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森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

刺青の実験

2013年08月31日 | AFVの模型
こんばんは。

先週のお姉ちゃんが大体出来てきました。

ツナギは以前のままなのでもう一つですが、やり直すと全部やらないといけなくなるのでちょっとだけいじって済ませました。まあ、みんなどうせ上半身しか見ないでしょうから、大丈夫でしょう(笑)

基本塗装を済ませて、和彫りの塗装に入りました。例によって資料は画像検索(笑)。いろいろ見ていたら、頭がクラクラしてきました。刺青には、やっぱり呪術性があるんだなあと思います。

とても小さいので、はっきりとはとても描けません。右肩は龍、左は般若のつもりであくまでらしさ優先です。桜吹雪もちらちらと。塗りながら、子供の頃に祖父母と「遠山の金さん」をよくみてたなあとしみじみしてしまいました(笑)

モデルは特に決めずになりゆきで造形しましたが、小雪さんを筋肉質にした感じに見えないこともないですかね?いや、やっぱバスクエスか(笑)。

それではまた。

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過去の修正

2013年08月25日 | AFVの模型
来月、昔の作品何点かを某所で展示させてもらえることになりました。もちろん私だけではなくて、所属している模型クラブの何人かの方と合同です。

なので暇を見つけて作品の埃を払ったり、直せる範囲で修正をしたりしています。

昔の作品の中には、今の自分の基準からすると外に出すのがちょっと恥ずかしいものもあります。これは、まあいいように考えると進歩している証なんでしょうけど、修正するのは後出しジャンケンみたいな後ろめたさもないことはないですね。とはいえ、やっぱり恥ずかしいのは恥ずかしいので(笑)、「ちょっとこれはなあ、、」というところだけ直してます。

例えばこれ。タミヤのM26をM26A1に改造するレジンキットを使って、なんちゃって民生仕様にしたものです。本体はまあいいかな、という感じです(ほんとは塗りなおしたいんですけど、、)。9年ほど前の作品で、チッピングを覚えたころで、塗装が楽しかったのを覚えてます。

で、フィギュアがちょっとキツイ。当時スクラッチしたものですが、ヘッドは流用してちょっとだけいじって済ませたような記憶が。今見ると、なんとか女性に見えるくらいの感じです(汗)。右が昔ので、左が今修正しているやつです。複製したので、まだ何体か残ってました。当時は結構よくできたと思ってたんですけどねえ、、、(大汗)。こういう「もっとよくできてたはずなんだけどなあ」という思い込み・勘違いを直視するのはほんとたまらんですね、、。まあ、フィギュアをオミットしてもいいんですけど、やっぱり客引きは欲しいなあと(笑)

ちょっとエッチなのはご愛嬌、ということで(笑)。最近やっとわかってきましたが、こういうのって、ちょっとづつリミッターを自主的に、勝手に、解除していくもんなんですね。インディーのフィギュアで「よくこんなどぎついの作って売れるよなあ」というのが時々ありますが、これはいきなりそれを出したんじゃなくて、作者的には徐々にリミッターを解除していった結果なんでしょうね。うーん、奥が深いです(そうか?)。

閑話休題。で、出来栄えは、まあなんとかほどほどになるかなあ、という感じです。新たな課題として、和彫りの刺青を出来るだけ表現してみようと思ってます。

でも、これだって10年後に見たら、また大汗をかくのかもしれません、、、。そういうもんでしょうし、それでいいんでしょうね。精進あるのみですね、、、。

昨日今日と雨が降ったので涼しくなりました。いま隣の空き地で秋の虫がリーリー鳴いてます。夏も終わりですねえ、、、(しみじみ)。

というわけでまた。


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タミヤのマーダーⅡ(完成)

2013年07月28日 | AFVの模型
というわけで、タミヤのマーダーⅡが完成しました。

初めて作ってわかったのですが、とてもかっこいい車両ですね。車体と砲のバランスがいいんでしょう。

自走砲がキャタピラの増加装甲をしている写真はあんまり見ない気もしますが、まあかっこよさ・模型栄え優先ということで(笑)。キャタピラを砲の防盾につけた場合、どのくらい操作ハンドルが重くなるんでしょうね。照準スピードと生存率のせめぎあいといったところですか。この場合は、戦車砲対策というよりは対戦車銃よけといった感じですね。ドイツ戦車兵にとって、10-20ミリの装甲をポコポコ貫いてくるソビエトの対戦車銃って、ほんとに嫌な武器だったと思います。

増加装甲でシルエットがちょっと変わったので気付いたのですが、マーダーⅡって、ホルニッセやナースホルンの小さい版ですね。いや、逆で、マーダーの拡大版がその2車種かと。ホルニッセはスズメバチ、ナースホルンはサイの意味です。このあいだ、ドイツの戦車はネコ科の名前云々と書きましたが、よく考えたら、全然嘘でしたね(笑)。すいません。あと、エレファントもありますね。そういえば、ライオンがないのはなぜだろう、、、。

開放式戦闘室の自走砲は車内が丸見えなので、情報量が多くなります。塗装や工作は面倒ですが、見所がたくさんあり、やりがいのある車種です。基本的にほとんどディテールアップはしていないのですが、装備品や泥汚し、フィギュアなどで結果的にあれこれと隠れてしまい、あまり気にならなくなりました。砲弾の雷管、キットを尊重して凸モールドで押し切りましたが、やっぱり凹にすりゃあよかったなあ、、、。けど、ま、いいか(笑)。あと、キャンバスの止め具塗り忘れてますね。

というわけで、完成です。キット1400円、キャタピラ789円の約2200円でたっぷり遊んでしまいました。いやー、楽しかった。

ジオラマにしたいとは思ってますが、他にもいろいろ控えてるので、所属する模型クラブの展示会にはちょっとタイムアウトかもですね、、、。

それでは。



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タミヤのマーダーⅡ(その3)

2013年07月28日 | AFVの模型
こんにちは。

マーダーのおじさんができました。うーん、、、もひとつですけど、これくらいで勘弁してください、、、。このイラストのキャラは「kohlenklau」(コーレンクラウ・石炭泥棒)といいます。当時のドイツ政府が作成した、石炭の浪費・ヤミへの横流しを戒める(だったと思う)ポスターに登場します。「石炭を盗むような奴は、これくらい醜いぞ!」というニュアンスなのでしょう。無精ひげで、あやしい泥棒のイメージは、昔から変わらないんですねえ。

このイラストが描かれた車両は、有名な特定できる車両なので(「kohlenklau」で画像検索すると、ポスターともどもすぐ出てきます。作ってから調べる泥縄ですいません)、私のように適当に作るのは「不正解」ですが、「まあこういう楽しみ方もあるよね」くらいに考えてもらえるとありがたいです。「kohlenklau」の文字ももちろんデカールであったんですが「余白を切ればなんとかなるか」と研ぎ出しの手間を省いたら、やっぱり段差が目立ったので(泣)手書きにしました。何度も「kohlenklau」「kohlenklau」と書き直したので、スペルが頭に入ってしまいました。「またつまらぬドイツ語を覚えてしまった、、、」

腰に手をやったフィギュアは、PK(宣伝中隊)に撮られた車長の写真がモデルになったようですね。おっちゃんの相方としては、まだちょっとキャラが立ってないですがまあもういいですね(笑)「ソーセージは切って食うほうがウマイゾ!」

ソーセージ、おいしそうにみえますかね?ひげは、エポパテを練るときにタミヤアクリルのフラットブラック(金髪なら黄色かな?)を練りこんでおくと、塗装の手間が省けるのでおすすめです。腕の毛は塗料のみ。なんかどんどん両さんになっていっちゃうので困りました(笑)

背中にはむき出しのP38をベルトに差してます。ペキンパー(最初「北京パー」って変換された、、、)の「戦争のはらわた」の海賊・クルーガーへのオマージュ(笑)でも、実際にこういう風にしてたら、上官や憲兵に怒られるでしょうね、、。

長くなってしまったので、とりあえずここまで。






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タミヤのマーダーⅡ(その2)

2013年07月21日 | AFVの模型
こんにちは。

タミヤのマーダーⅡの続きです。マーダーというと「殺人者」と勘違いしそうですが、ドイツ語のテン(貂)の意味です。ドイツはなぜかネコ科の動物の名前を戦車につけます。タイガー(ティーガー)はその代表ですね。獣の名前を兵器につけるのはわかるような気もしますが、ネコ科にこだわってるのが面白いですね。

チッピングは大体できました。いつも納得がいくまで何度もやり直すのですが、いつも根負けします。やり直しが前提なので、車体のヘアスプレーチッピングは私には向いていないかも。エナメルでしつこく書き込むのが好きですね。

フィギュアもポーズ・ディテールともどもなかなかの出来栄えです。ヘッドホンコードが当時のモールドの限界といっていいほどに再現されているのは感動ものです。なので、それを尊重して極力生かしています。胴体は油絵の具で、顔はタミヤエナメルで塗装しました。顔を油絵の具で塗るのはもうちょっと練習しないと難しいようです。

相棒(後述)のあくが強すぎるので、眼鏡をつけてキャラを立てて、負けないようにしました。眼鏡のフレームはリード線、レンズは木工用ボンドを表面張力させて再現。

で、相棒です。どっかで見た顔だと思いませんか。あはは。端正な顔を作るのは非常に難しいのですが、そうでもない顔はわりと簡単です。でも、イラストを元に逆似顔絵にするのは難しいですね。似てますかね?

ベースはキットのもう一人で、エポパテで改造。ビンは透明ランナーです。中身はあきらかに水ではないですね。ロシアの力水ですかね。極太ソーセージを独り占めして、小指を立ててるのがわれながらゲーコマです。ふと思ったのですが、戦場での飲酒がばれるとどういう処分をされたんでしょう。重営倉とか?東部戦線など、過酷な状況ならば、戦闘に支障をきたさなければ看過されてたのでしょうか。時代や軍によっても違ってたとは思いますけど。ソビエト軍はそういう規定すらなかったかも(笑)。そういえば小説「坂の上の雲」で秋山好古が銃撃戦の最中、日本酒を飲んで暇をつぶしている描写がありましたねー。

フィギュアを乗せると車両もグッとしまりますね。「ワシの自走砲じゃい!!文句あっか?」って感じですかね。

これはおまけ。複製してどうにかして売るつもりで、昔作ったお姉さんです。前述したとおり、美人はとにかく難しいです。今となっては、なぜチャイナドレスなのか、我ながら理解できない、、、。でも、今ならクロスレイとか八九式とかがでてるので、案外あわせやすいかも。とりあえず、複製はするつもりです。

いやー、こういうのを作っといて言うのもなんですが、人間って不公平です。でも、神様に文句を言うのをぐっとこらえて、自分に授けられた能力を駆使して最善を尽くしたいものです(と自分にいい聞かせる)。

それでは。そろそろ投票にいかないと、、、。

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タミヤのマーダーⅡ(その1)

2013年07月15日 | AFVの模型
とりあえず、模型の話題からいきます。でも、基本多分ほとんどが模型の話題です(笑)
専門用語などは説明せずぶっちぎりでいきます。ほんとすいません。

今タミヤのマーダーⅡを作ってまして、大体できてきました。他のことをしながら、ちょこちょこやって、ここまでで3週間くらいです。

1975年7月発売のキットですが、とてもよくできててびっくり。とはいえ、今のキットと比べて遜色ないとまではいえないですね、残念ながら。なので、気持ちよく無改造でいこうとスタート。しかし結局我慢できず、あれこれといじってしまいました。

一番の改造箇所は無線機。キットには無線機パーツはなく、あるべき位置はガランドウです。取材した車両(アバディーンかな?)にはなかったんでしょう。なので、ジャンクパーツのフンクワーゲンのを切り取って収めました。形状はもちろん、パイピングももちろん適当。資料は、ドラゴンのを作ってる見知らぬ方のブログの写真(コラコラ)。最初は無改造で押し切るつもりだったので、途中まで下の写真のような感じでした。でも、ちょっとあまりにもあまりかなーと思って、途中から無線機を押し込むことにしたので、結構なウルトラCな作業に。こういうことはあんまりしない方がいいですね。

キャタピラも、ちょっと厳しいので、ヴェスペ用のをタミヤカスタマーサービスさんに注文して取り寄せました。代引き送料込み789円で、注文後3-4日で来ました。タミヤさん偉い!

追加するパーツもタミヤの古い目のやつを優先して使ってみました。増加装甲のT34のキャタピラや、丸めた布、車内の機銃弾箱、リュックなどなど知ってる人がみたら「あー、これ懐かしー」となるかもしれません。旗は、エポパテを伸ばし伸ばしで作りました。Ⅲ号戦車のキャタピラはグンゼのハイテックの残り。お気づきでしょうが、作風から塗装の感じから、何から何までこないだ入賞したⅢ号とそっくりですね。あはは。

このマーキングの車両は特定できる有名なやつなんでしょうが(全然調べてませんけど)、こういう増加装甲はしていないでしょうし、その他のこまごましたディテールも適当にやってます。詳しい人からすると噴飯ものの、中途半端なフワフワした作品かと思うのですが、自分的には結構気に入ってます。思った以上にカッチョいい車両ですし、車内がすっかり見えるので、作ってて楽しいですね。「自分が乗員だったら、これはここに置くよなあ」「あ、でもこれがここにあると邪魔だから、ちょっとずらそうか」とかとか。

フェンダー上の木の箱は、初めてヘアスプレーチッピングをしてみました。木に塗ったペンキがはがれた表現にもとても向いているようです。楽しいですね。なつかし系のジオラマでも、例えば牛乳箱やコーラのビンケースの表現とかにも使えそうです。

あと、最近油彩をはじめたので、これにももちろんやってみました。油絵の具は色の深みがあり、表現の幅がとてもあるような感じで、ほんとに気に入りました。自分に合ってるような気がします。写真ではちょっとその微妙な感じが写りきらないのが残念です。後ろのPPSHの銃床や、木箱も油彩です。木の質感の表現にも、とても向いている画材ですね。

というわけで、次はフィギュアの工作に入ります。

それでは。うーん、やっぱり長いなあ。ほんとすいません。





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