昨日は、湯河原の幼稚園にランディさん達、色えんぴつの会主催の
中谷先生の講演会に行って
きました。
中谷先生は、生きづらさを抱える
大人や子どもに、家族に、寄り添ってきた方です。
どんなに大変な状況にあっても、
中谷先生の話を聴けば、心が軽くなり、希望が見えて来るのです。
中谷先生は、人間は手をかけないと
人間として育っていかない。
大人が責任を持って育てる!
コロナで人間によって育てるのが
AIやデジタルになった。
でも、人間の手で人間になっていくことを諦めてはいけないと言って
ました。
中谷先生は、今依存症の相談を
受けているそうですが、依存症と
言えばアルコールか薬物と思いますが、今はそういう相談はなくて、
相談の多くがギャンブルの依存だ
そうです。
ネットでポチっとでできるので
十代の子どもも多いそうです。
日本は自殺率が先進国のなかでも
高いそうです。
自殺を減らすには、対話しかない
そうです。
聴くことから、その人の存在を
受けとめることだそうです。
最近テレビで、盛んにクイズ番組を
やってますが、クイズは分かれば
良いけれど、分からなければダメ!
って言うことです…
この話を聞いて、私たちは気がつかないうちに、いいか悪いかの二つ
しかない世界を刷り込まれているんじゃないかって思いました。
若い人達が何かやる時、0か100
で判断してると聞いたことが
あります。
完璧に出来ないとダメと思う
そうです。
中谷先生は、宙ぶらりんで耐える力を持つことが大事だと言われてました。
辛いことも、対話で軽くしていく
ことが出来ると…
コロナでリアル対話が少なく
なりました。
コミュニケーションがどんなに大切か、聴くことがどんなに大切かを
改めて感じました。
今回のタイトルは『不都合な事を
話し合える関係を築いていこう』
でした。
深く考えさせられお話でした。
それでも、希望が持てる中谷先生の
お話でした。
行って良かった~