~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

名前って…

2012-11-25 22:42:08 | 日記
私は子どもの頃自分の名前が、大嫌いでした。

私の年代は、女の子はなぜか殆んどが、子がついていたのです。

今でこそ、変わった名前も気にならなくなりましたが、あの頃は

「すなお」なんて、しかもそれが女の子の名前なんて誰も考えられず

当然のこととして、私はいつも男の子と間違えられていました。

父に何度、名前を変えてくれと泣いて訴えたことか…

卒業式で全校生徒の前で、自分の名前が言われる時は、凍りつく

思いでした。

でも、大人になるに従って自分の名前が好きになり、苗字で

呼ばれるより、名前で呼ばれる方が嬉しくなりました。

生れてから死ぬまで呼ばれる、この名前は何だかとても意味が

あるように思えるようになりました。

 「森のこもれび」の名前を付けた時は、初女先生の講演会を

やるのに、個人名でやったらお金儲けに思われるんじゃないか

と思い、名前を付けることにしました。

その時、私の尊敬する「森のこだま」姉さんが頭に浮かび

そうしたら、「こもれび」が、ふっと心に降りてきたのです。

初女先生にお聞きしたら、「こもれびは、私も好きな言葉です」

というお返事が返ってきて、森のこもれびに決まりました。

講演会に来て下さった方の心に、こもれびが差してくれれば

という思いでやってきましたが、今回の講演会で大切な

気づきを頂き、先ず私は我が家のこもれびにならなくっちゃと

思ったのです。

息子を亡くした後、主人は自分が目を離すと私が死んで

しまうと思ったと言っていました。

小3だった次男は、いつも私の手を握っていました。

何処へ行くにも、3人が束になっていました。

そうしてないと、直ぐに崩れそうだったからです。

こうやって、私は主人と次男に支えてもらっていたのです。

でも、そのことに気づかず、支えてもらうのが私にとって

自然なこととなっていたのです。

今、主人は人生の岐路に立っています。

今度は私が支える番が来たのです。そのことにやっと

気づき、そうしたら私は、我が家のこもれびにならなくちゃ

と、思いました。

何気なくつけた「森にこもれび」と言う名前

ちゃんと意味があったんだなと、何かのチカラを感じます。

「君は暗いから」とよく主人に言われている私ですが

こもれびになる覚悟を決めました!

初女先生の「明るく・素直に・感謝して」を胸に

我が家を明るく照らします。

そして、今 ここがイスキアに…

コメント (2)
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