~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女先生の「自然に任せましょ」

2017-04-01 12:12:12 | 日記

初女先生は、よく「自然に任せましょ」と言われて

いました。

だから私も、判断に困った時など先生の真似をして

「自然に任せましょう」と言ってました。

でも、今回初めてこのことの深さが分かったのです。

先生の「自然に任せましょう」は、そこに自分が

ないのです。

私の「自然に任せましょう」は、どこかに

こう運ばれたらいいな~という、自分があるのです。

「我」があるかないか、それは天と地ほどの

差なんですね。

僧侶で作家の玄侑宗久さんが

「あるがままではダメだ。ないがままがいい。

あるがままでは、そこに自分という「我」が

あるから」と言われていました。

「自然に任せましょう」とは、自分という「我」が

ない世界なんですね。

私のように、初女先生の真似ではなく、腹を決めて

「自然に任せましょ」と決断しても、あらわれた

結果に揺れてしまうのも人間です。

初女先生の「揺れてもいい、芯が通っていれば。

揺れながら成長し、大きくなっていく。

それは、人も白樺も同じ」というお言葉が

揺れる心の支えとなってくれます。

深い深い、初女先生の愛情を感じます。

簡単に分かったつもりになって「自然に任せましょ」

と言っていた自分が恥ずかしいです。

先生は体験ほど確かなものはないと、言われて

いました。

本当にそうですね。

苦しい中でからこそ、頂けた気づきかもしれません。

有難うございます。初女先生

でも、めっちゃ揺れるかも…

その時は、側にいて下さいね。


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