ある人が、おむすびは初女さんの遺産ですねと
言われたそうです。
遺産…
初女先生は沢山の遺産を遺して行ってくださいました。
ほうれん草を湯がく時、ご飯の水加減を見るとき
大根を切る時…
初女先生の声が聞こえて来るようです。
小さいと思うことも大切にされて来た初女先生は、
沢山の遺産を遺して行って下さいました。
今日、職場の人に「初女先生が亡くなり、山崎さんを
見ていたら、絵本の『わすれられないおくりもの』をhttp://www.asahi-net.or.jp/~uz4s-mrym/page/osusume/osusum61.html
思い出したの」と話してくれました。
初女先生がいなくなったことより、初女先生が遺して
行って下さったものに、心を向けていこうと思いました。
初女先生からの、「わすれられないおくりもの」の
豊かさに感謝です。
柳田邦夫さんは、人は人生で3回絵本と出会う、最初は子どもの時、そして親になって子どもに読むために、最後は人生の後半に出会うと、言ってます。
絵本は、心に寄り添ってくれるものですね。
心の深みに絵本が、そっと支えてくれるようです。
この本は、まさにそういう本だと思います。
嬉しいです!
こちらでこの童話を紹介されていたのでURLに
飛んで紹介文を読んで欲しくなって、先ほど
本屋さんで見つけて購入しました。
私もこんな風に年を重ねて行きたいものだと思い
ます。日々、価値観の違う人と接し疲れてました。
目標とすべきは、あなぐまさんの様な生き方です。
心が、ざわざわし出したら、側においてこの本を
何度で読みたいと思っています。
良い童話のご紹介、ありがとうございます。