モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

my絶景(7)山上から見た岩手山

2022-01-02 | my 絶景

昨年末、山の上から見た鳥海山は絶景だと述べた(こちら)が、
同じことは岩手山にもあてはまると思う。

私の場合、岩手山にはまだ一度しか登ったことがないが、その向かいにある姫神山にはたびたび登っている。
何故そうなのか。
岩手山は登るのがタイヘンしんどい。登山口の標高が低いので、鳥海山以上にしんどい。
しかし姫神山は簡単に登れ、その山頂や中腹から眺める岩手山の姿がとても良いのだ。
この山にはもっぱら岩手山を眺めるのが目的で登っている。
なお岩手山は南東側にある盛岡市から望む姿が有名のようだ。
片側(右側)が富士山のように見えることから、南部片富士とも呼ばれるが、
旧・渋民村など真東方向から望むと、両側が富士山、いや富士山以上に整った姿に変わる。
しかし下界からだと、裾の方に建物や電線など猥雑なものが入ってしまい、幻滅することが多い。
姫神山から望むと、そういった邪魔者が小さくなって気にならなくなり、
正真正銘の南部両富士、岩手山を満喫できる。


2018/11/03 こわ坂登山口からモルゲンロートの瞬間。



2018/11/03 姫神山山頂から。岩手山の左奥には秋田駒~乳頭山への連なり、右奥には八幡平の連なり。




2018/11/03 姫神山山頂から。



2018/11/03 姫神山山頂から。



2020/11/17 姫神山山頂から。



2019/05/10 姫神山山頂から。




右下、茶色に禿げたところは自衛隊の演習場。日によってはドーンドーンと爆発音が轟く。

2019/05/10 中腹の一本杉園地から。



姫神山を下山した後は渋民村を通り抜け、北山麓に向かうことが多い。

途中、限られた場所だが、人家無しで岩手山を望めるポイントがあった。

2019/12/09 渋民村から。



2019/12/09 渋民村から。




北山麓は八幡平市の上坊牧野、一本桜のあたりからの岩手山が素晴らしい。

ここから望む岩手山は片富士だが、南から見た片富士に較べるとスマートな印象だ。
一本桜を左に置くか右に置くかでいつも迷うが、桜無しでもいいのではないかと私は思っている。

2019/05/10 上坊牧野、一本桜から。



2019/05/10 上坊牧野、一本桜から。



2019/05/10 上坊牧野、一本桜から。




一本桜は南側、小岩井農場にも有る。知名度はこちらの方が高い。
しかしここからの岩手山は片富士でもっさりとした印象だ。

2019/12/09 小岩井、一本桜から。



同じ南側、鞍掛山山頂から見ると、ここは近すぎるので覆いかぶさって来るような感じだ。

2021/11/20 鞍掛山山頂から。



他の山の上から見たらどうだろうか。

八幡平は岩手山の北西に位置する。ここからはとても形のいい片富士に見える。

2018/06/18 八幡平もっこ岳から。



三ツ石山は岩手山の真西に位置する。
ここからの眺めも好いが、紅葉シーズンに来ると、手前の紅葉に目が行ってしまう。

2019/09/26 三ツ石山山頂から。



南西方向から見た岩手山は二箇所から。

2016/10/02 乳頭山と笊森山の鞍部から。



2018/10/21 和賀岳山頂から。



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my絶景(6)山上から見た鳥海山

2021-12-31 | my 絶景

鳥海山は美しい山だ。
その姿は秋田・山形両県の平野から美しく望まれるが、周辺の山の上から望む姿はもっと美しい。

中でも東にある八塩山から望んだ姿は特に好く、これは掛け値なしで『絶景』ではないかと思っている。

2020/10/28 新眺望地から望んだ鳥海山



そのことに気づいたのは割と最近だった。

八塩山の山頂部は広い台地になっており、ブナの美林に覆われている。
そのため、遠くの山は林の端っこにある東屋や八塩神社まで行かないと見ることが出来ない。
しかし鳥海山については、特別だったようで、東屋の近くのブナ林が一部、切り開かれ、
「鳥海眺望地」の名で専用の展望スポットが設けられていた。

下のマップの「旧眺望地」だ。ところが最近、このスポットは樹木が茂って来て、見えにくくなっていた。

2020/10/28 旧眺望地から望んだ鳥海山



マップ                                              新眺望地
 



昨年(2020年)秋、八塩山に登った折り、東屋から深山林道分岐の方に少し下ったところに新しい眺望地が出来ていた。

そこは元々、倒木などで開けていたようだったが、手前の灌木を少し切り開いた途端、
ご覧のような素晴らしい景色が見えるようになっていた。

上のマップで「新眺望地」と書いた場所だ。ここからは富士山型に近い鳥海山が裾野も含めてよく見える。
距離も近いのでここから見る鳥海山はでかく、迫力が有る。

しかも山麓の人家や植林地などはあまり見えず、原始に近い景観ばかりトリミングされている。
鳥海山を眺めるポイントは数多いが、最上の眺めではないかと私は思った。

よって約一年ぶりに自身の絶景コレクションに加えることにした。


2020/10/28 新眺望地から望んだ鳥海山






紅葉を前景にした新雪の鳥海山も素晴らしいが、
残雪が豊富な春姿も見たくて、今年は四月に二回も登っている。

2021/04/11



2021/04/11



2021/04/23



2021/04/23



そして今年の夏は・・・ (´π`;)夏の鳥海山は真っ黒であまり奇麗ではないので行ってない。
秋は紅葉に新雪が或る程度、積もった頃を見計らい行くのが望ましい。
今年は八塩山の紅葉が盛りだった10月30日に行ったが、残念。この日、鳥海山は雲をかぶってしまい、よく見えなかった。
かわりに山頂台地のブナ林を。

2021/10/30



リベンジで11月30日に再挑戦。
この日は紅葉はとっくに終わり、八塩山にも雪が積もっていたが、よく晴れ、鳥海山も見えた。

2021/11/30



2021/11/30



2021/11/30




2021/11/30





他の山の上から望む鳥海山で素晴らしいと思ったものを三枚。

2017/05/29 山伏岳山頂(湯沢市)から。




2018/05/21 国見岳山頂(湯沢市)から。




いずれも富士山型で形は好く、人家などわずらわしいものは一切無いが、
いかんせん距離が有るため、迫力に欠ける点は否めない。

このような鳥海山を間近に望める山としては丁岳があるが、こちらは残念、登山道の通行止めが長く続き、まだ登れていない。

以上、秋田から見た鳥海山ばかり語って来たが、山形県の低山から望んだ鳥海山も一枚。

2021/12/09 経ヶ蔵山山頂(酒田市)から。




最後に下界、山麓から望んだ鳥海山を。

ビュースポットは数多く有るが、どこも人家や人工的な景物が必ずと言っていいほど入ってしまう。
それがほとんど入らないところから見た姿、三枚を。

2018/06/04 桑ノ木台湿原から。




2020/05/26 栗沢地区(由利本荘市)から。




2020/10/28 猿倉地区(由利本荘市)から。




皆さんはどの鳥海山がいいですか。


さて、2021年も今日で最後となります。
本ブログを開設して今日で720日、もうすぐで丸二年になるところです。
皆様には、つたないブログをいつもご覧いただき、リアクションやときにはコメントまで賜り、
感謝申し上げます。
冬場は山歩きをしないため、ネタも少なく、今後はしばらくの間、更新も滞りがちになると思いますが、
引き続きよろしくお願い申し上げます。それではよいお年を。


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my絶景(5)小又峡 Water Magic Show!(2018/10/25)

2020-12-31 | my 絶景

コロナに明け暮れた2020年も今日で終わり。終息の兆しも見えぬまま、新たな年を迎えようとしているが、
my絶景シリーズは今日で一区切り、中締めとさせて頂く。皆様、良いお年を。

紅葉期の渓谷に絶景を見い出す人も多い。

今回(2018年10月25日)、訪ねた秋田の山奥、小又峡では、直に目に入る紅葉も素晴らしかったが、
渓谷の水面に揺らぎつつ映るそれも面白く、ファンタジーだなと思った。

花ならば図鑑的に、標本のような写真ばかり撮っている私だが、偶にはそうでない写真はいかがなもんだろう。














岩盤に置き忘れられた小さな水鏡 






化ノ滝。滝上部の水面に紅葉がちらりと。














 

船着き場から見た風景。


遊覧船から見た太平湖の水面。 
 


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my絶景(4)青い水溜まりの誘惑

2020-12-30 | my 絶景

今年も残り二日。リタイアした身なので、
コロナ禍で帰省するわけで無し、Go Toも年末諸行事も関係なく、じっと家に籠る日々が続いている。
よって年末年始に関係なく、黙々とブログは続ける見通し。
がここでひと言ご挨拶。本ブログは今年1月10日にスタートした。もうすぐ一年になるが、
この間、多くの皆様にご覧いただき、リアクション、コメントを賜った。
この場を借りて御礼申し上げます。m(_ _)m

ところで、今までのmy絶景は山岳風景ばかりだったが、山だけが絶景ではない。
水に関わるものにも絶景は有った。

青森県の十二湖は(私の住む)秋田市からは割と近場で、かつて希少植物の撮影で三回ほど訪ねているが、
その当時は藪漕ぎばかりで青池も他の湖沼も見えなかった。
「森を見て池を見ず」の典型だと思うが、

2015年、久々に訪ねるまで、青池がこんなに青い池だとは知らなかった。

2015/06/11












次に訪ねたのは、近くに聳える白神岳に登った後。
曇り日なので、前回とはだいぶ印象が違うが、その時は青というよりも藍色じゃないかと思った。

2017/07/06






2019年5月16日に訪ねたら、

青池はどうしたんだろう。(`◇´)これは何だ!
と憤ってる観光客も居たが、おそらく一時的なものだと思う。

廻りの樹木の芽を包んでいた鱗片とか、ミズナラなどの花が落ちて水面に浮かんでいたものと推測。

2019/05/16



代わりにすぐ近くにあるもうひとつの青い池、沸壷(わきつぼ)の池を見て帰った。

2019/05/16 沸壷(わきつぼ)の池






東北には沸壷の池のような青い池、というよりも「青い水溜まり」がもうひとつ有る。
「丸池様」という湧水地だが、こちらは山形県。遊佐町吹浦地区。鳥海山の西麓にあたる。

2015/07/03 丸池様









立て札には
この池は、県内唯一といわれる湧水のみを水源としています。

直径約20m、水深3m50cm、水はあくまで冷たく澄んでおり、水中の倒木さえもなかなか朽ちはてず、
まるで龍のごとく池底にひそんでいます。

『丸池様』なる信仰の対象となっており、けっして魚など捕ってはなりません。
この丸池様の社叢は全くの原始林なので町の天然記念物にも指定され、保護につとめております。
と有った。

ここは真冬に訪ねても濃いブルーだった。

2018/02/02



2019/02/26



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元祖my絶景(2)海谷山塊に驚く。(2007/08/16)

2020-12-29 | my 絶景

高浪の池から明星山を見た前日 (2007年8月16日)の午後4時、私はとある岩山の前に立ちつくしていた。
いきなり魁偉な岩山をお目に掛けてしまったが、この山の名前は・・・




昔、大糸線に乗り、糸魚川から松本方面に旅した時、根知(ねち)の駅辺りで、東の方に魁偉な岩山を見つけた。
鈍行列車が駅に停車の前後、ほんの数分間、見えただけだが、その岩山は先の明星山同様、強烈な印象を私に与えた。
(`◇´)いつかこの岩山を征服してやるぞーっ!などとは思わなかったが、
モウ少し間近でじっくり眺めてみたいと長年思っていた。

今回の信州ツアー(主に霧ヶ峰)の最後にわざわざ糸魚川を掠めたのは、明星山とこの岩山に肉薄せんがため。
根知の駅からホンの少し東に入ったところで車を停め、山を写していたら
 

左は阿弥陀山1511m、右の丸いのが駒ケ岳1498m



(((´π`;)/お~い!

駒ケ岳1498m
 



(((´π`;)/お~い!

と自転車に乗ったお爺ちゃん(明らかに農業)が近寄って来た。

「勝手に田んぼ(畦)に入り込んですいません。それにしても(^o^;)凄い岩山ですね。」
と感想を述べると、

(((´π`;)/ その通り、あれが駒ヶ岳、○□岳、△▽山、それから雨飾山・・・と山の名前を教えてくれた。
妙高山も見えるとか言ってたが、それは嘘だ。山の陰に隠れて見えるはずがない。
(´π`;)どこから来た?と聞かれたので、秋田です。と答えたところ、
「秋田なら(´π`;)俺も昔、行ったことがある。秋田の山はみんななだらかで眠たくなるような山ばかりだった。
どうだ。秋田にはこんな立派な山は無いだろ!」と自慢話が止まらない。
山奥に行けば少数ながらもけっこう立派な岩壁はあるのだが、ここでは敢えて異論は差し挟まなかった。

いずれにしろ平地の田園地帯からいきなり千数百mもの岩山が幾つも聳え立つ風景は実にみごと。
こんな風景は日本では極めて珍しい。
 

駒ヶ岳1498mと雨飾山1963m
 



日本百名山・三十一番札所、雨飾山1963m
 



それなのに、この地の山岳風景はさっぱり知られていない。

理由1.北アルプス(白馬連峰)や妙高戸隠など高くて立派で有名な山がすぐ近くにいっぱい有る。
理由2.日本百名山ブーム以降、雨飾山は有名になったが、それ以外の前衛は恩恵に浴していない。車でのアクセスや登山道の整備が遅れている。

しかし、以前この付近は映画「楢山節考」の撮影地になったとも聞く。見る人は見ているんだなと気付く。
この地がいったい何処にあるものやら見当も付かない方のために、
参考マップはまずはこちら↓。




より詳細はこちら↓。




この山塊により肉薄すべく県道221号線(詳細地図で「上野」とある辺り)に入ると 
時折、駒ヶ岳の岩壁が覆いかぶさるように見え隠れする。




県道から派生した林道を奥に進み、終点と思われる広場に着いたら、
目の前に冒頭の 大岩壁があった。







ところが、この岩山の名前は詳細地図にも手持ちの道路地図にも載っていない。

広場(海谷三峡パーク)の案内板を見たところ、
千丈ヶ岳と分かった。どうやら阿弥陀山1511mや烏帽子岳1451mの前衛にあたる山のようだ。 
金山2245mや裏金山2122mを源とし千丈ヶ岳と駒ヶ岳の間を流れる川が海川(うみかわ)であり、
その川が削り取った壮絶な渓谷を海谷(うみたに、うみだに)と言う。
海谷山塊とは、この谷の両側にそそり立つ岩峰群のこと。

この展望台を下ったところにある海谷高地は「越後の上高地」とも呼ばれているらしい。 





千丈ヶ岳と駒ヶ岳の間に見える奇怪な岩山は鉢山1575m。

 



鉢山1575mの右手前に聳えるのは駒ヶ岳の一角。




海谷三峡パークでは、品の良い初老の夫婦にお会いした。
ご挨拶したところ、地元糸魚川にお住まいの方で、

「秋田からよくぞこんなところまで・・・。それよりもよくここを知ってましたね。」と感心することしきり。

日がだいぶ西に傾いて来た。暗くなる前に糸魚川の宿へ着かなくちゃ。
県道をそのまま北上。
来海沢という集落の辺りで、少し立ち止まる。 







わーっ!なんて素晴らしい風景だ。ハイジと座敷わらしが一緒に出て来そうな( ̄も ̄;)☆\バキ

なんて思いながら、Superficial traveler(宮沢賢治「オホーツク挽歌」より)は通り過ぎて行く。





更に下り、海川のほとりに立つ。 

残念ながら山名の特定が出来ん。





どなたかご存知の方いらっしゃったらよろしく m(_ _)m 

この川は生まれて僅か弐十数キロでその生を終える。日本海と一体化するのだ。
海谷山塊よ。さらば。
またいつか(紅葉か新緑の頃)来るよ (´π`;)/~~
今回の信州(+一部越後)旅行のメインはなだらかな花咲く高原だったが、このように険しい岩山も数多く眺めることが出来た。


最後に今回のツアーの初め、
8月14日に見た信越国境付近の名山を幾つか。

妙高山



野尻湖畔から見えた黒姫山はメタボリックな感じ。




田園地帯から望む黒姫山



この日の11時頃、戸隠山に向かう。
戸隠牧場や戸隠神社の駐車場は既に満杯だったのでストレートに鏡池をめざす。
 

鏡池より
 



この鋭いピークをてっきり私は戸隠本山と思っていたのだが、正確には西岳のようだ。 

戸隠本山はこの右に続く少し低い岩峰のようだ。

 



戸隠の山々も海谷山塊と同時代の古い昔(と言ってもいったいつ頃?)に火山活動で出来上がった。

今、我々が見ているのは、かつての巨大火山の名残り、遺骨なのだ。


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