goo blog サービス終了のお知らせ 

~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

ベルギー小日記 今年初めての雪

2010-12-09 21:32:19 | 日記
11月25日

いよいよベルギーでの最後の晩

私達とブリュッセルイスキアのメンバーは、日本大使館のご招待で

夕食会に行きました。

十数年前から、初女先生に会いたいと思っていたという大使夫人は

ブリュッセルイスキアの祝賀会にも来て下さいました。

大使と大使夫人のお人柄もあるのでしょう、ブリュッセルの人達と

大使ご夫婦が、気さくに交流なさっているのは、日本では考え

られないことでした。

この日のご招待は、私達と千葉で伝統芸能をやっている方々

でした。

大使夫人の普段の恰好で、というお言葉通りのいでたちで出席した

私達ですが、行ってみると千葉グループは男性はスーツ、女性は着物

でした。

大使は堅苦しい会ではないというように、ノーネクタイで迎えてくれ

ました。

大使のご挨拶を聞いていて、「あ!ちゃんと初女先生の本を読んで

いらっしゃる」と思いました。

通訳のKさんは、大使夫人からガイアシンフォニー2番を借りたと

言っていました。

去年は、ブリュッセルイスキアの代表もMさんも大使館に連絡を

とったという事でしたが、ちゃんと上の方まで伝わってなかった

ようです。

今年は、何もかもがスムーズにいくのです。

神様が望まれていることは、すべてが上手く運んで行くのでしょうか。

大使夫人の個人的なご招待と思っていた私達は、ちょっと圧倒される

ようでした。

先生の処に、色々の方がご挨拶にいらっしゃるので、私が「先生、

食べてる?何か持って来ましょうか」と聞くと「大丈夫」と

空のお皿を見せてくれましたが、どうだったのかしら…

お料理は、大使夫人とブリュッセルイスキアを訪れた若い日本の

シェフが、初女先生の心を持って作って下さったようです。

にらと卵のお味噌汁は大使夫人の好物とか…

会食になると、カーディガンに着替えた大使が先生の隣に座って

気さくに話していました。

本当に偉い人とは、こういう方なんだろうなーと、言葉を

交わさなくても、見ているだけでその方の人格が伝わって

くるようでした。

初女先生もこの大使ご夫妻に、心からの尊敬の念を抱いて

いらっしゃいました。

会食の後は、お茶のお手前が始まりました。

お茶をたてて下さった方が、先生の隣で色々お話されていたのですが

それを見ていたYさんが、「何だか、先生小さくなってしまったんじゃ

なあい」と言ったので私は、「だって隣にいる方がマツコ デラックス

たからよ」と言ったのですが、彼女はマツコ・デラックスを

知らなかったみたいで、私としてはとても残念でした。(本当に似て

いたですから…)

今回のベルギー行きは先生を入れて総勢6人で、何と私が

最年少なのですから、マツコが通じなくて当然かも…

大使館での夕食会が終わり、玄関に出ると、雪が舞っていました。

この冬初めての雪が…

大使は最後のお客様の車が出るまで、外で見送られていました。

先生は「大使館に呼ばれるなんて、滅多に出来る体験じゃないよ」と

ご自分がというより、私達が大使館に行けたことを喜んで下さい

ました。

雪のブリュッセルは、私にとって忘れられない風景となりました。

ベルギーを知りたいという気持ちが、どんどん膨らんできた時に

帰国となってしまいました。

明日は早朝の出発なので、朝食はなしとのこと、ベルギーの

若い人達と過していたので、心はヤングになったよう…

盛りだくさんのベルギーの旅も、帰る日がやっぱり来てしまい

ました。

初女先生と、こーんなに一緒にいられた幸せな日々に感謝です!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする