out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

初夏の四阿山~根子岳 #2

2024-07-11 23:30:59 | 山登り in 長野県
2024年7月7日(日)
四阿山山頂より根子岳を望む
 
良い天気の中中四阿まで登ってきた。
ササ薮、暑さなどでやっぱりCTよりかなり遅めだが、何とか登っている。
 
中四阿より先、石ゴロゴロの登り。
別荘地の方から来る合流点辺りもお花がいっぱいだったような記憶があるが、
その辺りもササが多かったなぁ。。。
 
なんとか根子岳への分岐までやってきた。(11:34)
暑いし登りがしんどくてここでも一回座って休憩。
ここで冷凍麦茶を出してこの先を乗り切る。
 
目指す四阿山山頂はあとちょっと!
 
最後の階段上り。
 
山頂手前からの展望。
左から浅間山~外輪山(黒斑山など)~水の塔山~篭ノ登山など
篭ノ登山の奥には富士山も見えた! 麓のキャベツ畑?も美しい。
 
長野県側山頂祠 (11:56)
 
群馬県側山頂祠 
 
 こちらの祠で参拝しようと前の人が終わるのを待っていると、背後から「〇〇じゃないよね」とつぶやくような声が。 「はて?」と振り返ると、なんと友人夫妻が! この友人夫妻、なんと 2016年にも同じ四阿山でバッタリしている! お互いに山登りはしているが、他の山であったことはなく、奇遇にも四阿山でだけ2度も! しかも今回友人夫妻はパルコールからのスタート。 この山頂で会わなければチャンスはなかった。 いやはや本当にビックリ。 このあと友人夫妻と一緒にお昼ご飯を頂き、予期せず楽しい時間を過ごすことができた。
 
友人と山頂で別れを告げ、私は根子岳に向かう。
もう一度浅間山方面。 今度は湯ノ丸山、烏帽子岳、背後に八ヶ岳も入れて。
八ケ岳中央辺りの背後にはこの時間、間ノ岳、北岳も見えていた。
 
まずは四阿岳の分岐から激下り。
まだあちこちに咲いていたゴゼンタチバナ。
 
ほぼ終了のマイヅルソウはこの日蔭に咲いていた。
 
まだかまだか、と言う程の激下りを終えると急に開けるササ原。( 13:35)
この時間日差しを遮る物の無いこの登りはしんどい~。
とは言え、四阿山への登りよりは先が見えているのでなんとか行ける。
 
上りの途中で、先日行った草津、志賀方面。
こちらも良く見えている。
 
大きな岩場でいったん座って休憩。 最後の岩場へあと一段。
 
根子岳直下の大きな岩場から四阿山と登ってきたトレイルを振り返る。
 
ホソバノキソチドリ?
 
これもウラジロヨウラクの仲間?
 
ゴゼンタチバナ
辛い下り、上りの中、花を見つけては休憩しながら。。。
 
根子岳山頂と~ちゃくっ!(14:45)
無事到着出来て本当に良かった。 時間も時間なので、サッと景色を見て下山開始。
 
山頂方面を振り返って。
しばらくはこのような歩きにくい石ゴロ。
 
近く見えるが、駐車場まではなかなか遠い。
まぁ、ゆっくり行ってもソフトクリーム終了の 17:00には間に合うだろう。
 
ミネウスユキソウ?
 
アヤメ?
 
ハクサンフウロ
 
ハクサンフウロ
 
イブキフウロ?
 
ノイバラ
 
キバナノオダマキ
 
リンネソウ(メオトバナ)
楽しみにしていたリンネソウも見ることができた。
 
 
 
 
 
 
 この後無事駐車場に 16:20到着。  なんと売店は終了していた。 がっかり~。 けれど良い景色を眺められ、偶然友人に会うことができ、お花もたくさん見ることができて良かった。
 今回のルートは距離 9.9km、上り 996m、タイム 8:27。 過去一遅かった。 他の多くの人が7時間台はおろか、5~6時間台で周回しているのを見ると本当にガッカリなのだが、まぁ、私はいつでも8時間程なので仕方がない。 事故なく体調も悪くならずに終了できたので良かったという事だ。 またがんばろう。
 
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初夏の四阿山~根子岳 #1

2024-07-11 08:48:40 | 山登り in 長野県
 
2024年7月7日(日)
根子岳登山口 菅平牧場駐車場から北アルプスを望む
 
 この週末は行きたい所各所、もともとそれ程天気が良くない予報だった。 どこにしようかと考えあぐねていたが、何だか7日(日)の予報があちこち良くなってきた。 今年は霧ケ峰のキスゲも良さそうで迷ったのだが、今週もなるべく登ろうと四阿山~根子岳の周回に出かけてきた。 久しぶりに見たい花もあり、それも見られるかどうか。。。
 
 いつも苦労する四阿山~根子岳のコースなのでなるべく早く到着したかったのだが、登山スタートは 8:00近く。 天気は思っていたよりかなり良く、駐車場からの北アルプスの眺めがすでに壮観だった。
 
周回は四阿山から根子岳に周る。
牧場の中の車道を登山口に向かい歩いていると、終盤ながらノイバラがたくさん咲いていた。
 
牧場の向こうに槍ヶ岳もキリリと立っている。
 
牛さんの向こうには爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳など
鹿島槍ヶ岳の左後方は立山かな。
 
反対側の牧場、牛さんたちの向こうには根子岳と四阿山。
 
朝から既に牛さんたちも日影の中でゴロン。
四阿山登山口を 8:00ごろ出発。
 
大明神沢はこのところの雨のせいか濁っていた。
周囲にはあまりお花が見られなかった。
 
そして「こんなに背が高かったっけ!?」と思うほどのササ藪。
これではレンゲツツジの頃お花は見えたのだろうか?
 
グンバイヅル
 
イワオトギリ?
 
小四阿手前
ササ藪が多くてイヤな感じ、早く抜け出したい~、と思いながらようやく小四阿。
前はこれほどササが多くなかったような気がするが。。。
そのせいかあまりお花も見当たらない。
展望が良いのが何よりの救い。
手前に湯ノ丸山、烏帽子岳、奥に八ヶ岳、八ヶ岳(蓼科山)の右奥は仙丈ケ岳
 
ハナニガナ
 
シロバナニガナ
 
ミネウスユキソウ
 
小四阿 (9:23)
 
 
浅間山から烏帽子岳まですっかり見えた。
右奥に八ヶ岳
 
八ケ岳よりさらに右(西)には霧ケ峰、美ヶ原高原も見える。
 
ニシキウツギ?
 
ネバリノギラン
あちこちに見られた
 
ハクサンチドリ
たくさん見られたが終盤
 
ムラサキタカネアオヤギソウ?
 
ベニバナイチヤクソウ
 
ハクサンオミナエシ(コキンレイカ)
ほとんどがツボミ
 
テガタチドリ
 
テガタチドリ
 
ヤマブキショウマ
 
ようやく中四阿 ( 10:32)
根子岳が良く見える。
花を撮りながらゆっくり、ちょくちょく止まりながらの登りだが、やっぱり堪える。
暑さも厳しく 500ml x 4本(1本は冷凍)持ってきたことは心強かった。
 
相変わらず北アルプスはズラリと良く見えていて素晴らしい。
 
随分疲れてお腹も減ったので、おやつ休憩。
 
登ってきた道を振り返りさらに先に進む。
 
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金毘羅尾根から日の出山そして南沢あじさい山 #2

2024-07-03 09:12:36 | 山登り in 東京都
2024年6月29日(土)
あきる野市 南沢あじさい山のアジサイ
 
 以前より登ってみたいと思っていた金毘羅尾根は距離も長く、標高差もあるためになかなか勇気が出なかったが、ようやく登ることができて良かった。 この日は行かないが、この先トレイルは御岳山、武蔵御嶽神社に続いている。 もともと(おそらく江戸時代以前より) 御嶽神社への参拝はこの金毘羅尾根がメインルートであったそう。 そんなトレイルを歩けたこともなんだか良かった。
 
オカトラノオ
景色は見えないので山頂周辺の花を少し探り歩く。
 
オオバギボウシ
 
11:30ごろ下山開始。
南沢あじさい山は 9:00~17:00となっているし、夕方雨が降っても嫌なので、
この時間に下山開始できたことは良かった。
 
少し下った所から奥に見えるピークが麻生山。下山では巻く。
 
終了したものばかり見ていたコアジサイが少しだけ咲き残っていた。
 
 
 
コアジサイの上に小さなナナフシ。
 
カエルが横切った。
 
麻生山の巻道では大きな岩が見られた。
 
往路伐採地辺りは真っ白で遠景は良く見えなかったが、復路では西武ドームが見えた。
 
長い長い下山道ではさすがに足が棒のようになってきた。
 
随分下って来てもうすぐあじさい山の分岐と言う辺り。
正面手前の山が城山かな。 街並みは戸倉辺り?
 
この日の山行ではこのような花も見られた。
 
 
 
 
 
 
 
上の橋を渡り、下の舗装路にやって来た。 写真後方に進む。
 
ここから南沢あじさい山に入る。(14:13)
いきなり激下りなので疲れた脚には要注意。
 
アジサイのエリアに入ると本当にたくさんのアジサイ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
このアジサイの山は、もともと南澤忠一さんがご両親のお墓までの道を
アジサイでいっぱいにするために、たった一人で植え育てた物。
忠一さんは2023年7月、93歳でご両親のもとへ旅立たれたそう。 ようやく今年来たけど、一年遅かった。
今では地元の会社がアジサイの仕事を引き継いでいるそうだが、
その会社が私が昨年から美味しいものを頂きに行っているカフェを経営する会社だった。
これからも経営に協力しよう~。
 
15:00過ぎまでアジサイを撮影し、そこから武蔵五日市駅まで徒歩 40分程。
(アジサイの時期にはシャトルバスあり)
 
 活動時間 9時間27分(アジサイ撮影含め)、距離 21.5km、上り 1,303m と思っていたよりも多めの山行となったが、調子よく歩けたことが何より。 武蔵五日市方面からの山行はまだまだ未踏のルート、エリアが多いのだが、トレイルも歴史も魅力的な所が多いので、今後も機会を見つけ登りに行きたいと思った。
 ということで、この日も blan.co でカレーを頂き帰宅した。
 
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金毘羅尾根から日の出山そして南沢あじさい山 #1

2024-07-01 23:50:12 | 山登り in 東京都
2024年6月29日(土)
あきる野市 南沢あじさい山のアジサイ
 
 以前から、梅雨時の天気が良くない日に武蔵五日市駅に車を停め「南沢あじさい山」のアジサイを見ながら周囲の山にでも登ってみたい、とは思っていた。 が、せっかく行くのにあまり歩き甲斐の無い山でも面白くないし、かと言って金毘羅尾根を日の出山まで往復するのはちょっと自信が無かった。 「バスであの辺まで行って・・・」など色々考えたりもしたが、武蔵五日市駅から日の出山まで上り累計 1,200m超ほど。 距離は16kmを越えるだろう。(と考えていたが、実際は上り約 1,300m、距離 21.5kmもあった! 調べが甘い!) 夏へのトレーニングと考えたらこの位歩いてみたり、もしくは歩けるのか確かめてみたりすべき時期だと思い、ちょうど高い山の天気は怪しかったので、日の出山と南沢あじさい山に行くことにした。 もし日の出山まで行けそうもなければ麻生山まででも良いし、金毘羅尾根を途中で引き返しても良い。 復路ではあじさい山でアジサイ撮影は必須だ、ということで出かけて行った。
 
 
 とにかく距離が長そうだったので、武蔵五日市駅前のコインパーキングを 6:30ごろ出発。 まずは市街地を縫うように山の方へ歩いてゆく。 これが結構難しい。
 
赤い丸ポスト、向こうの塀の上に道標があった。
この奥辺りから民家が無くなってゆくが、しばらくは舗装道路。
 
道路わきにはオカトラノオがたくさん咲いていた。
 
琴平神社を目指して樹林帯を行くが、途中で開けた。
予報に雨マークは付いていなかったが、どうだろう。。。
 
真ん中の階段が琴平神社へのトレイル。 右は巻道。
 
ウツボグサ
 
ネジバナ
 
野生の原種のランだ。
 
琴平神社 (7:30)
周囲は公園のようになっており、ベンチやトイレもあるので、
南沢あじさい山を見た後にここに寄って帰る人も多いようだ。
 
神社からメインルートの金毘羅尾根に戻る。
この辺から先は土のトレイルになる。
 
下の舗装路を渡る橋に出た。(7:44)
ここが復路で南沢あじさい山へ向かう分岐だ。
橋の脇を下の道路へ下りてあじさい山に向かうことができる。
 
雲が寄せてきた。
 
おそらく眼下には十里木あたりの集落が見えるのかもしれないが、よくわからない。
正面には城山や刈寄山などが見えているのだろうか。
 
長く厳しい上りが続くとイヤだな、と思っていたが、
ほぼ水平移動のようなトレイルで、樹林帯や植林帯の中を歩くのでちょっと飽きる感じもあり。
トレイルはこの先まだまだ続く。
 
植林帯が伐採中だと景色が開けて良いのだが。(8:56)
 
この天気ではどこを見ているのかよくわからない。
 
アカショウマ?
 
ホタルブクロ
 
奥に雲がかかっている辺り、ようやく麻生山。(9:11)
なんだかまだ遠そう。
 
金毘羅尾根から少し外れて上り、麻生山到着。(9:46)
 
山頂は広々しており、ベンチもあって天気が良ければ景色も良さそう。
右奥に見えている町はどこだろう。 日向和田駅辺り、多摩川沿いの町だろうか。
ここでおやつを頂き少し長めの休憩。 日の出山への上りに備える。
 
金毘羅尾根のメインルートに戻り、奥に見えるのが日の出山かな。
 
先の写真辺りから徐々に上り、ここからは階段上り。
これが結構延々と続く。
 
日の出山山頂と~ちゃくっ!(10:40)
 
 途中撤退する可能性も考えて登ってきた日の出山だったが、結局のところ予定より早く到着することができて良かった。 これならゆっくりと昼ご飯休憩をとって下山し、南沢あじさい山でアジサイ撮影もできそうだ。 金毘羅尾根は距離は長いがひどい急登や全身を使う岩登りなどが無かったため、非常に登りやすく、私でもへたばることなく登ってこれたのだと思う。 長距離運転をしてからの登山でなかったことも体調良く登れた原因のひとつだろうとも思う。
 周囲は真っ白で何も見えなかったが、とにかく調子良く登れたことに気をよくして、気分よくお昼ご飯を頂いた。
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ワタスゲを見に志賀高原 #2

2024-06-30 09:16:15 | 山登り in 長野県
2024年6月24日(月)
裏志賀山から大沼を望む (12:09)
 
天気が回復してきて、雲が多いものの青空が見えるようになってきた。
 
出発時間が遅かったこともあり、今回も大沼の赤い鳥居までは行かないが、
美しい湖面が見えて良かった。
 
イワカガミ
 
ほぼ残っていなかったが、山頂周囲に少しだけ。
裏志賀山山頂のベンチでお昼ご飯を頂いた。
 
山頂から横手山と眼下に四十八池。
 
四十八池へのトレイルはザレや岩の激下りなのだが、
両サイドに花がいっぱい。
 
 
 
 
 
 
 
四十八池の鳥居まで下りてきた。
 
ワタスゲもいい具合にポワッとしてきている。
 
ワタスゲに青空!
この日はこんな画像は撮れないと思っていた。
 
一面真っ白と言う程ではなかったが、
池塘とワタスゲが良い具合。
 
さらに驚いたのは、ヒメシャクナゲの多さ。
田の原湿原では既に終盤だったが、ここでは満開状態だった。
 
池塘の向こうに志賀山(左)、裏志賀山(右)
 
 
 
 
 
 
 
ヒメシャクナゲ
こんなに小さいが「シャクナゲ」の名前の通り、ツツジ科の「木」だ。
 
モウセンゴケもたくさん見られた。
 
ヒメシャクナゲの密度がすごい!
 
 
 
ハクサンチドリ
 
湿原の木道を何度も行ったり来たりし、充分に堪能したので下山する。
鉢山は巻いて、また渋池の方から戻る。
 
 
 
 
 
朝スタート時に駐車場で見かけた方たちはこの日一日トレイルのササ狩りをされていた。
ありがとうございます。
下山中私の後ろから来て抜いて行かれる時に「ヒカリゴケがあるんですよ。」と教えてくださった。
よく見るとあちこちに見られる!
 
トレイル両脇にこの葉がたくさん見えたが、やはりイチヤクソウのようだ。
 
渋池まで戻った。(15:05)
横根山もすっかり見え、草津方面の天気も良さそうだ。
 
前山湿原ではツルコケモモが開花し始めだった。
 
15:30頃駐車場到着。
充分満足したので、そのまま草津方面から帰ることにした。
 
R292、国道最高地点に車は一台も駐車していなかったが良い眺め。
今年は芳ヶ原湿原のワタスゲも良かったようだ。
 
草津白根山と奥にうっすら浅間山
 
 一時は雨と霧で山には登れないかもとあきらめ半分だったが、志賀山と四十八池に行くことができ、ワタスゲやお花もたくさん見られて本当に楽しかった。 志賀はまだまだ歩いていない所が沢山あるので機会を見つけてまた訪ねたい。
 
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