思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

ノイズ励起効果

2017-04-03 11:44:26 | 思想、哲学、宇宙論
この前紹介した、太陽エネルギーと共鳴する音にノイズを合成すると共鳴度が高まる理由として

太陽の波動は無数の波が相互作用することで

ノイズが発生しているのではないかと推測しましたが、別の可能性を思いつきました。

ある種のノイズは、場を励起し、波の相互作用を高める効果があるのではないでしょうか。

ノイズの不規則で細かい波が空気分子の振動を活性化し

共鳴度が高まった可能性が考えられます。

オーケストラのシンバルや打楽器も同じような役割を持っているのかもしれません。

場を励起し、ほかの楽器の音の相互作用を強めているのです。

そのようなノイズは意識の覚醒作用を持っていると思います。

ジャングルでは様々な揺らぎノイズが発生していますが、ノイズが場を励起することで

生命が活性化するのではないでしょうか。

ノイズに生命の成長を早める効果があるかもしれません。





出だしのノイズの多い音は意識を覚醒させます。





調べてみたら京都大学でこんな研究がありました。


ノイズ励起現象

http://www-lab23.kuee.kyoto-u.ac.jp/ja/index.php?%A5%CE%A5%A4%A5%BA%CE%E5%B5%AF%B8%BD%BE%DD

北城圭一 氏(理化学研究所・脳科学総合研究センター) †

「ヒトの脳での確率共振とノイズ誘起現象」

ヒトの脳はノイジーな環境の中で頑健に動作をしている。脳の内外のノイズが神経情報処理において機能的役割を果たしていることを示す実験証拠を紹介する。微弱な信号と適度なレベルのノイズを非線形システムに入力したときに信号伝達が最適化される確率共振現象がヒトの脳で起きる証拠、特に、閾値下の視覚信号検出能力が微弱な視覚ノイズ入力によって上昇することを示す。この知覚確率共振は脳波で観察される脳活動の大域的位相同期の上昇をともない、脳の神経活動の位相同期と知覚との因果関係を示唆する。さらに脳の内部ノイズレベルと確率共振効果の個人差、経頭蓋磁気刺激を用いたノイズ誘起現象に関する実験手法を紹介する。