http://ameblo.jp/3fujiko/entry-12161373304.html
本日、シンポジウムに参加したという一般の医師の方からご連絡をいただいた。
私と全く面識も無い方だが、今回シンポジウムに参加した限りでは、あまりにも副反応に関する疑いや危機感が無く、推進し再開させるという圧力を感じるという印象を持たれ、非常に危険ではないかと思われたとのこと。
シンポジウムに関してのメールをいただいたので、一部をここにご紹介する。
先日の小児科学会で非常に見るに堪えないシンポジウムが行われました。
題点は、
・1対4であること(慎重派と推進派が1:4という意味のようです)。
・北海道大学のシャロン氏は製薬会社から多額のお金をもらっているのに、COI(企業とのお金のやり取りがあるか、事前に発表前に申告するというもの)は無し、と虚偽の申請をしてから討論していること。
・質問、撮影、録音を一切拒否したこと(学会、座長の判断)。
・結論ありきで小児科学会として子宮頸がんワクチンを推進したいという声明後、形式的に行ったシンポジウムにしか見えなかったこと。
です。
また、シャロン氏はワクチンの副反応を有意差がないというデータで反論しています。
しかしながら、1000人に1人とかの発症比率で有意差を出すのは困難です。これは自分の土俵に引きずり込んだという感じがします。
論文の質についてもインパクトファクターで触れて、横田教授の意見を一蹴していましたが、副反応報告はそもそも症例報告から始まるものなので、また症例報告は医学のレポートではインパクトファクターの高い雑誌には乗ることはあまりありません。ですから、この理屈は今後症例報告等での反論は一切認めません。
WHOのお墨付きもあるんですくらいの勢いでした。ただ、情けないことに、聴衆(多くは小児科医)はシャロンに賛同している雰囲気でした。小児科学会も地に落ちたものです。
本日、シンポジウムに参加したという一般の医師の方からご連絡をいただいた。
私と全く面識も無い方だが、今回シンポジウムに参加した限りでは、あまりにも副反応に関する疑いや危機感が無く、推進し再開させるという圧力を感じるという印象を持たれ、非常に危険ではないかと思われたとのこと。
シンポジウムに関してのメールをいただいたので、一部をここにご紹介する。
先日の小児科学会で非常に見るに堪えないシンポジウムが行われました。
題点は、
・1対4であること(慎重派と推進派が1:4という意味のようです)。
・北海道大学のシャロン氏は製薬会社から多額のお金をもらっているのに、COI(企業とのお金のやり取りがあるか、事前に発表前に申告するというもの)は無し、と虚偽の申請をしてから討論していること。
・質問、撮影、録音を一切拒否したこと(学会、座長の判断)。
・結論ありきで小児科学会として子宮頸がんワクチンを推進したいという声明後、形式的に行ったシンポジウムにしか見えなかったこと。
です。
また、シャロン氏はワクチンの副反応を有意差がないというデータで反論しています。
しかしながら、1000人に1人とかの発症比率で有意差を出すのは困難です。これは自分の土俵に引きずり込んだという感じがします。
論文の質についてもインパクトファクターで触れて、横田教授の意見を一蹴していましたが、副反応報告はそもそも症例報告から始まるものなので、また症例報告は医学のレポートではインパクトファクターの高い雑誌には乗ることはあまりありません。ですから、この理屈は今後症例報告等での反論は一切認めません。
WHOのお墨付きもあるんですくらいの勢いでした。ただ、情けないことに、聴衆(多くは小児科医)はシャロンに賛同している雰囲気でした。小児科学会も地に落ちたものです。