
先日発売された月刊ホビージャパン2023年6月号に、模型のお仕事が載りました。お題はアカデミー1/35 Sd.Kfz.251/1 C型です。作ってて楽しい好キットでした。

いかにもドイツ軍!って感じの車両でほんとカッコイイです。
こちらが表紙。

カラー3Pで紹介してもらってます。

前回のⅣ号戦車に続いてのドイツものです。そしてこれまた好きなスダコフツなので頑張りました。ぜひ誌面をご覧下さい。
そういえば、スダコフツってアラフィフ以上の世代はそうフツーに呼んでますけど(多分)、今の若い人はどうなんですかね?通じないのかな?
そもそもは松本州平氏がモデルグラフィックス誌上でそう呼んで、以後広まったものです。MG誌の創刊号(84年11月号)掲載のエッシー1/72・マーダーⅢと251/8の作例記事です。

私の知る限り、これが出典です。記事冒頭で松本氏が突然「ああ、スダコの救ちゃんのこと?」と発言。MG氏がなんですかそれ?と。松本氏はこれはスダコフツで云々と返し、MG氏が納得。しかしその後騙されたことを知り、デタラメ言いやがって、読者の皆さんはこんな風に呼ばないように、と警告するという内容。
実にテキトーな読み方なのですが、Sd.Kfz.という口語ではどう読んだらいいのかピンと来ない言葉だったところに、実にそれっぽいので定着しちゃったというような印象です。なんとなく的を得てますし、簡潔で言いやすいし、面白い、という新語の流行・定着の諸条件が合わさってますね。こういうの、狙って流行るものではないですからね。
そういえば、宮崎駿氏も何かのインタビュー(MG誌だったと思う)で「スダコフツの、、」と話してましたね。「おおお!宮崎氏まで!」と感動した記憶が(笑)。
その定着ぶりから、中四国AFVの会のマスコット、せんしゃんの妹の名前に頂戴しました。ご存知すだこちゃんです。ハーフトラックの妖精、と言う設定。日本語でいうなら半装軌装甲兵車の妖精です。

で、ミリタリーモデラーの中でも若手の人は「なんですだこなの?」っていう人いるのかな? でも大事な基礎知識(?)として受け継がれているもの、と勝手に思ってるのですがどんなもんなんでしょうね。
そしてスダコフツというと最初の刷り込みから251シリーズがそれ、という風に思っちゃいますけど、原則としてはそうではなくてSd.Kfz.の付く車両は全部スダコフツですよね。でもやっぱ251がそれ、って感じですね個人的には。
ってまあ、どーでもいー話題ですね(笑)でも一度きちんと出典込みで書いておくのは大事かと思うので書きました。
スダコフツであれなんであれ、ハーフトラックっていうのは素敵な車種ですね。子供の頃、私はなぜかハーフトラックが好きで憧れてましたね。理由はよく覚えてないのですが、まあキャタピラとトラックがひとつになっている、普段見ることのない変則的かつカッコいい姿に痺れてたのでしょう。
戦車のプラモを作るようになってから、すぐ買ったのもハーフトラックでした。確か最初がこのタミヤ8トンハーフ。

これ、以前着手してそれきりになってますね。すいません。完成させる気は満々なので(ほんとか)、今しばらくお待ち下さい。
次に買ったのは、モーターキャリア。

初MMがこれでした。最初でこれをセレクトするとはなかなか攻めてますね私。でもかなり難しくて苦労した記憶が。これもいつか作ろうと思ってずっと持ってます。
でも、今お手つきしてるのが、なぜかクォードガントラクター(笑)

中四国AFVの会に行って、人の作品を見てたら「うおお!とにかくなんかプラモつくりてぇ!!」ってなってすぐ買って着手。GW直前から進めてて、ほぼ組み立て終了しました。
前から作りたいと思ってまして、かつ所属する模型クラブの今年の展示会のテーマが「英国」なのでちょうどいいかなー、と。
買ったのは25ポンド砲のセットです。最近スポット生産されたらしく、すぐ入手できました。定価1900円(税別)!でした。安い、、。で、連結してみるとめちゃカッコよくて感動しました。

ここまでできたら完成するだろう、、、、するといいな、って感じですね。
製作については単独エントリーでまた紹介しますね。いやー、作っててほんと楽しいです。
あ、話を最初に戻すと、アカデミーの251も作ってて楽しいキットでしたよ。誌面をみて興味の出た方は、よければ作ってみてくださいね。
というわけでここ最近はプラモっていいなあ!としみじみする日々なのでした。みんなでプラモ作りましょうね。
最後にお知らせです。
前回もお知らせしましたが、5月13-14日に開催される、静岡ホビーショーのモデラーズクラブ合同作品展にて、中四国AFVの会も単独ブースとして参加します。
先日のAFVの会の様子をまとめた「ニュース」を配布しますので、興味のある方はぜひおいで下さい。A4二つ折りの小冊子です。こちらが表紙。

コンテストの受賞者リストとか、上位入賞作品紹介などが載ってます。頑張って作ったので(編集は私が担当)よかったら持って帰ったげて下さい。私は残念ながら今年は不参加ですが、こういう形ででも参加(?)できてよかったです。
というわけでまた。