~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

顔真卿の書から初女さんの言葉が…

2019-02-14 23:42:21 | 日記

今日は上野に「顔真卿(がんしんけい)」を観に

行きました。

顔真卿が書いた「祭姪文稿(さいめい)」が

展示されているので、海外からもこの書を

観ようと来ている人が大勢いました。

中国語があちこちから聞こえて来て、私は日本で

観られる贅沢を感じました。

1年間勉強してきた「建中帖」もあり、本物を観て

ビックリしました。

あまりに静かな字だったので…

臨書していた時は、溢れるエネルギー飛び出して

来そうな、そんな字だと思っていたのに、

落ち着くべきところに、ちゃんと落ち着いていて

深い静けさを湛えている字だったのです。

本物の凄さを、あらためて知りました!

私は一年間、何を見て書いていたのだろうと

驚いてしまいました。

こういう字だという思い込みが、どこかにあり

その目でみていたからなのでしょうね。

ふと、これって人にも言えないだろうかと

思ってしまいました。

あの人は、こういう人だからと、決めつけて

見てはいないかと…

そういう目で見ると、そのように見えて

しまうのです。

初女さんは、いつでも真っ白な気持ちで

向き合って下さいました。

過去も見ず、その人の今を見ると言われて

いました。

このことが、どんなに大切な事であるかを

唐の時代の書から感じました。

 『その人の今を見ようと

    いつも思っています。

            佐藤 初女』



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山川亜希子さんのブログ

2019-02-12 22:30:15 | 日記

今日も寒い一日でしたが、10日のガイアの上映会を

思い出すと、心も体もほわっと温かくなります。

ガイアシンフォニーの映画もDVDが発売されると

自主上映の数が減ってしまったように思いますが

自主上映によって、ガイアネットワークが生まれ

ガイアによって、人が繋がっていくことが実感

出来ました。

10日は、久しぶりの大きな会場での上映会でした。

監督の嬉しそうな顔を観て、私たちも幸せな

気持に包まれました。

まさか、監督がピアノを弾くとは…

10日のことを山川亜希子さんがブログに書いて

いました。

さすが、山川亜希子さんです。

同じ場所にいて同じ空気を吸っていたのに、

私は、なかなか伝えられません。

山川さんのブログで、あの時の幸せを

分かち合いたいです~

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ガイアシンフォニー上映会~監督がピアノを弾いたよ

2019-02-11 18:25:05 | 日記

昨日の「ガイアシンフォニー2番」の上映会は

555席が満席となりました!

初女さんとランディさんの対談をやったホール

なので、あの日のことが思い出され、何だか

ちょっと胸がキュンとしました。

受付が落ち着き、途中から会場に入ると

一番後ろの階段の処に座り込んで

スクリーンを観ている監督がいました。

初女さんの映像をじっと観ている監督…

そんな龍村監督の姿を見ていたら、初女さんに

一番会いたいと思っているのは、監督かも

知れないと思えたのです。

監督の淋しさも苦しさも、初女さんなら

受けとめてくれるはず…

監督の後姿を見ながら、そんな思いになりました。

今回、監督を元気づけようと豪華なゲストが

集まって下さいました。

ガイアへの思いを語りながら、監督へのエールを

送っているのが伝わってきました。

そして、満席の会場からのエール!

最後は、ピアニストのウォンさんが初女さんの

好きだった浜辺の歌を弾いて、皆で歌う

はずだったのですが、何と監督がいきなり

「浜辺の歌」を弾いたのです。

監督は終始ごきげんで、ガイアの9番をと、

主催者の小山内さんが監督に投げかけると

「ベートーベンは第9を作って死んだ

僕も9番を作って…」と意欲を見せてくれました。

久し振りにガイアの2番を観ましたが、

何年経っても色あせることなく、心響かせる

映画だなと思いました。

昨日は会場全体が温かい雰囲気になり

ガイアに集う人の優しさに感激しました。

一つ驚いたことには、俳優の榎木孝明さんが

「今日、ガイアを初めて観た人」と聞いたら

かなりの手があがったこと

ガイアに出会ってない人が、まだ沢山いることを

知りました。

ガイアシンフォニーも初女さんのおむすびも

人と人を結ぶお役目を持っているなと

思いました。

 




 

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佐藤初女さんと龍村監督

2019-02-09 15:43:13 | 日記

明日10日の逗子文化プラザでの

「ガイアシンフォニー2番」の上映会は、2月1日が

ご命日の初女さんを偲ぶものでもあり、会場では

初女さんの写真展も開催されます。

そして、龍村監督もいらして下さいます。

今、色々検索していたら、14年の明治神宮での

初女さんと監督の対談のYouTubeに出会いました。

実は、この時わたしがホテルで初女さんに会って

いたら、監督がいらして一緒の車で明治神宮に

行きました。

名嘉ボクネンさんの知り合いの方が、車で来て

下さり、日本に何台もないという

防弾ガラスの外車に乗って、座席が

高級のレザーで、転してる方がスキンヘッドで、

監督が「見た目はこわいけれど良い人なんだよ~」

と、笑って紹介して下さい

初女さんは、いつものように落ちついて静かに

ゆったりとしてるのに、私は「防弾ガラスの車、

生れてはじめて乗りました」と、興奮しまくって

いました。

青山辺りで監督が「あれが彼の事務所があるビル」

と言った時は、私の中で「事務所=何とか組}

という妄想で一杯になり、極道の妻のおまけの

気分になっていました。

そんな、初女さんと監督との道中を思い出しながら

YouTubeを観てたら、懐かしくて胸が一杯に

なってしまいました。

明日、監督はどんなお話をして下さるかしら

楽しみです!

まだ、お席があるようです。

お待ちしています~

佐藤初女さん「監督さんへの質問」2014年8月9日於:明治神宮参集殿

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初女さんが心に刻んでいた言葉

2019-02-08 18:21:01 | 日記

昨日は亡くなった息子の誕生日でした。

ケーキを買って来て「今日は創(つくる)の

誕生日だから、誕生日の歌を歌うよ!」と言って

大きな声で歌ったら、息子が「今年からこの

パターンで行くの}などと、からかい

家族3人で、短~い誕生会をしました。

今朝、ラジオを聴いていたら、

『人生は必要なことしか起こらない』という

言葉を耳にしました。

ある意味、きついともとれる言葉ですが

何だか妙に納得しました。

息子を亡くした時、神さまは背負いきれない

荷物は背負わさないと言われ、私はその言葉に

とても抵抗を覚え、こんなに苦しい荷物は

背負えないと言ってましたが、気がつけば

あの苦しみが、私の進むべき道を示して

くたのです。

「人生は必要なことしか起こらない」

苦しい時に、こう言われたら凹むけれど

視点を変えたら、これも私の人生において

必要なことなんだと、受けとめられるかも

しれません。

何が良くて、何が悪いのかなんて分からないのかも

しれません。

息子の死が与えてくれた出会いによって

今の私があるのですから…

初女さんが心に刻んでいた言葉が思い出されます

『神の計らいは限りなく

 生涯私はその中に生きる』

 

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ガイアシンフォニー2番の上映会~初女さんを偲んで…

2019-02-06 23:07:24 | 日記

2月10日、逗子文化プラザで初女さんを偲び

ガイアシンフォニー2番上映されます。

10年ほど前、ひとりの女性がガイアの上映会を

やっていると聞き、私はその女性に会いに

行きました。

小山内さんは「海外旅行に行ったと思って、

やっているの」と、にこやかに笑って

話してくれました。

それを聞いて、私も初女さんの講演会をやって

みようと思ったのです。

小山内さんの行動が、私の背中を押して

くれたのです。

初めての主催で555席のホールは、大きすぎて

物凄いプレッシャーでしたが、思いつくことは

全部しようと心に決めて行動したら、

初女さんの大きな力もあって、1ヶ月前に

満席になり、それからは毎日お断りするのが辛くて

家族の前で泣いてしまいました。

初女さんが「ひとりの女性の情熱がまわりを

動かす」と言って下さいました。

今回、主催の小山内さんの行動を見ていて

私は、初女さんから頂いたこのお言葉を

小山内さんに贈ります!と言いました。

彼女の行動と思いに、動かずには居られなく

なりました。

出演者も小山内さんの思いに動かされ

豪華ゲストが大集合となりました。

龍村監督・ナレーションの俳優の榎木さん

ピアニストのウォンさん・石笛の雲龍さん

ディジュリドゥのKNOBさん

そして会場では写真家の佐藤正治さんが撮影した

初女さんの写真展が!

これほどのメンバーが集まったガイアの上映会は

これから先、あるだろうかと思われます。

まだ、チケットはあります!

私も、スタッフで働かせてもらいま~す!

皆さん、ガイアでお会いましょう!

お待ちしています!!



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みいちゃんと心愛ちゃん

2019-02-05 22:23:21 | 日記

昨日は、4月の陽気だったのに、今日はいっきょに

春が遠ざかったような寒さです。

私は童謡の『春よ来い』が、小さい頃から好きです。

北国ではないので、そんなに春を待つという

感覚は持っていないのに、この歌の持つ温かさを

どこかで感じていたのだと思います。

春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている

春よ来い 早く来い
おうちのまえの 桃の木の
つぼみもみんな ふくらんで
はよ咲きたいと 待っている

短い言葉の中に、みいちゃんへの愛情が

感じられます。

随分前に聴いたラジオの番組で、大学の先生が

どんな生きものも、子どもの時に可愛いのは

親が愛着を持つためだと言ってました。

人間の世界では、なぜこんなに虐待が後を

絶たないのでしょうか…

10歳で亡くなった、みあちゃんのことが

心から離れません。

春を待つことなく、旅立ってしまった

小さないのち

みあちゃんも、「春よ来い」のみいちゃんや

桃の木みたいに大きくなりたかったはずなのに

みあちゃんのいのちを無駄にしないために

私たちは何をしたらいいのだろう…






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ブックフェア「ポトラ」

2019-02-03 22:49:24 | 日記

今日は2月3日、節分でした。

3月2日~3日に催されるブックフェア「ポトラ」の

チラシ配りが、会場となる桜神宮で行われました。

私は、残念ながら行けなかったのですが

春と共にポトラが来るよ!という感じになって

きました。

去年から始まった「ポトラ」ですが、大人の

文化祭みたいな感じがして、めっちゃ楽しいです。

私は、去年と同様にキッチン班

皆さんの胃袋を満たす、お役目です。

台所にいるだけでも、「ポトラ」の楽しさが

満喫できるのです!

是非、皆さん「ポトラ」を体感してみて下さい。

ポトラ名物「バインミー」も食べて行ってね。

キッチン班が、心を込めて作ります!

3月、桜の街の桜の神社でお待ちしています

[ポトラ2018]

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石牟礼道子さんと初女さんが出会っていたら…

2019-02-02 21:44:58 | 日記

初女さんの命日が過ぎ、2月がスタートしました。

明日は節分!

梅の花も咲いてます。季節は確実に春に向かって

いますね。

2月は深い月だな~

7日が亡くなった息子の誕生日で、10日が

石牟礼道子さんのご命日…

時々、石牟礼さんと初女さんが出合っていたら

って想像するのです。

石牟礼さんもお料理が上手だったそうですから

っと食べもののことでも意気投合したのでは

ないでしょうか。

初女さんのおむすびを、石牟礼さんが

「このおむすびは、魂が宿っていますね」なんて

言ったかもしれません。

初女さんは石牟礼さんの手を包むように

握られ、石牟礼さんの苦しみを受けとめて

下さったかも…

心のきれいなお二人だから、きっと温かく

澄んだ空気に包まれたことでしょう。

初女さんと石牟礼さんの魂は、もうすでに

出会っているかもしれませんね。

『森のイスキアに鐘を贈ってくださった

 レジナ・ラウディス修道院の

 院長さまと初めてお会いしたとき

 「あなたも苦しみましたね」とおっしゃいました

 わかりますか、とお訊ねすると

 「わかります。私も苦しみました」と。

 通じ合える人との出会いは、なによりの

 喜びです。

 二人で鳴らした鐘の音は

 今も私の心で清らかに響いています。

            佐藤 初女』


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初女さんのご命日に思う

2019-02-01 22:00:38 | 日記

今日は、初女さんのご命日。

田口ランディさんが、5分間だけ一緒に瞑想

しませんかと呼びかけて下さいました。

ワークショップで作ったキャンドルを灯し

瞑想すると本当に温かい気持ちになりました。

祈りが深いところで繋がっているような…

そう感じた時、気がついたのです。

初女さんからの最後の言葉「あんたとは

深いところで繋がっているから…」は、

これは私が頂いた言葉だと思ってましたが

こうして瞑想をしてみると、この言葉は

初女さんを思う人、みんなへの言葉なんだと

思えたのです。

生前の初女さんに出会った、出会わないは

関係なく、初女さんを思えば深いところで

繋がれる…

あの圧倒的な母性に、初女さんを思えば

その瞬間から包まれる…

初女さんは、そういう存在になられたんだと

思います。

今朝、おむすびを作ろうとご飯を炊いたら

真ん中が盛り上がり、ふっくらしたご飯が

炊けました。

何だか、初女さんが微笑んでくれているような

そんな気がしました。

 『私はなんにも心配していないの。

  今を生きているから。

  心配する人は必ずといっていいほど 

  先のことばかり考えますが

  先の見えない未来のことに

  あれこれ心を惑わしても

  不安が募るばかりです。

  今ほど確実なものはありません。

  今に感謝していると、

  とても自由な気持ちになり

  一歩一歩確実に進んでいけるように思います。

                 佐藤 初女』

  



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