out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

富士山麓調査

2023-06-02 20:02:24 | 山登り in 静岡県
2023年5月27日(土)
水ヶ塚公園駐車場より富士山、宝永山を望む
 
 富士山にはいつも憧れがあるが「登るのはちょっと。」と身構えてしまう。 それでも麓の方くらいは足を踏み入れてみたい、あわよくばその経験をもとに富士山登頂を目指すきっかけにもなる?、などと考えていた。 ただ、麓もどこをどう登ったら良いものか、行ったはいいけど有料道路を通ることになる?、駐車場は高い?、などあまり調べもせず「やっぱり面倒だから、や~めた。」となっていた。 けれどとうとう色々調べているうちに、無料で道路も駐車場も利用できる、調べたルートでは見たい花が見れる、という事がわかり早速行ってきた。
 
水ヶ塚公園駐車場 ( 標高 1,450m ) から富士山
 
 静岡県側の富士山(5合目)登山口は3つ。 富士宮口、須走口、御殿場口の3つだが、どこへ行くにもマイカー規制期間外は道路も駐車場も無料で利用可能。(冬季閉鎖あり。また、現在は5合目まで車でのアクセス、登山は可能だが、5合目から富士山頂への登山道はまだ閉鎖中) 御殿場口ではそもそもマイカー規制を行っていないようだ。 普段山梨県によく行く私は富士スバルラインが有料道路な上、結構高額なので、大変驚いた。 しかも駐車場はどこも大変広い。
静岡県富士山マイカー規制について:静岡県HP
富士山スカイラインマイカー規制:富士宮市HP
 
 今回私は富士山登山をするわけではないので、マイカー規制の期間、富士宮口へのシャトルバス発着場になる水ヶ塚公園に車を駐車。(24時間トイレあり) 実はここに駐車するだけで主な調査内容は終了くらいの気持ちだったが、さらに富士山麓トレイルの調査、樹林帯での花や景色を楽しみ、少しはザレた富士山らしい登山道を歩いてはるか遠くの宝永山と富士山頂を眺められれば、という予定で出発。(7:08) 
 この日の天気予報はそれ程良くなく、富士山は雲の中だろうと思っていたのだが、高速道路からも、駐車場からもこの眺め! いやいや、本当にラッキー。 宝永山とその火口の大きさに肝を冷やすほど。
 
トレイルに入ると黒い溶岩っぽい岩や石が見られるものの、
青木ヶ原樹海のようなおどろおどろしい雰囲気はなく(←私見)、
道標に従って幕岩を目指して行く。
 
小さな植物たちや
 
時々大きな木も見たりして。
 
トウゴクミツバツツジ?も咲き残っていた。
(花の写真は順不同)
 
マムシグサ
 
ツルシロカネソウ?
 
この日一日たくさん見られた。
 
マイヅルソウは咲き始め。
 
幕岩到着。 ( 標高 1,664m :  8:57 )
富士山の噴火で流れ出した溶岩やスコリアの積み重なりからできている。
川のような地形だが、水は流れないのかな。
奥の斜面にトウゴクミツバツツジがきれいに咲いている。
 
岩の周囲にも面白い花が咲きそうだ。
 
そしてここに来るまでに見られた大好きな花。
良い時期に来られたようで、たくさん見られた。
 
 
 
 
 
 
これは、これは。
今後何度も訪れてしまいそうだ。
 
この日はこの先二ツ塚に登るつもりでいたが、朝の景色の良さに気を良くして、
宝永山の方に向かうことにした。
宝永山まで登れなくても、近くまで行ければいい、という気持ちだ。
 
三辻(9:41)
ここは二ツ塚方面、宝永山方面への分岐。
麓の方を見ると雲が多くなってしまったが、右奥に愛鷹山。
その奥雲がかかっているのが伊豆の山々。
 
三辻から少し進んで、こちら富士山頂方面。
こちらもやはり雲が多くなってしまい、富士山頂は見えない。右奥は宝永山。
このスコリアや溶岩の黒い石でできたようなジャリジャリの斜面をトラバースしてゆくのはちょっと緊張する。
 
イオウゴケ(モンローリップ)?
 
イワハタザオ?
 
トレイルを振り返ると二ツ塚。
 
カラマツがたくさんあって、秋の黄葉時も良いだろうなぁ。
 
左奥は愛鷹山、右奥は駿河湾だ。
 
イワツメクサ?
 
フデリンドウ
 
実は前夜何となく眠れなくて寝不足気味だったためか脚が重く、
更にザレた路面は歩きにくく、調子よく登ってゆけない。
「御殿庭」というエリアに入ると、「御殿庭入口」「御殿庭上」という分岐で
下山路方面に進んでゆくことができる。
 
「御殿庭」の辺りから上りが急になってきたが、何とか歩いて「御殿庭上 : 標高 2,170m」までやって来た。(11:03)
ここの岩に腰かけてコーヒーをいれ、パンをひとつ食べて休憩した。
ご覧の通り富士山はもちろん、宝永山もすっかり雲の中に入ってしまったので、
この分岐から下山路に入ろうと思ったのだが。。。せめてもう少し、写真左上のピーク(山体観測装置)まで行ってみたくなった。
左中央に見える赤っぽい辺りが宝永第3火口になるのかな。その中をトラバースするように左上のピークに向かってゆく。
ここは今まで以上にジャリジャリで本当に登りにくかった。
 
山体観測装置ピーク直下で愛鷹山と緑の平原は東富士演習場かな。
 
宝永第2火口。
宝永山頂に向かうには左の尾根を進み、奥に見える雲の下の窪み宝永第1火口を
右の方へトラバースしてから上り詰めるようだ。
 
山体観測装置ピークから歩いてきた道を振り返る。(11:46)
 
宝永山へはここをさらに進んでゆく。
私は反対側へ、下ってゆく。
風も出てきて寒くなってきた。 サッサと下る。
 
下り始めると風はピタッとやんだ。
ズルッと滑りそうなザレた斜面をヒヤヒヤしながら下ってゆく。
途中、岩のあるところに座り込んでお昼ご飯。
 
オオカメノキ
 
「御殿庭下分岐」を過ぎると、まだまだ見ごろのトウゴクミツバツツジが見られた。
 
 
 
 
 
 
キジムシロ?
 
ワチガイソウ
 
ツルシロカネソウ?
 
距離 11.2km、上り988m。 体感的にはもっと歩いたと思ったが。
二ツ塚も宝永山にも行けなかったのだが、この辺りの様子も良くわかり、まずまず良い山行となった。
 
水ヶ塚公園の「森の駅 富士山」が開いていたので、富士山ソフトクリーム。
なんかちょっと見本と違うけど。w
 
 今回は5合目駐車場まではいかなかったが、無料の時期にw、機会を見つけて行ってみたいと思った。 宝永山も二ツ塚も水ヶ塚公園からまた挑戦してみたいが、時間や体力に不安がある時は5合目から登るという手もある。 やっぱり富士山LOVEな気持ちはどこかにあるので、うんと近づいてみたいと思う時、また来てみようと思う。
 
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高尾山 5/21

2023-05-25 15:27:23 | 山登り in 東京都
2023年5月21日(日)
奥高尾 ニシキウツギ
 
この週末は仕事、天候の都合で近くの高尾山へ。
日曜日は雨が降らないようなので行ってきたが、さすがに日曜日の高尾山は人が多い。
あちこち見たい所があったので7時前には駐車場に着いたが、
高尾山口駅前は既にたくさんの人がいた。
 
ケーブルカー始発は8:00なので、こちらはまだあまり人がいない。
この日のルートは6号路→高尾山山頂→小仏城山→大弛峠方面→上り返し高尾山5号路→6号路→高尾山口
 
高尾山山頂
もちろん富士山は見えない
 
その後お花を見なが一丁平の展望台へ。
10:00ごろなのでベンチが空いていた。
小仏城山は人が多いだろうから、ここでパンを一個とコーヒー休憩。
 
せっせと登って小仏城山。
やっぱりすごい人。 サッと見てから大弛峠方面へ。
こちらもお花を探したのち、上り返して高尾山山頂直下は5号路で巻く。
再び6号路で見逃しただろう花を探しながら下ったが、見つけることはできなかった。
 
では、この日見たお花を。
 
ユキノシタ
 
セッコク
 
イナモリソウ
 
マルバウツギ
 
フタリシズカ
 
ガクウツギ
 
スイカズラ
 
ツレサギソウ
 
ツレサギソウ
 
ハナイカダ 実
 
ノイバラ
 
オオバウマノスズクサ
 
ヤマボウシ
 
ニシキウツギ?
 
エビネ
 
エビネ
 
ササバギンラン
 
ベニバナヤマシャクヤク
 
オカタツナミソウ
 
ニガナ
 
イチヤクソウ
 
ジャノメチョウの何かだと思う
 
ナナフシ(ナナフシモドキ)の子供?
 
 あまり天気が良くなかったので植物探しとトレーニング主体に出かけたが、距離 16.2km、上り 1,038m 歩くことができ、良かった。 花は見つけられないものもあったが、まぁ、仕方ない。 陽が射さず気温がとても高いわけではなかったが、日中は上りで随分汗をかいた。 今後暑さにも慣れて行けるよう、歩いてゆきたい。
 
コメント (2)
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夢の花園 前日光 #2

2023-05-20 16:15:32 | 山登り in 栃木県
2023年5月16日(火)
前日光牧場 象の鼻展望台から日光連山を望む
男体山~大真子~女峰山
 
横根山~井戸湿原で色とりどりのツツジを楽しんだ後、象の鼻展望台までやってきた。
雲が多くなってきたが展望は良かった。
前日光って日光の前の方にあるのかな?、って思っていた。
確かに、正面から見ている感じ。
 
錫ヶ岳~日光白根山
 
袈裟丸山~皇海山
 
赤城山
 
これが象の鼻の象さんらしい。
 
展望台の広場の周りにはヤマツツジ。
こちらの尾根から戻ってみる。
 
オオカメノキ
 
仏岩
勝道上人や修験者たちが名付けたそう。
 
こちらもツツジがいっぱい。
 
牧場の林道に出たら駐車場までこの道で。
 
11時ごろ駐車場に戻ったので、車の中でパンを一個食べ、コーヒを飲み、
今度は三枚石に向かう。
 
咲き始めたズミ。
 
咲いて真っ白になったズミ。
 
少し車道を歩いてから牧場沿いに山の中に入ってゆく。
 
まだツボミのヤマツツジ。
 
カラフル!
 
真っ白!
 
シロヤシオ
 
この辺りが方塞山。(12:19)
更に三枚石に向かって進む。
 
ゆるやか~なアップダウン。
 
フイリフモトスミレ
もうあまり花がなかったが、数輪見られた。
 
まだかなぁ~、と進んでゆくと
 
三枚石到着。(12:46)
こちらも勝道上人修行の地だそう。
周囲にはヤマツツジが多く見られた。
 
三枚石の隣には夫婦石もある。
 
地図には「古峰ヶ原」というピークがあるので、そこまで行ってみる。
 
通り過ぎて「どこだ、どこだ?」と探すと、
トレイルから少し西に入った所がピークだった。
トレイルからの入り口にはテープがあり、ピークと言っても平たい所。
 
さて、ここまでにして戻ることにする。
 
まだ小さな葉をつけたカラマツの森は植林地かな。
 
ハウチワカエデ花かな。
 
駐車場近くまで戻った。(14:01)
左上、鉄塔が見えるピークが方塞山。 中央奥に見えるのが男体山。
 
この後は古峯神社を訪ねてゆく。 こちらも以前から行ってみたかったが今回初めて。
 
神社に向かう途中、古峰原峠に寄ってゆく。
 
ヤマツツジが咲き始めていた。
 
この下が湿原?
木道などが無いのだが、この下の方まで行って良かったのかな?
時間も時間なので、神社に向かう。
 
古峯神社入口の橋で大芦川を越える。
 
古峰ヶ原(こぶがはら)、古峯神社(ふるみねじんじゃ)、
古峯神社にあるお庭は古峯園(こほうえん)、難しいよね~。
 
勝道上人が修行されたという古峯神社にようやくやって来た。
社殿の屋根は茅葺だ。
 
何も案内が無いのだが、来る人々がみな社殿の中に入ってゆくので、
私も中に入って参拝させていただいた。
御朱印受付やお札、お守り販売も全て社殿の中で行っている。
天狗信仰で有名な神社なのでたくさんの天狗様が祀られている。
姉も天狗様の御朱印が欲しいと言っていたのだが、今回は一緒に来られなかった。残念。
 
屋根にも天狗様。
 
鹿沼ICまでの帰路、もう田んぼには稲が植えられていた。
 
 先ほど記した通り、今回は姉と来たかったのだが一緒に来れず、それだけが残念だった。 ただ、長年訪ねたいと思っていた前日光、横根山から井戸湿原のツツジも例年にない程の咲きっぷりの中堪能でき、三枚石も見ることができた。 古峯神社にも訪れることができた。 大変充実し、楽しい一日だった。
 
コメント (4)
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夢の花園 前日光 #1

2023-05-19 21:16:38 | 山登り in 栃木県
2023年5月16日(火)
井戸湿原のトウゴクミツバツツジ
 
 前日光と言う場所は憧れの、なかなか行けない場所のひとつであった。 まずどうやって行ったら良いのか(季節道路規制がありそう、ひどい山道?など)、駐車場である前日光ハイランドロッジにはすんなり行ける?、ツツジが有名で見てみたいとは思っているものの、うまい時期に見られるだろうか、などなど。 ところが今年は「すごい花付き!」「こんなの見たことがない!」とあちこちで拝見し、上手く天気と休日も合ったため訪ねる決心ができた。 実際のところ一番見たかったトウゴクミツバの群生には少し遅いのかと言う状況だったが、まだシロヤシオやヤマツツジもあるということで、とにかく行ってみよう!、と。
 
心配だったアクセスは、一番主要だと思われる鹿沼ICから古峰ヶ原街道(県道14号線)を通ってゆくことにした。
どちらにしても古峯神社は山行後訪ねたかったので、この一の鳥居から入って行きたかった。
 
何の問題もなく8時ごろ前日光ハイランドロッジに到着。 ただ、思っていたより時間はかかった。
駐車場が心配だったが、平日だったので一番上の方に停められた。
牧場内から望む景色は長閑で見晴らし良く、朝からとても良い気分。
 
8:11散策開始。
歩き始めるとズミの花が咲き始めていた。 奥は赤城山。
 
横根山に向け森の中のトレイルを進むと始めからツツジに覆われる。
 
遅いと思っていたトウゴクミツバツツジだが、まだ見ごろな花もたくさん。
 
8:27  横根山到着。
横根山は木々に囲まれて山頂と言う感じではなかったが、
周囲にはヤマツツジのツボミがいっぱい。
 
井戸湿原に向かう。
咲き始めたヤマツツジの木々も見られる。
 
美しいトンネル。
 
 
 
青空、新緑、トウゴクミツバツツジのピンクはとても相性が良い。
 
まるで桜の花見に来たかと錯覚するほど大きな木々。
 
井戸湿原へ下ってゆく。
 
 
 
 
 
 
 
湿原手前の東屋までやって来た。
この辺りからは更にトウゴクミツバツツジの密度と開花が濃くなり、
もう感嘆のため息しか出ない。
 
湿原へ下りる斜面も向こう側の斜面にも、トウゴクミツバツツジでいっぱい!
 
ピンクに囲まれる。
 
 
 
湿原周囲を時計回り出歩く。
 
こんなにたくさんのトウゴクミツバツツジが一斉に開花している様子を見たのは初めて!
 
五段の滝
 
沢を越して湿原の南側へ。
 
シロヤシオも見えてきた。
 
奥のミツバツツジの中を写真右側の方に歩き、
グルッと回ってこちら側に来た。
 
 
 
東屋のちょうど正面まで歩いてきた。
斜面がトウゴクミツバツツジの滝の様だ。
 
湿原中央の木道で東屋まで戻る。
 
木道途中にリュウキンカ。
湿原にはほかにも珍しい植物があったかな?
つつじに目を奪われて何も見つけられなかった。
 
東屋からは横根山ではなく、「象の鼻」展望地に向かう。
途中きれいなシロヤシオがたくさん。
 
 
 
 
 
 
 
美しい~。 この様に美しい咲き具合、立ち姿のシロヤシオを見られて感激!
 
いったん牧場の林道のような道に出て、それに沿って象の鼻に向かう。
途中牧場越しに素晴らしい日光連山が拝めた!
象の鼻展望台からの眺めが楽しみ!
 
コメント (2)
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アシタカツツジは咲いたかな? 長者ヶ岳~天子ヶ岳

2023-05-13 11:43:22 | 山登り in 静岡県
2023年5月9日(火)
天子ヶ岳へのトレイルから富士山とアシタカツツジ(?)
 
 前週シロヤシオを見に長者ヶ岳から天子ヶ岳を歩いた。 その際に見たたくさんのアシタカツツジ(ミツバツツジ?)のツボミがもう咲いただろうか、と気になっていた。 他にも気になるツボミ、花があったことや、GW後半はいろいと忙しく、山を調べることもできなかったので、もうこれは長者ヶ岳~天子ヶ岳に行くのがベストであろうと、再び訪ねてきた。
 
前回通り過ぎてしまった、樹海の中の展望所から白峰三山。
中央左辺りに本栖湖もちらっと見える。
 
田貫湖到着はGWも過ぎたので前回より少し遅く7時ごろ。
北サイト駐車場に車を停め、トイレを借りて 7:17出発。
 
第2ベンチあたりにはホウチャクソウ。(8:06)
 
第2ベンチから長者ヶ岳山頂までのCTは 1:15。
 
良い具合に咲いている!
 
現場ではアシタカツツジなのかミツバツツジなのか、ほぼ確かめていない。(^^;)
また、ミツバツツジなのかトウゴクミツバツツジなのか、はまったく無頓着。
雄しべ、雌しべの数、毛の有無などで調べるそう。
さらに、ミツバツツジの種類は20種以上あるのだそう。 ちょっと無理。
 
遠くのものを調べる事は不可能。
しかし、良く咲いている!
 
前回つぼみのユキザサも花が開いていた。
 
ツクバネソウ
 
歩きやすいトレイル。
 
マイヅルソウも花が開いてきている。
 
長者ヶ岳山頂到着。(9:10)
薄雲がかかっているが、こんな富士山も良い。
静岡県側は雪が無くなるのが早い。
 
南アルプスも良く見えている。
左から聖岳、笊ヶ岳、小赤石岳、荒川岳、悪沢岳
 
今回は塩見岳も入れて、白峰三山。
 
春紅葉もきれい。
 
こんなに咲き誇っているシロヤシオもまだ見られた。
 
 
 
 
 
終盤とは言え白と赤紫のトンネル。
 
 
 
天子ヶ岳と~ちゃく!(10:30)
 
山頂先の広場には大きなヒノキの下に小さな祠がある。
その両側にまだ咲いていないアシタカツツジの大きな木。
 
さらに、天子ヶ岳の広場には「瓔珞(ようらく)つつじ」と示されている大木がある。
説明板には別名「風鈴つつじとも言われている」とのことだがどんなツツジだろう、
と以前登った方の写真を拝見すると、サラサドウダンのようだ。
 
このツツジの木には伝説がある。 昔、京の都のお姫様が長者ヶ岳の麓の炭焼きの松五郎のもとに嫁いだ。
亡くなった後は京の都が見える高所に自分の冠を埋めてほしいと言い残す。
その通りに冠(瓔珞)を埋めるとそこからツツジが生え、瓔珞のような花を咲かせた。
この木の枝を折ると暴風雨に見舞われると恐れられ、逆に干ばつの時には枝を折りに来るのだとか。
これも咲いたところを見てみたいなぁ。
 
天子ヶ岳からの富士山。
 
少し休憩してからもう少し先、山頂南の 1,156ピークに向かってみる。
YAMAPの地図に線はないが「天子岳ハイキングコース」のトレイルのようではある。
 
天子ヶ岳山頂から「白糸」方面に下る途中「柴川」を指す道標方面に下る。
少し下るとこの大岩。
 
こちらにもアシタカツツジが見られる。
 
この黒いチョウがたくさん飛んでいた。
 
1,156ピーク手前にこの道標。
ここから先はご覧の通り細く、両側切れ落ちた岩尾根。 更にこの先もっと険しくなる。
「ハイキングコース」と書かれているが、あまり利用する人もいないようで、
ここまでも落ち葉などでトレイルが不明瞭な場所もあり。
この先も足幅程度の岩に足を乗せ越えてゆくような場所あり。 充分に注意が必要。
 
そんな岩場にイワカガミ。
しかし、既に写真に写っている程度の数しか咲いていなかった。
 
 
 
 
 
天子ヶ岳を見ながらピストンで戻る。
 
天子ヶ岳山頂まで戻りお昼ご飯を頂いてから、またピストンで田貫湖まで戻る。
 
下りもツツジを楽しみながら。
 
これはトウゴクミツバツツジ、らしい。
 
長者ヶ岳山頂から富士山と田貫湖。
 
ブナの根元にマイヅルソウ。
 
第2ベンチから富士山。
 
14:26 に下山完了。
その後、GWも過ぎ高速も観光地も空いていそうなので白糸の滝へ行ってみる。
白糸の滝周辺駐車場をサッと調べて向かった。
滝に一番近い?市営駐車場は一回500円だが、通りの(県道414)向かいにある民間駐車場は300円で停められた。
滝を見に行く距離はそれ程変わらない。
少し遠いが白糸自然公園の駐車場は無料で停められたようだ。(要確認)
 
滝と富士山。
 
白糸の滝
この時間は既に日影。
 
左岸の岸壁にずっと水が流れ出ている。
まだ陽が当たっており虹が見えた!
 
 
 
音止の滝

 ゴールデンウィーク後という事もあり、渋滞、混雑も無し。 自分も「早く帰らなきゃ」と急く気持ちもなくゆったりと歩くことができた。 また白糸の滝や、この後道の駅なども寄り、観光地を楽しむこともでき、充実した一日となった。 なにより前週に見たアシタカツツジ、ミツバツツジのツボミが咲き誇っており、美しくて感動した。 今回終わっていたイワカガミや、山頂のアシタカツツジ、ヨウラクツツジなども見てみたいし、コアジサイなども奇麗そう。 また機会を見つけ訪れたい。
 
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