森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

森男のそれがどないしてんニュース 2022年10月号

2022年10月09日 | 日記
今回はそれがどないしてんニュースです。要するに私の近況とかの話です。近況といってもこの写真のように、相変わらずの通常運行でございます。

●これうまいよ

ショカコーラを久しぶりに買いました。1935年の発売後、今も売っているドイツ国民のソウルチョコ(知らんけど)です。ちと高いのですが(通販で800円くらい。送料などお店によって違うので定価がよくわかんないのですが、まあそれくらいで買えます)

これはほんとうまい。海外のお菓子って基本大味気味で、食べると「ウッ」ってなることが少なくないのですが、これはちゃんとうまい。例えばハーシーのチョコレートとかはまあうまいんですけど、森永ミルクチョコレートの繊細な味とはまたちょっと違う。でもこのショカコーラは日本の舌的にも(?)うまい。

8個2段で計16個入ってるんですけど、届いてからこの写真を撮るまで数日ブランクがあったんですが、その間我慢できなくて1段目全部食べちゃった(笑)というのがそれを証明しているといえるでしょう(そうか?)。

で、カフェインが入ってるんで「カ・コーラ」なんですね。けど寝る前に食べても寝れなくなるほどではないです(それはお前が酒を飲んでるからだ多分)。独軍の軍用糧食としても有名です。ドイツ兵の戦記とかで「チョコレートを食べて云々」ってときどき出てきますけど、それがこれ、なんですね。日本軍での森永ミルクキャラメルみたいな感じなのかな?と。あ、さっきから森永森永書いてますけど、森永さんからは何ももらってないですからね。念の為。

で、このチョコのいいところは容器のカンカン(昭和的表現)がちょっとした小物入れになるんですよ。これはでかい(笑)ほんとお勧めです。

●みみちゃん大好き

マルシンハンバーグはとても好きなんですが、残念ながら近所のスーパーではなぜか売ってないんですね。でも最寄のコンビニで売ってることを発見。これは嬉しい、、。あまりにも嬉しくて最初は3つも買ってしまった(笑)
これ、うまいですよねえ、、。フライパンでカリッカリに焼いて、マヨネーズと醤油をちょろっとかけると、もう完璧。ケチャップもいいんすけどね。私はマヨネーズ派。
ごはんとフリーズドライの味噌汁、スーパーで買った柴漬けがあればもうなんにもいらない、、、って俺ほんと安いな、、、(笑)。

でもマジでうまいんですよこれ。あと、最近のフリーズドライの味噌汁って凄いですね。ちょっと高いですけど、豆腐はほんと豆腐になるし、ナスもナス以外にはありえないというくらいナスです。ナイスナスです(すいません)。食品メーカーさんの努力には頭が下がりますね、、。

●いろんな意味であのころは必死だったな

資料を漁ってたら、「月刊Gun」誌の読者ページ「Gun子新聞」に掲載された私のイラストを発見しました。1993年8月号。キャー、恥ずかしい!(笑)
ペンネームは「武装島田倉庫」。椎名誠氏の小説タイトルですね。特に深く考えずテキトーに名乗った記憶が、、。それにしても29年も前なんか、、。稚拙ながら(今も稚拙ですが)頑張って描いてますね私。偉い偉い(笑)当時から銃の好みとかぶれてないのも偉い(?)

Gun子新聞は、ほんといい読者投稿ページで毎号楽しみでした。当時は専門誌のこういう読者ページが我々ファンの情報交換や意見開陳の唯一の場でした。SNSとかがある今ではちょっと想像しにくいですよね。当時を知っている私でも「こんな感じでやってたんだ」とびっくりします。例えばイラストも原画を送って、掲載されても没になってもそれっきりなんですよ。今ではちょっと考えられない、、。

この頃だとパソコンはオンラインになってましたけど、一般的ではありませんでした。パソコン使える人自体圧倒的に少なかったし、ワープロすら持ってる人は少数でした。学校のレポートも手描きがほとんどでした。

とにかく全てがアナログだったんですよね。イラストでも自分の意見でも、それを広く他人に伝えるには本に載るしかないんです。ほんと隔世の感があります。

例えば、誰かが何かに対する意見を述べる投稿が掲載されると、その意見への同意や反論が載るのが1ヵ月後なんですね。しかも、そのリアクションも全て載るわけじゃなくて、編集者によって取捨選択されるわけです。

ほんと今では想像すらもできないような状況です。でもちょっと前まではこんなんだったんですよねえ、、。

まあ、どっちがどうとかはおいといて、こういう時代の違いに思いを致すとほんとしみじみしてしまいます、、。

今だと絵でも自分の意見でもなんでも誰もが世界中にUPすることができます(誰もが見てくれるかどうかは別にして、ですが)。これは革命的なことですよね。世の中って、人の考え方とかこういうところからじわじわ変わっていくんだろうなあと思いますねほんと、、、。

●マジでお世話になりました

「プラモデル大百科」(ケイブンシャ)と「プラモ世界の戦車」(立風書房・ジャガーバックス)です。子供の頃何度も何度も何度も読んで、ボロボロにした本です。これいつか紹介しようと思って写真を撮って、すっかり忘れてました。別の写真探してたら出てきたんですね。
子供の頃買ったやつは、当然ボロボロになって捨ててしまいました。どっちも大人になって買いなおしたものです。

それにしても「大百科」は今でも通用する内容でばかりでびっくりします。道具の選び方とか丁寧で実に的確かつ分かりやすい。

今「プラモ始めたい」って人に「とりあえずコレ読め」って渡しても全然問題ないですね。再販するだけで売れそう、、。でもケイブンシャは今はもうないというのが残念。

「プラモ世界の戦車」は各戦車の実車のデータと模型の情報を併せて紹介してます。
情報としてはほんと微々たるものなのですが、子供からするととっかかりとしては実に的確でありがたい内容。いやほんと「とっかかり」って大事なんですよね、、。

これらの本はまたちゃんと紹介したいと思います。プラモに限らず、昔はこういう子供向けの趣味(釣りとか)の入門書ってたくさんあったんですよね。そのおかげで「こういう世界があるんだ!」と教えてもらったわけで。
こういうのがなかったら、多分今の私はありません。感謝・感謝ですねほんと、、。

●で、じゃあお前のプラモは今どんなだ?

と問われると何も作ってません(笑)でもこないだ久しぶりにエアブラシを稼動させて、休止中のザクに色を塗りました。

クレオスの軍艦色(2)を塗って剥がしを繰り返し、やっと見えてきたような、って基本色塗っただけなんですが(笑)

肩のアーマーにはもちろん(?)旭日旗をバーンと入れます。日系搭乗員(もち女性)が乗ってるという設定。日系搭乗員が昔の日本憧れ(先祖が海軍将官とかでも可)で自機を塗装したらいいよなあ、という感じですねえ。「見敵必殺」とか変な字体の漢字で描いたらいいかも。ああ、楽しい、、。


あと、実家に置いてるあるプラモが必要になって取りに行って(本含め結構な量を置かせてもらってるのです)発掘中に「あ、これ」と思い出して持って帰ってきたタミヤのチンク。
これでカリ城のんを思い入れ120パーで作ったろうとずーっと思ってるけどできてないんすよね。私はそういうのばかり(笑)。
タミヤのチンクはほんとフォルムが素敵です。

で、イメージとしては大公のお屋敷の焼け跡をベースにして、荷物はちゃんと再現して積んで、エンジンも出来るだけキッチリ作って、小物はストーブやフライパン、もちろんどん兵衛、シモノフもスクラッチして、でもフィギュアはなし。チンクや小道具をリアルに作り込むことで「ああいう感じ」を自分なりに再現したいなあ、、って箱から出しただけじゃん!(笑)

●モーゼル。とにかくモーゼルなんだよ、、。

ツイッターで交流させてもらっているTgutiさん(日本軍装備にとても詳しい方)から「マルシンモーゼルの20連弾倉の在庫がある模型店を発見。貴隊で所望なら抑えるがいかに」と入電。「1個でも必須也。2個あればなおよし!」と即座に返電。「装弾子も発見!」「ぬわにぃ!?2個!どっちも2個!!2個であります!!」。というわけで届きました(真ん中のがそれ)。こ、これは嬉しい、、。
Tgutiさんの好意で、おまけで10連マガジンまで付けてくださいました(これも真ん中の)。以前こちらが送ったものの返礼とのことでしたが、とてもそれに見合うものではないです。感謝の言葉もありませんです、、。当然、どれも新品でしかも安かった、、。嬉しい、、。で、写真撮るために集めてみたらクリップ7個も持ってました私(笑)これで手持ちは20連マグ4、10連2、クリップ9、です。つまり190発保持できます。多スギ(笑)しかもM712の完全品持ってないという(笑)
手持ちのパーツをかき集めてみると、ある部品はあるけどない部品はない(当たり前だ)。いつか完品にして、フルオートチャレンジしてみたいですねえマジで。

さて、Tgutiさんは自主映画「わたしのあしながおじさん」(安原伸監督)の主役を演じた方です。同監督の「国防挺身隊」にも出演。これらの作品、自主映画ながら実はとても有名なのです。ご存知の方も多いのではないでしょうか。安原監督の各作品はDVDとして発売されています。パッケはこんな感じでライト方面フルスロットルなのですが(笑)、エンタメ感覚あふるるとても面白い映画ばかりです。
私は高校生のころ読売放送の「CINEMAだいすき」で放送された「わたしのあしながおじさん」を観て、自主映画とは思えないそのクオリティに驚愕しました(Wikiによりますと「CINEMAだいすき」映像大賞グランプリを受賞していますので、そのお披露目時の番組だったのでしょう)。

この映画は他にも93年の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 ファンタスティック・オフシアターコンペティション部門審査員特別賞」を受賞しています。ゲストのクエンティン・タランティーノ監督に大絶賛されたとのこと。まあそれくらい凄い作品なのでぜひご覧下さい。

その何年か後、私は大学で自主映画を撮るのですが、それはこの映画を観たということも大きかったんだなあ、と今となっては思います。

で、なぜかそのTgutiさんと今あれこれ交流させていただいているのですね。高校生のころテレビでみてスゲー!となった映画の主演の方と今になって出会って(オンライン上ですけど)、モーゼルのマガジンを買ってもらうとは夢にも思わないですよね(笑)。不思議なものです、、。

安原監督の作品集はその他「明治天皇宇宙の旅」「ライダー神風」など傑作ぞろいです。とにかく誤解されやすいギリッギリなきわどいテーマ(パッケ参照)を、絶妙なバランス感覚でエンタメに昇華させている力量は本当に凄い。シリアスな主義主張を、一旦客観視してエンタメに転化させることってほんと大事で大切なことなんですけど、それが出来る人は本当に少ない。ぜひご覧下さい(大きい声では言えないんですけどいくつかはY●uT●beにUPされてます)で、もし気に入られたらぜひDVDを購入して下さい。今も売ってます(「日本の総て」で検索するとすぐ出てきます)。Y●uT●beのは画像が悪すぎるので、ほんとオリジナル画質で見て欲しいです。

残念なことに安原監督は2020年に逝去されました。この場をお借りしてご冥福を心よりお祈り致します。もっともっと多くの作品を拝見したかったです。恥ずかしながらDVDが出ていることを知って、検索をして始めて逝去されていたことを知りました、、。本当に残念です、、、。

というわけで今回はお終いです。なんだかんだと長くなってしまいましたが、まあいつものことということでご了承下さい。

それでは。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 模型の持つ可能性について。 | トップ | ドイツ・ケッテンクラート ... »
最新の画像もっと見る