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モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「焼石岳/秋」の目次

2024年11月02日 | 焼石岳/秋

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)


New 焼石ビーチラインで紅葉狩り(2024年10月22日)

焼石岳の晩期紅葉&落葉・後編。(2020年10月21日)

焼石岳の晩期紅葉&落葉・前編。(2020年10月21日)

焼石岳・2nd紅葉【後編】(2021年10月14日)

焼石岳・2nd紅葉【前編】(2021年10月14日)

my絶景(3)焼石岳の紅葉は絶景かもしれない。・・・「my 絶景」と共用。

2020年、焼石岳の絶景紅葉。その3。(2020年10月9日)

2020年、焼石岳の絶景紅葉。その2。(2020年10月9日)

2020年、焼石岳の絶景紅葉。その1。(2020年10月9日)

今年の焼石は残念紅葉・後編(2022年10月2日)

今年の焼石は残念紅葉・前編(2022年10月2日)

焼石岳の紅葉はいかがかな。(2017年10月1日)

焼石岳・秋の陣。【帰り】(2021年9月25日)

焼石岳・秋の陣。【行き】(2021年9月25日)

秋の焼石岳・異色の花紀行3(2020年9月16日)

秋の焼石岳・異色の花紀行2(2020年9月16日)

秋の焼石岳・異色の花紀行1(2020年9月16日)

New 2024年9月9日、焼石岳・後編

New 2024年9月9日、焼石岳・前編

New 焼石岳山麓、秋の野草(2024年9月9日)



2020/10/09 焼石岳山頂手前から鳥海山を望む。



2020/09/16 ミソガワソウ



以上。

コメント (2)
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焼石ビーチラインで紅葉狩り(2024年10月22日)

2024年11月01日 | 焼石岳/秋

10月22日は所用が有って実家のある秋田県南地方に出かけている。
行った先で昼飯(十文字ラーメン)を食べた後、4時間ほど空き時間が出来た。
時間つぶしに行ったのが焼石ビーチラインだった。

焼石ビーチラインから見た景色。焼石連峰のひとつ、大森山(1149m)。



ところで焼石ビーチラインとは何だろう。
正式には焼石連峰ビーチラインと呼ぶようだが、
岩手県公式観光サイト・いわての旅などによると、
「国道397号線のうち、岩手県奥州市の胆沢ダム・つぶ沼付近から秋田県境までの区間の愛称で、
ビーチとは英語でブナを指す(筆者追記:綴りはbeachではなく、beech)。
ここにはブナ原生林の樹海が広がり、新緑や紅葉の時期が人気のドライブコースになっている。
とのこと。

個人的には夏場、焼石岳に登山する際などに通っているが、
通過時間帯は早朝や夕方近くばかりで、昼に通ることはほとんどなかった。
今回は焼石ビーチラインを真昼の時間帯を走ってみた。
秋田側から行くには、横手市十文字町から国道342号線を東の奥羽山脈に向かって走る。
東成瀬村の山あいを東進し、岩井川の集落を過ぎたところから、国道397号線に乗り換える。
緩いヘアピンカーブの峠道を登り、県境の大森トンネルを抜けた先から、
焼石ビーチラインが始まった。

大森沢にかかる橋から秋田側、大森山トンネルを望む。




この地点の標高は約800m、山は濃淡の有るオレンジ褐色に紅葉していた。
これは大多数がブナの木だ。

橋の北側の眺め。







橋の南側の眺め。




岩手側に進むと、すぐ次の胆沢橋が始まる。




胆沢橋から西側(秋田側)を望む。下を流れるのは北上川の支流、胆沢川。







胆沢橋から東側を眺める。下を流れるのは北上川の支流、胆沢川。




奥に見える山は焼石岳かと思ったら、前衛の柴沢山(1241m)だった。




胆沢橋から北側を望む。




岩手側に少し進むと・・・







一箇所だが、焼石岳が目の前にドーンと現れる。
ここは待避所になっているので、いつも車を停めて小休止している。
厳密には左奥の丸いピークが焼石岳(1547m)、右の幅広の山は横岳だった。




更に進むと、峡谷が狭まり、右側に険しい山が屏風のように立ち並ぶようになる。







どこが山頂なのか特定できないが、これらの山々は地図で見ると笹森山(1085m)となっていた。

ところで「仙北街道」をご存じだろうか。
秋田県に現在ある「仙北市」やかつて有った「仙北郡」、「仙北町」は直接関係ない。
ウィキペディアによると、
「奥州街道水沢宿(岩手県奥州市水沢)からと秋田県の仙北地方(横手方面)を結ぶ街道。」
とのこと。
詳しくは、
「奥州街道から水沢(仙台藩)で分かれて、奥羽山脈を越えた後、秋田の仙北三郡に達する道で、

秋田側では「手倉越え」「仙北道」、
伊達領に通じる道であるから、「せんだい道」「みずさわ道」などと呼んだ。

岩手県奥州市胆沢下嵐江(オロセ)と秋田県雄勝郡東成瀬村手倉を結ぶ古道は
栗駒山・栃ケ森森林生態系保護地域を貫通し、大部分がブナ原生林の中にある。
現在もなお開発から逃れて、ほぼ昔のまま現存している。」

との解説もあった。
笹森山の山頂稜線にはこの街道(古道)が走っていると聞く。

またこのあたりの渓谷は「大岩渓谷」と呼ぶようだ。
道端に一枚だけ、そう書いてある看板を見かけたが、
昭文社のマップにも、またgoogleで検索してもその名称は出て来なかった。




大岩橋と書かれた橋から柴沢山(1241m)が大きく見えた。




この付近の標高は地図で見ると、約650mと県境付近よりは少し低くなっていた。

そのためか、県境近くよりも紅葉は未熟だった。
もう一週間後くらいが見頃だろうか。
大岩渓谷や橋の近くで見た紅葉を幾つか。

 











以上。

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2024年9月9日、焼石岳・後編

2024年09月28日 | 焼石岳/秋

(本頁は「2024年9月9日、焼石岳・前編」の続きである。)

今回は銀明水に三時間近くかかって到着した。
今年の初夏(こちら)に較べるとまた少し遅くなった。体力の衰えは否めない。



銀明水の水場
 

(右上)ダケカンバ

銀明水のシンボル・ツリー、ダケカンバの大木を過ぎるとその先では高木はほとんど無くなる。

低木林で見た木の実。

オオカメノキ



クマノミズキ



シソ科のクロバナヒキオコシ。




道は無いが、ちょっと沢筋に踏み込んでみたら、

シソ科のミソガワソウが咲いていた。

 

ミソガワソウ



ゴマナやウゴアザミの花も凄かった。

ゴマナ



ゴマナ



ウゴアザミ



銀明水上部の急斜面は初夏に来ると雪に覆われているが、

真夏以降は融けて湿原に変わっている。
泥道で歩きにくく、いつも通過に難儀していたが、
今回は木道が整備されていた。ありがとう。




ミヤマキンポウゲの咲き残り
 

(右上)無名の滝


ここにもオニシオガマが有った。

 

(右上)エゾオヤマリンドウ



木道を登り詰め、上からの眺めを愉しむ。

銀明水方面を見下ろす。




経塚山方面。




胆沢平野扇状地の散居集落を見下ろす。




奥に目立つ山は室根山。




空を見上げたら、こちらにも散居集落のような鱗雲。




今日は此処まで。

後は下山時に見た風景。

中沼の湿原



今日の中沼は昼過ぎも凪いでいた。こんな日はとても珍しい。




帰り道、県境付近で横岳を振り返る。左端に焼石岳山頂。




以上。

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2024年9月9日、焼石岳・前編

2024年09月27日 | 焼石岳/秋

(本頁は「焼石岳山麓、秋の野草」の続きである。)

朝の中沼はよく凪いでいた。久々に鏡面の絶景を堪能した。



















湖岸を進むと沼の奥は湿原になっており、トリカブトが群生している。




オクトリカブト



しばし樹林の中を進むと、今度は上沼の湿原に到着。




中沼から先、上沼や途中の湿原にはオニシオガマがとても多かった。

 



穂花の長さは50センチ以上にも達する。

草丈は別として、茎の太さや花の大きさでは国内最大のシオガマギクと思われる。




セリ科の仲間はオオバセンキュウは終わり間近。

代わって最盛期なのはミヤマセンキュウだった。

オオバセンキュウ
 

(右上)ミヤマセンキュウ



上沼の先は渓谷状の登山路が続く。

その終点付近で出会った。フキユキノシタだろうか。




上沼の先の湿原で今度はミゾソバに遭遇。
この花は低地に咲くものと勝手に思っていた。今回は標高1000m超の高所だった。



ウメバチソウ
 


(右上)リュウキンカの咲き残り



つぶ沼コースとの分岐点にある湿原でチョウジギクに出会う。

この花、中沼の湿原にも有ったようだが、咲き終わっていた。
開花中のものはここが最初だった。




分岐点近くに有る大ブナ。
 

(右上)ツルニンジンの実

ダイモンジソウも多くなって来た。




銀明水の手前の湿原から横岳がよく見える。




ハリブキ
 



もうじき銀明水だ。

以上。

2024年9月9日、焼石岳・後編」に続く。

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焼石岳山麓、秋の野草(2024年9月9日)

2024年09月25日 | 焼石岳/秋

9月4日、栗駒山に登山したが、北隣の焼石岳の山なみが奇麗だった。
こちらにも登ってみたいと9月9日に訪ねてみた。

(下山後、横手市十文字町から見た焼石岳の山なみ)



焼石岳は秋田側の東成瀬村からも登れるが、山頂までの距離が長い。

また近頃はクマさんも怖いので、登山者が多い岩手県側、中沼から入るケースが圧倒的に多い。
今回も中沼から入ろうと、県境(大森山トンネル)を越えた。
胆沢橋を渡り、数分間走ると目の前に横岳が大きく見えて来る。

(下山後に撮影した横岳。早朝は逆光で見えにくい。)



その後はしばらく樹林で見通しの効かない山岳道路を走り、

つぶ沼への分岐を過ぎ、谷子沢大橋に出ると、南側の景色がワーッと開ける。

谷子沢大橋からの南側の眺め。左側に猿岩。右奥に栗駒山。



4日に登ったばかりの栗駒山が朝日を受け、輝いて見えた。




石渕トンネルを抜けてすぐ左手の林道に入る。

この道は尿前(しとまえ)林道という砂利道だ。
路面状態はあまりよくないので、車の速度は20キロ以下にダウン。
いつもならばクルマの腹を擦らないように恐る恐る通り過ぎるだけの林道だが、
今回は駐車可能のスペースを見つけては数回停車し、道端の野草を見て歩いた。
朝はまだうす暗いので、花の在り場所を探るだけ、
撮影したのは主に昼過ぎ、下山時だった。

ノコンギク



ツリフネソウ



キツリフネ
 


(右上)オトコエシとキツリフネ

オオウバユリの実
 


(右上)アケボノソウとミズヒキ、オクトリカブトの三種混合



アケボノソウがちょうど盛りだった。




アケボノソウの花をアップで見たら、アリがいっぱいたかっていた。




尿前林道、ラストはオクトリカブトとサラシナショウマの共演。




参考マップ



中沼登山口の駐車場から先は歩きとなる。

最初に見たのはサラシナショウマ。




次いでオクトリカブトも多かったが、この花は後にも出て来るので略。

次はイヌドウナだろうか
(コバナノコウモリソウの可能性もあり)。

 


(右上)このアザミは何だろう。



焼石岳は上の方はウゴアザミがとても多いが、このアザミは細すぎる。
facebook上で名前を訊ねたところ、ハナマキアザミ(岩手県、秋田県に分布)ではないかと教えて頂く。

山菜のみずに似たこの地味植物はヤマトキホコリらしい。




ズダヤクシュの実
 


(右上)今回、愉しみにしていたジャコウソウは花が終わっていたのでガックリ。

ところが一個だけ残っていた。最後?のジャコウソウ。


ツルシキミの実
 


(右上)この急な坂道が出て来たら、中沼まであと少し。

たっぷり45分かかって中沼に到着。

以上。

2024年9月9日、焼石岳・前編」に続く。

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