思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

個と全体の一体化

2017-01-18 20:09:41 | 思想、哲学、宇宙論



https://happylifestyle.com/3417

生きている間に、私たち人間は、大きな目的を与えられず生きてきました。

とはいえ、目的を与えられていないだけで、実は共通の目指すべき方向はあります。

それが「個と全体の一体化」です。

私たちは、宇宙の中にいるのですから、少なくとも宇宙の流れに従っていかなければならない。

その宇宙の流れというのは「個と全体の一体化」です。

個人が、全体と一体になるということです。

「調和」ということもできますし「愛」ということもできます。

調和は、周りと自分が1つになることです。

愛も、自分と周りとが1つになるということです。

よく恋愛における「愛」と思われそうですが、限定された愛です。

相手と自分との一体化しか考えていない、限定付きの愛だからです。

本当の愛は、自分も相手も周りも一体化する、大きな愛をいいます。

世の中にある宗教は、文化、聖典、言葉、生まれの違いこそはあれ、どれも同じことを言っています。

それが「個と全体の一体化」です。

私たちは、その個と全体が一体になるような習慣を、知らず知らずの間にしています。

挨拶。

助け合い。

協力。

愛し合うこと。

才能を生かして生きる。

こうしたことは、あなたもよく耳にする言葉でしょう。

しかし、どれも、個と全体が1つになるための素晴らしい習慣です。

さあ、手のひらを見てみましょう。

手のひらには、親指、人差し指、中指、薬指、小指がありますよね。

確認しましたか。

それぞれの指だけでは、うまく機能しませんよね。

もちろん動きはしても、手本来の働きをするためには、すべての指の力が必要です。

もう一度、手のひらを見てみましょう。

5本の指は、真ん中にある手のひらで1つにつながっています。

「手」が出来上がり、さまざまな仕事をすることができているのです。

握手をしたり、字を書いたり、ボールを投げたりなど、一体になることで本来の機能を果たし、十分に力を発揮しています。

親指だけで字を書くことはできません。

小指だけで握手もできなければ、薬指だけでボールを投げることもできません。

5本の指が1つにつながり、一体になり、初めてその本来の力が発揮されます。

個と全体の一体化とは、手のような感じです。

一つ一つだけが独立するのではなく、1つになるのです。

1つになることで、ほかの存在も喜ぶわけです。

この考え方を、友達関係、家族関係、社会に当てはめ、宇宙に当てはめてみましょう。

それぞれが独立してはいません。

いえ、独立など、そもそもないのです。

初めから、1つなのです。

「1つにならないといけない」ではなく、すでに「1つ」になっています。

ただ、その連携がうまく取れていないために、差分が生じています。

手のひらのように1つにつながっていても、うまく連携が取れないと、本来の力を発揮できないのです。

挨拶をする、握手する、協力する、相談する、助け合うことは、連携を取り合うことです。

自分の存在が、周りに溶け込み、1つとして一緒に協力しながら生きていくということです。

初めて本来の力が発揮されるのです。




源泉から創造されるもの

2017-01-18 13:27:56 | 思想、哲学、宇宙論
http://en-light.net/archives/9882

源泉は一なるものであり、源泉から創造されるものはすべて源泉の中にあり源泉の外側に生み出されるわけではありません。全ては源泉の中の映像であり、人と呼ばれる肉体精神機構とそれが持ちうる五感を含めたあらゆる感覚、これらはすべて源泉の中に現れ消えゆくものです。




ノンデュアリティーではこのように考えているようですが

源泉を生みの親と考えると、子である我々は親から独立した存在で、単なる映像とは違います。

でないと源泉を認識できません。



我々は源泉から生まれ、源泉に包まれ、源泉と共に生きているのです。