~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

母の日に思う〜母なる地球

2024-05-13 07:39:45 | 日記
昨日は母の日でした。
野球中継では、選手がピンクの
バットを持ち、審判員もピンクの
ユニホームを着ていました。
私は思わず、これって何の意味が
あるの?と言ってしまいました。
母の日は、母を思い感謝する日
です。
でも、決して忘れてはいけない
母がいます。
それは地球です。
私達は母なる地球に抱かれて、
育まれ生きているのです。
その地球が瀕死の状態で、
今や待ったなしのところまで
来ていることは誰もが気がついて
いる筈です。
母なる地球は、何度も人間に
警告し続けています。
この1年の海水温の上昇は
凄まじいものだそうです。
もう、温暖化の時代は終わり、
沸騰化の時代になったと国連の
グテーレス事務総長も警告して
います。
日本では、東日本大震災が起きた
時に、私達は立ち止まりこの意味
することを考え、これからの
進むべき道を模索した筈です。
でも、復旧復興、頑張ろう日本
を掛け声に、来た道を引き返す
ことに必死になりました。
世界各国で自然災害が起こり、
ついにコロナパンデミックにより
世界中が止められたのです。
それでも人間は懲りずに、さらなる
戦争を始めたのです。
縄文の時から、和の精神が刻まれて
いる私達日本人は、戦後戦争を
しない国にしたはずなのに、
今、武器も作れ戦争が出来る国へと、ひたひたと近づいています。
今の地球の状態をみれば、
戦争なんかしている時ではなく、
経済の豊かさが幸せをもたらす
ことがないことにいい加減
気がつかなければなりません。
我が母を思うように、母なる地球に
一人ひとりが思いを寄せれば
必ず地球は良くなるはずです。
私達人類は地球に愛され、宇宙に
愛されているのですから…
東日本大震災の直後にアイヌの
宇梶静江さんが書かれた詩
「大地よ」をあなたの魂に刻んで
下さい。
    
   大地よ
  重たかっか
   痛かったか

  あなたについて
 もっと深く気づいて
   敬って

  その重さや
   痛みを
  知る術を
 持つべきであった

  多くの民が
   あなたの
 重さや痛みとともに波に消えて
   そして
  大地にかえっていった

 その痛みに
 今 私たち
残された多くの民が
 しっかりと気づき
 畏敬の念をもって
   手をあわす
        宇梶静江
   


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