~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

愛された記憶~初女さん

2024-03-23 10:58:52 | 日記
作家の平野啓一郎さんが、テレビで
自分は1歳の時に父親を亡くし、
母方の実家で大勢の人に囲まれて
育った。愛された記憶はしっかりあると言ってました。
昔ラジオで、大学の先生が
『どんな動物も小さい時はあんなに可愛いのはアタッチメント(愛着)をもてるようになんだよ。』と言って
いたことが、30年以上経っても
忘れられません。
愛された記憶が、意識に上がらなくても、生きる力の支えとなって
いるのかもしれません。
私の親の年代は、子供に愛してるよ!なんて間違っても言わない
そんな世代だったと思いますが、
父と遊んだおままごと(おもちゃのおままごとで本当にご飯と味噌汁を
作って母に酷く怒られていた父親)を
思い出しても、愛されていたな~と
思えるのです。
愛された記憶って、細やかな日常の
中にあるのかもしれません。
いきものの感性は愛着、愛される
ことで育まれていくのでしょうか…
心を育てるには、やっぱり心を
かけることかもしれません。
    愛された記憶
子育てに迷っても
毎日の食事に心を尽くしていれば
大丈夫。
手づくりのおいしい食事は
なんの説明もいりません。
手料理の味は、深く愛された
記憶として一生涯子どもの支えに
なってくれます。
        佐藤初女
コメント
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