モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「ガーデン紀行/北海道」の目次

2023年09月10日 | ガーデン紀行/北海道

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は訪問年月日が新しいものほど上にした。)


真夏に十勝千年の森(2012年8月20日)

真夏に風のガーデン・後編(2012年8月19日)

真夏に風のガーデン・前編(2012年8月19日)

真夏に上野ガーデン・後編(2012年8月18日)

真夏に上野ガーデン・前編(2012年8月18日)

「風のガーデン」に憩う/パステル秋色編(2010年9月18日)

「風のガーデン」に憩う/ビタミン秋色編(2010年9月18日)

初秋の上野ガーデン・後編(2010年9月17日)

初秋の上野ガーデン・前編(2010年9月17日)

New 2009/08/22 札幌の花たち(大通公園、北大植物園)

New 2009/06/27 イコロの森ガーデン・後編

New 2009/06/27 イコロの森ガーデン・前編

紫竹ガーデン・レポート・その3(2007年7月8日)

紫竹ガーデン・レポート・その2(2007年7月8日)

紫竹ガーデン・レポート・その1(2007年7月8日)


2007/07/08 紫竹ガーデン



2010/09/18 風のガーデン



2012/08/20 十勝千年の森



以上。

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2009/08/22 札幌の花たち(大通公園、北大植物園)

2023年09月09日 | ガーデン紀行/北海道

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)

本業でまたまた札幌に行って来ました。
その序でに札幌近辺の花どころを訪ねて・・・

とシリーズ化したかったのですが、
第一弾として、イコロの森ガーデン(こちら)を訪ねた後、
カイシャの方針?も変わり、社用で行けるのは、今年は今回が最後のようです。

今回は時間が一時間程度しか取れなかったので、
超近場の(泊まったホテル向かいにある)大通公園と北大植物園を訪ねてみました。

まずは大通公園で見つけた素敵な公共花壇を。

奥に有名なテレビ塔が見えた。

 






公共花壇の花材にデルフィニウムが使えるなんて、さ~すが北海道だ。


 



メンテナンスはおおやけではなく、愛好家の皆さんがボランティアでやってる模様。

暖色系バージョンもあった。




 


黒葉のリグラリアとダリア  
 


右上はペニセツム `パープルマジェスティ' Pennisetum glaucum `Purple Majesty'。


タカノハススキ
 


右上、アーチに絡んでいるのはカラハナソウ。

花だけでは平板で暑苦しくなるところに葉ものやグラースを入れたり、
アーチを配したりと、心憎い演出があった。

狭いスペースなりにも、何かしらのストーリーを宿しているような構成の花壇だった。


続いて北大植物園。
ここを訪ねるのは、30年ぶり。
朝9時開園と同時に入園。  

 


右上は高さ10mにもなる

コロラドトウヒ(アメリカハリモミ)Picea pungensPicea pungens var. glauca)。
左隣のカラマツはその倍近く高かった。

シロヨモギは秋田の海岸でも見かけるが、こんなに白くはない。

 


右上は高山性のバラ、オオタカネバラの実姿。

地味な植物ばかり続き、恐縮。
園芸ガーデニングを目的にしている場所では無いのだから、それはしょうがない。

ヘリアンサスの一種(イヌキクイモ?)



ここのボーダーではエキノプスの仲間が大人の背丈以上になっていた。

 



北海道にもマツムシソウは生えている。

エゾマツムシソウ(トウマツムシソウ)Scabiosa japonica var. acutiloba


北海道と東北北部、それ以外には朝鮮半島や中国にも分布すると聞くが、
自生しているものはまだ見たことがなかった。
(後日談: 2015年8月、青森の竜飛崎で見つけた。⇒ こちら


トリカブトの花を見ると、「ああ。また秋がやって来たんだな。」と思う。

オクトリカブト  
 


右上はオオヒナノウスツボ Scrophularia kakudensis の実姿。

隣にはかつて青森の深浦海岸(こちら)で見たエゾヒナノウスツボも植わっていた。

エゾトウウチソウは見た目が北陸原産のカライトソウとそっくりだが、
花序の先端ではなく元の方から咲いてくる点で違う。

日高山脈の限られた場所にしか生えていない珍しい花。丈は1m弱。
 
エゾトウウチソウ Sanguisorba japonensis
 


右上はたぶんナガボノシロワレモコウ Sanguisorba tenuifolia var. alba。

こちらは大人並みの背丈があった。

北方植物にはでかくなるのが多い。

アキタブキ Petastis japonicus var. giganteus葉の直径は約1m。
 



右上はエゾニュウ Angelica ursina。見越し入道のようにでかかった。
エゾニュウは何の目的、いや使命があって、こんなにでかくなるんだろう。
次の写真は隣のトリカブト畑の草むしりをしている小母さんと較べたもの。




以上。

(本頁は2009年9月12日、旧ホームページ「モウズイカのガーデニング狂時代」にアップしました。)

PS.北海道のガーデン巡りは翌2010年から再開しております。
⇒ 初秋の上野ガーデン・前編(2010年9月17日)
⇒ 「風のガーデン」に憩う/ビタミン秋色編(2010年9月18日)

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2009/06/27 イコロの森ガーデン・後編

2023年07月17日 | ガーデン紀行/北海道

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)
(本頁は「2009/06/27 イコロの森ガーデン・前編」の続きである。)

後編は有色ボーダーから始めよう。




チリーダイコンソウことゲウム・チロエンセ Geum chiloense 'Mrs. Bradshaw'
 



右上の白ゲラニウムは何なんだろう。



次のゲラニウムも名称不明。




有色ボーダーは、『トマティーヨ』前の芝生広場(レストランガーデン)にも一部あるが、
本格的なものは、より森に近い「ボーダーガーデン」にある




とは言っても、ローズガーデン同様、こちらもまだ咲き出したばかり。

咲いていた花の一部を取り上げてみる。

ムラサキセンダイハギ Baptisia australis
(種小名の australis は「南の・・」という意味で、「オーストラリアの・・」ではない。ちなみに原産は北米。)

 



右上はポレモニウム・カルネウム Polemonium carneum。米国西部原産の新傾向ハナシノブ。

これも北米原産。
シシリンキウム(ニワゼキショウ) Sisyrinchium の一種。

 



右上はエゾネギ(アサツキ、チャイブ) Allium schoenoprasum に似てる。

ボーダーが最もさまになって見える場所。




手前の青系シソ科は、ミソガワソウ Nepeta subsessilis だと思う。




こちらはミソガワソウのピンク品種か。

 


右上はゲラニウム 'スプリッシュ スプラッシュ' Geranium 'Sprish Splash'としておこう。

ネペタ Nepeta(イヌハッカ属、キャットミント)の一種。



アストランティア・マヨール(メイジャ) Astrantia major
秋田以南の平地では維持が難しい。

 



右上はエリンギウム・アルピナム Eryngium alpinum 'BLue Star'。
これも維持が難しそう。

グラスやロックガーデン

デスチャンプシア・フレクスオーサ Deschampsia flexuosa



光を浴びて風に揺れる様が心地よい。このグラス、意外にも『コメススキ』の名で日本の高山にも産する。

いいグラスだが、名称不明。  

 



ロックガーデンは花盛りだったが、今回は詳細を見逃してしまった。

続いてウッドガーデン。
林床はオシダが優占。




ウッドガーデンは、今年、オープンしたばかり(ただし今現在、整備の真っ最中)。

今後は『イコロの森』の真価を問われるエリアとなろう。




青いケシが咲いていた。

 



スプリング・エフェメラルや春咲きの小球根類、
日陰や涼しいところが好みの宿根草、球根、灌木、羊歯・・・
と森のガーデン化の夢はふくらむ。

オシダ(&ハマナス)はガーデン入口の通りにも植わっていた。




やがてイケメン・ドライバーの運転するマイクロバスが時間通りにやって来た。

行き先は千歳空港(正確には南千歳駅)。んじゃまた。(´π`;)/~~


以上。


(本頁は、2009年8月16日、旧ホームページ「モウズイカのガーデニング狂時代」にアップしました。)
(2009年9月12日、植物名を一部訂正。北村さん。ありがとうございました。)

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2009/06/27 イコロの森ガーデン・前編

2023年07月16日 | ガーデン紀行/北海道

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)

このところ本業の関係で週末、札幌にちょくちょく出張するようになった。
今回、札幌に来て吃驚したのは、
下のような園芸ガーデニング情報誌がコンビニで売られていたこと。

園芸ガーデニングは全国的には下火傾向だが、
ここ札幌ではまだまだ盛ん、というよりも益々興隆の一途なのかな。

 


本業の会議やイベントはいつも17~20時頃終了なのだが、

残念ながらその日のうちに秋田に戻れる航空便はもはや無い。
翌土曜の休みを潰して移動せざるを得ないが、
遅い方の便(16時台)を選べば、昼過ぎの15時近くまでフリータイムになる。
折角の機会なので、夏場は札幌近辺の花どころを訪ねてみようと思った。
その第一弾が苫小牧にある「イコロの森ガーデン」。
(北海道のガーデンを訪ねるのは、2007年7月の紫竹ガーデン以来だ。)

JR南千歳駅からイケメンドライバーが運転する送迎バス(貸切)に乗り込む。
ガーデンは(^o^;)よくもまあこんなところに造ったなというくらい
深~い深~い森の奥にあった。
「イコロの森は、熊や鹿、リスなどの通り道、生息地です。」
とパンフに謳ってある通りの場所だと思ったが、
MAPを見たら、(^^;)すぐ近くを道央自動車道が走ってるじゃないか。

また駐車場にはお客さんのマイカーがぎっしりだった。
しかし深~い深~い森の奥であることに変わりはない。




ガーデン入口の反対側に巨大なテラコッタドールを見つける。







大阪府立花の文化園とは懐かしい。

昔、( ̄π ̄;ワタシが(本を出した余波で)講演した場所ではないか。

ガーデンショップを過ぎると、広大な芝生広場があった。

森の食卓『トマティーヨ』前の芝生広場(レストランガーデン)



ここを抜けた奥の方にローズガーデンがある。
自慢のローズガーデンは、モッコウバラやごく一部の品種が咲きだしたばかりだった。盛りは7月中旬以降かな。
仮に咲いていたとしても、バラ無知の私には・・・┐('~`;)┌ だったろう。
今回はバラの相方のカラーリーフやガーデン入口に咲いていたハマナスで勘弁してもらう。

白斑入りはミズキのなんとか、銅葉はメギの仲間。



ハマナスの白
   

                                           ハマナスの八重


ホワイトガーデンは四分か五分咲きと言ったところ。




パーゴラに誘引した白バラ(ロサ・ムリガニー)はまだ開花していない。

 

                                      ギレーニア(ミツバシモツケソウ) Gillenia trifoliata


ロクベンシモツケ Filipendula vulgaris
 

                                       セイヨウカノコソウ  Valeriana officinalis


此処では広いスペースにゆったりと草達が植わっている。







イタドリのような高性のタデ花は、

ペルシカリア・ポリモルファ Persicaria polymorpha とお見受けした。

手前に純白のシャクヤク



アストランティア・マヨール(メイジャ) Astrantia major 'Snow Star'  
 


右上はリナリア・パープレア(プルプレア) Linaria purpurea の白花。


アルンクス・ディオイクス Aruncus dioicus 'Kneifii'  
 


右上はアンジェリカ・アーカンジェリカ  Angelica archangelica だろうか。


ハマナ(クランベ・マリティマ)  Crambe maritima



シレネ・マリティマ  Silene maritima(or シレネ・ユニフローラ Silene uniflora)だろうか。



ゲラニウム・サングイネウム  Geranium sanguineum の白とシュッコンアマ Linum perenne の白か。




裸地に雑草がほとんど生えてないのは凄い!!

6月25日の札幌は異常に暑かった。
気温はなっ( ̄π ̄;なんと32℃。6月としては最高気温になったとのこと。
今回、イコロの森を訪ねた6月27日もその名残りで物凄く暑かった。
ホワイトガーデンの草花の中には、見苦しく葉焼けしているものや
植物そのものが弱ってしまったものもあったが、この暑さ続きではしょうがないか。

北地ゆえ、英国風のガーデンは、比較的作りやすい(それは(^o^)羨ましい)と思っていたが、
地球温暖化の進行を考えたら、今後はそう簡単には行かないように思う。


後編」へ続く。

(本頁は、2009年8月16日、旧ホームページ「モウズイカのガーデニング狂時代」にアップしました。)
(2009年9月12日、植物名を一部訂正。北村さん。ありがとうございました。)

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真夏に十勝千年の森(2012年8月20日)

2021年08月28日 | ガーデン紀行/北海道

(本頁は「真夏に風のガーデン・後編」の続きである。)

8月20日は清水町の十勝千年の森に行ってみた。
今日の天気は北海道のほぼ全域が雨なのに、十勝地方だけは薄日がさしている。

清水町は十勝でも西側なので、天気の崩れが早そうだ。よって帯広の宿を早めに発つ。
千年の森には9時頃、到着したが、開園は10時とのこと。

しかたなく時間つぶしに周辺を廻ってみる。日高山脈脊梁は雲に覆われて何も見えなかったが、ベコ達が待っていた。

芽室岳登山口付近の放牧地にて。






丸山展望台から十勝平野を望む。



あいにく舫っていて遠くの方は望めなかったが、雄大な広がりは十分感じられた。

十勝千年の森は10時開園。ここでも少し行列が出来た。
いよいよ千年の森に踏み込んでみる。







Forest Gardenの解説より勝手に抜粋引用

 草花の生命力を生かした森
 長い間、人の手が掛けられず放置されていた森には、ササが生い茂っていました。
 従来の庭づくりは新たな植物を植える"足し算" のデザインが生かされていますが、
 この庭では、雑木林の間伐とササ刈りを中心にした"引き算" のデザインを試みました。
 地中に眠っている種子に太陽の光をあて、間伐材を森の中に積み上げました。
 今では沢沿いに、数多くの美しい草花がその姿を見せています。
 自然が持っている本来の力を引き出したのです。 (以下、略)


今の季節は巨大草花を多く見かける。

北海道のエゾニュウはでかい。                            こちらはミソガワソウ(シソ科)
 



今この森では『北海道ガーデンショー』が開催されている。
プロ、セミプロのガーデンデザイナー、造園家、ランドスケープデザイナー達が作成した庭が森のあちこちに展示(?)されている。

ダン・ピアソン氏・作、「クロッシング」。何を表現したいのか、 (´π`;)ワタシにはわからん。







白井温紀(しらいはるき)氏・作、

「あなたに会いたくて ー楡の木陰の庭で」の一部分。




横手実家の屋敷畑と何ら変わらん。
2000年開催の第一回東京ガーデニングショー「洗濯物の似合う庭」以来、
白井氏の密かなファンなのだが、 (´π`;)敢えてコメントはしない。

それ以外の作品、前衛的な作品が多く、 (´π`;)コメントしようがないので全て省略させて頂く。







千年の森には花咲く庭もあった。
ただしそれは途方もなく広かった。
ダン・ピアソン氏がプロデュースした「メドウ・ガーデン」。

クガイソウ



ここもペルシカリア・アンプレクシカウリスがいっぱいだった。



ペルシカリア・アンプレクシカウリスとタリクトルム・デラバイ
 
                                           でかいヒヨドリバナ。
                                    ユーパトリウム・マキュラーツム `アトロプルプレウム'



巨大な豆の鞘を発見!たぶんムラサキセンダイハギだろう。




ここではマツムシソウも巨大化している。

セファラリア・ギガンティア Cephalaria gigantea



丈は2mを超えていた。こう言う場所はともかくとして、狭い庭で飼うのは困難。

ペルシカリア・アンプレクシカウリスをバックに濃いピンクのアスチルベが咲き残っていた。







カライトソウも参戦。




撮影中、ついに雨が降り出した。
最後に見過ごしていたぴぴっとガーデン(子供の庭)を。




このかまくら様の小屋は生きているヤナギの木を編んで作ったもの。




久しぶりに見たヒモゲイトウ                               葉の縞がとても綺麗なトウモロコシ
 



以上。

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