(昨年のたまたま同じ日のことでしたので、再アップ致します。)
拙ブログはこのところ昔話のリメイクばかり続いている。
たまにはリアルタイムに近い話題をと思うのだが、いざやるとあまり明るい話は出てこない。
今日(2021年1月9日)の秋田市は、朝起きたら雪がドッサリと積もっていた。
と言っても新たに積もったのは40センチ程度だろうか
(10日朝の新聞報道では12時間で34センチだったが、山寄りにある我が家では更に10~20センチ多く感じた)。
うちの庭の積雪はこれで約80センチになった。
積雪2m近い横手に較べたら、屁でもない量だが、困ったことに家の前の道路をクルマが走れなくなった。
試しにちょっと走らせたら、ほどなくタイヤが空転し、前にも後にも進めない(これをスタックと言う)。
スコップで駆動タイヤ後の雪を掘り、近所の旦那にヨイショと押してもらい、ナントカ脱出、
車庫に戻した。
今日は(10キロ以上離れている)医院にクスリを貰いに行かないとヤバい。
ふ○づまりが解消したと思ったら、今度は雪づまり。困った。困った。
8時頃から町内総出(に近いスタイル)で各家々の前の車道除雪が始まった
(道具は除雪車ではなく人力のスノーダンプやスコップ)。
たぶん走れるようになったかなと思い、9時頃、医院に向けて出発。
スタックしないよう巧く小路を走り抜け、幹線道路へ。
幹線道路も状況は悪く、片側二車線が一車線になっていた。
途中、雪にアタマを突っ込んで動けなくなったスポーツタイプ車や緩い坂道でスタックしたトラックを複数見た。
非情だが、脱出のお手伝いはせず、脇をすり抜けて医院に到着。
いつもなら30分くらいのところ、今日は1時間15分かかった。
医院に着いたら、院長いわく、
「昨日の夕方までの停電で商売あがったりだった。暖房が止ったので、 {{{゚◇゚;}}}ガクガク。
開業して30年、最高にひどい一日半だった。」
停電とは一昨日(7日)の爆弾低気圧によるもの。秋田市を主体に数万戸が被害を受けた。
そのもとになった暴風雪だが、八峰町では瞬間最大風速、42.4m/sを記録した。
医院の帰りもスタック車両を巧く避けながら、
家の近く(あと7分くらいのところ)に約一時間で着いたまではよかったのだが、
最後はご覧の通りの車両ふんづまりに巻き込まれた。
今年初めての立ち往生。
しばらくしてから除雪ブルが対向車線を逆走で登場。
おっ( ̄π ̄; 復旧するのかと期待したが、
そんなことにはならなかった。
対向車に押されてすごすご後退し、消えた。このブル、いったい何しに出て来たのだろう。
道路のセンターライン上には70センチくらいの高さの雪の堤防が出来上がっていた
(こんなものは昨日までは無かった)。
このことからも今日の秋田市はドカ雪だったことがわかる。
立往生は一時間ちょうどで解消。
帰りは(通常30分のところ)約二時間半かかったが、まあ、それでも無事帰れてよかった。
住宅地の小路では至る所でスタック車両による血栓症が発生していた。
(一時的だろうが)そのまま放棄された車両も多かったと聞く。
また秋田市の路線バスはほぼ完全運休になった。
秋田市は沿岸部なので積雪量は少なく、例年ならば10~40センチ程度。
昨年は超暖冬ということもあり、ほとんどゼロだった。
そのため、ローカルな除雪体制は極めて脆弱だ。
その数少ない除雪車も折からの横手地方豪雪の処理に駆り出されている。
今回のドカ雪は秋田市にとっては十年に一回有るか無いかのレベル。
秋田市はもろスキ、弱点を突かれてしまった。復旧まではおそらく一週間くらいはかかるだろう。
以上。
すみません。再アップです(初回アップは2021年12月6日)。
以前から探していた写真がひょっこり見つかったので追加しました。
いつもダラダラと長い山歩き記事ばかりなので、偶にはさらりと短く気象現象の話題を。
何度も雪が降っては融け、いよいよ11月最後の日、自宅庭で一筋の虹を見た。
2013/11/30
日本海側の秋田では晩秋から初冬にかけて虹を見ることが多い。
それは一日に何十回も晴れたり降ったりする・・・いわゆる時雨(しぐれ)空の日が多いからだ。
しかし写真に撮ったことはほとんどなかった。
車の運転中ですぐ停められないタイミングだったり、背景がゴチャゴチャと雑な風景で興ざめてしまい、
カメラを持っていても撮影を見送ってしまうことが多かった。
続いて、自分の勤めていた会社の窓からの眺め。
午後4時頃、出張から戻り、会社に立ち寄ったところ、秋田市の西の空に虹のようなものが立っていた。
2013/12/18 上の方、左右にある白い列は事務所天井の蛍光灯が窓ガラスに映ったもの。
最初、見つけた時は虹色がもっとはっきりしていた。
それこそ「立っている虹」そのものだった。
急いで駐車場に停めてある車にカメラを取りに走ったのだが、
そのための約5分の時間の経過ですっかり薄くなってしまった。そして写真を撮って2,3分後には見えなくなった。
face book仲間に訊ねたところ、これは虹ではなく『幻日』という気象現象だそうだ。
(以下、追加記事です。)
その後、しばらくして2016年4月27日、能代市郊外に居た時、不思議なものを見た。
時間はお昼ちょっと前頃。空は奇麗に晴れていた。
face bookにアップしたところ、天文気象に詳しい友人達から、『彩雲』または『環水平アーク』ではないかと教えられた。
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12月10日の朝はよく晴れたので、家の近所にある岩見川の堤防までクルマを走らせた。
其処は私がいつも鳥海山を眺める場所だ。
鳥海山は前日(12月9日)、庄内の升田や経ヶ蔵山山頂など至近距離から見たばかりだ(記録はこちら)。
帰り道では残念ながら雲が湧いて見えなくなったが、夕方から雲が取れ、今朝はまた顔を出していた。
年末の今頃、二日続けて朝に見えることは珍しいことだ。
が秋田市からは遠く離れているのでその姿はちっこい。
鳥海山
高尾山は出羽丘陵の中にある低山だが、今年も昨年も行かないでしまった。
今日は午後からちょっと行ってみようかなと思う。
高尾山
地面は雪が降ったように白かったが、これは雪ではなく霜だ。
秋田でも内陸に行くと霜はよく見かけるが、海に近い秋田市では比較的珍しい。
鳥海山や高尾山を見た反対側の堤防にも行ってみた。
霜の降り方はこちらの方が強かった。こんなに白くなった霜風景を見たのは久しぶり。
いや、秋田市に居を構えてからは初めてかもしれない。
ふだんは何とも思わないネコジャラシの枯れ藪も白く、そして朝日に輝いていた。
この日の午後は近くに有る高尾山に行ってみた。
このお山、400m前後の低山で
山頂近くを不思議な国道341号線が通っている。
不思議としたのはこの国道、舗装されているのに
道幅は一車線しかなく、対向車があるといつも交叉に難儀する。
また冬場は山の上の方が通行止めとなる。
山頂は杉林に包まれており、何も見えないが、中腹の高尾山荘付近(標高280mくらい)は東側の眺めがなかなか良い場所だ。
よって今日は高尾山荘まで上がり、そこから景色を眺めてみた。
もはや霜はかけらもないが、好い眺めだった。
絶景と呼ぶほどの眺めではないが、なんか懐かしく穏やかな風景だった。
北東側の眺め。奥の山々は和賀山塊。
南東側の眺め。蛇行する川は雄物川。
大曲方面のクローズアップ
真昼岳と女神山
和賀山塊。左は羽後朝日岳、右が和賀岳。
北東に見える白いお山は岩手山と秋田駒。
南の方には焼石岳や栗駒山があるが、今回は霞んでいてよく見えなかった。
かわりに最近登ったばかりの保呂羽山を(記録はこちら)。
参考までに、以前、春に来た時の高尾山の花と中腹からの眺めを。
⇒ 「高尾山の春コレクション(2017年5月1,2日)」
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雪景色
またまた超短く。
今朝は予想通り雪が積もった。
近所の公園ベンチの雪を。
何故か50年前の
サイモンとガーファンクルの「旧友」、そして「冬の散歩道」の♪を思い出した。
家に戻ったら、CDを探してまた聴いてみよう。
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いつも私一人だけ花見に山に行っているので、たまには家内に罪滅ぼしのドライブ。
6月22日、家内を連れて美郷町千畑のラベンダー園に向かった。
この日の朝は奥羽山脈、特に真昼岳付近に顕著な滝雲がかかっていた。
このような雲が出る時はやませが強く吹いている時で、山の上は霧か霧雨になっていると思う。
例えばこんな感じ。 ⇒ 「久しぶりに初夏の秋田駒ケ岳・前編(2021年6月17日)」
朝8時半にラベンダー園に到着。お客は我々だけ。
ラベンダーの花はまだちょっと早かったようで、疎らな感じ。マルチに使っている黒いビニールが目立っていた。
白っぽいラベンダーは美郷雪華というこの園、独自の品種。
帰る頃になったら、真昼岳から雲が取れて来た。
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