モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

初めての摩耶山。(2019年6月2日)

2021-06-02 | 庄内の低山

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
本ブログを始めてほどない2020年2月21日に一度アップしているが、
当時はご覧になられた方が僅少だったので、今回再度アップさせて頂いた。

6月2日(日曜日)は当初、焼石岳に行こうと思っていたが、その日の焼石岳は山開きだった。
おそらく登山口駐車場も満杯、人が多すぎて花もゆっくり見れないだろうと断念した(焼石には6月4日に行った。記録はこちら
かわりに山形の摩耶山に行くことにした。
こちらは先週、既に山開きしており、今日はそんなに人は居ないだろうと思った。
初っ端、登山口を勘違いし、高速を下りてからとんでもない方向に30キロ以上も無駄走りし、
朝6時頃、越沢の登山口に到着した。
先行車は二台のみ。
ここからのメインの登山ルートは弁財天滝の岩場から急峻な中尾根を直登するベテランコースだ。



この写真はベテランコースの最初の難関、弁財天滝の岩場を望んだもの。
高所恐怖症の (´π`;)ワタシにはこの鉄梯子はとても昇れない。
なお
この写真は下山してから、わざわざ立ち寄って撮影した(朝は逆光で見えにくかった)。

非合法マップ。今回歩いたルートは黄破線。



私はこの山は今回初めてなので躊躇なく初心者コース(クセ穴分道)を選択。

こちらのコースは楽々だった。

初めは渓流沿いに歩く。                               ミヤマカラマツ
 


何か珍しい花は無いかと歩いていたら、ミヤマカラマツを山頂付近ではなく、越沢の渓流沿いの低地で見かけた。
こんな低い場所でこの花を見たのは初めてだった。

暗い林の下にはコシノカンアオイ(ギフチョウの食草)も有った(そのせいか山頂にはギフチョウが多かった)。

コシノカンアオイ                                    オオイワカガミ
 


林の中で他に見かけた花はホウチャクソウ、チゴユリ、ユキザサ、ヒロハユキザサ、コケイラン、ウゴツクバネウツギ?など。
時期的なものもあるだろうが、咲いてる花はとても少なかった。
稜線のブナ林では新たにオオイワカガミを見かけた程度。
この花は高山に多いイワカガミと較べてけっして大型とは言えなかった。

重ねて言うが、初心者コースは楽々だった。唯一の難所とされる鼻くくり坂もマッタク問題なし。

山頂手前にある六体地蔵 



六体地蔵を過ぎるとほどなく山頂だった。

ヤマツツジ                                    鑓ヶ峰、鉾ヶ峰の岩峰
 


山頂付近で咲いていたのはヤマツツジの他はタニウツギだけ。いわゆる高山性の花は皆無だった。

花は乏しかったが、山頂からの展望は素晴らしいものだった。

すぐ隣の鑓ヶ峰、鉾ヶ峰の岩峰は迫力十分。
近いところでは朝日連峰の以東岳、月山が大きく、遠くは飯豊連峰まで見えた。

南東方向の眺め。



怪峰・鑓ヶ峰、鉾ヶ峰と遠くに飯豊連峰。



飯豊連峰をアップで。



以東岳方面。



以東岳付近をアップで。

左が茶畑山、戸立山の重なり、右が甚六山、小法師山の重なりだろうか。




東大鳥川の谷を主体に、右奥は以東岳、左の三角は障子ヶ岳か。




今年の夏は可能ならば朝日連峰に行きたいと思っていたが、これらの景色を眺めているうちに

まずは以東岳から・・・と心に決めた。

荒沢湖を見下ろす。

奥の山なみは左から、赤見堂山、大桧原山、障子ヶ岳、やや手前は高安山だろうか。 




月山



鳥海山も見えたが、部分的だったので今は省略。

ソリクラコースへの降下地点                         初心者コース、七つ滝展望台からかすかに見えた七つ滝。
 


今回の摩耶山は初心者コースの往復だけでは物足りなかったので、帰りに秘境?の七つ滝に寄ってみようと思った。

当初は摩耶山避難小屋からの小道を下り、滝を見たら、七つ滝分岐で初心者コースに合流し、下山する予定だった
が、いろいろ難儀して滝壺まで降りたら、その先には道もロープも無かった。
仕方なくまた登り返して、避難小屋まで戻り、初心者コースを忠実に下山したような次第。

滝壺まではこれでもかこれでもかと驚くほどの急坂、ロープの連続で、下るも登るも壮絶なものだった。

おかげでズボンにでかいカギ裂きを作ってしまったが、怪我が無かったのは幸いだった。
もう二度とこの滝には行かないだろうが、折角行ったので、一応記録だけは残しておく。

七つ滝が近づくとロープが連続して現れる。                           七つ滝の上部。
 


七つ滝の中段部分。




中段部分から下を見下ろす。




更に下に下りるロープ。

ロープはこれが最後だった。 

 


最下段(滝壺)から七つ滝を見上げるが、近すぎて全体が写らなかった。

ナントカ滝から生還したので、帰りは鳥海山を見ながら帰宅した。

酒田みなとIC付近から見た鳥海山。



後日談。
今回、下界から摩耶山の姿は見えなかった。
8月4日、以東岳に向かう時、旧・朝日村側からその姿が見えたので載せておく。麻耶山の東側は
とても険しい。




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2021年4月1日、山形のとある山・北面編

2021-04-08 | 庄内の低山

(本頁は「2021年4月1日、山形のとある山・南面編」の続きです。)

「とある山」はいつも南西側から登っているが、北側にも登山道が有り、縦走できることになっている。

しかし私の場合、いつも単独、マイカーで行くので縦走はかなり難しい。
今回は南西側のルートをピストンで下山した後、クルマで約10キロ離れた北側登山口に移動。
可能な範囲で北側の登山道を登ってみることにした。

こちらの登山道は初めけっこうきつい。しかし花は多かった。




今の時期、多かったのはカタクリやキクザキイチゲ。
南面はキクザキイチゲ(白ばかり)を少し見かけるが、カタクリは皆無だった。

ところが北面はカタクリがやたらと多い。なんか別の山に登っているような気分だ。

カタクリ



カタクリとキクザキイチゲの混合

 



キクザキイチゲの色違い



今日見た最も濃色のキクザキイチゲ
 


右上はミスミソウかと思ったら、ミヤマカタバミだった。

エゾエンゴサク(オトメエンゴサク)?とカタクリ



キクバオウレン

 

                                        トウゴクサイシン


上の方に行ったら、ニリンソウが群生していたが、まだ未開花だった。

代わりに少しだけ、ミスミソウが現れる。
が花色は白ばかりだった。







その先は雪が消えたばかりなのだろう。花は何も咲いてなかった。

残雪の手前で今日は登山を中止し、下山する。

帰り道、「とある山」の更に北側の山の斜面を見たら吃驚した。
こちらにもミスミソウが咲いていた。

量的にはさっき歩いた北面ルートよりもずっと多い感じ。
道は無いが、急な斜面を少しだけ這い上がってみた。それが次の二枚。







斜面いっぱいにカタクリが咲いているが、
よく見ると、それだけではない。
ミスミソウ、スミレサイシン、エゾエンゴサク(オトメエンゴサク)?、
キクザキイチゲ、ショウジョウバカマなども咲いていて、

夢のようなお花畑になっていた。
ミスミソウは単独で咲くイメージがあったので、このような他の花との混生には驚いた。
しかし傾斜がきつく、滑落したら大怪我間違いなしだったので、今回は入口だけで諦めた。

 
                                                                                                                             命からがら撮ったミスミソウ





今回は最後に凄いお花畑を見つけたものの
今後はどうしたものやら。
生命との天秤では「君子危うきに近寄らず」で行こうかなと思う。

既に「West Side 鳥海山」でも報告済みだが、この日の帰りに見た鳥海山を二枚。

にかほ市象潟付近から。






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2021年4月1日、山形のとある山・南面編

2021-04-07 | 庄内の低山

ネット上での他の方の記録を見ると、雪割草がらみの場合、この山は名前を伏せることが多い。
おそらくは心無い盗掘者にその存在を知られたくないための配慮だろう。
私自身も今回それに倣い、「山形のとある山」とした。

とある山の遠景



遠目には変哲の無い低山だが、この山には雪割草の仲間(たぶんミスミソウ)が自生している。

一時期、町おこしの材料として宣伝したところ、盗掘者が大勢押しかけて来て雪割草は激減した。
その後、山盗りスタイル園芸への批判や保護活動の成果か、最近は徐々に持ち直しつつあるとも言われるが、
私が初めて来たのは三年前、それより昔の状況を知らないので何とも言えない。

歩き出してほどなくシュンランを見つけた。この山の南斜面は乾き気味の雑木林なので、
この蘭が多いが、これまたよく盗掘される植物だと聞く。




ユキツバキ(ユキバタツバキではないかとの指摘を頂く)
 

                                       キクバオウレン


今回の雪割草、ここではミスミソウか。

一般的な白花は終わり気味だったが、色の濃いものはこれからが見頃のように感じた。







 





 


この山の雪割草は高館山のオオミスミソウ(こちら)と較べると、花は小型で株も小さい。
しかし青紫やピンクなど色の濃いものは比較的多いように感じる。
町おこしに担ぎ出され、激減する前の咲きざまを見たかったなとつくづく思う。




シュンランと隣り合って咲くものも有った。

オオイワウチワは山頂部の岩場や急斜面に多いが、まだ咲き出したばかりだった。

オオイワウチワ



このオオイワウチワは色が濃かった。




ショウジョウバカマ
 
                                     ツルアリドオシの実


マルバマンサク



一時間半ほどで山頂到着。
山頂の展望台から鳥海山が見えた
(朝、登る前は雲を被っていた。山頂部で約一時間、時間を潰して雲が取れるのを待った。)。




山頂付近からの他の眺め。







今日は同じ道を下山後、クルマで北側へ移動。北側登山口からも登り返している。
北面編」に続く。


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雪割草を見に山形のとある山へ。(2019年4月12日)

2021-03-25 | 庄内の低山

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。

雪割草の季節になると、山形のとある山も気になってしまう。

ここは同じ山形の高館山(こちら)に較べると開花は遅めなので、そろそろ好いかなと思い、4月12日に訪ねてみた。

とある山に行く途中、見た風景。日本海と飛島。


 

他の人のこの山の登山記録を見ると、雪割草の盗掘防止の観点から山名を伏せることが多いようだ。
以前、町おこしにとこの山の雪割草を宣伝したところ、心無い方々に盗掘され、
壊滅的な状態になったと聞く。私もそれに習い、「とある山」とした。

ここの雪割草はオオミスミソウのようだ。株や花のサイズは高館山のものと較べると小さめだが、
ドキッとするほど色の濃いのが多い。

それはさておき、急勾配の登り口ではユキツバキの花が咲いて迎えてくれた。

     登り口の急坂                                ユキツバキ
   


       ヤブコウジ(実)                       キクバオウレンとオオミスミソウ 
 


中腹あたりから、オウレンや雪割草が多くなる。

オウレンは終わり気味だったが、雪割草の方はこれからが本番と言ったところ。
初めは白っぽいのが多かった。

オオミスミソウ





登るにつれ、青紫やピンクの濃いのが目に付くようになる。
こういった小憎らしい花たちが登山道脇の落ち葉の間からヒョコヒョコ顔を出している。

 

オオミスミソウ


 





 

オオミスミソウ。カタクリと一緒。



この山にはイチゲやカタクリなどスプリングエフェメラルは少ないものと思っていたが、

北斜面から登ると普通に有った。

                       キクザキイチゲの色違い。                                                                         カタクリ
 


オオイワウチワは山頂部の稜線など乾き気味のところに多い。

花は咲き出したばかりだった。



 
                 オトメエンゴサク(エゾエンゴサク)?                                       ショウジョウバカマ。右下にキクバオウレン。
 

   エンレイソウ



     コシノカンアオイ                          
山頂稜線から丁岳。 
 


山を降りたら、鳥海山から雲が取れ、一糸まとわぬ姿を披露してくれた。
帰り道はそれを眺めながら・・・

旧・八幡町から。
 

遊佐町月光川朝日橋から。
左側に映画「おくりびと」の椅子が小さく見える。
 

遊佐町吹浦付近から。



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白山島に登ってみた。(2019年2月26日)

2021-02-26 | 庄内の低山

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

今年(2019年)二月は気分の落ち込む日がしばらく続いた。

気分転換にと、2月26日、家人と当てもなく(嘘)南の方角にドライブに出かけてみた。
行きついた先が鶴岡の由良海岸。




白山島が呼んでるような気がして、夫婦で登ってみた。




ここは「東北(or日本海)の江の島」とも呼ばれているようだが、
個人的には世界遺産のモンサンミッシェルを連想(´π`;)☆\バキ。

今年は暖冬だからと言うわけでもないが、白山島は無雪だった。
白山島の標高はわずか70mながらも、
途中の勾配はすこぶる急で、ひびの入った石段登りはけっこう冷や冷やする。
山頂部の神社には大工さんが居て、修繕の真っ最中、その先の山頂は藪に覆われており、眺めはイマイチだった。
それでも個人的には一応、今年の初登山になった。

 



なおここは自殺の名所、それゆえ心霊スポットとしても有名なようで、いろいろ怖いものが見えるらしいが、

霊感の乏しい (´π`;)ワタシの前にそういった類いは現れなかった。

神社に参拝したら・・・

麓の白山神社に奉納されていたお魚グッズ。



この日、泊ったお宿から白山島方面を眺めると・・・

2月26日、夕方。由良温泉八乙女から。 



2月27日、朝。由良温泉八乙女から。 



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