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~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

日野原先生でも…

2011-10-23 19:30:43 | 日記
今日は、再放送の「日野原重明 100歳」という番組を観ました。

日野原先生の講演は一度聴いたことがありますが、あの年齢で

ずっと立ったまま話されていたのには、本当に驚きました。

番組の中で、日野原先生の患者さんが二人旅立って行かれました。

満面の笑顔を遺して逝った女性は、その笑顔に家族が元気をもらって

いました。

この番組を作っている間に、日野原先生の奥さんの様態が急変して

救急車で運ばれ、先生が出張先から駆け付けるという場面が

ありました。

その時、日野原先生が奥さんがいなくなることが考えられない。

帰って来て、奥さんの手を握ることが出来なくなることが

想像出来ないと言ってました。

日野原先生ほどの年齢になっても、日野原先生ほど人の死を

診取って来た方でも…

最愛の人の死とは、そういうものなのかもしれません。

そして、その死と向きあい、乗り越えることがどんなに大きく

尊い事か…

親が子どもに育てられるように、遺された者は、その死によって

より深い人生を歩くことになるのですね。

それは、最愛の亡き人と共に歩く人生でもあるのですね…
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