それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

日本の料理

2012-06-01 21:18:58 | 日記
今日は、色々イタリア料理を教えてくれたバレのマンマのために日本料理を作る。

日本料理を作ってくれと言われると、僕は結構困ってしまう。

そんなに和食は得意ではないのと、イギリスで和食を作ることはそんなに簡単ではない。

だし昆布、かつお節、豆腐、日本米、味噌、どれもスーパーには売っていない。

さらに、イギリスで今の季節に美味しい食材を使いたい。

私程度の技術では大した和食を作れない。

が、そこは気持ちだ。

歓迎の気持ち、それを込めて一生懸命作る。

前回このフラットで作ったお寿司に近いものをまず作る。

スモークサーモンやアボガドなどを使った、ちらし寿司。

マンマのリクエストで、野菜をたっぷり使ったビーフン(僕が以前自分の食事用に作ったものを味見して気に入ったから)。

鱸のあら汁。ただし、「あら」はヨーロッパの人には難しいだろうから、「あら」で出汁だけ先にとっておく。そのあと、身と野菜を煮て味噌で味付け。

気合入れて作り過ぎた。10人分くらい作ってしまった。

もっと料理がうまくなりたい、と思った。

もっと美味しいものを自信を持って出したいのだが、なかなか難しい。

食べてくれた人が本当に喜んでいるのか、それともそうでもないのか、私には確かめようがない。

レシピを知りたいというのも本気なのか、社交辞令なのかいつも分からない。

ただ、これだけは確かだ。作らないでがっかりされるよりも、作ってがっかりされた方がはるかに素晴らしいということ。