は南米。
耐寒性が強く、日本の暖地では庭植えも可能と聞くが、秋田では温室でないと無理だろう。

ベトナムツバキ `ハイドゥン'は海棠椿(カイドウツバキ)とも呼ばれる。
原産地は中国の南部からベトナムの北部にかけて。




ベトナムツバキ `ハイドゥン'

 


右上のハイビスカスの花色は青みがかった灰色、というか銀色。不思議な色合いだった。

次の木(高さは10m近い)は初め、バナナかなと思ったが、
花を見るとゴクラクチョウカの仲間のようだ。




これはバナナで間違いないと思う。

 


今回はまとまりのない内容になってしまった。


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温室で寒をしのぐ。(2月6日はドンベヤ。3月5日は・・・)

2021-02-22 | トロピカルプランツ

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

今年(2011年)の冬は雪が多かった。
どうしても冬場は雪へのぼやきばかり(例えばこちら)なので、たまには違う話題を。

2月6日は大潟村にある生態系公園の温室を訪ね、ドンベヤの花を見て来た。
この花、当時の私の手餅図鑑等には載ってなかったが、南国に住む園芸仲間から教えてもらったばかり。
実物を見るのはこの時が初めてだった。
 

ドンベヤ・ワリチー(ウォリッキー) Dombeya wallichii




 

最近、アオイ科に併合されたアオギリ科の低木。原産はアフリカ東部、マダガスカル島と聞く。  
ポンポン花に顔を寄せるとモワ~ッと甘い香りが。
  

一昨日、地元紙でこの花が大きく紹介された。
そのせいか、この日の生態系公園は、

ん? (´π`; ナニナニ?『どんべ屋』ってなんだべや?と言う見学者で賑わっていた。 
うちの辺りに較べると、大潟村の積雪は少なかった。通路脇の並木はメタセコイア。





 

みんな「花=春」に飢えている。
 (´π`;)ワタシも同じ。今日は一足も二足も早い「春=温室花」に元気を貰いにやって来た。

この公園の温室はこじんまりとしているが、割と面白い植物が集められている。
今回は、ドンベ屋
( (´π`;)余談だが、秋田では「どんべ」と言う言葉には特別な思いがある。エリアにもよるが、「人糞肥料」を指すものとワタシは解釈・・・)。
の実物を見たくて行ったのだが、他にもいろいろ興味深い花があった。
金花茶も咲いていた。

 



金花茶(キンカチャ) Camellia chrysantha

中国南部原産。ツバキには珍しく黄色い花が咲く。丸っこい蕾の形はツバキとだいぶイメージが違う。   
例年なら、
この花が咲くと、地元紙で決まって取り上げるのだが、今シーズンは記憶が無い。きっと見落としたんだろう。

頭上を覆う明るい紫の洪水は 
シコンノボタンの仲間の園芸品種、コートダジュール Tibouchina `Cote d'Azur' 。



こちらはひっそりと 

シコンノボタン Tibouchina urvilleana
最近は花屋さんでも見かけるが、原産は中南米。よく似たノボタン Melastoma candidum は沖縄や東南アジアが原産。 




ランの仲間も幾つか。



花友、setton8さんによると、Laelia anceps、あるいはその園芸品種ではないかとのこと。

ラエリア属は有名なカトレヤに近縁で交配にも使われると聞く。
 

左下はジゴペダルム・クリニトゥム Zygopetalum crinituum だろうか。

 

右上はシンビジウム Cymbidium かそれに近い仲間だとは思うが、名称は不明。
 

こちらはデンドロキルム Dendrochirum の仲間だろうか。 




左下はオレンジ・トランペット・バイン(ピロステギア・ベヌスタ) Pyrostegia venusta
ノウゼンカズラ科の蔓性低木。原産はブラジル。

   

右上はフクシア・トリフィラ Fuchsia triphylla

園芸改良されたフクシア品種には無い味わいを持つ。

いつのまにか多肉。
シンニンギア・カネスケンス(断崖の女王)Sinningia canescens (イワタバコ科)
花は咲いてないが、何とも珍妙な草姿に思わず微笑んでしまった。


 


ベンケイソウ科の仲間。

左下は一見して、カランコエ Kalanchoe の仲間とわかるが・・・
setton8さんによると、セイロンベンケイ(トウロウソウ) Kalanchoe pinnata と思われるとのこと。

   


右上は仙女の舞(センニョノマイ) Kalanchoe beharensis

これもカランコエの仲間だとは意外だった。
 

エオニウム Aeonium arboreum の花。
『黒法師』の名で葉姿はよく見かけるし、私も一時、持っていたが、
花を見たのは今回が初めて。花が咲くと枯れると聞く。 



 

最近、人気のキラメク多肉、ハオちゃんの仲間。

玉扇(ギョクセン、タマオウギ) Hawortia truncata と右下は九輪塔 Haworthia reinwardtii var. chalwinii

 



多肉植物やサボテンには、古めかしい漢字名称がついているものが多い。

まだ他にもいろいろあったが、今回はここまで。


生態系公園温室は3月5日も訪ねている。
ラン科をいくつか。
 
デンドロビューム・スペシオサム Dendrobium speciosum (オーストラリア原産)

 

ジグザクカクタスのようなラン。   
クレイソステマ(ムカデラン) Cleisostoma の仲間。
なおムカデランは関東より南に自生している。

 


上右はリカステ Lycaste の仲間(中南米原産)。

アングレカム・ディディエリー Angraecum didieri (マダガスカル原産)。
花の後ろに突き出した距がとても長い。この先端に蜜腺が有り、特別に口の長いスズメガだけが蜜にありつけると聞く。 

  
   
まだ他にもいろいろあったが、今回はここまで。


3月9日は、久々に花に関する小講演会を秋田市内某所で開催。
この日の昼前、震度3~4程度の揺れを感じたが、震源は宮城県北部沖合い、M7.3とのこと。
講演会冒頭で「ニュージーランド南島の震災も他人事では無いですね。」なんて言ってたら・・・ 

その二日後、3月11日、あれが起こった。



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東南植物楽園5完(地味植物)

2021-02-07 | トロピカルプランツ

(本頁は「東南植物楽園4」の続きです。)

本シリーズ、最後の頁では東南植物楽園で出遭った植物の中で、
とても地味だったり、今までの頁のくくりに入らない植物ばかりを集めてみた。

中には園で意図して植えたものでない、いわゆる「雑草」も混じっているが、
北国住まいの私にはそれだって珍しいものが有った。

まずは葉が黒くてハート形の草。




最初はドクダミの新品種かなと思ったが、よく見たらそうでもなかった。 

黒葉の草はハルディンのイポメア・スイートハートパープルによく似ている。
正確には、ブラッキー Ipomea batatas 'Brackie' のようだ。シダの仲間はホシダ(オシダ科)。  
ハート葉は虫に好かれてるようだ(手前は芋虫にでも食いちぎられたのか)。




右の艶々した緑はシマニシキソウ Euphorbia hirta (トウダイグサ科)か。
うちの庭に出て来るコニシキソウとはだいぶ違う。こちらは熱帯アメリカ原産の帰化植物のようだ。
 

続いて地味なキク科の雑草。
シロノセンダングサ(アワユキセンダングサ) Bidens pilosak var. radiata。

既に「サシグサ」という方言名があるくらいだから、沖縄には随分前に帰化したんだろう。
この白いセンダングサは道端でいっぱい見かけた。
しかし激しい往来の中、急にタクシーを止め、撮影することは事実上不可能だった。
東南植物楽園にも少しだが咲いていたので助かった。 

 

右上は以前、東南アジア旅行中に見たムラサキムカシヨモギ Veronia cinerea かと思ったが、

花色の紫が淡すぎる。⇒ 比嘉正一氏いわく「ヒメムカシヨモギ Erigeron canadensis かもしれません」。

水辺で新手のキク科に出遭う。


 

これはアメリカハマグルマ Wedelia trilobata
熱帯アメリカ原産の帰化植物。南日本の海岸植物のひとつ、ハマグルマ(ネコノシタ)に近縁。 
ごわごわした緑の葉と鮮やかな黄花のコントラストがいい。
後で水辺以外の場所にもいっぱい生えていることを知る。




変わった形の花を見つけた。 



ホシアザミ Isotoma longiflora (キキョウ科) 。西インド諸島、中南米原産。

園芸植物のイソトマ Laurentia axillaris (Isotoma axillaris)に似ていると思ったが、やはりその仲間だった。
目に入ると失明するほどの猛毒植物と聞く。わーっ、可愛いなんて摘んだらよく手洗いすること。

次の花はネコノヒゲの名で最近は秋田のホームセンターでも売られている。 
クミスクチン(ネコノヒゲ) Orthosiphon aristatus
(シソ科)、原産はインドや東南アジア。秋田では戸外越冬困難。
 
 

右上はチリメンナガボソウ Stachytarpheta dichotoma 

(クマツヅラ科)、アメリカ原産。地味だが、蝶々には人気があるようだ。 

これはたぶんサトイモの一種と思ったら、
アメリカサトイモ Colocasia cv. とのこと。

 


この木なんの木 No.1

黄の斑入りや葉の捩れ具合が印象的だったが、当初は科名の見当もつかなかった。


 




後で、トウダイグサ科のクロトン(ヘンヨウボク)の品種、
ダルマ(達磨) Codiaeum variegatum 'Daruma' だとわかった。下草はオリヅルラン。

この木も何だろう。No.2 



ムラサキシキブではなく、セイロンマンリョウ(コウトウタチバナ) Ardisia elliptica (ヤブコウジ科)。

小鳥がタネをまき散らすので園内のあちこちに生えてきているとのこと。

No.3 ピンクの艶やかな落花を見つけた。


 


すぐ近くにトックリのような幹の木が立っていた(トックリヤシではない)。 

トックリキワタ Chorisia speciosa (パンヤ科⇒アオイ科、原産地はブラジルやアルゼンチン) 




那覇周辺の街路樹はトックリキワタが多かった。こちらは既に落葉し、花が咲いていた。
最初はモクレンの仲間かなと思った



が、全く見当違いだった。
東南植物楽園では葉がいっぱい残っている。

本格的な開花はこれからなのかはたまた終わったのか。
南国の植物は生活史がよくわからない。

この木なんの木 No.4 
団扇か煎餅のような葉っぱで、カラッと明るい感じの木。
 


その正体はタデ科の樹木、ウミブドウ(ハマベブドウ)だった。
詳細は ↓ に書いてある通り。タデ科なのに果樹とは!!植物の世界は奥が深い。



 

ホンの数時間だけだったが、愉しかった。いろんな食物植物にも会えた。
名残惜しいけどそろそろいそとまじゃないおいとましなくちゃ。

 



沖縄の海岸植物は ⇒ 沖縄の海辺でアダン。


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東南植物楽園4(羊歯、椰子、芭蕉)

2021-02-06 | トロピカルプランツ

(今朝の秋田市、新たな積雪は無く、気温も氷点上に上昇しているが、代わりに除雪されていない道路の雪が腐れ、
非常に歩きにくい、クルマならば車輪が空転し、スタックする状況だ。雪は止んでも残っている限り、苦が尽きない。
引き続き昔の暖地の話題を。本頁は「東南植物楽園3」の続きである。)


南国というと、近頃の私は木性シダをイメージするようになった。

 



 


ここに多いヒカゲヘゴ Cyathea lepifera の幹は丸八模様が顕著だ。

暗い樹下には、
リュウビンタイ Angiopteris lygodiifolia




シマオオタニワタリ Asplenium nidus と重なったビカクシダ Platycerium の大株を見ると、
エチゼンクラゲを連想してしまう。

こんなのが一個、庭木についてたら、愉しいだろな。

 



ビカクシダと一緒に生えているのは、シマオオタニワタリだけではない。
 




青いフサフサは古典園芸植物のマツバラン Psilotum nudum ではないか。
鉢植え以外を見たのは今回が初めてだ。これも広義のシダ植物。 

ガジュマルの気根  
 


右上はスギナの一種と思いきや (´π`;)
ゴマノハグサ科のハナチョウジだそうだ。 

近くの大木にはデンファレが着生していた。 
今回、東南植物楽園でランの花を見たのはここだけ。

 


多くの方が南国をイメージすると思われる
椰子の木をリプライズ。


 

トックリヤシの行列。真夜中にはトコトコと動き出しそう。
トックリヤシ(モーリシャス原産)とトックリ婦人(秋田原産) 。

 


右上はトックリヤシモドキ Mascarena verschaffeltii
幹はトックリ状にならない。
 

サンカクヤシ Neodysis decaryi 。原産はマダガスカル 。




アレカヤシ Chrysalidocarpus lutescens

これもマダガスカル原産。茎は竹と間違えそう。
 
 

右上はなんてすらっとした椰子なんだろう。

ニューカレドニアフィジーノヤシ Veitchia arecina
 

パームガーデン

 



♪椰子のようでいて椰子じゃない 

オオギバショウ(タビビトノキ) Ravenala madagascariensis
バショウ科⇒ゴクラクチョウカ科。マダガスカル島原産。
 

この樹形なら台風ですぐ倒れてしまうが、
裏側を見たらしっかりと支柱があてがわれ、補強されていた。
 

いつのまにかバショウ科。

バナナ



この花もかつてはバショウ科だった。 

ヘリコニア・ゴールデン・トーチ Heliconia `Golden Torch'
(バショウ科⇒オウムバナ科) 

 


ストレリッチア(ゴクラクチョウカ) Strelizia reginae (バショウ科⇒ゴクラクチョウカ科)



折角の機会なので、トロピカルフルーツを食してみた。 
ココヤシの実のジュースとコプラ(種の周りの白い肉)。
コプラは醤油をかけ、刺身感覚で食べる。 




スターフルーツとドラゴンフルーツ。


どちらも思っていたほど甘くはなかった。



東南植物楽園5完」へ続く。


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